《逆転「リバースヒエラルキー」》

No.1417 Spell <第十五弾
NODE(3)/COST(2) 術者:鬼人 正邪
効果範囲:その他
発動期間:世界呪符

【世界呪符】 抵抗(2)

(自動α):
 〔あなた〕は、コマンドカードをスペルカードのタイミングでしかプレイできない。

(自動α):
 〔あなた〕は、スペルカードをコマンドカードのタイミングでプレイしても良い。但し、そうした場合、術者によって必要ノードとコストを無視する事は出来ない。

本来とは逆の挙動が敵を混乱させる。

Illustration:キレロ

コメント

鬼人 正邪のスペルカード。
数多のシューターを驚愕させたであろう画面反転スペルが登場。その効果はVISIONでも遺憾なく発揮され、なんとスペルタイミングとコマンドタイミングを逆転させるという、いかにもあまのじゃくらしく、豪快な世界呪符に仕上がった。

まずこの効果を受けるのはプレイしたプレイヤーのみであることに注意。相手の行動には一切関与しない。

一つ目の(自動α)によって、自分が受けるのはコマンドカードのプレイ制限。
この世界呪符が場にある限りコマンドカードに対する信頼性は大きく低下する。特にカウンターの手段は大きく限られることになるだろう。よってマナの生成強引な取引などのそもそも自分ターンにしかプレイできず影響の少ないコマンドカードを除き、コマンドカードを採用しないという選択肢も考慮すべきである。

そして、小さくないデメリットの代償として与えられる(自動α)はスペルカードをコマンドタイミングでプレイできる様になる特権。
強力である代わりにプレイするタイミングが限られているものの枷を外すわけで、言うまでもなく強力。
干渉で死符『ギャストリドリーム』が飛んでくる、程度なら可愛いもの。ドローフェイズに日符『ロイヤルフレア』が飛んできたり、コマンドがプレイできないのだからとカウンターしたら空虚『インフレーションスクウェア』でテキストを書き換えられたり、挙句の果てには攻撃を通したら必殺『ハートブレイク』が飛んできて突然死したりとまさに何でもありな状況になりかねない。相手からすればもはや何を警戒すればいいのかがわからなくなること請け合いである。
  • ただしかつてのラストスペル同様、コマンドタイミングでプレイする場合は術者によるノードコストの踏み倒しが効かなくなるのでノード管理には注意が必要。コストがもとより0であればそのデメリットは無いも同然なので、コストの軽いスペルとは特に相性が良い。

また同じ輝針城出身のわかさぎ姫/15弾との相性は良好。自分ターンだけでなく相手ターンでもドローが可能なので、その効果を更に引き出せる。その場合、式符『飛翔晴明』のような自己回収効果を持つスペルカードを採用すると良いだろう。

いずれにせよ、このカードが引けない場合はこのカードを当てに採用するスペルカードが満足に動かなくなるので、採用するのであれば間違いなくデッキの軸にすべきである。魔法研究を採用するなど、絶対に引き込めるような構築を取ろう。幸い抵抗(2)が付いているので、カード自体は通しやすい。

  • スペルカードをコマンドタイミングでプレイできるようになる効果であり、奇襲を与えるわけではない。よって、速攻持ちの幻想生物を手札からプレイして防御宣言、というプレイングは不適切なので注意。同様に「スペルカードのタイミングでしか使用できない。」キャラクター効果(例:宮古 芳香/15弾)のタイミングも変更したりすることはできない。


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最終更新:2014年04月19日 13:17