はじめに
1.用意するソフト
よく使われてるフリーソフトを紹介。
- 画像編集ソフト
- GIMP(魔法の杖、パスツール機能など搭載。高性能。操作に癖有り)
- Pixia(パスツール有り。比較的わかりやすい)
- 音声編集ソフト
- エンコードソフト
わからなかったらムービーメーカー、AviUtl、NiVE、GIMPを用意すれば問題ないと思う。
注意して欲しいのはムービーメーカーのような動画編集ソフトとNiVEのような動画(素材)加工ソフトでは目的が違うということ。
動画編集でエフェクト(効果)をガシガシ付けたい!と思っても限界があるし(ある程度はできるけど)
動画加工ソフトで30分の動画を作りたい!と思っても無理がある(出来ないことはないかも知れない)
NiVEで比較的短いシーン(エフェクトをかけたり、動画を重ねたりしたいシーン)を作り、それを編集ソフトで並べていくのがベスト。
2.編集する
ソフトが用意できたら、編集作業。
初心者スレでは素材入手に関しては扱わないっぽいので、各自入手してください。
ここで説明はしないし、スレでの質問もNG。
ファイル形式(コンテナとコーデック)
編集時にプレビューがおかしい・ソフトが強制終了する等のトラブルが起きた場合、読み込んだ素材に問題がある事が多い。
元の素材がMPEG4だったりWMVだったりした場合、まずはそれを疑う。
動画編集に向いてないファイルを読み込んで動かない!と言ってもどうしようもない。
AVIなら平気かというと、そうでもなくて一口にAVIと言っても様々。
AVIとかMOVとかMPEG4とかは只の箱。(コンテナフォーマット)
この箱に映像や音声等を詰めてあるのが動画ファイル。
だから箱がAVIです!というだけじゃ中身までは解らない。
その中身を決めるのがコーデック。
AVIを例に挙げると
映像コーデックではDivX、H.264、Huffyuv等々
音声コーデックではリニアPCM、MP3,AAC,Ogg Vorbis等々
色々あるわけです。
AVIってコンテナを使っていたとしても
H.264+MP3 って組み合わせもあるし
DivX+Vorbis って組み合わせもある。
だから、AVIだから大丈夫!というわけじゃなくてコーデックも重要。
AVIでもDivXやXvid等は動画編集に向いてない。
MPEGやWMVも向いてない。
というわけで
編集用の素材は無圧縮か可逆圧縮(Huffyuv、LCL、Fast Codec)、または連番静止画(BMPとかPNG)で。
可逆圧縮で問題が起きたら他の方法を試してみる。
音声は無圧縮のWAVEにする。
無圧縮はファイルサイズが馬鹿でかくなるけど、トラブルは起きにくい。
ファイルサイズが気になる人は可逆圧縮で。無圧縮と比べて1/2~1/3位になる模様。(Huffyuv使ってる人が多い)
可逆圧縮でもファイルサイズが…という人は非可逆圧縮だけどDV-AVIも選択肢に(非可逆だから、元には戻せないけど)。無圧縮と比べて1/5位になる。
補足:再生・プレビュー時の重さが気になる人は可逆圧縮か編集向きの非可逆で。
スレで質問するときはコンテナだけじゃなくて、コーデックも併記しましょー。
使用コーデックがわからんモン!という人は
AVICodecというソフトがあるので、これで確認できます。
真空波動研はFLVのビットレートをちゃんと表示できないので使っちゃダメ
無事、素材を編集に適した形に変換できたら編集作業。
頑張って作って。
3.出力する(書き出し)
編集が終わったら次は出力。この辺は初心者スレでは守備範囲外みたいだから軽くふれる程度に。
フレームレート(FPS)
Frame Per Secondの略。1秒間に何枚の画像を表示するの?って数値。
高いほど滑らか。低いとカクカク。
アニメだと24FPS、30FPS。テレビのFPSは29.97。通常の設定だと大体30FPSかな。
PCモニタで見る分には60FPSあれば十分(多くのモニタが60が最高値)
ビットレート(bps)
bits per secondの略。1秒間の情報量の多さを表す数値。
高いほど綺麗。低いとガサガサ。
スマイルビデオでは最大600kbps。
これらに気をつけて出力。
そのまま配布用に書き出す人もいるし、無圧縮AVI等の高画質で書き出して、他のエンコードソフトで圧縮する人もいます。
多くの人が無圧縮等で書き出して、FLVなりに変換するって方法でやってるんじゃないかな。
ちなみに自分は無圧縮AVIで書き出し>mencoderでFLV4(VP6+MP3)にしてます。参考までに。
FLV作成・エンコードに関してはFLV作成スレ、高画質スレでどうぞ。
4.ニコニコにアップロードする
最終更新:2008年07月30日 14:16