(上記サイトより、一部抜粋)
事件を起こされた大学生にも何らかの痛烈な思いが今回の息子の事件に対してあったのだという事は分りますが、それを暴力に訴えても何の解決にも至らないと考えます。
暴力に訴えていた場合には恐らく今回の「いじめ」の問題や「学校や教育委員会の現状や隠ぺい体質」の問題がここまで明るみにされることは無く、息子の「死」の意味は犬死として捉えられるだけのものになっていたと思います。
私どもの起こしている裁判に共感して応援して下さるのはとても嬉しい事です。
しかしながら暴力に訴えることだけは決して行わないでください。息子の本望ではありません。
今回の問題に対する意見として、皆様方のお住まいの地域の学校や教育委員会、市や県に対して再度見直しを図っていただくという訴えや行動を起こしていただければ、真の解決に結びついていくものと考えております。
2012年 | |
7月26日 | <県警> 滋賀県警、生徒への聞き取り開始 |
7月21日 | <文科省> 文部科学省副大臣、対策のため支援表明 |
7月20日 | <学校側> 中学校が終業式を迎え教職員が生徒に謝罪する <県警> 捜査を本格化 |
7月19日 | <国家公安委員長> 記者会見で警察と文科省の連携強化を表明 |
<全国知事会> 話題になる | |
<県教委> 緊急対策会議を対策本部に移行 | |
7月18日 | <裁判> 大津警察署で加害者とされる同級生3人を刑事告訴 受理される →今のところの容疑は暴行罪、恐喝罪、脅迫罪、強要罪、窃盗罪、器物損壊容疑罪 |
死亡した男子生徒と家族が、生徒が亡くなる約2週間前に滋賀県子ども・子育て応援センターと滋賀県中央子ども 家庭相談センター(児童相談所)に相談していたが、両センターともいじめには気付かなかったことが明らかに | |
<国会> (参議院 社会保障と税の一体改革特別委員会)で話題になる | |
7月17日 | <裁判> 第2回口頭弁論 |
<文科省> 派遣された職員が大津市に到着し活動開始 | |
7月16日 | <裁判・加害者生徒> 木村・山田・小網の3人とも、民事訴訟においていじめであったことを全面的に否認 |
<県警> 県警捜査幹部 市教委の職員と学校の教員に対する自殺幇助容疑での立件を示唆する | |
7月14日 | <学校側> 中学校で実施したアンケートが公表される →複数の教諭がいじめを疑っていたことも明らかになる |
<県警> 全警察署から捜査員を招集 →今後暴行に加え、恐喝、強要の容疑も視野に生徒ら300人以上に事情聴取を行う方針を決める | |
<市教委> 県教委にも文科省にも報告書を提出していないことが発覚 →遺族から訴訟を起こされていることが理由(?) | |
7月13日 | <学校側> 大津いじめ自殺:体育祭での暴行、女性教諭が目撃し注意していたことが判明。 →教師 生徒へのいじめ認識せずだったはず。 |
<被害者父親> 県警を訪れ「学校の生徒に事情聴取する際、生徒が不安にならないよう配慮」求める | |
<大津市> 17日の第2回口頭弁論でイジメと自殺の因果関係を認める方向で最終調整に入った | |
<市教委> 教育長 改めて訴訟継続を明言 市長と反対の考えを示す | |
7月12日 | <市教委> 2回目アンケートの存在を県警に伝えていなかった事が発覚 |
<警察庁> 長官 「大津警察署」の対応を調査 | |
<文科省> 大津市の越直美市長からの要請を受け、文科省が第三者委員会委員会設置支援などのために職員派遣を検討 | |
<学校側> 保護者説明会を開催し、大荒れになる | |
7月11日 | <大津市> 越直美市長、いじめとの因果関係認め和解示唆。 <市教委> 澤村憲次教育長は因果関係否定変えず。 |
<県教委> 滋賀県庁内でいじめ緊急対策会議 初会合(7月下旬とで全2回の予定) | |
<学校側> アンケート結果について口外しないよう、学校側が被害者の父親に誓約書を書かせていたことが発覚 | |
<県警> 夜、滋賀県警 皇子山中学校と大津市役所を家宅捜査 | |
7月10日 | <市教委> 2回目のアンケート「自殺の練習と言って首を絞める」「葬式ごっこ」今月6日まで見落としていたと謝罪 |
爆破予告により、皇子山中学校休校 | |
7月7日 | <大津署> 被害者父親が被害届けを提出 4回目 |
<市教委> 事件調査を3週間という異例の短さで打ち切っていたことが発覚 | |
7月6日 | <学校側> 校長、「自殺の練習はもともと嘘」「報道は嘘」泣きながら校内放送で語る |
7月5日 | <市教委> 「自殺練習」追加調査しない考え |
7月4日 | <市教委> 自殺練習の記載あったと認める |
7月3日 | <学校側> 15人が「死亡した男子生徒が自殺の練習をさせられていた」とアンケート記載していた事実が発覚 |
5月22日 | <裁判> 第1回口頭弁論 市側「いじめで自殺」全面否定、原告側にいじめの日時や場所を特定するよう求める} |
2月24日 | <裁判> 男子生徒の両親が、市といじめをしたとされる同級生3人らに7720万円の損害賠償を求め大津地裁に提訴 |
2011年 | |
12月 | <学校側> 学校通信やっぱり皇中がすき 8号を発行。 →なかったはずの「いじめ」を学校側が認めている |
<大津署> 被害者父親からの被害届け受理拒否3回目 | |
11月下旬 | <市教委> 調査打ち切り →2012/07/07発覚 |
11月 | <学校側> 全校生徒に2回目のアンケート調査 (完全非公表) →2回目アンケートを実施していたことが判明(2012/07/10発覚)。 →2回目アンケートの存在を県警に伝えていなかった事が判明(2012/07/12発覚) →188件の内、学校が確認したのは3件のみであったことが判明(2012/07/11発覚) |
11月6日 | <市教委><市議会> オーストラリアモスマン市に出発(11月10日帰国) |
11月5日 | 大津市と友好都市であるモスマン市訪問団の出発式 <市教委> 訪問団の代表=澤村教育長(目片市長の代理) <市議会> 市議会議長モスマン訪問同行 |
11月2日 | <市教委> 「数人からいじめを受けていた」とするアンケート結果、自殺との因果関係は不明と発表。 |
11月1日 | <学校側> 第一回目の保護者会が開かれる 当日、加害者母親により校門にてビラが配られる |
10月 | <大津署> 被害者父親からの被害届け受理拒否2回 |
10月18日 | <大津署> 被害者父親からの被害届け受理拒否1回 |
10月中旬 | <学校側> 全校生徒に1回目のアンケート調査 (一部非公表) →感想を記した部分(約600人分)を、市教委に提出していなかったことが判明 (2012/07/19発覚) →さらにアンケートの自由記述部分は不要と判断、提出していなかたことが判明 (2012/07/26発覚) →アンケート結果について口外しないよう、学校側が被害者の父親に誓約書を書かせていたことが判明 (2012/07/11発覚) |
事件直後 | <学校側> 生徒へのいじめを見聞きしたかどうかを教職員約60人に確認 →聴き取った内容を記録に残していなかったことが判明 (2012/07/19発覚) →遺族に調査したことさえも知らせていなかったことが判明 (2012/07/24発覚) |
10月11日 | <県警> 自殺と判断 <被害者> 朝、滋賀県大津市立皇子山中学校の2年生(当時)が飛び降り自殺。 |
前日 3日前 |
<被害者・家族> 部屋が荒らされていた(関係者証言) (2012/07/13発覚) |
4日前 | <同級生> 暴行目撃(→別の生徒が仲裁) |
6日前 | <学校側> 複数教諭がいじめの可能性を疑っていた(2012/07/14発覚) <学校側> 学校のトイレで暴行。同級生からの訴えで、担任は現場へ駆けつける。 →学校側は「いじめではなく喧嘩」と判断。(2012/07/15発覚) |
2週間前 | <被害者・家族> 滋賀県子ども・子育て応援センターと滋賀県中央子ども家庭相談センター(児童相談所)に相談 →両センターともいじめには気付かなかったことが判明 (2012/07/18発覚) |
9月29日 | <学校側> 皇子山中学体育祭での暴行、女性教諭が目撃し注意 (2012/07/13発覚) |