ZOIDS WORLD内検索 / 「反動衝撃キャノン」で検索した結果

検索 :
  • カスタム・イベント
    ...動爆薬 炸裂装甲板 反動衝撃キャノン 硬化セメント弾 メタルクロー サンダーブレード ロングレンジビッグキャノン 超重力弾 全方位弾 長距離ミサイル 地対地自走ミサイル 魚雷 自己誘導ミサイル フロートユニット ホバーユニット ウイングユニット ジャンプブースター 高機動スラスター 再移動加速ブースター フレキシブルブースター クライムエンジン ハイブリッドアーマー アクティブシールド チョバムアーマー ゾイドコア強化剤 GPS複合センサー 全天候3Dレーダー 自己修復強化ユニット WR増設ラッチ WR複合ラッチ パワージェネレーター エネルギータンク スモークディスチャージャー 高速ビーグル 光学迷彩 エネルギー反射板 カタパルト 後部射撃銃座 速度連動爆薬 歩行消音機構 VTOLノズル 複座コクピットシート パワーコネクター ゾイドコア強化タンク スナイプスコープ S型連結ラッチ...
  • カノントータスHG
    カノントータスHG 所属 ヘリック共和国 サイズ M16 HP 2000 WR 1 射撃 400 格闘 0 射程 7 前+2 移動 1 直進+1 適正 水 特殊 大口径ビームキャノン:(宣言)正面ラインのみ射撃600
  • コマンドウルフ
    機体概要 中央大陸戦争、および西方大陸戦争で活躍したヘリック共和国の高速戦闘機械獣。集団戦法を得意とし、各期の連携を最大限に生かした戦い方で大型ゾイド等にも対抗することができる。 形式番号 RZ-009(RHI-3) 全長 14.7m 全高 7.9m 全幅 重量 46.0t 最高速度 210km/h 主兵装 エレクトロンバイトファング 50mm対ゾイド2連装ビーム砲座 スモークディスチャージャーx2 ストライククローx4 機体仕様 A1型 旧大戦時に生産されたコマンドウルフ。 共和国軍Mk-2部隊に配備されていた。 A2型 /A装備 AZ2連装250mmキャノン砲塔を含むアタックユニットと呼ばれる装備を施した機体。ステルス性のある蒼い塗装が施された416部隊所属機が有名。 追加装備 AZ250mmロングレンジキャノン砲 ア...
  • EP2.7
    ZAC2100年7月に始まった第2次全面会戦は、完璧な奇襲によって帝国軍が有利に戦いを進めたが、共和国軍は「オーガの奇跡」を歯切りに奮戦。帝国軍は敗走を余儀なくされた。 9月 共和国本部はついに本土から「デストロイヤー兵団」を出撃させる。これは現存する最後のウルトラザウルスに、1200mmウルトラキャノンという大砲を装備させたものが中心になっていた。 そして10月初頭、ついにデストロイヤー兵団は西方大陸における帝国軍の最後の砦、ニクシー基地を射程に収めた。 俺はなり続ける砲撃をバックに、通信機の音量を上げた。 「どうだ?ヘンリー。」 アーク隊長は言った。後ろで、エリーが何か言っているのが聞こえる。俺たちは今、グスタフでニクシー基地の最南端を目指していた。 「順調みたいです。少なくとも、もう帝国に飛行している機影はいません。」 俺はそう言った。帝...
  • コマンドウルフAC
    コマンドウルフAC 所属 ヘリック共和国 サイズ M16 HP 1700 WR 2 射撃 400 格闘 500 射程 4 前側後+1 移動 5 適正 山 森 特殊 ロングレンジキャノン:(宣言)特殊射撃300 同じ敵に2回連続で攻撃できる。ただしサイコロで1が出たらHP-100 ※反撃は攻撃の後に1回受ける。
  • コマンドウルフMk-Ⅱ
    コマンドウルフMk-Ⅱ 所属 ヘリック共和国 サイズ M15 HP 1600 WR 2 射撃 400 格闘 500 射程 4 前側後+1 移動 5 適正 山 森 特殊 ロングレンジキャノン:(宣言)特殊射撃300 同じ敵に2回連続で攻撃できる。ただしサイコロで1が出たらHP-200 ※反撃は攻撃の後に1回受ける。
  • EP2.4
    俺は真新しいグリップを握り締めていた。 RZ-028 ブレードライガー。シールドライガーの後継機種であり、断片的ではあるが解析された古代のテクノロジー、「オーガノイドシステム」を搭載していた。敵との交戦で大破した俺のシールドライガーから、コアと数フレームを流用しているが、まったく別の固体といえるものになっていた。 「もうすぐ目標ポイントよ。」 エリーの声がスピーカーから響く。現在、俺の小隊は、帝国軍の補給路攻撃の任務を受け、森林地帯を進行中だった。俺のライガーを挟むような陣形で、先頭にエリーのH1型ウルフ、左右にヘンリーとケベックのA2型ウルフが進行していた。数日前の補給でブレードライガーと共に、やっとケベックにも機体が届いた。 予定では、目標はグスタフ2機、それに護衛のヘルキャットが数機という情報だ。しかし、予定はあくまで予定、これまで共和国軍が複数回補給路を攻撃して...
  • EP1.6
    6 キャンプは俺が出撃した時点ではまだ形はあったものの、大半が煙を上げていた。エリーのことはヘンリーに頼んだが、無事だろうか?目の前のモルガ部隊は絶えずミサイルを発射している。俺の隣のシールドライガーは装備されたビームキャノンを発射した。瞬間的にモルガの隊列に穴ができる。しかし、それも数秒のことだ、後方から新たに前進してくるモルガがその穴を埋める。 「一体いくらいるんだ?このイモムシ野郎は!?」 ワンツ大尉はそう言ってミサイルを発射した。彼は本来の愛機ゴルドスではなく主を失った、ロバーツ中佐のシールドライガーに搭乗していた。敵軍の奇襲攻撃は強烈な打撃となり俺たちのキャンプを襲った。ゾイドは大半を失い、主だった士官も会議用のテントと心中した。 「引き返しましょう。そろそろ弾薬も尽きます。」 俺はミサイルの残弾を見てそう言った。しかし、ワンツ大尉は「アー...
  • カノントータス
    カノントータス 所属 ヘリック共和国 サイズ M14 HP 1800 WR 2 射撃 400 格闘 100 射程 5 前+2 移動 2 適正 水 特殊
  • カノンフォート
    カノンフォート 所属 ヘリック共和国 サイズ M14 HP 1500 WR 3 射撃 400 格闘 400 射程 4 前+1 移動 4 適正 砂 森 特殊 自機が友軍ゾイドに隣接している場合、命中判定+1
  • EP1.10
    10 昨日とは打って変わって空には黒い雲が浮かんでいた。雨の日の行軍は帝国軍としても行ないたくは無いだろう。しかし、それは守る側にとっても同じ。だから今日、やつらは来る。なぜだかそんな予感が俺にはあった。 整備兵から俺が一昨日破損させてしまったエリーのウルフの修理が完了したとの知らせを受けて俺はウルフの元へ向かう途中だった。 「ヘンリー!来たわ、奴らよ!部隊を展開し始めてる!!」 エリーが見張り棟の方から駆けてきた。それと同時に俺の頭に雨水が当たる。遂に始まるのだ、雨の中での正念場が…。俺は彼女にアークたちにも伝えるように言うと、修理されたエリーのウルフを横目に前の戦いで修理中だった自分のウルフのコクピットに飛び乗る。“わくわくする”と表現するのはナンセンスかもしれないが、とにかく俺は自分がいつもと違う精神状態だというのがわかった。 ウルフを起動させると、昨日掘...
  • EP1.5
    5 目の前のゴドスが爆音と共に鉄塊に変った。金属片が手に飛び、傷口から血が出る。 「何が?」 私はあたりを見回す。さっきまで私と話をしていた整備兵が遠くで転がっていた。パニックになるのを何とか堪え、私は愛機の元に走る。途中、会議用のテントの残骸を見つけて私の足は止まってしまう。アークは、ヘンリーは無事だろうか?しかし、その場に転がっている兵士の亡骸を一人一人確認する勇気など、私は持っていない。 限界だった。私は立っていられずその場に座り込んだ。 「エリー!なにやってる!」 ヘンリーの声だ…!私がとっさに振り返ると彼は森の中から走ってきたところだった。「アーク隊長に頼まれた。行くぞ、反撃だ。」彼の目には闘志がみなぎっていた。「アーク、アークはどこ?」私は心配そうな声を隠さずに彼に言った。 「大丈夫、隊長は一足先にライガーで出撃した。」 ...
  • 遭遇-G-
    ZAC2100年3月 -西方大陸- 俺たち第6小隊は、勢力圏の一番端、ミューズ森林地帯にいた。 共和国の勢力圏といっても、未だに帝国軍の攻撃は執拗に繰り返され、明日にはここも帝国領といわんばかりの苦しさだ。 「アーク、前方600にヘルキャットが2機いる。…まだ気付かれてないみたいだけど。」 スピーカーから聞こえる女の声に、俺はセンサーを見る。しかし、まだ愛機のシールドライガーのセンサーには引っかからないようだ。彼女、エリー・ベッケロイドのコマンドウルフは、センサー、索敵能力強化したH1型といわれるタイプで、シールドライガーよりも広域を見ることができるソナーを持っていた。 「わかった。ヘンリー、いいか。タイミングを合わせて一気にやる。最初の一撃が肝心だ。」 俺はライガーの右を移動中のコマンドウルフのヘンリー・ライトリー少尉に言った。 「了解...
  • EP2.8
    「わざわざ敵の間合いに入ってやることもない。」 俺は静かに言い、モニター内で大きくなるブレードライガーを見た。あれのブレードは強力な武器だが、所詮は近距離兵装だ。 「了解。」 ニックのエレファンダーは、パルスレーザーガンを撃った。ライガーはシールドを使わず、機動性のみでそれを回避する。シールドは温存といったところか…。それにしてもこいつらは、戦闘パターンから見ても、3ヶ月前に戦った奴らだろう。とすれば、ウルフのパイロットはあいつか…。 俺は考えながらライガーとの距離をとった。しかし、これ以上の後退は基地の防御を崩しかねない。ここで決着をつけなければ。そう思った矢先、ライガーはブースターを展開した。射程内に入ったら、あちらとて早く仕掛けたいに決まっている。 「ベルガス!どうするんです?」 ニックは叫びながらライガーに砲撃を加える。ライガーはブー...
  • ゾイド(へリック)
    ヘリック共和国軍ゾイド LL ウルトラザウルス マッドサンダー キングゴジュラス L ゴジュラス ゴジュラス・ジ・オーガ ゴルドス サラマンダー マンモス ゴジュラスギガ オルディオス ビガザウロ M シールドライガー シールダライガーDCS シールドライガーDCS-J コマンドウルフ コマンドウルフMk-Ⅱ ブレードライガー ストームソーダー ブレードライガーAB ブレードライガーKS ディバイソン ハンマーヘッド ライガーゼロ素体 ライガーゼロ ライガーゼロシュナイダー ライガーゼロイエーガー ライガーゼロパンツァー コマンドウルフAC レイノス シャドーフォックス ガンブラスター ケーニッヒウルフ ケーニッヒウルフMk-Ⅱ アロザウラー ハウンドソルジャー カノントータス カノントータスHG ベアファイター カノンフォート ゴッドカイザー バトルクーガー キングライガー キング...
  • EP2.5
    敵護衛は、大型2機と小型4機という構成だった。 グスタフ2機を囲むように先頭にグレートセイバー、両サイドにヘルキャットが2機づつ。もしかしたら、まだ光学迷彩で隠れてる奴がいるかもしれないが…。そして殿に強化型と思われるレッドホーンという配置だ。 「隊長、どうします?」 ヘンリーはウルフを射撃体勢にしたままで聞いた。 「戦力の差はギリギリ想定内だ。実行する。いつもどおり先手を打って数の差を減らす。」 俺は索敵モードに入っているエリー機のほうをチラッと見た。本来ならば、索敵を継続して続けてもらうつもりだったが、この状況では仕方がない。 「エリー、攻撃の支援、頼めるか?」 俺は仕方なく彼女に言った。 「大丈夫。で?どっちからいくの?」 エリーはモニターを見ながら言った。いつもとは違って、いやにまじめな表情。何かあったのだろうか?…...
  • EP1.8
    8 「なんだと?それでおまえは貸したってのか?」 アークは怪訝そうな顔をした。当然だ、敵地に1人残る事は正気の沙汰ではない。でも私はヘンリーならばちゃんとタイガーを倒して帰ってくるという奇妙な確信があった。 「そう。タイガーなんてヘンリーなら余裕でしょ。」 わざとさっぱりした声を出す。さっきヘンリーにしたように。 「帝国軍の攻撃は今のところ止んでいるが、きっと部隊を再編して討伐しに来るはずだ。それに備えなきゃならない時だってのに…。」 ため息をついたアークに、整備兵が書類を持ってきた。この整備場ではもはやアークとワンツがリーダー的存在だった(私が見るに)。とはいえ、現存するゾイドはアークのライガーとゴルドス2機、ゴドス4機という粗末なものだった。 「じゃあね」 と私はいいその場を後にしようとするが、それをアークが止めた。どうせ...
  • ヘルキャット
    機体概要 形式番号 全長 全高 全幅 重量 最高速度 主兵装
  • ブレードライガー
    機体概要  帝国基地攻撃隊が持ち帰った「オーガノイドシステム」の断片的な解析に成功した共和国軍技術陣が、シールドライガーにそれを搭載し完成させた機体。  当初はまったく新しいプラットフォームを用意する案もあったが、西方大陸戦争初戦で大敗した共和国軍部の財政はそれほど思わしいものではなく、開発費が削減された技術陣が出した結論は「シールドライガーにその技術を導入し、新型ゾイドを完成させる」というものだった。完成したその機体は、装備した2本のレーザーブレードからブレードライガーと命名された。  ブレードライガーはそれまでの高速戦闘ゾイドの常識を覆すほどの高性能機であった。しかし、それもパイロットの高い技量があっての話。結局、ブレードライガーはエース専用機という位置づけの機体となってしまった。西方大陸戦争後期には、オーガノイドシステムがリミッターに制御された一般機も登場し、共...
  • EP2.9
    「ケベック!!」 エリーの悲痛な声が響く。真紅のカスタムジェノザウラーは、エリー機をかばったケベックのウルフの胴体を大型のブレイカーで持ち上げた。こいつは北部戦線で確認されたジェノブレイカーとかいうやつだ。ジェノザウラーというにはあまりにかけ離れた外見を持ったそいつは、つかんだウルフを地面に捨てる。この距離でも損害は見て取れた。 「くそっ…!」 俺はウルフを走らせ、ジェノブレイカーの後ろに迫る。アーク隊長は「待て!早まるな!」と叫んだが、俺は聞こえないフリをした。 しかし、奴は尻尾で軽く俺の機体を弾き飛ばした。とてつもない衝撃と共に、瓦礫に叩きつけられる。ウルフのシステムはダウンし、低いうなり声を上げた。 ==== 一瞬の出来事で何が起こったのかわからない…ケベックとヘンリーがやられた…? そして、赤いジェノザウラーは私の前に立つ。 ...
  • ケベック・カミンスキー
    Quebec Kaminski Birthday 2082年 Race 風族 Sex 男 Class 軍曹→曹長(EP2) 機械化第7大隊所属時代 オリンポス山の戦いの混乱の中、部隊は孤立。アークたちと同じキャンプまで撤退してくる。キャンプが奇襲を受けた後は、ワンツ・ハント大尉の指示で見張りをしていた。 そこでエリーと出会い、後に部隊がこのキャンプでの戦いで全滅したため、彼女ら特殊工作師団第107高速戦闘連隊第6小隊の一員になる。 エリーに惹かれており、好意を隠そうともしないことに彼女はイラついている。 特殊工作師団第107高速戦闘連隊第6小隊時代 編入当初は、エリーのコマンドウルフのガンナーだったが、後にコマンドウルフA2型のパイロットになる。メカに精通している彼は、小隊の移動時などに臨時で整備を行っていた。 ニクシー基地の戦いで、エリーを助けようとしてジ...
  • EP3.4
    コマンドウルフの後ろ足が地面を蹴る。まだ土煙が消えないウルフの足跡を、ジェノザウラーの加速テイルがえぐる。舞い散った砂が装甲に当たる音を聞きながら俺は、ジェノザウラーの格闘射程範囲から離れる。ジェノザウラーの強力な格闘兵器の相手をする気など始めからない。 テイルをはずしたジェノザウラーはすぐさま姿勢を低くし、ホバリングでその場を離れる。奴はカーティスのケーニッヒが狙っていることを承知で俺のウルフに襲い掛かってきたのだ。ニクシー基地で戦ったジェノブレイカーはゾイドの性能を過信していたが、こいつはジェノザウラーの性能・特徴をよく理解した上で、それを使いこなしている…エースだ! 好敵手の登場に俺は高揚していた。 「ヘンリー!荷電粒子砲だ!!」 カーティスが叫ぶ。奴は頭部口内に装備された砲塔をこちらに向け射撃体勢をとる。間合いと時間的に回避はギリギリといったとこ...
  • ワンツ・ハント
    Wantz Hunt ヘリック共和国陸軍コマンダー。 Birthday 2033年 Race 砂族 Sex 男 Class 大尉 前大戦にも参加したパイロット。しかし、前大戦時に問題を起こし年齢の割りに階級が未だに低い。 西方大陸戦争では第1陣として上陸した部隊に参加。重電子戦略強行偵察部中隊の隊長を勤め、自らも愛機ゴルドスに搭乗した。オリンポス山の戦いではメリクリウス湖を横断し、海岸部の確保を任務に参加。部隊の半数近くを失うも、生還。駐留キャンプで踏みとどまっていた。 EP1ではキャンプ主要仕官が奇襲で死亡した後もアーク・ワード大尉と共にキャンプを立て直し奮戦、最後はベルガス=ロックのセイバータイガーの帰り際の一撃で命を落とした。 EP1時に前大戦を知る人物がほしいと思い設定。あえて”コマンダー”です。66歳にもかかわらず前線に立てるのは純血だか...
  • EP1.2
    2 アークは何度かうなずいて通信を切った。戦闘を行った度に本部の上官に報告する義務があるのだ。私は後ろで結ってある髪をほどき、椅子に座る。ここは各小隊が作戦前後に使用するキャンプの中にある会議室だ。開戦時は一つのキャンプに駐留している部隊はせいぜい2~3部隊といった感じだったけど、オリンポス山が帝国に渡った今、共和国部隊は前線を下げなければならず、各キャンプにはかなりの兵力が撤退してきていた。私たちの小隊も例外ではなく、撤退戦を支援しながらヘスペリデス湖の北東まで撤退してきていた。 「ちょっとウルフの前足が重いんだけど、後で見てくれる?」 私は隣に座っていたヘンリーに言った。彼はメカの修理などが上手で、整備班が忙しいこの現状では彼に頼んだほうが早そうだと思ったからだ。 「別にいいけど、エリーのコマンドこないだシフト切り替えたばかりだろ?もしかして、足にストレ...
  • 先行するもの
    「こちらブルーリーダー。どうやら罠にハメられたらしい…。すまないが至急援軍を送ってくれないか?」 無線機の向こうのカナバ大尉は、いつもの調子で言った。彼の電子戦略部隊は俺の機動歩兵部隊の数キロ先、森林地帯を進軍中だった。俺は「了解」と言い通信を切った。しかし、現状彼らを救援に行けるような部隊は、付近に俺たちしかいなかった。 「どうするんです?大尉」 部下のローランド軍曹が言った。言葉では俺の判断を仰いでいるが、口調から乗り気でないのはすぐ分かった。あと二人の部下、カートとニットも同じ考えだろう…。 西方大陸戦争…後にそう呼ばれるこの戦争も、まだこの頃は小さな小競り合いでしかなかった。共和国も帝国も先行派遣部隊を上陸させ、現状を視察している段階だった。しかし、帝国軍の部隊は先行派遣部隊と言っても、すでにかなりの規模の部隊だったが…。 俺はその先行派遣部隊の第...
  • ゾイド(ガイロス)
    ガイロス帝国ゾイド LL ギルベイダー L デスザウラー ブラッディデーモン アイアンコング アイアンコングSS アイアンコングPK デススティンガー デススティンガーKFD ガンギャラド M レドラー レドラーBC ブラキオス ヘルディガンナー セイバータイガー セイバータイガーAT セイバータイガーSS セイバータイガーFT レッドホーン ダークホーン ジェノザウラー ジェノブレイカー ライトニングサイクス ライトニングサイクス エレファンダー エレファンダーFT エレファンダーCT エレファンダーST ライガーゼロイクス バーサークフューラー素体 バーサークフューラー バーサークフューラーシュトゥルム バーサークフューラーヤクト ブラックライモス デッドボーダー ウォディック ジークドーベル アイスブレーザー デスキャット S モルガ ゲーター イグアン サイカーチス ヘルキ...
  • ガルム・ローランド
    Garm Rowland ガイロス帝国軍第12装甲師団第8遊撃中隊隊長。 Birthday 2071年 Race ニクス人 Sex 男 Class 中佐 ZAC2099年の西方大陸戦争では、オリンポス山陥落直後から共和国軍の残存兵力を掃討する作戦を実行。しかし、作戦行動中にアーク・ワードらの機体との戦闘で、搭乗機のアイアンコングは中破してしまっている。 地底族、ゼネバス派兵士に少なからず偏見を持っており、ベルガス=ロックなどへの対応も冷たい。 ニクシー基地の戦いでジェノブレイカーに搭乗。しかし、アーク・ワードのブレードライガーを撃破時に受けたダメージとヘンリーの操縦センスによって機体は機能を停止する。その後、貴族の誇りを捨て部下であるサラ・ヘンドリックに助けを求めるが、べルガスの策略により戦死。 なにげにEP1では発言してないのでEP2で初登場みた...
  • 登場メカ
    登場するゾイドを所属軍別に紹介。 ヘリック共和国 ゴジュラス シールドライガー コマンドウルフ ゴルドス ゴドス ステルスバイパー ブレードライガー ストームソーダー ガイロス帝国 ヘルキャット イグアン セイバータイガー アイアンコング ジェノザウラー ジェノブレイカー エレファンダー
  • ジェシカ・サンダース
    Jessica Sanders 共和国通信下級通信官 Birthday 2080年 Race 風族 Sex 女 Class 軍曹 エリーと共に共和国軍を志す。ライセンス取得後は共和国陸軍に所属し、オリンポス山の戦いにオペレーターとして参戦する。しかし、部隊は全滅し、彼女と数人の兵士のみが残った。その後、中央大陸に帰還し、本土防衛部隊に所属している。 ゲスト的なキャラ。一応EP2にも名前は出てきて、エリーとの友好を書いてますが、この先の登場は未定です。
  • EP1.4
    4 俺たちの部隊は明日出撃する事になった。ワンツ大尉のゴルドス部隊の偵察で帝国の部隊の接近が明らかになったためである。規模はアイアンコング1機を含む中隊。作戦は3小隊による撹乱で敵戦力を分散させそこを突くもので、俺の小隊は左方撹乱を担当する。しかし、3小隊といえど総編成はシールドライガー2機、コマンドウルフ3機ゴドス3機ステルスバイパー1機というものであり、正面からぶつかれば全滅は火を見るより明らかだった。 「上手くいけばいいんだが…」 自室(と言っても仮設テントであるが)で独り言を言ったところで何の意味もなかったんだが、自然にそんな言葉が漏れた。 「“上手くやる”ぐらいの意気込みはないの?」 テントの外からエリーの声。俺はテントの出口から顔を出し「盗聴は犯罪だぞベッケロイド少尉。」と言った。 「通りすがったらなんかヘタレなセリフが聞こえたか...
  • 登場人物
    本編、およびスピンオフに登場するキャラクターに関する設定です。 内容に関してはネタバレを含みますので、本編未読の方は注意。 EP1~ アーク・ワード ヘンリー・ライトリー エリー・M・ベッケロイド ジェシカ・サンダース ワンツ・ハント ケベック・カミンスキー ベルガス=ロック・スタフォード ニック・アルマイヤー EP2~ グレイ・A・ヘンダーソン リリー・サムウェルズ ウィレーク・サドアンカ ガルム・ローランド サラ・ヘンドリック クルスト・ライトスト EP3~ ダグラス・エインズワース カーティス・アビンレン オズワルド・ディーフェンベーカー アリス・クゥエイフ
  • ゾイド(ゼネバス)
    ゼネバス帝国ゾイド LL L デスザウラー デスザウラーMk-Ⅱ ブラッディデスザウラー ブラッディデーモン アイアンコング アイアンコングPK デススティンガー デススティンガーKFD セイスモサウルス M エナジーライガー レドラー レドラーBC ブラキオス サーベルタイガー グレートサーベル レッドホーン ライガーゼロイクス バーサークフューラー素体 バーサークフューラー バーサークフューラーシュトゥルム シュトゥルムテュラン バーサークフューラーヤクト ブラックライモス ウォディック ダークスパイナー ディメトロドン デスレイザー ロードゲイル S モルガ シュトルヒ ザットン マーダ マルダー ゲルダー シーオアンツァー ゲーター イグアン サイカーチス ヘルキャット シンカー レブラプター ハンマーロック ディマンティス マッカーチス ディロフォース グランチャー キ...
  • クルスト・ライトスト
    Chrust Wrightst ガイロス帝国第12装甲師団第8遊撃中隊所属 Birthday 2077年 Race ニクス人 Sex 男 Class 中尉 新型ゾイド「ジェノザウラー」のパイロット。ガルムと同じく地底族を低俗な部族と考えている。 ニクシー基地の戦いではガルムの命令で先にホエールキングへの搬送を済ませてしまっているので、その後起きたことに対しては知らない。 なにげ、というかまた、しゃべってないキャラです。 正式な登場はEP3ということに…。ちなみにアークたち第6小隊がスピンオフ「遭遇-G-」で遭遇したジェノザウラーは一応現段階ではクルストが搭乗していた事になっています。その記述を出そう出そうと思いつつEP2が終了してしまったわけですが…。
  • エピソード3
    遠い昔、はるか六万光年彼方の惑星で― ZOIDS WORLD Episode III Revenge of the ZENEBUS ZAC2101年5月 共和国軍は帝国軍の度重なるニクシー襲撃に耐え、ついにエウロペ大陸全土を完全に掌握した。 そして6月、改修されたRZ-037 ウルトラザウルス、“キャリアー”を旗艦とした艦隊が暗黒大陸ニクスへ進軍を開始した。しかし、アンダー海海戦において予想をはるかに超えるシンカー部隊と交戦、艦隊はやむなく進路を魔の海域・トライアングルダラスへと向ける。 謎の部隊の助けもあり、ニクスへと上陸した共和国軍主力部隊は、順調に奥地へと進撃しつつあった…。 EP3.1 / EP3.2 / EP3.3 / EP3.4/ EP3.5 /EP3.6/EP3.7/ EP3.8 / EP3.9 / EP3.10 ...
  • エピソード1
    遠い昔、はるか六万光年彼方の惑星で― ZOIDS WORLD Episode I A NEW WAR 40年に渡る平和な時代が、終わりを告げるときが来た。 かつて、暗黒大陸ニクスを領土とするガイロス帝国と、中央大陸デルポイを統一したヘリック共和国の間で繰り広げられた「大陸間戦争」。その決着を付けるべく、ガイロス帝国が西方大陸へと進撃を開始したのだ。 帝国の狙いは、両国の間に横たわる強電磁海峡「トライアングルダラス」を避け、中央大陸への侵攻ルートを確保することである。 この情報をキャッチしたヘリック共和国は、ただちにゾイド戦闘軍団の派遣を決定。だが、数年前からこの戦争に向けて万全の準備を進めてきた帝国軍と出遅れた共和国軍の戦力差は明らかであった…。 EP1.1 / EP1.2 / EP1.3 / EP1.4 / EP1.5 / EP1.6 ...
  • EP3.5
    私は迷っていた。 西方大陸、あのニクシー基地で、ベルガスについてきて本当に良かったのだろうかと…。 暗黒大陸に帰還した私とベルガスは正規軍に合流せずに、”鉄竜騎兵団”と呼ばれる特殊部隊と行動を共にした。彼らは旧ゼネバス派、親ゼネバス派にあたる軍人のみで構成されており、私が今まで見てきたどの部隊よりも士気が高かった。 ZAC2101年10月 帝都近郊の基地に私たちはいた。すでに主力部隊…いや皇帝警備隊、PK師団を残して全ての部隊といってもいい。それらが出撃した帝都は静まり返っていた。この日、私はベルガスから”真相”を聞くことになる…。 「サラ・ヘンドリック。お前に話しておきたいことがある。」 ベルガスが言った。ここは格納庫のキャットウォークの上、眼下では私のジェノザウラーが整備されているところだ。 「なんです?中佐」 ベルガス=ロックの...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 (2021年12月6日) - エキサイトニュース マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 「Wiki」創設者のPC 競売に - ...
  • EP1.3
    3 俺はエリーのウルフの脚部を点検した帰りだった。彼女のウルフは、前足のシリンダーに負荷がかかっていた。俺の予想通り、前足に負荷がかかる操縦をしていたのだろう。 俺は休憩のために近くにあったコンテナに向かった。コンテナには先客があり、だいぶ年配の士官だった。階級章は大尉。俺より2つも上、アーク隊長と同じだ。俺はそんなことを考えながな士官の隣に座った。 「このキャンプもそう長くは持たないな。」 士官がそう言った。彼の偵察部隊は昨晩、哨戒中に帝国の大部隊を目撃したのだ。帝国軍はオリンポス山以降勢いづいて攻めに転じており、共和国の前線は次々に引き下げられていった。「そうはさせません。」俺は言った。ここにはシールドライガー3機を含む高速ゾイドが駐留中だから、そう簡単には帝国も手をつけることができないはずだ。敵の主力高速戦メカであるセイバータイガーは確かに驚異ではあるが、サ...
  • EP1.7
    7 「撤退したのか」 ベルガス=ロック・スタフォード中尉は静まり返った森を見つめて言った。肌に刻まれた皺は、今まで経験してきた戦場の多さを物語っていた。先ほど遭遇したスネークスタイプとコマンドウルフは1度の攻撃でそれきり姿は見えなくなった。彼が立案した奇襲攻撃は十分な成果を上げ、共和国軍は混乱状態で敗走した。俺は意気揚揚とし愛機である24メカのコクピットハッチを開けた。その時、部隊長であるガルム・ローランド中佐からの命令が届いた。すぐさま内容を確認してベルガス中尉を呼んだ。 「中尉、ローランド中佐からの伝令です。一旦撤退し、部隊を再編成をするとのことですが…」 彼は問題ないような口ぶりで「そうか。ではおまえは命令に従い司令部まで撤退しろ。ヘルキャットは全滅したと隊長に伝えてくれ。」と言った。中尉はここに残ってまだやる事があるらしいということはわかった。いつも...
  • EP2.3
    「馬鹿が!」 デスクのガルム・ローランド中佐は、連絡を受けてすぐに、こぶしをデスクに叩きつけた。報告した私は、自分が何か悪いことをしたのではないかと、恐る恐る聞いてみた。 「あの・・・中佐・・・私、なにかご無礼をはたらきましたでしょうか・・・?」 すると中佐は私のほうを見た。 「君がなにかやらかしてくれたほうが、まだマシだがね。ヘンドリック少尉。」 彼は私が先程渡した封筒の中身を私に返す。そこには、今月に入って撃墜された友軍補給部隊の損害が報告されていた。 つまり共和国軍は、我々帝国軍の補給船を直接攻撃して状況を打開しようというのだ。 「ベルガスを呼べ。」 中佐は窓の外を見たまま、私に言った。ブラインドから差し込む夕日で顔は良く見えなかった。それにしてもめずらしいことだ。中佐は普段からベルガス=ロック・スタフォード中尉を邪魔者扱いし...
  • EP2.10
    俺の鼓動は、恐ろしく早かった。全身の血が沸騰しているかのように体は熱く、怒りに震えていた。俺はウルフを自分でも驚くほどの操縦で駆り、奴の装甲を1枚1枚破壊していく。 ジェノブレイカーにもはやまともな武器は無く、俺の攻撃をどうにか凌ぐのが精一杯だった。俺はブレードライガーの残骸から、1本のレーザーブレードを銜え上げる。 「エリー!」 エリーは頷き奴の足に集中砲火を浴びせる。俺の機体に気をとられていたジェノブレイカーは、装甲のない脚部に攻撃を受け崩れる。俺はそのスキにブレードを奴の頭部に突き立てた。 ==== 「ヘンドリック!何をやっている!……助けろ。」 私は叫んでいた。これはどういうことだ?ジェノブレイカーを圧倒する2機のコマンドウルフ、ろくな支援もしない無能な部下。 「断る。」 返ってきたのはベルガスの声。…なぜ奴がジェノザウ...
  • EP3.3
    俺たち独立第2中隊が動いたのは8月の22日だった。 ビロフト平原の南に展開した我々は、先頭に俺のケーニッヒウルフ、その脇をオズワルドとヘンリーのウルフが堅め、その背後に少佐が乗る移動司令部であるグスタフと、それを守るエリーのウルフと歩兵ゾイド6機が展開していた。 「作戦開始だ。」 少佐が言った。それを合図に俺たち3機は戦果の中に飛び込んだ。 今回の任務は、ビロフト平原南部の帝国軍発電施設を潰し、この一帯での共和国の数的劣勢をひっくり返す足掛かりを作ることだ。 戦いが始まって数ヶ月が経つ。そのたびに両軍は幾度となくこの地で衝突し、次第に数を減らしていた。しかし、もともと数が少なく、さらに不慣れな土地での戦いを強いられてきたということもあり、共和国軍はやや劣勢だった。 「隊長、俺はオズと左のをやります」 そういってヘンリーは左に見えるモルガ部隊に攻撃...
  • EP2.6
    俺たちはそのまま追撃を断念し、引き返した。すでに日は落ちかけており、半分くらい引き返したところでキャンプを取った。隊員の疲労からみても適切な判断だ。 「隊長、俺、アイツを見てきます。」 俺は、炎を挟んで向かいに座ったアーク隊長に言った。 「ああ。頼む、ヘンリー。」 俺は立ち上がり、あいつのいるテントに向かった。サーベルが撃破されたときに捕虜にした帝国軍兵士はかなりの年配で、50…いや、純血ならば60はいっているように見えた。彼は4つあるテントの一番端に拘留されていた。 「入るぞ。」 俺は答えなど聞いていないという風な口調で、そのまま入った。アイツはさっき見たときとほとんど変わらない格好でそこにいた。白みを帯びた頭髪と、目の下まで伸びたマーク。そして燃えるような赤い瞳。 「あんたに聞きたいことがある。」 彼は、少々意外そうに顔を...
  • EP3.1
    青黒い空を3機のゾイドが滑るように飛ぶ。先頭を飛ぶのは、銀色の翼竜型ゾイドRZ-029 ストームソーダー。弱い日差しを受け、反射した光が自身の影を白く照らす。 脇を飛ぶ2機は、ストームソーダーよりも大型の翼竜型ゾイドRZ-045T3 サラマンダーカーゴ。元々地上に急接近する性能を持っていた大型ゾイドサラマンダーに、大型クラスのゾイドまでを輸送することができるユニットを装備した機体である。2機の腹部のユニットには、それぞれ、RZ-053 ケーニッヒウルフとRZ-009A2 コマンドウルフがマウントされていた。飛び交う戦火を華麗に避け、3機は開けた土地に出る。 ==== 「隊長、前方に危ない友軍が。」 並走するサラマンダーにマウントされたウルフのパイロット、ヘンリー・ライトリー少尉が言った。確かに前方にはレッドホーン2機に攻撃されているディバイソンがいる。弾切れな...
  • 苦悩
    ZAC2099 11月16日 天気:晴天   備考:おなかが減って死にそうです … 「落書きしてんじゃないぞエリー。」 アークが私の書いた定期記録を覗き込んでいった。 「兵士の状況も立派な記録!」 私はそう言って立ち、今書き終った記録を小隊長であるアークに渡した。彼は嫌な顔で受け取ると、それを持ってテントを出た。ここは前線からそう遠くない場所であるが、最前線というわけでもないので、こんな報告書などを書いているヒマがあると言うモノだ。共和国軍はオリンポス山の奪回に失敗した後、前線を次第に引き下げ、とうとうミューズ森林地帯まで撤退してしまった。いまや、かろうじて踏みとどまっているというのが事実だ。帝国軍は勢いに乗り次々と防衛網を突破しつつある。このままゲリラ戦が長引けば、私たちに援軍が来るかもしれないという危機意識からだろうか? 「ちょっとケ...
  • 飛翔-Fly-
    コンコンとドアを叩く無機質な音の後、「失礼します」と女性の声。扉越しにもその明瞭な声は響き、その部屋の主である佐官は「入れ」と短く答えた。 ドアが静かな音を立てて開く。入ってきた女性は整った顔立ちだが、美人というには何かが足りないように見えた。 「本日付でロブ基地に着任しました、戦略空軍防空戦闘隊 リリー・サムウェルズ中尉であります。」 彼女はそう言って、まったく無駄の無い動作で敬礼する。 飛翔-Fly- 「ロドリゲス、そういや今日だったよなぁ?新しいキャリアが来るの。」 プテラスの16mmバルカン砲弾のケースをどけながら、体格のいい男が近くで資料を読み返している金髪の兵士に言った。 「ああ、今度はサイカーチスに落とされるような奴じゃないといいけどな。」 と言って。ロドリゲスは資料をたたみ笑った。彼らは広い空軍用格納庫の一...
  • @wiki全体から「反動衝撃キャノン」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索