ZOIDS WORLD内検索 / 「保安部隊」で検索した結果

検索 :
  • カスタム・イベント
    ...補給部隊 修理部隊 保安部隊 救急部隊 隠密部隊 測量部隊 電子戦略部隊 強行偵察部隊 バリケード バリケード除去 ジャンク屋 参謀 自爆 基地防衛 最後の一撃 スパイ カスタム換装 カスタムオフ&チャージ 強襲上陸カプセル フィーネ 一斉射撃 作戦変更 ゾイドコア活性イオン 順番変更 後方警戒システム フィーネのお願い 誘導電波 受け流し 臨戦態勢 ルイーズの宣言 巨砲一閃 警備体制強化 レアヘルツ放射 ゾイドコア暴走 緊急回避 電撃作戦 防衛任務 緊急修理工場 指揮系統混乱 最終作戦(ファイナルミッション) ジャミングウェーブ 砲撃陣形 かく乱戦法 X(エックス)攻撃 突撃陣形(クラッシュデストロイ) 密集陣形(ゾーンディフェンス) 陽動捕縛 包囲陣形 落雷 豪雨 氾濫(はんらん) 強風 サイクロン 大地震
  • コマンドウルフ
    機体概要 中央大陸戦争、および西方大陸戦争で活躍したヘリック共和国の高速戦闘機械獣。集団戦法を得意とし、各期の連携を最大限に生かした戦い方で大型ゾイド等にも対抗することができる。 形式番号 RZ-009(RHI-3) 全長 14.7m 全高 7.9m 全幅 重量 46.0t 最高速度 210km/h 主兵装 エレクトロンバイトファング 50mm対ゾイド2連装ビーム砲座 スモークディスチャージャーx2 ストライククローx4 機体仕様 A1型 旧大戦時に生産されたコマンドウルフ。 共和国軍Mk-2部隊に配備されていた。 A2型 /A装備 AZ2連装250mmキャノン砲塔を含むアタックユニットと呼ばれる装備を施した機体。ステルス性のある蒼い塗装が施された416部隊所属機が有名。 追加装備 AZ250mmロングレンジキャノン砲 ア...
  • 先行するもの
    「こちらブルーリーダー。どうやら罠にハメられたらしい…。すまないが至急援軍を送ってくれないか?」 無線機の向こうのカナバ大尉は、いつもの調子で言った。彼の電子戦略部隊は俺の機動歩兵部隊の数キロ先、森林地帯を進軍中だった。俺は「了解」と言い通信を切った。しかし、現状彼らを救援に行けるような部隊は、付近に俺たちしかいなかった。 「どうするんです?大尉」 部下のローランド軍曹が言った。言葉では俺の判断を仰いでいるが、口調から乗り気でないのはすぐ分かった。あと二人の部下、カートとニットも同じ考えだろう…。 西方大陸戦争…後にそう呼ばれるこの戦争も、まだこの頃は小さな小競り合いでしかなかった。共和国も帝国も先行派遣部隊を上陸させ、現状を視察している段階だった。しかし、帝国軍の部隊は先行派遣部隊と言っても、すでにかなりの規模の部隊だったが…。 俺はその先行派遣部隊の第...
  • エピソード3
    遠い昔、はるか六万光年彼方の惑星で― ZOIDS WORLD Episode III Revenge of the ZENEBUS ZAC2101年5月 共和国軍は帝国軍の度重なるニクシー襲撃に耐え、ついにエウロペ大陸全土を完全に掌握した。 そして6月、改修されたRZ-037 ウルトラザウルス、“キャリアー”を旗艦とした艦隊が暗黒大陸ニクスへ進軍を開始した。しかし、アンダー海海戦において予想をはるかに超えるシンカー部隊と交戦、艦隊はやむなく進路を魔の海域・トライアングルダラスへと向ける。 謎の部隊の助けもあり、ニクスへと上陸した共和国軍主力部隊は、順調に奥地へと進撃しつつあった…。 EP3.1 / EP3.2 / EP3.3 / EP3.4/ EP3.5 /EP3.6/EP3.7/ EP3.8 / EP3.9 / EP3.10 ...
  • アーク・ワード
    Arc Word 共和国軍特殊工作師団第107高速戦闘連隊第6小隊隊長。 Birthday 2074年 Race 風族 Sex 男 Class 大尉 西方大陸戦争以前は中央大陸防衛部隊(通称:警備隊)に所属していた。広い視野と優れた指揮能力を持つ。 西方大陸戦争では初戦から参戦し、オリンポス山の戦いで初めて自分の部隊を与えられる。オリンポス山からの退却戦では撤退する友軍を守るために奮戦。ヘンリー・ライトリー少尉との連携でアイアンコングを撃破している。 シールドライガーに搭乗していたが、ZAC2100年5月に帝国軍新型ゾイド「ジェノザウラー」との遭遇戦で大破。ブレードライガーに乗り換えている。 帝国軍補給部隊攻撃作戦では、少数の部隊で護衛が強化された敵補給路を攻撃。護衛を全滅させるがグスタフには逃げられ結果的には作戦は失敗してしまっている。 ニクシー...
  • EP1.2
    2 アークは何度かうなずいて通信を切った。戦闘を行った度に本部の上官に報告する義務があるのだ。私は後ろで結ってある髪をほどき、椅子に座る。ここは各小隊が作戦前後に使用するキャンプの中にある会議室だ。開戦時は一つのキャンプに駐留している部隊はせいぜい2~3部隊といった感じだったけど、オリンポス山が帝国に渡った今、共和国部隊は前線を下げなければならず、各キャンプにはかなりの兵力が撤退してきていた。私たちの小隊も例外ではなく、撤退戦を支援しながらヘスペリデス湖の北東まで撤退してきていた。 「ちょっとウルフの前足が重いんだけど、後で見てくれる?」 私は隣に座っていたヘンリーに言った。彼はメカの修理などが上手で、整備班が忙しいこの現状では彼に頼んだほうが早そうだと思ったからだ。 「別にいいけど、エリーのコマンドこないだシフト切り替えたばかりだろ?もしかして、足にストレ...
  • 1
    へリック共和国とガイロス帝国がこの西方大陸で再び戦争状態になったのは1ヶ月前、帝国軍が西方大陸に派兵したのが始まりだ。共和国軍も直ちに部隊を編成し西方大陸へ進軍したが、数年前からこの開戦のために軍備を拡張してきたと思われる帝国軍と、奇襲を受ける形で急ぎ早に編成した共和国軍の軍備の差は明らかで共和国軍は初戦から圧倒されていた。その日、俺―アーク・ワードは2機の部下を連れてメリクリウス湖付近の森林地帯を進行中だった。俺の機体はRZ―007 シールドライガー 共和国軍が誇る高速戦闘機械獣だ。部下の二人はそれぞれRZ-009 コマンドウルフに搭乗している。現在の共和国軍ではこの編成が機動部隊の基本の1つとなっていた。 「さっきから湖を渡った部隊からの定時連絡がないのは電波障害?それとも交戦になっちゃってるわけ?」 部下の1人のエリー・M・ベッケロイドが怪訝そうにあたりを見回す。彼女...
  • EP1.1
    1 へリック共和国とガイロス帝国がこの西方大陸で再び戦争状態になったのは1ヶ月前、帝国軍が西方大陸に派兵したのが始まりだ。共和国軍も直ちに部隊を編成し西方大陸へ進軍したが、数年前からこの開戦のために軍備を拡張してきたと思われる帝国軍と、奇襲を受ける形で急ぎ早に編成した共和国軍の軍備の差は明らかで共和国軍は初戦から圧倒されていた。その日、俺―アーク・ワードは2機の部下を連れてメリクリウス湖付近の森林地帯を進行中だった。俺の機体はRZ―007 シールドライガー 共和国軍が誇る高速戦闘機械獣だ。部下の二人はそれぞれRZ-009 コマンドウルフに搭乗している。現在の共和国軍ではこの編成が機動部隊の基本の1つとなっていた。 「さっきから湖を渡った部隊からの定時連絡がないのは電波障害?それとも交戦になっちゃってるわけ?」 部下の1人のエリー・M・ベッケロイドが怪訝そうにあたりを...
  • EP1.4
    4 俺たちの部隊は明日出撃する事になった。ワンツ大尉のゴルドス部隊の偵察で帝国の部隊の接近が明らかになったためである。規模はアイアンコング1機を含む中隊。作戦は3小隊による撹乱で敵戦力を分散させそこを突くもので、俺の小隊は左方撹乱を担当する。しかし、3小隊といえど総編成はシールドライガー2機、コマンドウルフ3機ゴドス3機ステルスバイパー1機というものであり、正面からぶつかれば全滅は火を見るより明らかだった。 「上手くいけばいいんだが…」 自室(と言っても仮設テントであるが)で独り言を言ったところで何の意味もなかったんだが、自然にそんな言葉が漏れた。 「“上手くやる”ぐらいの意気込みはないの?」 テントの外からエリーの声。俺はテントの出口から顔を出し「盗聴は犯罪だぞベッケロイド少尉。」と言った。 「通りすがったらなんかヘタレなセリフが聞こえたか...
  • ゴドス
    機体概要 共和国軍の誇る主力歩兵ゾイド。 旧大戦時にはその戦闘能力から「小型ゴジュラス」とまで言われた。 形式番号 RZ-014(RMZ-11) 全長 8.6m 全高 8.2m 全幅 重量 23.0t 最高速度 150km/h 主兵装 クラッシャークロー*2 小口径荷電粒子ビーム砲*2 レーザーサーチャー  2連装対空レーザー機銃 小口径対空レーザー機銃*2 スマッシュアップテイル 機体仕様 指揮官機 コクピット等の装甲を強化した機体。 偵察部隊 センサー類を強化し、強行偵察部隊に配備された。
  • ジェシカ・サンダース
    Jessica Sanders 共和国通信下級通信官 Birthday 2080年 Race 風族 Sex 女 Class 軍曹 エリーと共に共和国軍を志す。ライセンス取得後は共和国陸軍に所属し、オリンポス山の戦いにオペレーターとして参戦する。しかし、部隊は全滅し、彼女と数人の兵士のみが残った。その後、中央大陸に帰還し、本土防衛部隊に所属している。 ゲスト的なキャラ。一応EP2にも名前は出てきて、エリーとの友好を書いてますが、この先の登場は未定です。
  • EP3.2
    機体から降りた彼に、私は飛びついた。しばらく体に顔を埋めて抱きしめていたが、息が苦しくなり顔を上げる。 「おかえり、ヘンリー。」 私はそう言って、彼の首筋にキスをした。 「わかった。わかった」と彼は言って私を離す。おでこに軽くキスをした後、一緒に帰ってきたカーティスのほうへ行ってしまった。カーティス・アビンレン中尉は、私たちが新たに配属になった独立第2中隊の戦闘面でのリーダー的存在。この部隊に配属になる前は、特殊部隊にいたって噂。 ちなみに彼と、ヘンリーの階級は同じ「中尉」だけど、専任であるカーティスが隊長。それはみんな納得してる。だって誰が見たって、カーティスのほうが大人だしね。 二人は少し喋った後、格納庫の出口へと歩き出す。ヘンリーは振り返って、「少佐に報告してくる」と私に叫んだ。私は小さく手を振る。 私とヘンリーがこういう関係になって...
  • サラ・ヘンドリック
    Sarah Hendrik 第12装甲師団第8遊撃中隊所属 Birthday 2080年 Race ニクス人 Sex 女 Class 少尉 適性が認められたため、新型ゾイドジェノザウラーを任されている。本人はもともと補給部隊所属だったため、現在の部隊と任務をあまり好んではいない。密かにベルガスを父のように慕っている。 しかし、ニクシー基地での戦いでは、そのベルガスに上官であるガルムを裏切れといわれてしまう。迷った末に彼女はベルガスについていくことを選ぶが、これが彼女の人生に影を落としていくことになる。 変わった人です。 ベルガスを慕っているのはあくまで”父のように”です。なんでベルガスの女性のタイプをニックに聞いたのかは…複線かな、いや誤植か…w
  • EP3.5
    私は迷っていた。 西方大陸、あのニクシー基地で、ベルガスについてきて本当に良かったのだろうかと…。 暗黒大陸に帰還した私とベルガスは正規軍に合流せずに、”鉄竜騎兵団”と呼ばれる特殊部隊と行動を共にした。彼らは旧ゼネバス派、親ゼネバス派にあたる軍人のみで構成されており、私が今まで見てきたどの部隊よりも士気が高かった。 ZAC2101年10月 帝都近郊の基地に私たちはいた。すでに主力部隊…いや皇帝警備隊、PK師団を残して全ての部隊といってもいい。それらが出撃した帝都は静まり返っていた。この日、私はベルガスから”真相”を聞くことになる…。 「サラ・ヘンドリック。お前に話しておきたいことがある。」 ベルガスが言った。ここは格納庫のキャットウォークの上、眼下では私のジェノザウラーが整備されているところだ。 「なんです?中佐」 ベルガス=ロックの...
  • ワンツ・ハント
    Wantz Hunt ヘリック共和国陸軍コマンダー。 Birthday 2033年 Race 砂族 Sex 男 Class 大尉 前大戦にも参加したパイロット。しかし、前大戦時に問題を起こし年齢の割りに階級が未だに低い。 西方大陸戦争では第1陣として上陸した部隊に参加。重電子戦略強行偵察部中隊の隊長を勤め、自らも愛機ゴルドスに搭乗した。オリンポス山の戦いではメリクリウス湖を横断し、海岸部の確保を任務に参加。部隊の半数近くを失うも、生還。駐留キャンプで踏みとどまっていた。 EP1ではキャンプ主要仕官が奇襲で死亡した後もアーク・ワード大尉と共にキャンプを立て直し奮戦、最後はベルガス=ロックのセイバータイガーの帰り際の一撃で命を落とした。 EP1時に前大戦を知る人物がほしいと思い設定。あえて”コマンダー”です。66歳にもかかわらず前線に立てるのは純血だか...
  • EP1.7
    7 「撤退したのか」 ベルガス=ロック・スタフォード中尉は静まり返った森を見つめて言った。肌に刻まれた皺は、今まで経験してきた戦場の多さを物語っていた。先ほど遭遇したスネークスタイプとコマンドウルフは1度の攻撃でそれきり姿は見えなくなった。彼が立案した奇襲攻撃は十分な成果を上げ、共和国軍は混乱状態で敗走した。俺は意気揚揚とし愛機である24メカのコクピットハッチを開けた。その時、部隊長であるガルム・ローランド中佐からの命令が届いた。すぐさま内容を確認してベルガス中尉を呼んだ。 「中尉、ローランド中佐からの伝令です。一旦撤退し、部隊を再編成をするとのことですが…」 彼は問題ないような口ぶりで「そうか。ではおまえは命令に従い司令部まで撤退しろ。ヘルキャットは全滅したと隊長に伝えてくれ。」と言った。中尉はここに残ってまだやる事があるらしいということはわかった。いつも...
  • ケベック・カミンスキー
    Quebec Kaminski Birthday 2082年 Race 風族 Sex 男 Class 軍曹→曹長(EP2) 機械化第7大隊所属時代 オリンポス山の戦いの混乱の中、部隊は孤立。アークたちと同じキャンプまで撤退してくる。キャンプが奇襲を受けた後は、ワンツ・ハント大尉の指示で見張りをしていた。 そこでエリーと出会い、後に部隊がこのキャンプでの戦いで全滅したため、彼女ら特殊工作師団第107高速戦闘連隊第6小隊の一員になる。 エリーに惹かれており、好意を隠そうともしないことに彼女はイラついている。 特殊工作師団第107高速戦闘連隊第6小隊時代 編入当初は、エリーのコマンドウルフのガンナーだったが、後にコマンドウルフA2型のパイロットになる。メカに精通している彼は、小隊の移動時などに臨時で整備を行っていた。 ニクシー基地の戦いで、エリーを助けようとしてジ...
  • テンプレ
    テンプレ 各カードのステータスは以下のように作成されています。 ゾイド 所属 サイズ HP WR 射撃 格闘 射程 移動 適正 特殊 パイロット 所属 性別 制限 愛機 部隊 適正 特殊 カスタム 所属 レベル 制限 系統 種類 効果 イベント 所属 レベル 種類 効果
  • 特殊工作師団第107高速戦闘連隊
    共和国の部隊。 西方大陸戦争初期から参戦していて、主に偵察哨戒戦を任務とする。連隊長はグレイ・A・ヘンダーソン
  • マミ・ブリジット
    マミ・ブリジット 所属 ヘリック共和国 性別 女 制限 空適性ゾイドのみ 愛機 ストームソーダー 部隊 ― 適正 空 特殊 (自動)HP+100 (自動)平地にいるゾイドに対する命中判定+1
  • レイ・グレック
    レイ・グレック 所属 ヘリック共和国 性別 男 制限 ライオン型ゾイドのみ 愛機 レオマスター専用機 名称:ライガーゼロ 部隊 レオマスター 閃光騎士団 適正 山 特殊 (自動)自機HP+200 (宣言)周囲1マス全てに格闘攻撃反撃可能。
  • EP1.3
    3 俺はエリーのウルフの脚部を点検した帰りだった。彼女のウルフは、前足のシリンダーに負荷がかかっていた。俺の予想通り、前足に負荷がかかる操縦をしていたのだろう。 俺は休憩のために近くにあったコンテナに向かった。コンテナには先客があり、だいぶ年配の士官だった。階級章は大尉。俺より2つも上、アーク隊長と同じだ。俺はそんなことを考えながな士官の隣に座った。 「このキャンプもそう長くは持たないな。」 士官がそう言った。彼の偵察部隊は昨晩、哨戒中に帝国の大部隊を目撃したのだ。帝国軍はオリンポス山以降勢いづいて攻めに転じており、共和国の前線は次々に引き下げられていった。「そうはさせません。」俺は言った。ここにはシールドライガー3機を含む高速ゾイドが駐留中だから、そう簡単には帝国も手をつけることができないはずだ。敵の主力高速戦メカであるセイバータイガーは確かに驚異ではあるが、サ...
  • EP2.7
    ZAC2100年7月に始まった第2次全面会戦は、完璧な奇襲によって帝国軍が有利に戦いを進めたが、共和国軍は「オーガの奇跡」を歯切りに奮戦。帝国軍は敗走を余儀なくされた。 9月 共和国本部はついに本土から「デストロイヤー兵団」を出撃させる。これは現存する最後のウルトラザウルスに、1200mmウルトラキャノンという大砲を装備させたものが中心になっていた。 そして10月初頭、ついにデストロイヤー兵団は西方大陸における帝国軍の最後の砦、ニクシー基地を射程に収めた。 俺はなり続ける砲撃をバックに、通信機の音量を上げた。 「どうだ?ヘンリー。」 アーク隊長は言った。後ろで、エリーが何か言っているのが聞こえる。俺たちは今、グスタフでニクシー基地の最南端を目指していた。 「順調みたいです。少なくとも、もう帝国に飛行している機影はいません。」 俺はそう言った。帝...
  • EP2.3
    「馬鹿が!」 デスクのガルム・ローランド中佐は、連絡を受けてすぐに、こぶしをデスクに叩きつけた。報告した私は、自分が何か悪いことをしたのではないかと、恐る恐る聞いてみた。 「あの・・・中佐・・・私、なにかご無礼をはたらきましたでしょうか・・・?」 すると中佐は私のほうを見た。 「君がなにかやらかしてくれたほうが、まだマシだがね。ヘンドリック少尉。」 彼は私が先程渡した封筒の中身を私に返す。そこには、今月に入って撃墜された友軍補給部隊の損害が報告されていた。 つまり共和国軍は、我々帝国軍の補給船を直接攻撃して状況を打開しようというのだ。 「ベルガスを呼べ。」 中佐は窓の外を見たまま、私に言った。ブラインドから差し込む夕日で顔は良く見えなかった。それにしてもめずらしいことだ。中佐は普段からベルガス=ロック・スタフォード中尉を邪魔者扱いし...
  • EP1.8
    8 「なんだと?それでおまえは貸したってのか?」 アークは怪訝そうな顔をした。当然だ、敵地に1人残る事は正気の沙汰ではない。でも私はヘンリーならばちゃんとタイガーを倒して帰ってくるという奇妙な確信があった。 「そう。タイガーなんてヘンリーなら余裕でしょ。」 わざとさっぱりした声を出す。さっきヘンリーにしたように。 「帝国軍の攻撃は今のところ止んでいるが、きっと部隊を再編して討伐しに来るはずだ。それに備えなきゃならない時だってのに…。」 ため息をついたアークに、整備兵が書類を持ってきた。この整備場ではもはやアークとワンツがリーダー的存在だった(私が見るに)。とはいえ、現存するゾイドはアークのライガーとゴルドス2機、ゴドス4機という粗末なものだった。 「じゃあね」 と私はいいその場を後にしようとするが、それをアークが止めた。どうせ...
  • EP2.1
    漆黒の空に数機の機影がサーチライトで照らし出される。一機は青と白のカラーリングが施されたネオタートルシップ。さらにその脇を固めるように銀色の新型ゾイド、RZ-029ストームソーダーが2機着陸体勢に入っている。俺は、そんな光景を基地の通路の窓から見ていた。 「遂に来ましたね。アーク隊長。」 俺の隣に立つ、ヘンリー・ライトリー少尉が言った。しかし、彼が興味を持っているのはネオタートルシップでここに来た人物ではなく、おそらく新型ゾイドのほうだろう。 「そうだな」と言いつつ、俺はまた通路を歩きだす。後ろではまだ、ヘンリーが窓の外を眺めていた。 = = = = = 爆音と共に、夜の来訪者は着陸を済ませた。私、エリー・ベッケロイドはたった今着陸したばかりの新型ゾイド(たしかストームソーダー)を見上げた。 「こんな時間にフライトプランなんてあったー?」 耳...
  • エリー・M・ベッケロイド
    Elly M.Beckeloyde 本名はエリー・マリア・ベッケロイド。 Birthday 2080年 Race 風族 Sex 女 Class 少尉 特殊工作師団第107高速戦闘連隊第6小隊所属時 中央大陸旧共和国領出身。16歳のとき幼馴染のジェシカ・サンダースと共和国国防軍のオペレーターを志すようになる。 しかし、オペレーターライセンス取得後に、中央大陸防衛部隊(警備隊)のパイロットになる。 ZAC2099年の西方大陸戦争ではグレイ・A・ヘンダーソン大佐が指揮する特殊工作師団第107高速戦闘連隊のアーク・ワード大尉が率いる第6小隊に所属し、開戦時から前線に身を置く。愛機はコマンドウルフ。 アークに好意を持っていたが、気持ちを上手く伝えられないまま死別してしまった。 特殊工作師団第107高速戦闘連隊独立第2中隊所属時 アーク、ヘンリー...
  • 飛翔-Fly-
    コンコンとドアを叩く無機質な音の後、「失礼します」と女性の声。扉越しにもその明瞭な声は響き、その部屋の主である佐官は「入れ」と短く答えた。 ドアが静かな音を立てて開く。入ってきた女性は整った顔立ちだが、美人というには何かが足りないように見えた。 「本日付でロブ基地に着任しました、戦略空軍防空戦闘隊 リリー・サムウェルズ中尉であります。」 彼女はそう言って、まったく無駄の無い動作で敬礼する。 飛翔-Fly- 「ロドリゲス、そういや今日だったよなぁ?新しいキャリアが来るの。」 プテラスの16mmバルカン砲弾のケースをどけながら、体格のいい男が近くで資料を読み返している金髪の兵士に言った。 「ああ、今度はサイカーチスに落とされるような奴じゃないといいけどな。」 と言って。ロドリゲスは資料をたたみ笑った。彼らは広い空軍用格納庫の一...
  • 備考・用語
    備考・用語 HPをX回復する HPを指定値だけ回復します。最大HPを超えて回復することはできません。 HP+X HPを指定値だけ回復します。「X回復」とは異なり、最大値を超えて回復することができます。 (宣言) 使用を宣言することで使用できる特殊能力です。 (自動) 条件が満たされた場合、自動的に発生する特殊能力です。 (配備) ゲーム開始時に部隊を編成するときに自動的に効果を発生します。基本的にはゲーム開始後は効果を発生している状態にはなりません。 「貫通」 シールド系などでダメージを減殺されることなく攻撃できる能力です。 目標 攻撃や効果を使用をする際などに指定する相手。ゾイド、基地、移動要塞。 ゾイド 攻撃をする際などに指定する相手。ゾイド限定で、基地などは対象にできない。 基地 攻撃をする際などに指定する相手。基地...
  • 前に進め
    目が覚めた。部屋のカーテンの間から夕日が差し込んでいた。今日もほとんど何もしないまま過ぎた。唯一したことといえば、泣いたことぐらいか…。 私は座っていたベッドから立ち上がり、部屋の明かりをつける。 部屋の端に備え付けられている鏡を見る。そこにはボサボサの髪で目を赤く腫らした私がいた。 彼が死んで2日が経った。 ニクシー基地の戦いで、私の所属していた小隊はほとんど全滅。残されたのは私、エリー・ベッケロイドと同僚のゾイド乗り、ヘンリー・ライトリーだけだ。 2人だけでは部隊にもならないため、今後再編されるのだろうが、もはや私にはそんなことはどうでもよかった。彼、アーク・ワードの死が、私の心に大きな穴を開けてしまったんだ…。もう動けない。もう戦えない。あの日、私はヘンリーと誓いを立てたのに…でも、もう動けないんだ。 「…エリー」 私を呼ぶ...
  • EP3.4
    コマンドウルフの後ろ足が地面を蹴る。まだ土煙が消えないウルフの足跡を、ジェノザウラーの加速テイルがえぐる。舞い散った砂が装甲に当たる音を聞きながら俺は、ジェノザウラーの格闘射程範囲から離れる。ジェノザウラーの強力な格闘兵器の相手をする気など始めからない。 テイルをはずしたジェノザウラーはすぐさま姿勢を低くし、ホバリングでその場を離れる。奴はカーティスのケーニッヒが狙っていることを承知で俺のウルフに襲い掛かってきたのだ。ニクシー基地で戦ったジェノブレイカーはゾイドの性能を過信していたが、こいつはジェノザウラーの性能・特徴をよく理解した上で、それを使いこなしている…エースだ! 好敵手の登場に俺は高揚していた。 「ヘンリー!荷電粒子砲だ!!」 カーティスが叫ぶ。奴は頭部口内に装備された砲塔をこちらに向け射撃体勢をとる。間合いと時間的に回避はギリギリといったとこ...
  • 苦悩
    ZAC2099 11月16日 天気:晴天   備考:おなかが減って死にそうです … 「落書きしてんじゃないぞエリー。」 アークが私の書いた定期記録を覗き込んでいった。 「兵士の状況も立派な記録!」 私はそう言って立ち、今書き終った記録を小隊長であるアークに渡した。彼は嫌な顔で受け取ると、それを持ってテントを出た。ここは前線からそう遠くない場所であるが、最前線というわけでもないので、こんな報告書などを書いているヒマがあると言うモノだ。共和国軍はオリンポス山の奪回に失敗した後、前線を次第に引き下げ、とうとうミューズ森林地帯まで撤退してしまった。いまや、かろうじて踏みとどまっているというのが事実だ。帝国軍は勢いに乗り次々と防衛網を突破しつつある。このままゲリラ戦が長引けば、私たちに援軍が来るかもしれないという危機意識からだろうか? 「ちょっとケ...
  • EP1.5
    5 目の前のゴドスが爆音と共に鉄塊に変った。金属片が手に飛び、傷口から血が出る。 「何が?」 私はあたりを見回す。さっきまで私と話をしていた整備兵が遠くで転がっていた。パニックになるのを何とか堪え、私は愛機の元に走る。途中、会議用のテントの残骸を見つけて私の足は止まってしまう。アークは、ヘンリーは無事だろうか?しかし、その場に転がっている兵士の亡骸を一人一人確認する勇気など、私は持っていない。 限界だった。私は立っていられずその場に座り込んだ。 「エリー!なにやってる!」 ヘンリーの声だ…!私がとっさに振り返ると彼は森の中から走ってきたところだった。「アーク隊長に頼まれた。行くぞ、反撃だ。」彼の目には闘志がみなぎっていた。「アーク、アークはどこ?」私は心配そうな声を隠さずに彼に言った。 「大丈夫、隊長は一足先にライガーで出撃した。」 ...
  • EP2.4
    俺は真新しいグリップを握り締めていた。 RZ-028 ブレードライガー。シールドライガーの後継機種であり、断片的ではあるが解析された古代のテクノロジー、「オーガノイドシステム」を搭載していた。敵との交戦で大破した俺のシールドライガーから、コアと数フレームを流用しているが、まったく別の固体といえるものになっていた。 「もうすぐ目標ポイントよ。」 エリーの声がスピーカーから響く。現在、俺の小隊は、帝国軍の補給路攻撃の任務を受け、森林地帯を進行中だった。俺のライガーを挟むような陣形で、先頭にエリーのH1型ウルフ、左右にヘンリーとケベックのA2型ウルフが進行していた。数日前の補給でブレードライガーと共に、やっとケベックにも機体が届いた。 予定では、目標はグスタフ2機、それに護衛のヘルキャットが数機という情報だ。しかし、予定はあくまで予定、これまで共和国軍が複数回補給路を攻撃して...
  • EP1.6
    6 キャンプは俺が出撃した時点ではまだ形はあったものの、大半が煙を上げていた。エリーのことはヘンリーに頼んだが、無事だろうか?目の前のモルガ部隊は絶えずミサイルを発射している。俺の隣のシールドライガーは装備されたビームキャノンを発射した。瞬間的にモルガの隊列に穴ができる。しかし、それも数秒のことだ、後方から新たに前進してくるモルガがその穴を埋める。 「一体いくらいるんだ?このイモムシ野郎は!?」 ワンツ大尉はそう言ってミサイルを発射した。彼は本来の愛機ゴルドスではなく主を失った、ロバーツ中佐のシールドライガーに搭乗していた。敵軍の奇襲攻撃は強烈な打撃となり俺たちのキャンプを襲った。ゾイドは大半を失い、主だった士官も会議用のテントと心中した。 「引き返しましょう。そろそろ弾薬も尽きます。」 俺はミサイルの残弾を見てそう言った。しかし、ワンツ大尉は「アー...
  • EP1.10
    10 昨日とは打って変わって空には黒い雲が浮かんでいた。雨の日の行軍は帝国軍としても行ないたくは無いだろう。しかし、それは守る側にとっても同じ。だから今日、やつらは来る。なぜだかそんな予感が俺にはあった。 整備兵から俺が一昨日破損させてしまったエリーのウルフの修理が完了したとの知らせを受けて俺はウルフの元へ向かう途中だった。 「ヘンリー!来たわ、奴らよ!部隊を展開し始めてる!!」 エリーが見張り棟の方から駆けてきた。それと同時に俺の頭に雨水が当たる。遂に始まるのだ、雨の中での正念場が…。俺は彼女にアークたちにも伝えるように言うと、修理されたエリーのウルフを横目に前の戦いで修理中だった自分のウルフのコクピットに飛び乗る。“わくわくする”と表現するのはナンセンスかもしれないが、とにかく俺は自分がいつもと違う精神状態だというのがわかった。 ウルフを起動させると、昨日掘...
  • EP3.3
    俺たち独立第2中隊が動いたのは8月の22日だった。 ビロフト平原の南に展開した我々は、先頭に俺のケーニッヒウルフ、その脇をオズワルドとヘンリーのウルフが堅め、その背後に少佐が乗る移動司令部であるグスタフと、それを守るエリーのウルフと歩兵ゾイド6機が展開していた。 「作戦開始だ。」 少佐が言った。それを合図に俺たち3機は戦果の中に飛び込んだ。 今回の任務は、ビロフト平原南部の帝国軍発電施設を潰し、この一帯での共和国の数的劣勢をひっくり返す足掛かりを作ることだ。 戦いが始まって数ヶ月が経つ。そのたびに両軍は幾度となくこの地で衝突し、次第に数を減らしていた。しかし、もともと数が少なく、さらに不慣れな土地での戦いを強いられてきたということもあり、共和国軍はやや劣勢だった。 「隊長、俺はオズと左のをやります」 そういってヘンリーは左に見えるモルガ部隊に攻撃...
  • EP2.5
    敵護衛は、大型2機と小型4機という構成だった。 グスタフ2機を囲むように先頭にグレートセイバー、両サイドにヘルキャットが2機づつ。もしかしたら、まだ光学迷彩で隠れてる奴がいるかもしれないが…。そして殿に強化型と思われるレッドホーンという配置だ。 「隊長、どうします?」 ヘンリーはウルフを射撃体勢にしたままで聞いた。 「戦力の差はギリギリ想定内だ。実行する。いつもどおり先手を打って数の差を減らす。」 俺は索敵モードに入っているエリー機のほうをチラッと見た。本来ならば、索敵を継続して続けてもらうつもりだったが、この状況では仕方がない。 「エリー、攻撃の支援、頼めるか?」 俺は仕方なく彼女に言った。 「大丈夫。で?どっちからいくの?」 エリーはモニターを見ながら言った。いつもとは違って、いやにまじめな表情。何かあったのだろうか?…...
  • EP1.9
    9 「ハルフォード中隊はオリンポス山の中腹まで到達、ロックランド中隊はこれの援護にあたり半数が壊滅。」 通信兵のハリスがオリンポス攻略の現状を伝える。未だ上層部がなぜ必死になってオリンポスを奪還したがっているのかは不明だ。しかし、重要拠点と言っても全軍が決死の突撃をしていい局面じゃないのは確かだ。今は中央大陸からの支援を待つ事も苦しいと言うのに…。ため息をつきそうになった俺は地響きにも似た小さな揺れを感じた。と同時に仮司令室の入口の布が上がり、エリーが顔を出した。 「アーク、ヘンリーが帰ったわ。」 俺は急いでコマンドウルフの元に向かった。ウルフは背部がごっそりやられており、修理が必要だった。コクピットから降りたヘンリーは俺の姿を確認したのか、ばつが悪そうな顔でこちらに向かってきた。 「すみませんでした。」 ヘンリーは目をそらして言った。俺は「...
  • EP3.1
    青黒い空を3機のゾイドが滑るように飛ぶ。先頭を飛ぶのは、銀色の翼竜型ゾイドRZ-029 ストームソーダー。弱い日差しを受け、反射した光が自身の影を白く照らす。 脇を飛ぶ2機は、ストームソーダーよりも大型の翼竜型ゾイドRZ-045T3 サラマンダーカーゴ。元々地上に急接近する性能を持っていた大型ゾイドサラマンダーに、大型クラスのゾイドまでを輸送することができるユニットを装備した機体である。2機の腹部のユニットには、それぞれ、RZ-053 ケーニッヒウルフとRZ-009A2 コマンドウルフがマウントされていた。飛び交う戦火を華麗に避け、3機は開けた土地に出る。 ==== 「隊長、前方に危ない友軍が。」 並走するサラマンダーにマウントされたウルフのパイロット、ヘンリー・ライトリー少尉が言った。確かに前方にはレッドホーン2機に攻撃されているディバイソンがいる。弾切れな...
  • @wiki全体から「保安部隊」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索