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東方RPG(仮称)あらすじ後編

さて、ここからはエンディングと、その後のシナリオをがっつり紹介していこう。
あらすじどころじゃない文章量であるが、このゲームで最も重要なシナリオなので心してかかれ。

+想いの果てに

想いの果てに

ニャルラトホテプに打ち勝ち、「黄泉路」の侵食を食い止めた一行。
一行の意志と力に敬服した邪神は、不敵に笑いつつも今暫く侵攻を止めることを約束した。
幻想郷を襲う脅威は、ひとまず去ったのだ。
もちろん、幻想郷が根本的に「宇宙の意思」に反している事実は変わらない。
いずれ再び、彼らの侵食は行われるだろう。
だがそれは、遠い未来の話である。
今は再び、平和を取り戻した幻想郷を楽しむがよかろう。

幻想郷の危機は去った。
しかし、今回もまた、パルスィの求めていたものに逢うことは出来なかった。
「海」に奪われてしまった彼女の幸せ。
彼女が人間を止めてまで追い求め、待ち続けるたった一つのもの。
もちろん、まだ子供の彼女にとって、「あの人」は恋人とはなり得ない。
それでも、彼女にとって唯一の、そして最も大切な存在に変わりはなかった。
だから、彼女は待ち続けた。
そして、今回もまた、駄目だった……
いつまで、待てばいいのか……

だがある時、彼女は夢を見た。
炎に包まれた存在が、彼女に「何か」を見せる夢。
ギャラックス……宇宙……見知らぬ大地……天空の都市……闇の世界……光の世界……そして黄泉路。

目を覚ました彼女には、炎の賢者が誰なのかは分からなかった。
だが、彼に伝えられたことはしっかりと覚えている。
彼女の失った幸せは、未だ「黄泉路」の奥深くに残されている、と。
人を超越した彼女ならば、神にも匹敵する力を得て、「黄泉路」の深部まで辿り着くことも出来よう。
賢者は、その為のヴィジョンを指し示してくれたのだ。

炎の預言に導かれ、パルスィの本当の旅が始まる。
既に幻想郷の危機は去ったが、仲間達ももちろんついてきてくれるぞ。

+未知なる世界へ

未知なる世界へ

夢を追うパルスィは、預言に従い「ギャラックス」を操作した。
デュープリズムのエネルギーを得たマシンは低くうなりを上げ、やがて異世界へのゲートを開く。

アルテリオス……
「ギャラックス」によってのみ到達できる、閉じた宇宙(敵LV50)
広大な宇宙空間を彷徨い、ワープゾーンを見つけた一行が辿り着いたのは、惑星トゥメールカムス。
太古の自然と遺跡が散在する、未知なる世界だった(敵LV55)
そこで一行は、ついに炎の賢者と出会う。
だが、その姿を長く留めることが出来ず、ヒントを与えるだけで消え去ってしまう賢者。
ヒントに従い、遺跡惑星を探索する一行の前にやがて、天空へと至る道「ハイ=ウェイ」が姿を現す。
再び現れる炎の賢者。
この先に、神の力を得る為の「何か」がある……!
迫り来る箪笥!
待ち受けるハイパー・フライア!
何故ここにいるテグザー・ファイアホーク!
数々の護衛機を撃ち落とし、目の前にそびえるは天空都市「ガイアポリス」(敵LV60)
天を貫き、空の果てまでも達するかと思わせる威容に驚くパルスィ。

「あれが、ガイアポリス!
 高い!!
 神が創るものには際限がないわ!」
「あれは、神ならぬ、人間の作だ。
 恐れるな、王女!」

彼女を導いてきた炎の賢者が、彼女を落ち着かせる。
人間を超えた彼女ならば、必ずこの試練を乗り越えられよう……

壮大にして広大なる天空の城。
険しい道のりの果てに待ち受けるは、1匹の巨大なドラゴン。
神へと挑まんとする愚かな人間を葬り去るため、邪竜アジ・ダハーカ(LV90)が牙を剥く!

神にも匹敵する力を持つ竜を退けた一行の前に、一人の男が現れ告げる。
汝らは試練に打ち勝ち、神々へと挑む勇気と力を証明した。
私はこれより、汝らが神々の元へと向かう手助けをしよう。
間違いない、彼は炎の賢者。
だが、一体何者なのか?
パルスィが疑問を呈する。

「貴方は何者……?神様?」
「私もかつてはあなた方と同じ人間であった。
 だが……ふふ、聡明な貴女ならお分かりではないかな、我が国の王女よ?」
「え……まさか……貴方は……!」

そう。
彼こそはゾロアスター。
神の御使い。
彼が纏っていた「炎」こそ神の証。
パルスィにとっては神にも匹敵する人物である。

+ツァラトゥストラはかく語りき

ツァラトゥストラはかく語りき

ゾロアスターの言葉は信じられないものであった。
これから出会う神々とは、アンリ・マンユとアフラ・マズダ……
彼らの、そしてパルスィにとっての最高神だったのだ!
宇宙の法則そのものである「黄泉路」に対抗するには、それほどまでの力が必要なのだ。
既に、アンリ・マンユの尖兵であるアジ・ダハーカを退けた彼女らならば、
神々の試練にも耐えることが出来よう。

さらに、ゾロアスターは一人の少女を紹介してくれた。
彼女の名はストラーフ(LV60)
かつて栄華を誇ったアルテリオスの超技術をもって開発されたアンドロイド「人工天使」である。
こんなこともあろうかと、アルテリオスの天才科学者ラド博士が作成したという。

アルテリオスとは、最も神に近づいた人々が到達する次元。
人々はここから、神に準ずる存在となるべく、新たなステージへ向けて飛び立っていったのだ。
その時に、将来人間達を襲う脅威への対策も残していったのである。
現在でも、彼らはガイアポリスを拠点とする超時空警察機構「秘密時空組織G」を結成し、
人間には対処出来ない高次元犯罪を取り締まっている……が、それはまぁどうでもよかろう。

+無の力

無の力

「黄泉路」に対抗する力を求め、神々の許へと向かうパルスィ。
まず向かうのは、全てを無に帰す闇の神「アンリ・マンユ」の住まう「奈落」だ。

奈落。
永遠の夜が支配する、暗黒の地。
敵LV66を誇り、最強の悪魔・アーチデビルも徘徊するこの世の地獄。
その名とは裏腹に、ネオン煌めく眠らない街。
人々は皆、自己の欲求を満たすことだけを考えて行動し、自己の為だけに団結する。
利害の一致した者達だけが生き残る、弱肉強食の世界。

それは、神に見捨てられ、自らの力だけで生きることを余儀なくされた者達の末路である。
信じる者以外には手をさしのべぬ、神の暗黒面がそこにあった。

何が善で、何が悪なのか……
逡巡する一行の前に、ふいに立ちはだかる二人の影。

黒き太陽・ブラックサン。
白き月影・シャドームーン。

かつて、親友同士で戦いあわねばならぬ宿命を背負わされた、悲劇の戦士。
善でありながら、親友を助けられなかった黒き力。
悪でありながら、最期には親友を信じた白き心。
神に見捨てられながらも、善悪を超越した力と心を得た闇の戦士達が、その剣を以て問いかける――

戦士達を破り、自らの意思と仲間への信頼を示したパルスィ。
善悪よりも大きなものの為に戦う彼女に、黒き戦士がその剣を差し出す。

リヴォルケイン――
勇気の力で愛を力に変える、光の剣。

驚く一行に、白き戦士が語りかける。
ブラックサンには私がいる。
二人の友情があれば、そのような武器など必要ない。
今、その力を必要とするのはお前達だ。

さぁ行け、戦士達よ。
アンリ・マンユはこの先にいる。
善悪を超えた想いの力、神々に見せてやるのだ。

闇の神「アンリ・マンユ」
善なる神と戦い続ける、悪しき魔王。
神に見捨てられた者達と共に、神の支配に抗う存在。

ラスボスをも上回る超ボスにして悪の権化、LV99を誇る魔王の中の魔王。
アンリ・マンユがついに姿を現す。
全てを失った者達の「無の力」に、愛の心は届くのか――

「無の力」は、全てを失った悲しみの力。
全てを拒絶する破壊の力。
かつてパルスィも押し流された感情の激流。
だが、かつてそれを乗り越えた彼女ならば、あるいは――

+無限の力

無限の力

アンリ・マンユの「無の力」を退けた一行。
「無の力」の本質を知り、手にしたパルスィは新たなる力「パルスター」を習得した。
時空をねじ曲げ、全てを拒絶する暗黒球体を敵にぶつける超大技である。
しかし、それだけでは「黄泉路」には対抗出来ない。
時空を超える彼らには、時空をねじまげる攻撃すら通用しないのだ。
もちろんこの球体は強大な精神力の塊でもあるが、「黄泉路」には心さえも届かない。

ならば、もう一方の神にも逢わねばなるまい。
全ての善を司り、無限の力を生み出す光の神「アフラ・マズダ」である。
彼は、光溢れる天空の都「バビロニア空中庭園」に鎮座する。

バビロニア空中庭園――
人々が神の領域へと到達せんがため建設していた「バベルの塔」……
一度は神の逆鱗に触れ崩れ去るも、真に神を信ずる者達の手によって、ついに完成したこの世の楽園。
そこはLV67にも達する屈強な天使達に護られ、最強の守護者・アークデーモンが待ち受ける。
人々は皆、神の為だけに働き、神の為だけに死んでいく。
自らを省みることもなく――

そこは、アンリ・マンユの世界の真逆。
神に全てを捧げ、信じる者のみが到達できる夢の世界。
そこではもう、何も考える必要は無い。
神への愛が全てを圧倒し、「無限の力」を与えてくれるのだ。

しかし――
自らを捨て、神に帰依することは本当に完全なる善なのか?
自らの為に生きる者達を悪と決めつけ、奈落へと追いやるのは、本当に――

悩める一行。
その眼前を、一発の銃弾がかすめる。

迷いを払うは漆黒のスナイパー・トップガンダー。
かつて悪によって生み出されたマシンである。
悪の存在が、何故……?
驚く一行の前に、もう一機のマシンが現れる。
彼こそはメタルダー。
正義のために作られた超人機。
ここに再び、善悪を超越した友情に結ばれた戦士達との戦いが始まる――

善のために作られるも、敵を悪として排除するのではなく、知ろうと努めたメタルダー。
悪によって作られるも、メタルダーと出会い、自らの意思で悪を捨てたトップガンダー。
彼らもまた、パルスィの想いと友情を試したのだった。

自らの武器「アーマライト」を差し出し、無言で頷くトップガンダー。
彼らもまた、武器など必要としないほどの友情で結ばれているのだろう。

善と悪は、決して相容れないものではない。
2組の戦士達が教えてくれた真理を胸に、一行はついに光の神の許へと辿り着く。

光の神「アフラ・マズダ」
「アンリ・マンユ」を不倶戴天の敵とする、善なる神。
神を信じぬ背徳者を討ち果たすまで、信者と共に戦い続ける存在。
LV100、即ち完全なる者。
彼を信ずる者達は、心の全てを神に委ね、神に満たしていただける。
それは全てを白く塗りつぶす「無限の力」……
もはや何も必要としない、真に満ち足りた心。

だが、その中ではもはや個は存在しない。
ここまでパルスィを支えてきてくれた仲間たちも、彼女が求め続ける「あの人」も……

全てを捨て去るのは、全てを拒絶することと何も変わらない。
全てを消し去ろうとする「無限の力」に、パルスィは立ち向かう。

ゾロアスター教徒であるパルスィが、自らの主神に歯向かうなどということは本来あってはならない。
だが、彼女はアフラ・マズダを信仰していないわけではない。
アンリ・マンユに傾倒しているわけでもない。
彼女は、彼女なりの「善」を求めているのだ。
悪を改心させ、行きすぎた善を諫め、善と悪の境界を取り持つのもまた、善行とはならないだろうか。

+無限光を求めて

無限光を求めて

真の「善」を探求するパルスィであったが、彼女もまた「無限の力」を得ていたのであった。
彼女が慕い続ける「あの人」への想いは、紛れもなく「無限の力」の源なのだ。
時空を超え、あらゆる敵対者を消滅せしめる無限の力「ショックウェーブ・パルサー」
まさしく、善なる神の威光である。
だが、この力でさえも「黄泉路」には不十分だ。
「無」と「無限」は本質的に同じであり、時空+精神属性の枠からは離れられないのだ。

では、真に「黄泉路」に対抗するにはどうするのか。
ゾロアスターは語る。
「無」も「無限」も超えた純粋なる力「無限光」が存在する、と。
今までの神々の試練は、善悪を超越した「無限光」を得る資格があるかを試していたのだ。
パルスィは、見事に試練を乗り越えた。
善悪に染まることなく、自ら考え、行動した。
神さえも怖れることなく。

だが、それだけでは「無限光」を手にすることは出来なかった。
神をも超えた彼女に、まだ乗り越えるべき試練があるのだろうか?

もちろん、ある。
それは――

「自分」である。

+悪夢を超えて

悪夢を超えて

自分との戦い。
それはパルスィの精神世界。
以前ヨグソトースの悪夢に囚われた時に訪れたように、ペルシャ宮殿・パルスィの部屋から始まる。
前回と違うところは、パルスィが正気を保ち仲間にいること。
そして――

悪夢に立ち向かわねばならないことである。

無人の宮殿を抜け、路地裏へと向かう一行。
周囲は急速に暗くなり、不気味な金網がパルスィの心に刻まれた悪夢を物語る。
今回はアレッサも引き留めず、その先へ……

そこは、行き止まりであった。
そこにあるのは、金網に磔にされた死体。
かつてこの場所でパルスィを襲った男達の末路。
現実には、彼らは彼女に手出しすることなく、助けに現れた「あの人」によって排除された。
だが、彼女の心には暴漢への恐怖心と、強い怒りの感情が残されていた。
この闇の世界は、彼女の心の暗部の具現化。
心の奥底に封じられた恐怖と怒りの化身「ネメシス」が創り出した、断罪の空間なのである。

「ネメシス」に磔にされた男達は、現実世界でも程なくして死んだという。
恐るべき呪殺の力。
心優しい彼女だからこそ生まれてしまった、感情の歪み。
この忌まわしき記憶を乗り越えなければ、「無限光の力」は得られない。

だがそれは、彼女だけの戦いではない。
かつて彼女を貶してきた者……
萃香……文……そして多くの鬼や天狗たち……
今でこそ仲間として同行しているが、彼女らの行為がどれほどパルスィを傷つけていたか。
表面上は聞き流していたパルスィだったが、心の傷をえぐられる苦しみはいかほどであったか。

断罪の時は近い。
本当の恐怖はこれからだ。

再び記憶の世界を駆け抜け、幻想郷まで辿り着いた一行。
ここからが悪夢の本番である。
まずは、好奇心旺盛な天狗が、彼女の過去を執拗に追い回すところだ。
当然逃げ続ける彼女だが、天狗は決して逃がさない。
再び闇に閉ざされ、悪夢のような敵(LV65)が行く手を塞ぐ世界を、とにかく逃げる。
やがて――

現実の彼女は、文を殺してしまうことなどせず、その厚顔無恥な行為を嘲るだけだった。
何故なら、天狗に悪気など無いことが分かっていたから。
天狗はネタを探して食い付いてきただけで、彼女を傷つけるつもりなど無かったろう。

だが、どのような理由であれ、彼女の心を傷つけてきたことに変わりはない。
現実の彼女は我慢していたが、その心の歪みは確実に「ネメシス」を呼び寄せていた。
そして今、眼前には磔にされた文の姿が。
彼女に裁きを下さんと歩み寄るネメシス……

ここで、一行は重大な決断を迫られる。

パルスィの心を護るため、文の死を受け入れるか、
文を護るため、パルスィの心を打ち砕くか……

「ネメシス」を倒せば文は助かるが、心の防波堤を破壊されたパルスィは耐えきれず死亡する。
「ネメシス」を止めなければ、パルスィの心の闇が一つ晴れるが、文は死亡する。
さらに、怒りの矛先は天狗全てに向けられているため、はたてと椛も死亡する。
いずれも、二度と甦らない完全なる「死亡」である。

パルスィが死んでしまえばもちろん、「無限光の力」は手に入らない。
そもそも、「黄泉路」に向かう理由も無くなるので一行の旅は終了。
やや後味は悪いものの、死を拒絶したパルスィに死を与えることで彼女を解放する、という、
ある意味では彼女を救うようにも見えるエンディングとなる……が、
果たして、志半ばで葬られる彼女の無念はいかほどであろうか。
肉体ばかりか心までも失わされた彼女の思念は、幻想郷に何をもたらすのか……
どう考えても嫌な予感しかしませんな。
というか、パルスィの力そのものである「ネメシス」は非常に強く、倒すのは困難を極める。

「黄泉路」に挑みたければ天狗を見捨てるしか無いが、自業自得とはいえこちらも非常に後味が悪い。
何より、自らの暗部を抑えきれなかったパルスィが自責の念に駆られる様は、見るに耐えない。
他に選択肢は無いのか……

さすがに、これだけでは救いが無さすぎるだろう。
だが安心して欲しい。
実は、文に過去の過ちを受け入れる強さと贖罪の意志さえあれば、最悪の選択は回避されるのだ。

ではどうするか。
それは、この場にパルスィと文を一緒に連れてくること。
そして、「ネメシス」と対峙し、一切攻撃することなく、7ターン耐えきること。

丑の刻参り7日目……
怒りが頂点に達し、やがて流れ去る時。
自らの過ちを受け入れ、その時までひたすら耐えることで贖罪の意志を示す。
死よりも辛い選択をすることにより、「ネメシス」の怒りは鎮まり、悪夢は消え去る。

さて、文を見捨てるか、「ネメシス」を鎮めれば次なる場面だ。
こちらは萃香である。
パルスィを貶し、傷つけてきた彼女もまた、磔の刑に処せられていた。
こちらも先ほどと同じく、選択によってはどちらかが死亡する。
鬼には当然勇儀も含まれているため、萃香を見捨てれば勇儀も死ぬ。
腕力を過信し、心を理解しようとしなかった鬼の末路……など見たくなければ、
ちゃんと「ネメシス」を鎮めよう。

なお、天狗の方は文、鬼の方は萃香だけいれば問題ない。
逆に、最大戦犯たるこの二人がいない場合は、容赦無く呪殺されてしまうので要注意。
自らの過ちに気付くことすら出来ない勇儀など、連れてくるだけ無駄なのだ。

全ての悪夢を超えた先には、再びゾロアスターが待ち受けている。
そして、これまでの悪夢で犠牲者が出ていなければ、ついに「無限光の力」が手に入るのだ。

無限光……
「アイン・ソフ・オウル」と呼ばれる究極の力。
あらゆる防御を貫き、全てを凌駕するエネルギーの奔流。
時空の彼方で待ち受ける「黄泉路」の中心「アザトース」……
彼の魔空空間を打ち破れるのはこの術だけなのだ。

さらに、ゾロアスターからは彼の言葉が刻まれたレイピア「アヴェスター」が贈られる。
審判者ミトラ神の力を具現化した神の剣。
レイピアでありながら、刀剣にも匹敵する攻撃力を誇る最強の武器。
究極魔法と最強武器、二つの力を得たパルスィにもはや恐れるものは無い。

ちなみに、悪夢で犠牲者を出してしまっている場合は、無限光もアヴェスターも手に入らない。
「黄泉路」へ行くことは出来るが、魔空空間を破れないので「アザトース」は倒せない。
憎しみは結局、何も生み出せないのだ。

だが、ゾロアスターに頼めばもう一度、試練を受けさせてもらえる。
アフラ・マズダをも凌ぐゾロアスター教最高神・時の神ズルワーンが、特別に時を戻してくれるのだ。
次こそは失敗しないようにしよう。

+深淵の彼方へ

深淵の彼方へ

ついに「黄泉路」に対抗する術を手に入れた一行は、再び「黄泉路」へと向かう。
本編クリア後ニャルラトホテプに話しかけると、再戦するか、「深淵」へと向かうかが選べるのだ。

黄泉路の深淵……それは海であり宇宙。
外観こそ異なるが、実はここの構造は「超時空要塞セフィロート」と同じ。
生命の樹とは宇宙そのものであり、まさにこの場所なのである。
あの要塞は、この場所を模したに過ぎないのだ。

というわけで10のセフィラを巡るのだが、今回のセフィラもまた非常に特徴的だ。
各所のセフィラは、色に対応した属性攻撃ばかりを繰り出す敵(LV72)しかおらず、
メンバーを上手く編成すれば全く苦労せずに突破出来るのだ。
例えば、白のセフィラは破魔属性であり、霊夢を突入させれば楽々クリア出来てしまう。
面白いことに、敵は 使用属性=弱点 なので、反射だけでも勝てることだろう。
その代わり、攻撃力自体はかなり高いので、属性を見誤ると目も当てられないぞ。
経験値やお金もゼロなので、無理して戦わないように。
セフィラの最深部には謎の球体があり、これに触れることでクリアとなる。
ただし、触れるとエネルギー属性の大ダメージを受けるので注意。
ダメージを受けるのは先頭1名だけなので、不安なら2人以上で挑もう。
もちろん無属性や吸血属性のセフィラもあるので、無効化策を考えてみよう。
例えば、大型キャラ扱いのミッシングパワー萃香には無属性攻撃なんて効かないよね。

ちなみに、「深淵」と「黄泉路」の間には何故か、リサ先生の診察室がある。
休憩だけでなくPT変更も出来るので、有効に利用しよう。
全てのセフィラを巡ると、例によってダアトが姿を現す。
今回のダアトが通じる先は、なんと「イドの迷宮」。
お次はバーン世界ラスト6連ダンジョンの再現だ。
もちろんここも、セフィラと同じく固有の属性があるのでメンバーを厳選して挑もう。
1階層ごとに診察室があるので、PT編成の心配はいらない。
なお、イドの迷宮は精神属性、アストラル世界は時空属性を司っている。

全てを突破した先に広がるは、宇宙の中心。
先ほどまでのエリアは「黄泉路」と「宇宙の中心」を結ぶ時空の通路に過ぎなかったのだ。
そして実は、あの場所はかのヨグソトースそのものなのである。
一行は、それほどまでに偉大で巨大な存在と戦っていたのだ。
そこは、これまでのセフィラに登場した敵が、全種類ランダムで現れる混沌の世界。
あらゆる属性攻撃が襲いかかってくるので、突破は容易ではない。
だが、ここを超えねば最後の敵までは到達出来ない。
最終戦直前にも診察室はあるので、全力で突き進もう。
一度このエリアを訪れてしまえば、以後ダアトから直行することが出来る。
アストラル世界を通らなくて済むので、2度目以降の突入は比較的ラクだろう。

宇宙の中心部の、そのさらに最奥部、時空を超えた彼方に「黄泉路の中心」アザトースはいる。
アザトースは「宇宙そのもの」とも言える神だ。
掟破りのLV127を誇り、最初は無敵の魔空空間に護られている。
この状態では、エネルギー属性を含む全攻撃が吸収されてしまうので撃破は不可能。
「アイン・ソフ・オウル」を習得している場合のみ、イベントが発生して魔空空間を消去できる。
驚異的な戦闘力を持つが、全ての属性が有効なので、属性を気にせず全員が活躍可能。
攻撃もエネルギー属性のみなので、耐性の強弱に悩む必要はない。
物理・魔法・ブレス全種が飛んでくるので、防御力だけは注意しておこう。
密かにエネルギー属性125%弱点なので、エネルギー属性持ちはちょっとだけ有利。
ファイナルマスタースパークやティルトウェイト、アイン・ソフ・オウルなどを惜しみなく撃ち込むべし。

正真正銘、これが最後の戦いである。
もはや出し惜しみは不要。
全ての力を出し切って戦うのだ。

+夢の終わり

夢の終わり

「黄泉路」の神アザトースに打ち勝ったパルスィ。
ついに、彼女の探し求めていた「あの人」に逢えるときが来たのだ。

人間をやめ、妖怪を超え、神の領域へと踏み込んでまで探し続けたもの。
もちろん、彼女には分かっていた。
「あの人」は既に黄泉の住人であり、決して戻ることは出来ないと。
無理矢理に連れ戻せば、イザナギとイザナミの悲劇が繰り返されるだけであろう。
その領域を踏み越えてはならない。
それは、彼女が誰よりもよく知っている。

ただ、彼女は逢いたかった。
「あの人」に、ただ逢いたかった。
逢ってどうする、ということではない。
ただ、逢いたかった。

「あの人」は、そこにいた。
黄泉の果てに、確かにいた。

「あの人」は、彼女を捨ててなどいなかった。
ずっと、黄泉の果てで彼女を待ち続けていたのだ。
不慮の事故で「海」に囚われるも、「あの人」は彼女を待ち続けるために転生を拒んだ。
一方、彼女は「あの人」を探し求め続ける為に死を拒んだ。

皮肉なことだ。
現世を生きている彼女のために、転生を拒み待ち続けた者。
黄泉に去った「あの人」のために、死を拒み待ち続けた者。
お互いに想い続けたが為に、お互いに出逢えなくなってしまっていたのである。

そして今、ようやく二人は邂逅を果たした。
生者と死者。
もう、言葉を交わすことも出来ず、触れることも出来ない。
でも、そこにいる。
存在を感じられる。
待ち続けたことは、無駄ではなかった。
探し続けたことは、無駄ではなかった。

生死を超越した二人の存在は、宇宙の法則からは外れてしまった。
既に転生は叶わず、死も叶わぬことだろう。
それでも、二人は笑っていた。
もう、いつでも逢えるのだ。
見果てぬ夢を見続けぬとも、お互いを感じることは出来るのだ。
それだけで、もう。











アザトースには分かっていた。
実は、この二人はいつか再び一緒になれる運命にあるのだ。

だが、それは今ではない。
それは――





宇宙が終わる、時の最果て。
永劫を生きる二人が、再び出会えるのは、まだまだ先の事である。

end of dreams...










+...

おわりに

神々を打ち倒し、ついに宇宙の法則までも超えてしまったパルスィと一行。
では、彼女たちは神をも超える存在となったのか?

残念ながら、そうではない。
彼女たちは、今でも人間に過ぎない。
神々は、彼女たちが勝てる範囲内で、その力を振るったに過ぎないのだ。

これは、遊戯である。
神々が人間を試し、その力を鑑賞する、宇宙を舞台に繰り広げられる壮大な遊戯。
永劫を生き続け、運命さえも知る神々が考え出した、ちょっとした余興。
人間の限界の、その先を試す、ささやかな道楽。
人は、どこまで運命に抗えるのか。
人は、どこまで神に立ち向かえるのか。

ある神は、人間には無理だと笑い飛ばした。
別の神は、人間の底力を信じた。
今回は、人間の底力が上回った。
二人の人間が、運命に抗い、運命を乗り越えた。
多くの人間が、神々の力をはねのけた。

彼らが、どこまで辿り着くのか。
運命を狂わされた神々に、それはまだ分からない。
だが、それこそが神々の求めるものであった。
全てを知り、全ての未知を失った神々にとって、
これは、未知なるものへの探求心を得られる唯一の機会なのだ。
探求心がある限り、心は滅びない。
未知への探求が続く限り、この宇宙もまた、続くことだろう。

これは、遊戯である。





+おまけ・Q&A集

おまけ

幻想郷で役立つとっさのQ&A集

Q1.パルスィの「あの人」って誰?恋人?
A1. お兄ちゃんです。

Q2.ニャルラトホテプが倒せません><
A2.黄泉路にいる宇宙刑事ギャリバンに話を聞こう!

Q3.僕の持ってるゲーム・ガイアポリスには伝説の黄金鷹とかいうのが出てくるんだけど、これ誰?
A3.猛禽はゾロアスター教において神聖な動物、即ち神の御使いなのです。

Q4.アザトース撃破後、さらなる隠しボスがいると聞きました!
A4.運命を乗り越え、神となったパルスィと戦えるらしいが、死にたくなければやめておけ。

Q5.前半はぼったくり売り子、後半は発狂で全くいいところ無いです!出番無いんですか!
A5.聞いて驚け!なんとクリア後もう一度アザトースを倒すと、妖怪の里を復興させてもら

Q6.解答がちょん切れてたのでもう一度聞きます!神奈子様や諏訪子様、そして私の出番は
A6.聞いて驚け!なんとクリア後もう一度アザトースを倒すと、河童やあの神々を復活させても

Q7.緑髪で風の巫女という、私とかぶるキャラが復活すると困ります。
A7.個人的にはキミのほうが好きだが、人気は圧倒的に早苗さんだから諦めるんだアネット。

Q8.コットンなんで元の世界に帰らんのだ。
A8.ウィローちゃんを食べるまで帰りません。

Q9.アプリなんで元の世界に帰らんのだ。
A9.ウィローを無事保護するまで帰りません。

Q10.他の奴らもなんで元の世界に帰らんのだ。
A10.デュープリズムが無いと帰れないけど、肝心のミントが帰る気ゼロ。

Q11.デュープリズム、人によって呼び方違っててよくわからん!
A11.ウィロー、ヴァリス・クリスタル、フラウロス、輝くトラペゾヘドロン全て同じモノです。

Q12.バーン世界編が粗すぎてローズの出番が飛んでしまっていますわ!
A12.よろしい、ならばイベント一部公開だ。
+バーン世界サブイベント1

バーン世界サブイベント1

キング・ラスタン編

バーンの各地を治める王の一人、キング・ラスタンよりクエストを賜った一行。
持つ者を覇王へと導く伝説の斧、「ゴールデンアックス」を取り戻して欲しいというのだ。
斧は現在、南東エリアを恐怖で支配する暴虐の王「デス・アダー」が持っているという。

デス・アダー城へと向かった一行であったが、偵察に入ったパルスィは罠に掛かり、地下牢へと落とされてしまう。
そこには、諦めた表情を浮かべる男達が2人。
だが、彼女が戦う理由を聞いた瞬間、一人の男の目が変わった。
兄を探すために戦う、だと……?
もしも俺の妹が、同じような想いをしていたとしたら……!

生気のなかった男の瞳に、力が宿る。
妹の為にも、こんな所で死を待つわけにはいかない。
玉砕覚悟で気合いを入れ、牢を破壊する男。
すぐさま、デス・アダー軍の兵士達が押し寄せてくる。

その時、もう一人の男がおもむろに立ち上がった。
彼も諦めていたのだが、二人の会話で熱い魂を取り戻していたのだ。
かくして、超シスコンアウトロー・ 「カスティルラヴ」 ウォルナットさんと第38代地球勇者・カーチスが一時加入。
皆と合流した一行はデス・アダーを倒し、「ゴールデンアックス」を取り戻したのだった。

「戦斧」を取り戻した一行に、ラスタン王からさらなるクエストが言い渡される。
バーン大洋に沈んだ「ギュレストポリス神殿」から「デポン最後の秘宝」を見つけてきて欲しい、と。

神殿へと向かった一行は、最奥部で謎のオーブを見つける。
これこそ、デポン繁栄と滅亡の元凶「王の究極の力のオーブ」なのである。

「戦斧」と「オーブ」……
強大な力を持つが故に、悪しき者の手に渡すわけにはいかない。
信頼あるラスタン王が持つことで、ひとまず脅威は去った、かと思われた。

その時。
突如としてオーブから力が溢れ、「戦斧」を包み込んだ!
実体化した「力」は一人の男の姿となり、「戦斧」は黄金の義手として、その手に収まっていた。

溢れ出る破滅のオーラ。
怪しく輝く瞳。
不敵な笑み。

かつて究極の力を求めるも、制御出来ず消滅した伝説の格闘家。
オメガ・ルガールである。

すかさずラスタン王が斬りかかるが、カイザーウェーブで敢えなくKO。
次いで萃香が打ち掛かるが、ゴッドプレスで瞬殺KO。
ならばスピードで勝負、と文が挑むが対空ジェノサイドカッターで一発KO。
魔法で挑んだ魔理沙はダークバリアで反射死。
防御を固めて挑んだ霊夢も、投げ→ジェノサイドのコンボでやられてしまった。

このままでは、全員塩の柱にされてしまう!
残されたパルスィが、巧みに攻撃を捌きつつ反撃の機会を伺う。
だが、さすがのパルスィも為す術が無く、ジェノサイドカッターの直撃を喰らってしまう。
トドメを刺さんと近寄るルガール。

だが次の瞬間。
パルスィの放ったジェノサイドカッターが、ルガールを吹き飛ばす。
あの一瞬で技を見切り、体得していたのだ。
だが、屈強なルガールに致命傷を負わすことは出来なかった。
逆に、彼女の体力は既に限界だ。
結界で軽減したとはいえ、ジェノサイドカッターの直撃は大きなダメージを彼女に与えていた。

自らの技を見切られたルガールは、一瞬驚き、そして不敵な笑みをパルスィに向けた。
自分の他にも、これほどの格闘センスを持った存在がいるとは。
面白い……

彼の笑みに気を取られた、一瞬のスキ。
それが彼女の命取りとなった。
目にも留まらぬ速さで距離を詰めたルガールは、彼女を捕らえると一瞬にして幾多の攻撃を加え、勝負は決した。
デストラクション・オメガ――
超必殺技をマトモに喰らってしまったパルスィは吹き飛ばされ、結界も崩されてしまった。
決死結界により怪我こそ免れたが、力を失い動くことが出来ない。

ゆっくりと近づくルガール。
その手に宿るはオロチの炎。
倒れたパルスィに、ギガンテックプレッシャーの魔の手が迫る……!
果たして、幻想郷屈指の美少女は剥製にされてしまうのか……!

眼前に迫り、腕を振りかざすルガール。
思わず顔を背け、恐怖に涙を流すパルスィ。

――彼女が顔を戻したとき、彼はまだ、そこにいた。
だが、死と破壊をもたらす暗黒の炎は消え去っていた。
そして、怯える彼女に笑みを投げかけると、そのまま彼女の手を取ったのだ。

一体、どうしたというのか。
彼は何も言わず、彼女が立ち上がるのを助けると、そのまま去っていった。
その顔は、実に満足そうなものであった。

姿を消したルガール。
だが、一行は意外なところで彼と出会うことになる。

「デス・アダー城」……
この城はつい最近、他の王に買い取られていた。
かつての軍勢は排除され、完全に平和となった城内。
玉座には、何故か金髪でタカビーな小娘が一人。

彼女は尊大に言い放った。
ようこそ、「バーンシュタイン城」へ。

なんと、デス・アダー城はバーンシュタイン家に乗っ取られていた!
玉座に鎮座するはローズ・バーンシュタイン。
なんちゃって王女を気取り、一行を歓迎しながらもネズミ扱いする彼女に、思わずパルスィがつぶやく。
相手が本物の王女だということにすら気づけないなんて、脳天気な王女様ね、妬ましいわ。

激昂するローズ。
待ってなさい、お父様に言いつけてやるんだから!

そこに現れた「お父様」こそ、ルガールだったのだ。
彼はこの世界に興味を持ち、しばらく滞在するためにこの城を買い取ったという。
そして彼は、自らの技を見切るという「偉業」を成し遂げたパルスィを歓迎してくれた。
これほどの逸材、死なせてしまうのは惜しい。
もっと、彼女の力を知りたい。
彼女を生かしたのは、そんな理由だったらしい。

そしてこのイベント後、なんとこの場所で各キャラの最強必殺技が習得出来るようになるのだ。
習得出来るのは適性S武器のみであるが、非常に強力だ。
さらに、ローズは各種の銃器を販売してくれる。
銃器は、あまり普通の店では買えないので貴重だ。
さすがは闇の武器商人である。

ちなみに、地下牢へ行けばデス・アダー軍の残党と戦うことも可能だ。
恐らく、ローズのジェノサイドカッター練習場なのであろう。
まぁ、こんな感じだ。
わかるだろうローズ、こんなのを書き連ねたら時間がいくらあっても足りないと。

Q13.余の出番もあるのであろう?存分に書くがよい。
A13.ロザリンド様、失礼ながらお嬢様の目は節穴ですか?上にある文章もお読みになれない、と?

Q14.殿下~、うちらも出番あるっぽいですけど全く言及されてませんよ~?
A14.はいはい、フロンLV40/ラハールLV50/エトナLV50/ロザリンLV60ですよ全員敵だけど。

Q15.私の名前はバイアs
A15.お前の名前など聞いてない。





※このページの内容は全て、エイプリルフールの冗談です。クリスマスプレゼントだがな!