新ジャンル「ヤンデレミュウツー」内検索 / 「ID:/8cwyfS」で検索した結果

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  • ID:/8cwyfS/0の長編
    104 ID /8cwyfS/0 外からロケット花火の音が聞こえたので書いた。 日が沈み切る僅かな時間……最も世界が美しく彩られる時。 二人の男女が寄り添うように、草の絨毯が生い茂る斜面に腰を下ろして空を眺めていた。 青年は風貌から察せられるように、ポケモントレーナーであろう。 誰よりも強くなる事を夢見て故郷を発ち、思い起こされる時間が久しい。 心の内で、待っていてくれる家族を思って彼は夕日を惜しむのだろうか。 そんな一抹の哀愁漂う横顔を見詰めて、アルビノの女性は知れずに息を零す。 一対の鋭角が覗く頭頂部に、スカートから這い出す長い「尾」。 彼女は「ヒト」ならざる存在で、その事は誰でも知っている。 彼女は――『ポケットモンスター』、またの名を「ミュウツー」と呼ばれていた。 106 ID /8cwyfS/0 「主…...
  • 長編7-8-9
    ID /8cwyfS/0の長編 二人きり 生命妄想回帰論-前編 9
  • ID:/kwSsGw0の長編
    351 ID /kwSsGw0 海んチュウ、イッペーカナサン(大好き)! ――ビッグウェーブが来る! それも、とてつもない未曾有の荒波が。 直感的に、それは生まれ育った島の北側沿岸、観光船の往来が激しいところに違いない。 それと向かい合い、日焼けした――小柄な少女は、そっとほくそ笑む。 「たんめー(祖父)が言ってた大波……“ウミンチュー”の血が騒ぐさぁ~!」 背格好に似合わない大柄なサーフボードを立て掛けて、彼女は来る大波を前に興奮する。 そして、行動的な服装の短パンから覗く――鋭角に曲がった「稲妻型の尾」を揺らした。 彼女は人間ではない。それらと異なる生命体の一派。 人は彼女らを生活圏に招き、共に歴史を歩んできた。 「ポケットモンスター」として、「パートナー」として――。 「――なんか、すごく揺れるね……」 客船の一...
  • Side MEWTWO(ID:T/GhpyAo)
    666 ID T/GhpyAo  私は最強のポケモンだと自負している。そして、そう創られたことも受け入れている。  誰よりも強く、誰よりも圧倒的な力を持って、一番に主を守らなければいけない。  私の存在意義は私を受け入れてくれた主の為、我が生涯を持って仕え添い遂げること。  主の栄光は私の力でずっと守っていこうと心に誓い  主の栄光と存在と共に私があるのだ。ずっとそう信じて、それが永遠だと私は思っていた。      ポケットモンスターアメジスト                始まりの前の物語   side mewwtwwo  今、私はポケモンリーグ本部にある特設バトルフィールドと仮設研究室らしき施設に我が愛しの主と来ている。  時代は徐々に変わっている。新種のポケモンたちはどんどんと数を増やしており  私の力がカントー地方以外ではどんな地位を持っている...
  • ID:NC2/MM0の長編
    382 ID NC2//MM0  主が、オーキドとか言う人間に会いに行くと言う……  なんでも、ポケモン図鑑を店に行くのだと言うのだが……  主の話を聞く限り、オーキドと言う人間は……  私を作り出した科学者と似ている為、私としては会いたくない種類の人間だ。  しかし、主の言葉に逆らう訳にはいかない。 「良い人なんだよ? オーキド博士。僕の知らない事も知ってるしね」  それはそうだろう? 主よ……博士と名のつくモノなのだから博識なのだろう?  良い人? それは人間に対してではないのか主よ…… 「んーもしかしたらミュウツーの事も知ってるかもね?」  ……主。貴方は無垢過ぎだ……私が、どう言った存在かわかっていて言っているのか?  貴方の笑顔が、痛い。  さぁ見えてきた。と、主は町の真ん中に存在する建物を見てそう言う。 「おぉ! 良く来...
  • ID:yeQjdIM0の長編
    245 ID yeQjdIM0  硬いベッドの中で、少年は十何度目かの寝返りをうった。その体重移動に反応してベッドは軋み、 電灯の消えた室内に小さな音を響かせる。  ベッドの横、枕元に設置したサイドボードの上には、二つのモンスターボールを置いている。 ピジョンとバタフリー。それが少年の持つ全てだ。彼は、それぞれポッポ、キャタピーから育てたこの二匹以外に、 ポケモンを所有していない。  少年は母親の顔を知らない。父親の顔は知っているが、思い出したくない。今は叔母さんの家に住まわせてもらっている。 このベッドはもちろん、野生のポケモンを捕獲するためのモンスターボールも、叔母さんに与えてもらったものだ。  何年か前、彼は誕生日にモンスターボールを三つ、与えて貰った。そしてそのうちの二つを使って、 ポッポとキャタピーを捕まえた。残りの一つは、何となく使ってしまってはいけない気がし...
  • ID:VmyZ4kDOの長編
    339 ID VmyZ4kDO 流れに乗って俺もひとつ投下 主「ミューツ~。カレーまだ~?」 M「お待たせして申し訳ございません。今お運びします」 (ナゾノクサを調合して作った惚れ薬 in カレー…これを主が食した時、主は私だけのモノに…主が私だけを見てくれる…フフフ…) 主「おーい」 M「……ハッ!?あ、はい!ただいま!」 そそくさとカレーに薬を投入し、男のもとへそれを運ぶ。 主「わぁー。美味しそー。それじゃいただきまーす」 M「はい。がっつりいただいちゃってください」 すると不意に男のスプーンを持つ手が止まる。 主「……」 M「ど、どうしたのですか?主。早く召し上がってください」 (主はなにをためらっているのだ?…ま、まさか…薬を入れたことがバレた!?) 340 ID VmyZ4kDO 主「いや…こんな近距離でそんなにジッと見られると食べづらい...
  • ID:xP1UkNg0の長編
    172 ID xP1UkNg0 前スレID t3Hffbyr0 ID t3Hffbyr0のSSの続き ジョーイ「おまたせしました。リザードンはすっかり良くなりましたよ」 男はリザードンの入ったボールを受け取ると、ベルトに慣れた手つきではめた。 男「よし、リザードンも復活したし、俺たちもそろそろここを出ようか」 主はボールから出していたフシギバナとイーブイをボールに入れた。 私のボールも、一応はあるのだが、もう長い間入っていない。 女達が出発してから、早一日。 私はあの女と主の関係が気になってしょうがなかった。 だが、あんな失態を犯した直後、もし女とツキアッテイルトデモイワレタラワタシハワタシハ… 男「ミュウツー?どうしたんだ?顔色が悪いぞ」 主はこんな私を気遣ってくれている…あぁ、嬉しいウレシイウレシイ… 主を心配させてはいけない。ここは気丈に振舞うべき...
  • ID:qAvhz5c0の長編
    449 ID qAvhz5c0 翌日 今日、ポケモンリーグからエリートトレーナーを派遣すると連絡があった あのリーグがわずか一日で決断すると言う事は、よほど重要な時だけ。 今回こそは、きっと凄腕のトレーナーが来るに違いないわ 結局、あの晩、女はポケモンセンターに泊まってたみたい。 今朝には、ルカリオだっけ?あの青いポケモンも無事回復したようで 女の隣を歩いている。 この二人は、ミュウツーには関わらせないほうが良いだろう。 この町の問題はジムリーダーである私の問題。 カ「ここまで付いてきてくれてありがとう。でも、貴方たちを巻き込みたくはないの。 まだカントーのバッジは集めきれてないんでしょう?」 女「え…あの…私たち」 ル「そうです!ご主人様。危険過ぎます! 第一、私たちはこの人に勝たねば次に進めないのですよ。今すぐ修行すべきです」 カ「そう、...
  • ID:eyx7LJ60の長編
    638 ID eyx7LJ60 おk、ギャルゲちっくを努めた ゲーム化テキスト 主人公視点「男」 ――吹き抜ける青い空、肌撫ぜる青草と春風の音……。 今日という日に限って、なんて世界は心休まる風景をまざまざと俺に感じさせてくれるのか? ……ははは、ゼッテェー“皮肉”だ。そうに、違いない。むしろ確定! 世界は絶対、俺のイケメン具合に嫉妬している。しかも毎日が『(自主規制)』な生活と来れば、誰だって俺のことを羨みそうなもんだ。 右を向いても、左を向いても「粒ぞろい」――俺ってなんて罪なんでしょ……。 こんな美女ばかりをはべらせて、どっちつかずな優柔不断が許される日常。 どこに落ち度があるのだろう? これほど計画通りなプランも無いってもんだ。 ――あ。 だから――こんな「試練」を与えられたんですね……今更。 「ま……す...
  • ID:txKbnZY0の長編
    197 ID txKbnZY0 多分、ダークライが仲間になるイベントを書きたかった筈だけど、何時の間にか応援文になっていたお話。 「おい……“ゴミ袋”」 「…………?」 多分、自分を呼んだのだろうと思い。その特徴ある佇まいの少女は声のする方に顔を向けた。 案の定、自分よりも遥かに背の高い女性が立っており、さも嫌そうに眉間を寄せている。 ともかく、自分は呼ばれたのだから、それに応じる事が第一の行動である。 少女は咄嗟の返事として――頷いて見せた。 途端に目の前の女性の表情が強張る。 明らかに不快感を滲ませて、怒りを隠しもせず少女にぶつけ始めた。 なぜ? 少女は目を白黒反転させながら、困惑する思考で理由を考えた。 しかし、答えは出てこない。 それなのに、女性は少女を見下ろして不快感を被っているのだ。 「私に顎で指図するとは……いい度...
  • ID:FOB01RY0の長編
    409 ID FOB01RY0 カ「また来たの?あなたの鋼ポケモンは私のジムで修行出来ないって言ったじゃない」 女「いえ…あの…その事はもういいです。」 カ「一体何の用?」 勢いに任せてジムに戻ってきたけど…なんていえばいいんだろう… 私たちの思い過ごしかも知れないし、でも…あの子を見たばかりだから、不安で、不安で ル「アラゴォォォン!この町で、ミュウツーを見ませんでしたか?」 カ「ミュウツーね…久しぶりに聞いたわ…あのポケモンなら、ずっと前にこの町の近くに住んでいたわよ」 ル「昔の話ではなく、今現れたかを聞いているのです」 カ「知らないわ、少なくとも、私は見ていない。」 そんな…やっぱり私たちの思い違い? ルカリオが言うんだから、間違いなくこの町には来ているはずなんだけども… その時、ジムの扉がバンッと音を立てて開いた。 ジムトレーナーの一人、海パン野郎...
  • ID:yIoRQx6oの長編
    767 ID yIoRQx6o こんな寝苦しい夜、主は稀に、私と同衾することを望むことがある。 この世に神なるものがいるかはどうか分からぬが、このときばかりはその神とやらに感謝したくなる。 この気温と、主の心を決めた神に。 主に粗相のないよう、先にシャワーは済ませておいた。 あのカエルのような草の匂いはしないが、その代わりに主が気に入りといっていた石鹸で体を洗った。 主はまだだろうか。そう思うと心臓が早鐘のように鳴る。 768 名前:VIPにかわりましてパー速からお送りします[sage] 投稿日:2007/07/01(日) 18 06 02.06 ID yIoRQx6o 「お待たせー」 その言葉に私はドアを見た。主だ。寝巻き姿だ。 「いや、待っていない。私も今上がったところだ」 「さっきまで、俺風呂はいってたんだけど」 ……失言だったか。まあいい。既に...
  • ID:zALBE9coの長編
    899 ID zALBE9co 『ガチャン』 少し重い扉を押し開く、カランという音とマスターの「いらっしゃい」という小さな声が聞こえる カウンター席の一角にはもう軽い人だかりができていた これはいつもの事、男は特に気にするでもなく歩みはじめる 男の向かった先、人だかりの中心には、 グラスに手もつけず、タバコを咥え、目を閉じて座っている女性が居た 「おまたせ」 「・・・遅いよ」 「ごめんごめん」 女性は不機嫌そうに言っていたが顔は嬉しそうだった 男が女性と話を始めるのを確認すると人だかりが減っていく 『なんだ、男連れかよ・・・』『ちっくしょー、俺マジで狙ってたのに』 という声がそこらから聞こえ、男には恨みがましい視線が注がれる 「相変わらず、リザはもてるね、今日は何人?」 「数えるのも面倒臭いね」 「はは、マスターいつもの奴」 言うと...
  • ID:6gaCvrY0の長編
    329 ID 6gaCvrY0 閑話休題 主は私のモノ、私は主のモノ――。 そんな単純な事も、最近は周囲の環境が変わったことで、すっかり皆の頭から抜け落ちてしまった……。 嘆かわしい、あの人は誰彼の共有資産ではない、私だけが意識していい存在なのだ。 ああ、まったく腹立たしい……。 そう――、嘆くのは何時も決まって「ミュウツー」だった。 旅を続けるメンバーの中で、異質中の異質であり、いわゆる“病んだ”思想の持ち主である。 それは既に、彼女の嘆く「姿勢」から見て取れた。 爪を噛んでは、引き剥がし。そして脅威の再生力で爪が修復すると、また噛み始める……。 まったく周囲から見れば、怖気が走って堪らない異様な習性だ。 彼女は、ふと考え事に執着すると、決まって爪をかじった。 ひとたびかじり始めると、思考の答えが見つかるまで絶対に止めない。 血が滲み...
  • ID:E5uYqNwoの長編
    390 ID E5uYqNwo  ○月×日 最近ミュウツーの食事量が少し増えた気がする。 元々小食の細身だった彼女からすれば少し良い傾向かと思える。 リザードンの様に筋肉質やフシギバナの豊満な胸に憧れての傾向だろうか? 時折無理して食べてる時も見えたが嘔吐せぬ様に注意したらいう事を聞いてくれた。 別に太った奴がすきと言う趣味は無いがかと言って無理をさせられない。 折角だから食事量についてもきちんと見てやろうとおもう。  △月▼日 とある町につき買い物に行く。ミュウツーは珍しくグレープフルーツがほしいと言い出した。 料理を勉強しているのは知っていたが、彼女が何か食べ物を強請るのは珍しい。 食べ物の好みが出来たのだろうかそれとも新しいレシピへの挑戦か? 3個ほど買ってあげたら喜んでくれた。すると他の連中もほしがったので 結構な出費になってしまったが...
  • ID:nc/opk.0の長編
    124 ID nc/opk.0  ―ワタシノシラナイ“アルジ”― テニスコートに似た美しい長方形が半分に区切られる空間の一方に、私は居る。 反対のコートに向けて片腕を差し伸ばした形で、唐突に「審判」の警笛が鳴り響き。 それが私の意識に入り込んで今現在行われている「ポケモンバトル」の終了を要求していた。 双方のポケモンの状態を逸早く見抜き、最悪の場面を避けるのが彼らの役目だ。 だが――無論、私にその「指図」は無効だ。私に命令出来るのは後にも先にも、「主」唯一人。 それに、挑んできた相手は我が主を軽んじる発言をした。……「肩慣らし」だと。 徹底的に打ち据え、膂力の差をトレーナー、ポケモン共に刷り込ませておく必要がある。 これは教育だ。二度と「過ち」を起こさぬよう、私が彼等を再教育してやる。 再三の警笛を無視し、逆手に掲げた手の内に漆黒の球体「シャ...
  • ID:AzReO8s0の長編
    229 ID AzReO8s0 ツー様分が不足しているようなので、余計なこととは思いながら書いてみる。 音が鳴っている……。 当然、「音」とは何時でも鳴っているし、鳴らすことが出来る。 では、この場合で言う「音」とは一体何物であるのか? それは――、一本の木の幹にすがる女性だけが知っている。 『純白』に“彩られた”ドレスに身を包み、そこから覗く『純白』の肌は儚い。 そして、外界の様子を見渡す血を零したように赤い……深紅の瞳。 彼女は取り巻く環境では「ミュウツー」と呼ばれる。 彼女は、木陰の下で何かを食い入るように見詰めている。 視線の先で、仲が良さそうに戯れる青年と、若年を思わせるポケットモンスターが二人。 フリスビーを投げあい、とても楽しげに“青年”が笑っている。 それを、遠くから眺めているだけで、彼女は満足げに微笑む。 ここから見...
  • ID:2vn3m9150のSS
    960 ID 2vn3m9150 M2とトカゲ姐さん リ「ああもう我慢ならねえ! バトルだこの野郎!」 M2「ほう、私に勝てるとでも思ってるのかトカゲ。よかろう、二度とそんな口が叩けないようにしてやる」 イ「また喧嘩してるの二人とも?」 フ「ご主人と誰が添い寝するかだろ? 飽きないよな二人とも」 ダイモンジー! サイコキネシスー! 962 ID 2vn3m9150 別に俺はどっちでも構わんよ。書けるならどこでも。 M2とトカゲ姐さん 960続き 翌朝 主「あれ? ミュウツーとリザードンのレベルってこんなに高かったっけ?」 968 ID 2vn3m9150 M2とトカゲ姐さん リ「ったく! なんなんだあの野郎はよぉ……! いつでもご主人を独り占めしやがってブツブツ……」 フ「じゃあもしもア...
  • ID:7hFxvhbI0のSS
    547 ID 7hFxvhbI0 M2とトカゲ姐さん リ「おい、ミュウツー」 M2「なんだ」 リ「おまえ、ご主人を独り占めしすぎだぞコラ」 M2「フンッ、嫉妬か? くだらない」 リ「ち、ちげえよ! 新しくご主人とこに来た奴らがご主人と仲良く出来なきゃよう……その、   あいつ等も可哀想じゃねえか。直ぐに転送されて、なかなかご主人の顔も見れねえのによぉ……」 M2「……」 リ「な、なんだよその目は」 M2「いや、そんなこと知ったことではないが、まさか貴様がそこまで仲間想いだとはな」 リ「べ、別に私は!」 M2「まあ、主に伝えておくことにしよう」 リ「ガー! そうじゃねえって言ってるだろー!」 551 ID 7hFxvhbI0 M2とトカゲ姐さん 主「リザードン! 地球投げだ!」 リ「ガァァァァァァァ!!」 M2「もっとスマートな戦い...
  • ID:.bxCGSI0の長編
    45 ID .bxCGSI0 鏡に映るわたしと主。 主の肌は、むらがあるものの肌色。 わたしの肌は、しろとむらさき。 そんな人間、見たことあるか?                             ソンナニンゲンミタコトナイ 主の指は、5本。 私の指は、さんぼん。 そんな人間、今までに会ったか?                      ソンナニンゲンアッタコトナイ 主に尻尾は、無い。 わたしに尻尾は、ある。 そんな人間、聞いたことあるか?                      ソンナニンゲンキイタコトナイ 主の耳は、顔の横。 わたしの耳は、かおのうえ。 そんな人間、知っているか?                      ソンナニンゲンシラナイ 主の足は、真直ぐだ。わたしの足は、まがっている。 ...
  • ID:QtHakYsoの長編
    358 ID QtHakYso あの悪夢から1ヶ月、平穏な日々が続いていた 男とミュウツーは共に並びながら相変わらず旅をしている 「さて、そろそろ次の町か。今度はどんな強敵が待ち受けてるのかな」 「たとえどんな敵であろうと私が必ず勝利をあなたにささげましょう」 期待で思わず口をついたセリフにミュウツーが真面目に答える 男は笑いながら、ミュウツーの頭を撫でる 「ありがとうな」 その笑顔を見てミュウツーは思う 主、あなたのその笑顔のためならば、私はどんな事にも耐えられるでしょう たとえ地獄の業火であろうと、私のあなたへの思いを燃やす事は出来ない。どうかあなたの側においてください。主。と 次の町は何もない田舎町だった。かろうじてポケモンセンターがあるがあまりはやっていなさそうだ しかし、それ自体はあまり問題にはならなかった。 ポケモンセンターで仲間の治療をし、少し...
  • ID:H3j7DnwU0の長編
    146 ID H3j7DnwU0 「ミュウツー」 「お前なんかもう必要じゃない」 また同じ夢をみた。何回、いや何十回目になるだろうか。 最近では毎日のようにみるようになってしまった。 もちろん夢に慣れることができる筈もなく、眠りの浅い日が続いた。 「ミュウツー?」 「…!あ、主、どうかしたか」 “オ前ナンカモウ必要ジャナイ” その声が頭に響く。違う。あれは夢だ。 「いや、その…なんか顔色悪いけど、大丈夫か?」 「気のせいだ。それに私の肌が白いのは元々だろう」 「…そうか、なら良いんだ。ごめんな」 「なぜ主が謝る」 主に心配をかけてしまった。私としたことが! そう、これが現実。 主はいつもこうやって私のことを気にかけてくれている。 だから主が私を見捨てるなんて事はありえる筈が無い。 そう、だから...
  • ID:bpaYoFM0の長編
    500 ID bpaYoFM0 シオンタウンに聳え立つ塔「ポケモンタワー」 明るい印象を与える名前とは裏腹 死せるポケモンの魂が最期の時を巣食うゆりかご 積み重ねられる墓標の前に立つ女が二人 哀しき無念の復讐を殺す為に REVENGE IS NEO LIFE  前戯の零話「(死屍累々+哀しき情念)÷二人の女」 一人は、目付きの鋭い黒髪の少女。すっきりとしたスタイルと切りそろえられた前髪。 手にはアンティーク人形と大きな黒革のトランクを持っている。 白肌の中にうっすらと浮かぶ薄い唇が僅かに開かれれば声は途切れ途切れに辺りに浸透していく。 普段話す事を慣れてないのか発音が聞き取り辛い。その短い言葉には怒り、悲しみ、恐れ 様々な感情が入り乱れている一言であった。その瞳は半ばトランス状態にでもなったかの様に輝きがない。 「……泣いて いる あんな 大きな...
  • ID:lIoAz9Q0の長編2
    83 ID lIoAz9Q0  彼は、「ボクたちはナンなんだろう?」と、彼女に尋ねた。  彼女は、「それはわからない」と、彼に答えた。  だから彼は、「そう」と、少し沈んだ様子だった。  だから彼女は、「けれど」と、少し遠慮がちに言葉を紡いだ。 「けれど、どうも私は“最強”の存在らしい」 「サイキョウ……?」 「ああ、私の名は最強(それ)と同義だと、人間たちは言う」 「……イチバンツヨいってこと?」 「らしいな」 「それは、どういうことなんだろうね?」 「わからない」  束の間、二人の間に沈黙が姿を現す。 84 ID lIoAz9Q0 「じゃあ、」  そして再び、彼が言葉を発する。 「ボクは?」  彼女は答えを知らない。だから仕方なく、「わからない」と答えようとする。  だが寸前で第三の声が出現する。 「教えてやるよ。   それは“最弱”だ」...
  • ID:3Qja7PAs0の長編
    8(ID 3Qja7PAs0) M「主」 男「……何?」 M「主は何故、他のポケモンまで気にかける? 私がいれば、他のポケモンはいらないだろう?」 男「それは……」 M「私は、最強のポケモンだ。どのポケモンよりも勝る。そう在るように造られた」 男「……」 M「……不服か?私が不服だから、他のポケモンを持つのか?」 男「そんなことはないよ、ミュウツー。唯俺が言いたいのは」 M「いや……いい。すまない、主。主を疑うなどと……私が間違っているのだな」 男「ミュウツー……」 17(ID 3Qja7PAs0) 男「ミュウツー?……おーい?」 M「…………」 男「何だ、寝てるのか……ん? あ、れ……何だこれ、何か……頭に入って……」 (主は絶対主は全て主は私の意思私は主の意思主は私)) (主に逆らってはならないそれは主が世界だから私の世界主の世界)) ...
  • ID:nzwNDMDY0の長編
    540 ID nzwNDMDY0 M「主!」 男「うわ、な、なんだミュウツー」 M「最近あのゴミ・・・ダークライが私より目立っています」 男「え?そ、そうか?そんな事無いと思うけど・・・」 M「いえ!そんな事あります!」 男「そうかなぁ?」 M「というわけでここでどちらがより主の役に立つか試合で決めておいたほうがいいと思うのですが」 男「そんな事しなくても・・・」 M「と、いうわけで審判の方よろしくお願いします」 男「はい・・・」 541 ID nzwNDMDY0 第一試合お買い物対決 男「二人にはまず買い物をしてきてもらう、買ってくるものはー・・・」 リ「あ、なんか買うならタバコ買ってきてー」 男「・・・というわけでタバコだ!コンビニの前に自販機があるからそこで買ってきてくれ」 M「・・・了解しました」 だ「(こくこ...
  • ID:jwkMo+6r0の長編
    113(ID jwkMo+6r0) 男「ん……なんだろ、このいい匂い……」 M「起きたか、主」 男「あ、おはよう。先に起きてたの?」 M「ああ。食事の用意ができているぞ。食べてくれ」 男「食事の用意って……朝ごはん作ったの?」 M「主に食べてもらおうと思ってな……迷惑だったか?」 男「いや、迷惑じゃないけど……」 M「では、食べてくれ」 男(尻尾振ってるし……なんか今日は精神的に落ち着いてるみたいだなあ) 124(ID jwkMo+6r0) M「主の部屋は、こっちの方だったか……どうもこのホテルというものは、勝手がよくわからぬ」 男「……でさあ」 ?「うん……」 M「……? 主?」 ?「ぁっ……もう、急に動かないでよ」 男「あはは……ごめんごめん」 M「主……一体何をしているんだ? 一緒にいるのは誰……なんだ?」 1...
  • ID:mlcK/Zg60のSS
    784 ID mlcK/Zg60  気がついた時、彼女は既にそこに在った。  何をするでもなく、ただあるがままに、そこに在った。  しかしその「あるがまま」は、気がついた瞬間に終わっていた。  意識の発現は、退屈の出現と同義だった。  彼女は窮屈な空間の中で培養液に浸り、そして退屈に支配されていた。  緑色の液体の中、ゆるゆると上っていく気泡の数を数えた。不規則に出現するそれを的確に捉えていくことが、 当時の彼女にはたしかに面白かったのだ。が、ほどなくそれにも飽きた。気がつくと、 数えようと思った瞬間には数え終わっているようになっていたからだ。次に彼女は、 気泡の数を思考の中で様々に演算するという遊びを考えた。次第にそれは、気泡の数という具体性を伴ったものではなく、 数字という抽象概念のみで理解するものになっていった。そしてもちろん、そのころにはその遊びにも飽きていた...
  • ID:Gjw3uWU0の長編
    164 ID Gjw3uWU0 本家ミュウツースレでよく話題になってる盲信ミュウツーを使って話を書いてみた。 主に手に入れられる前はサカキの下にいたって事で。 サ「ミュウツー、疲れは取れたか?」 冷たい靴音を響かせて、その男は横たわるミュウツーに言った。 ミ「……はい」 ミュウツーはのっそりと起き上がったが、その言葉とは裏腹に、足元が震えていた。 サ「何だ、無理はするな。いくら最強のお前でも疲れているんだろう?」 ミ「いいえ、いいえ大丈夫です……」 サカキは健気に首を振るミュウツーを一瞥し、「そうか」と口元をにやつかせた。 サ「…お前の体があまり持たないようなら、もう一体、最強のポケモンを作るべきかもしれん」 ミ「なっ…!!」 サ「いや、勘違いするな。お前が嫌なら別にいいんだ」 ミ「サカキ様…私は、親であるあなたに誠意を尽くします!ですから、ですから...
  • ID:kkG8o6RN0のSS
    647 ID kkG8o6RN0 時期的には 214の後ぐらいで カスミ「めずらしいわねー。あんたから私に会いたいって言ってくるなんて」 私だって好きでお前に会いたいわけではない。と言いかけてぐっとこらえる。 私は今ハナダシティのジムの前にいる。主はいない。 ハナダシティの洞窟に忘れ物をしてきた、と言って一人テレポートで来たのだ。 本当はひとときでも主と離れたくないのだが、これも自分のため、強いては主のためだと言い聞かせる。 おまけにウソまでついて・・・お許しください、主よ。これはあなたのためなのです。 M「ああ・・・。」 一周年のパーティー以来、少しこいつとの距離は縮まった気がする。 しかしその後も主と二人で楽しそうにしているのを見ると、 サイコキネシスで吹き飛ばしたくなる衝動に駆られることが多々ある。 ――――残念にも主に止められてしまうが...
  • ID:rTKM9MOA0のSS
    833 ID rTKM9MOA0 始めに見たのは薄暗い研究室。 いくつものコードに繋がれてボクは緑の水が入った水槽の中。 見たことも無いものばかりだが、不思議と知らないものはなかった。 ニンゲン・・・キカイ・・・ニンゲン・・・キカイ・・・その二つしかないけれど。 ボクが水槽の中から出るのは何日かに一度の検査の時だけだった。 ニンゲン達はボクを眺めたり、触ったり。 時にはボクの体を傷つけたりした。 遊んでくれる事なんて一度も無かった。ボクはそれが悲しかった。 この狭くて息苦しい地下室が、ボクはとても嫌いだった。 841 ID rTKM9MOA0 ある日。地下室の中が燃えていた。 隣の水槽に入っていたボクと同じものがニンゲン達を踏み潰していた。 かべは溶けながらも、飛び散る血で赤く染まった。 熱くて熱くて地上に逃げた。 何時間か傍にいたけれど、地下室は完...
  • ID:t3Hffbyr0のSS
    753 ID t3Hffbyr0 ミュウツーは今日も朝食を作る。 気が付けばこれがミュウツーの日課だった。手に入れた食材をサイコキネシスで加工し、 男のバッグからランチセットを取り出し (もちろん男のバッグを漁れる、その瞬間を目的に朝食を作っている訳なのだが) 一通り準備が整ったら男とその他もろもろを呼ぶ。 というのが習慣になっていた。男もそれにしたがい、朝食を作っている間は適当な所でゴロ寝してみたり ほかのポケモンと遊んでいたりした、無論ミュウツーはポケモンと遊んでいるなど微塵も知らないのだが。 今日もミュウツーは鼻歌交じりに朝食を作っていた。 M「今日はラッキーの良い卵が手に入った。素材の質を生かすには…なるべく単純な調理法が美味い…か」 料理本を参考にして早速メニューを考える。 M「ふむ、単純に…か、目玉焼きだな」 隣でペットがふるふると首を振って...
  • ID:P9mFYCUe0のSS
    247 ID P9mFYCUe0 ―ワタシヲトリマク“カンキョウ”― 故あり、私は晴れて人間の「所有物」に成り下がった。いや、表現に問題があるか……。 私は自身で望み、この『青年』と行動を共にする事を懇願して、その許可を勝ち得たのだ。 けして「彼」が私に強要を用いたのではない。 彼は人間であって、私の知る汚らわしい物欲に塗れた害悪とは生体面から既に異なる。 彼は私を有するに相応しい、唯一無二の「トレーナー」。私は貴方に「勝利」を約束しよう。 伝説を凌駕する圧倒的テレキネシスが、貴方を絶対の君主にすることを望んでいる。 私に「不可能」は存在しない。貴方がそれを望めば、今すぐにでも世界を蹂躙してみせる。 全てを足下に降し、世の理を貴方が制定すればよい。その資格があるのだから。 さあッ!? 命令してくれ! 我が「主」……共に愚劣なる者共を薙ぎ払おう...
  • ID:yeQjdIM0の長編2
    267 ID yeQjdIM0 「ミュウツー!」  少年の呼ぶ声に一度、ミュウツーは振り向き、しかし何も言わずに再び前方の敵を見据える。  だが、少年の声に対する彼女の反応はそれだけではない。その紫の尻尾が、小さく左右に揺れる。  ――心配ない。  まるで彼女がそう言っているかのように思え、少年は言葉を詰まらせる。  彼の足は、何故か微かに震えている。  そうあの時の――邂逅の瞬間と同じように。  一瞬の静寂。  そしてミュウツーが拳を握り、 「認めろ、女」  そう言った刹那、  それは始まる。  バトルフィールド――プール一杯に満ちる大量の水が、その形を維持したまま、 ゆっくりと中空に抜き出され始める。縦横高さそれぞれ50、25、10mに整形された水が、 その形を維持したまま、ゆっくりとプールから抜き出されていく。  カスミには眼前の光景がと...
  • ID:txKbnZY0の長編2
    207 ID txKbnZY0 あんまりなので、今度は『彼』の応援文を書く事にした 季節は春を迎え入れ、それが肌を撫ぜる心地良い風の流れにも色濃く表れている。 こんな陽気は滅多にないことだからと、今日の旅は一先ずの終了を告げ、各々に休息を取っていた。 その中で、一匹だけがまったく別の行動に精を出している。 『彼』の名前は「カメックス」。 他に多数の控えが存在する青年のポケモンの中でも、一際“浮いた”存在だ。 その理由は……彼の「性別」に起因した。 「カメックス、今日も彼女達に何か押し付けられたのかい?」 「まあね……」 自身の主に話しかけられ、カメックスはおざなりに返事をした。 手には大きめのカゴが抱えられており、見るからに「洗濯物」の類である事が窺える。 見る人から見れば、なんと羨ましい役柄と思うだろうが、カメックスはまったく嬉しそう...
  • ID:vr31m2nm0の長編
    929 ID vr31m2nm0 投下しようと思った 続きがある上に長いですごめんなさい 私は、いつ、どこで生まれたのか覚えていない。 いつの間にかこの世界に存在していた。 だが、この時点での私の世界は狭かった。 何しろずっと何かの組織の実験動物として、檻の中に閉じ込められていたのだ。 どうやら私は特別な存在らしく、組織員の中には私を恐れる者もいた。 ある日から、私に専属の研究員がついた。 その研究員は博士と呼ばれ、周りの者よりも位が上のようだった。 博士は私を檻から出し、普通の生物として扱ってくれた。 仔犬に話しかけるように私に話しかけ、子猫を抱くように私を抱いた。 たくさんの事を教えてくれた。たくさんの本を読ませてくれた。 私はそんな博士が好きだった。 この気持ちが恋愛感情なのかどうかは分からない。 ただ、私はそれに近いものを感じた。 9...
  • ID:qonZH4480のSS
    191 ID qonZH4480 54ネタです ふと、空を見上げる 心地よい風が頬をなでる、まるで私の行く先を案じてくれているような、そんな気がした。 主と出会って一体どれほどの月日がたっただろう 永遠にも、一瞬のように儚かったようにも思える。 もしできる事ならもっと早くに主と会いたかった しかし、こんな愚痴にもならない戯言を主に話したところで笑われてしまうのがオチだろう 主、気づいてますか?私とあなたが出会ってもうすぐ一年です ハナダシティについたのは日が傾きかけてからのことだった この町の事を主はいたく気にいっているらしく 私が主に仕えてからというもの何度も足を運んだ事がある、 別に私が仕えるようになってからこの町に来る事が多くなったわけではない、私より長く主と共にいるポケモンの話によると どうやら昔から主はこの町のことを気に入ってるらしい、だ...
  • ID:Pfuza+Yv0のSS
    322 ID Pfuza+Yv0 鬱陶しくジメジメとした空気が蔓延する季節。 主が言うには梅雨という季節らしい。 しかも主はこの季節が好きでは無い、と言った。 消し飛ばしてしまいたいが、あまり派手に環境を変えては主が驚くのでやめておく。 私にとって周りの環境変化はさして体調に影響を及ぼさない。 当然のことだが。 だが私以外の軟弱者は大小だが影響を受けるようだ。特にリザードンは酷いことになる。 ああ、確かに湿気も雨も大敵だろうとも。 ――私が何を言いたいか、だと。つまるところ、体調を崩したあの雌蜥蜴を心配そうに見つめる主のことだ。 「大丈夫か、リザードン」 心配そうな瞳の主。優しい声をかける主。熱を持った額に手を伸ばす主。弱々しく頷いて答えるリザードン。 長く続いた雨で弱っていたところに、運良く晴れた日に出かけ、丁度リザードンが出ている時を狙ったような豪...
  • ID:9UA28iUv0の長編
    474(ID 9UA28iUv0) やってみたくなった ―ワタシハ、アルジトトモニアリタイ― 私は「ミュウツー」だ。 ある伝説上のサイキックポケモンのクローン体であるが、詳しい事情は自分にも把握しきれていない。 分かっていることは、私が他と「異質」であるという事実だけ。 私は「究極」を求め、史上最高の形として存在を為した。 つまり、「最強」は私であり、「究極」の体現者も私である。私は私であればいい。 他の存在など必要ない。私は私個人で生存が可能だ。他の介入など無用である。 だから――、私は「あの狭い檻」から自分の足で外に出て、邪魔なモノをすべて排除した。 それから私は自分の能力を確かめる意味も込めて、「世界」とやらに飛び出してみた。 知識ではない、生で触れる「生ある動向」は新鮮である。野生に生きる逞しいポケモンも見ていて飽きない。 こ...
  • ID:b3RkYBrnOの長編
    481(ID b3RkYBrnO) ミ「主、その膝の傷はどうしたんだ」 主「あぁ、ちょっと自転車乗ってたらコラッタが飛び出してきてね、それで」 ミ「そのコラッタのせいで主は怪我をしてしまったということだな」 主「いや、コラッタが悪いんじゃないけど…。僕もだいぶスピード出してたs」 ミ「主よ、少し外出してくる。世界中のコラッタを絶滅させてくるので」 主「って話聞いてないねこの子は…」 513(ID b3RkYBrnO) 481続き 主「いいからそこに座ってなさい」 ミ「む、主がそう言うのなら」 主「ん、いい子。えっときずぐすりはどこにしまったかなー」 ミ「あ、傷の手当てなら私が。きずぐすりもある」 主「何だかポケモンに手当してもらうのも変だけど、じゃあお願いね」 ミ『あぁ主の足、綺麗細い可愛い…カワイイかわいい主かわいい主カワイイ…』 主「うひ...
  • ID:nc/opk.0の長編2
    106 ID nc/opk.0 ―ワタシトオナジ“イブツ”― 森を抜けると、颯爽たる風が吹き荒れる高原地帯に出た。 膝まで隠すススキが風の軌道に沿って流れ、山吹の波を際限なく打ち続ける。 自然環境の楽しみは、そうした刻一刻の間に流動し続ける「彼等」の性格にこそあるに違いない。 「嗜み」を持てるということも、知的生命体のあるべき姿だと思う。 洞窟に篭っていた時よりも、私の感性は大分、世界に順応できたようだ。 それも全ては「主」――と、その「従者」の影響か……。善い「輪」の中に入れたものだ。 暫く、黄色い主の背負い鞄を追って歩いていると、不意に彼は足を止めて振り返った。 歩幅二歩を着かず離れず追う私と視線が合い、その後、彼は周囲を見回しながら荷物を広げ始める。 どうやら、ここで野宿をするようだ。少し早い気もするが、何事も余裕を持って行動するのが賢い者のす...
  • ID:19MtpEit0の長編
    ミュウツーゲット話 495(ID 19MtpEit0) ワタル「殿堂入りおめでとう、今日から君がチャンピオンだ。」 ここは殿堂入りの間、新たなチャンピオンの誕生を祝福するための部屋。 ライバルとの決戦を何とか征した俺に、四天王の長であるワタルが賛辞を贈る。 俺は不自然にニコニコとしたその顔に悪寒を感じた。 主「あ、ありがとうございます、じゃ俺をこれで・・・。」 ワ「ちょっと待ってくれ、君は今やカントー一のトレーナーだ。   その実力を見込んで頼みたいことがあるのだが。   それも急ぎの用事だ。」 冗談じゃないと思った。激戦の後で俺も手持ちのポケモンもクタクタだ。 それに実力を見込んで、などと言ってることは困難な頼みごとに違いない。 とてもじゃないが快く引き受ける、なんて気持ちにはなれない。 だが助けを求められそうな博士も、拗ねたライバルを連れて早々にマ...
  • ID:aAKWNKmb0の長編
    193 ID aAKWNKmb0 主!何処です!主! 何故だ、何故私の声が届かない? ここは…何処だ… お前は…サカキ…どうしてここに? 後ろに気配、振り返るとそこにはオーキド博士 注射器を持ちながらニヤニヤと近づいてくる。 主…主は、居ない。さっきまでここに居たのに!どうして!? サカキとオーキドは私を挟むようにジリジリと距離を詰めている。 くそ…!サイコキネシス……!出ない!?いやだ!来るなぁ!来るなァ! M「がッ・・・はぁ・・・はぁ・・また、夢・・・・?」 「デテイケ」 M「!?…誰だ!」 194 ID aAKWNKmb0 ミュウツーは起き上がると周辺を見渡したが気配は無い。 主とその他大勢が静かに寝息を立てているだけ。 よくよく見ると全員到底安らかではない顔で寝ている。 主...
  • ID:Vj2NXWz50のSS
    528 ID Vj2NXWz50 主のポケモンになってしばらくが経った。主はポケモンマスターになるべき器量を備えた非常に素晴らしい方だ。 だが、それゆえ優しすぎる。そこが主の魅力でもあるのであり、そんな主だから私もゲットされようと思ったのだが。 主は拒否することをしようとしない。私といる時も私の多少の融通も利いてくれる。しかし、私以外の生物のワガママも聞いてしまっている。 これはどういうことなのだろう。私の中での主は唯一無二の絶対的に特別な存在だが、主にとっての私は一体なんなのだろう。 他者と同等…もしくはそれ以下…。否―――そんなわけない。きっと主も…  主はカントー中を旅してきただけあって、顔が広い。各地のジムリーダー、ポケモンセンターの同じ顔の雌共―――他にも道行くトレーナー。 様々な人々に声をかけられる。  そして今日は、タマムシシティに来たわけだが、案の...
  • ID:L7CDfDUoの長編1
    187 ID L7CDfDUo 事の始まりは至って簡単だった タマムシシティのジムリーダーに勝利し、タマムシバッヂをゲットした男が オーキド博士に報告をいれたところ、ポケモン図鑑を見たいから一度戻ってきて欲しいと言ってきたのだ ミュウツーをゲットしてからは一度も家に戻っていない。男はその申し出を二つ返事で承諾し さきほどゲットした秘伝書から「空を飛ぶ」をリザードンに学ばせ、その背に乗りマサラタウンに向かう 「うわー、気持ちいー」 男は始めての空中遊泳を存分に楽しんでいた、リザードンの首にしっかりと腕をまきつけ 振り落とされないようにしがみ付いている。徐々にスピードがあがる、それと比例して男のテンションも上がり無意識ながらも締め付ける力も増していく。 『ポケモンの心トレーナー知らず』そんな諺があるかどうかはともかく、 リザードンはどんどん密着してくる男に速くなる鼓動を悟ら...
  • ID:Gkyixn4TOの長編
    664 ID Gkyixn4TO 「や、やだ…やだよぅ…もう、酷い事しないで…ツーいい子にするから…だから…」 部屋の隅で一人の少女ががたがたと震えている。 「お、お願いします! ツーには、娘にはこれ以上」 はかなげな女性が白衣の男の一人に縋り付き、必死にその足を止めようとしていた。 だが、あまりにもその力は弱くて。 「どけっ。くくく…さあツー、今日もお薬をたっぷり打ってやるからなぁ」 ぐいっと少女の手を捩り挙げると、そこには無数の注射跡。そしてその腕にさらなる跡を増やすため、ゆっくりと注射器が近づいていった。 「ぎぃぃっ…あ、ぐ、ぃぁぐぃぁいぃい!」 私は体を掻きむしる。血管を虫がはい回るような不快感と、全身の血が沸騰しそうな感覚。 何よりも自分が消えていってしまいそうな不安が絶え間無く私を襲った。 ――これを地獄と言わず、何を地獄と呼べばいい? これを地獄と...
  • ID:N9Ch+yd/0の長編
    157 ID N9Ch+yd/0 内容:ゲーム化企画 イベント名:リザードンvsミュウツーvs????? 「――前から気に入らなかったんだよッ! お前が!」 白昼の道々、照り返す陽光のほてりなど冷風でしかない……そう錯覚させうるほどに、 リザードンの怒りが巻き起こす灼熱の“ねっぷう”は、周辺の緑を燃える赤色に変色させていた。 象徴である先端に炎の灯った長い尾を地面に叩きつけ、口元を引き攣らせて殺意の波動を睨みつける。 「それはもう、聞き飽きた……」 怒りの対象にある色素の薄い――“アルビノ”を髣髴させる『存在』が、心底うんざりした面持ちで嘆息を吐き散らす。 あれだけの形相で睨みつけられ、更に相手は“それ”を可能にできるほどの強者であるというのに、 彼女は爪を齧りながら、それを悠々と流し見て、侮蔑の視線を浴びせるのだ。 それ...
  • ID:cawVdL+x0のSS
    697 ID cawVdL+x0 693-694把握投下 「あれ?」 夕暮れ時、西日が差し込む部屋の片隅でミュウツーが眠っていた 「こんなところで寝て、まったくしょうがないやつだな・・・」 そうつぶやいて立ち上がった男はふと思い、再びしゃがみこむ、そのままミュウツーの寝顔を見つめた 「そういえば・・こいつのココ・・・ちょっと気になってるんだよな」 男は辺りを見回す、誰もいない。男の喉が鳴る。ゆっくりとその腕をミュウツーの首筋に伸ばした (ある・・じ?) ミュウツーは眠っていはいなかった。正確に言えば眠ってはいたが男が部屋に入ってきた瞬間脳だけが覚醒したのだ まだ肉体は眠っているようで、うまく体を動かせない。なんとかうっすらと目をあける事ができたが、今これが夢なのか現実なのか、寝起きのミュウツーの頭では判断できなかった。 男の手が伸びる、ミュウツーの首の裏にそ...
  • ID:L7CDfDUoの長編2
    212 ID L7CDfDUo 「ミュウツー、ごめんな、もうお前と旅をすることはできなくなっちまったんだ」 その言葉は今まで戦ってきたどのポケモンのどんな技よりも巨大なダメージをミュウツーに与えた 旅を続ける男とミュウツー、そしてその仲間のポケモン達は今日ものんびりと一日をすごしていた ジム戦も順調にこなし、残るバッヂもあと一つ。 目的のバッヂをほとんど集めた事で、自信をつけた男は自分の夢がもうすぐ叶うかもしれないという喜びと期待で舞い上がっていた。 一方ミュウツーはというとこちらもやはり上機嫌だ、他のポケモンはモンスターボールに納まっているし まだ日は高く、次の町に着くのにもまだまだ時間がかかる。しばらく男を独占していられる その頬が完全に緩みきってしまっている事にも気がつかない様子だった 「なんだニヤニヤして。嬉しそうだな」 男が語りかけるとミュウツーは慌てて...
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