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おk、ギャルゲちっくを努めた

ゲーム化テキスト

主人公視点「男」


――吹き抜ける青い空、肌撫ぜる青草と春風の音……。
今日という日に限って、なんて世界は心休まる風景をまざまざと俺に感じさせてくれるのか?

……ははは、ゼッテェー“皮肉”だ。そうに、違いない。むしろ確定!
世界は絶対、俺のイケメン具合に嫉妬している。しかも毎日が『(自主規制)』な生活と来れば、誰だって俺のことを羨みそうなもんだ。

右を向いても、左を向いても「粒ぞろい」――俺ってなんて罪なんでしょ……。
こんな美女ばかりをはべらせて、どっちつかずな優柔不断が許される日常。
どこに落ち度があるのだろう? これほど計画通りなプランも無いってもんだ。

――あ。

だから――こんな「試練」を与えられたんですね……今更。

「ま……すた……ぁ……?」
「おいおい、マスター……テメェ、案外と大胆だなあ?」

驚愕の表情で俺の惨状を見下ろす最強のポケモン――「ミュウツー」。
その彼女を尻目に俺の身体に圧し掛かって倒れる「リザードン」
挑発的に火のついた尾っぽを揺らし、見せ付けるように身体を密着させてくる。



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あ、やわらか~い……。

「……ころ――」
「まてまてまてまてまてまて!」

ふぅ~、なんて短気なお嬢さんだ……。一瞬で破壊光線を充電するなんて、流石「最強」。
そして、それを見せられても動じないリザードン……せめて俺を助けるとかのアクションは欲しかったです。結構マジで。

「退け……爬虫類モドキ……」
「はん、色素欠乏症がナマ言ってんじゃねえよ?」

ようやく驚き竦みあがった状態から立ち直ったミュウツーは、のっけから攻撃的。
リザードンも、まったく俺の腹の上から退く気はないらしい。互いに喧々していて、話し合いの余地はなさそうだ。
それはそうとリザードンさん、設定上の貴女の体重は(自主規制)なので、マジで退いてください。腹がちぎれる。

「二度は言わん、マスターから離れろ……」

一際、濃厚な戦意を漂わせ、ミュウツーは普段以上の昂ぶりで全身を振るわせ始める。
彼女が最強である何よりの証左となる究極の特殊攻撃翌力が開放され、周囲の環境が捻れるような錯覚を覚える。

―宇宙の法則がみだれる―



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ちょっと、ミュウツーさん……俺“ごと”ですか? 

「やぁん、マスターこわぁい!」

有り得んほどの猫撫で声を上げて、リザードンは周りの状態が見えていないのか、ますます俺の身体に密着してきた。
マジで空気読めよ、お前……。

「猫かぶんじゃねえーーーーーーーーーーーッ! どうにかしろ!」

じゃれるようにしな垂れかかったまま、リザードンは一向に俺の意志を汲んでくれる事はない。
クソッ! バッチは全部持っているはずなのに、何故こいつは言う事を聞かないんだ!?
そんな所ばかり、アニメ版に順ずるじゃない!

ミュウツーも、もうなんかよく分からないくらい手の内に黒い塊を抱えてるじゃないか!
絶対、[ピーーー]気まんまんじゃんか……おまけに何か喋ってるし。――いつもの事だけど……。

「世界を無に帰し、宇宙を無に帰し、私も無に帰ろう」
「ネ オ エ ク ス デ ス!?」

ふぁーーはっはっはっはっ!



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ああ、もう駄目だ。
通例どおり(?)の高笑いを上げた彼女は、今すぐにでもシャドーボールを撃ち込んでくるのだろう。

ああ、悔やまれる。なんて俺は無力なんだ……。
お父さん、お母さん、ボクは貴方達にとって良い息子だったでしょうか?

カスミ……それからエリカ、ナツメ、カンナさん、ナナミ姉さん(シゲルの姉?)、そして――キクコ(女性は何時までも美しいものさ)etc。

「ありがとう、青春を!」

馬鹿は死ななきゃ治らない――。

―BAD END―

試しに

やっぱり「ぴー」判定にひっかかったか