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以下は、http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1184253427/から引用

 

【ヤンデレ】ミュウツー物語【避難所】

ジョーイ「おまたせしました。お預かりしたポケモンはすっかりよくなりましたよ」
男「ありがとうジョーイさん。あれ?どうしたミュウツー、眠いのか?」
M「…いえ、大丈夫です。」
男「そうか、まぁ、長旅になっちゃったし、今日はここに泊まろうか」
ブイ「さんせ〜い!僕もうお腹ペコペコなのですよぉ」
リザ「大して頑張っても無いくせに…よく言うぜ」
ダ「・・・・・・」

ねむい…どうして…こんなに…眠い…のだ?

ミュウツーは、昼間からずっと続く眠気にずっと耐えていた。
昨日夜更かししたせいだろう。程度に考え、
ポケモンセンターに泊まる事が決まると、気が緩んだのか
立ちながら、うたたねを繰り返していた。

男「やっぱり眠そうだな、ミュウツー」
M「いえ…昨日夜更かししたので…主に心配をかけるとは何たる失態…!」
男「い、いや、気にするなミュウツー。今日はゆっくり寝てくれ。」
M「はい…」

ダークライだけが、ミュウツーの身に起きた異変に、気付いていたが
だが、その正体に気付けずに、何も出来ずに居た。
 
バナ「ダークライ?どうしたの?さっきから辺りを気にしてるみたいだけど」
ダ「・・・」ふるふる

ミュウツーが突然の眠気に襲われてから二日。
相変わらず眠そうに歩くミュウツーの周りを
ダークライはしきりに見ていた。

そこに「何か」が居る。
その気配までは掴めるのだが、その正体は、未だに解らないで居た。

M「ふぁーあ…」
リザ「おいおい、今日何回あくびすりゃ気が済むんだよ、こっちまで眠くなっちまうよ」
M「うるさい…蜥蜴よ、寝るなら寝ていろ。置いていく」
リザ「お前が置いていかれるぞ…?」
男「ていうか眠いなら喧嘩するなよ。そろそろ次のポケモンセンターに着くからそれまでは我慢だ、ミュウツー」
M「は!はい!主のためなら、いくらでも我慢しよう!」
男「いや…そんなにしなくてもいいからね」
リザ「しっかし、最近よーく寝てるくせにまだ眠いのかよ。」
M「我ながら不思議でしょうがない。こんなに…眠いのは初めてだ…」

気配は、主から行き先を聞いた途端、すーっと消えていってしまった…

ダ「・・・」

男「ふぅ、やっとポケモンセンターが見えてきたよ」
M「…」
ドサッ ミュウツーは倒れた。
男「え?おい!ミュウツー?」
バナ「ちょっと!大丈夫!?…って寝てるみたいだけど」
リザ「おいおい、どうなってるんだ?」
男「わかんない。けど…とりあえず、ポケモンセンターまで運ぼう?」

ジョーイ「いらっしゃいませ〜。あら?どうしたの?」
男「さっき、道端で急に倒れちゃって…」
ジョーイ「あらあら、すぐに診るわね。ハピナス、準備をお願い」
ブイ「なんだかドキドキしますねぇ」
波ピカ「なんでイーブイがドキドキしてるのさぁ」
ブイ「この展開は何だか事件の予感なのですよぉ」
波ピカ「まさか…またなんかしたんじゃ?」
ブイ「今回は、何もしてないですぅ」

――数時間後

ジョーイ「お待たせしました。おあずかりしたポケモンは…すっかり元気にはならなかったわ…」
男「その、ミュウツーの容態はどうなんですか?」
ジョーイ「何だか、普通の眠り状態じゃなかったわ、催眠術でも無く、きのこの胞子でも無いの。」
男「ええと、つまり?」
バナ「つまり、対処法が解らないって事なのかしら?」
ジョーイ「そう、そうなのよ。あなたなかなか話解る子ね。」
バナ「ふふ、ありがとうございます。」
男「えと、じゃあ、俺たちはどうすれば?」
ジョーイ「ひとまず、今日は様子を見ることしか出来ないわ…あなたたちも良かったらここに泊まっていって」
男「解りました。お世話になります」

ダ「・・・」
ダークライは、こっそりとミュウツーの寝ている部屋に入っていった。

 

ミュウツーの寝ている部屋の中は、クーラーが効いているおかげかひんやりと涼しい。
ミュウツーはベットに横になっている。
今回の騒動の原因がふわふわと浮いていた。

「…あら?見つかっちゃったのかしら?」

姿は、全くミュウツーと同じ形姿をしているが、声はミュウツーとは全く違う。
聞いた事の無い、少女の声だった。
ミュウツーの姿をした何かはダークライを見つけると、ぐにゃりと姿がゆらめき、徐々に姿を変えていく。
今度はダークライに擬態して近づいてきた。

ダ「…」
「ふふ…驚いてるのかしら?」
完全にダークライに擬態してはいたが、声だけは変わらない。

ダークライは何も言わずに右手を振り上げて、シャドーボールを投げつけた。
だが、ダークライに擬態していた何かは、ふいに消え去り、
行くあてを失ったシャドーボールは、霧散して消滅した。

ダ「キョロキョロ」
気配は消えていない。だが、微弱すぎて位置がつかめない。
ダークライは辺りを探したが、見つけ出す事が出来なかった。

M「うぅ…あぁぁあ」
ミュウツーがうなされている。ダークライは自分が近くに居るせいか、と思ったが
どうやらそれだけではなさそうだ。
その場で、しばらくダークライは考え込んだ。

その夜

皆が寝静まった深夜、ダークライはそっと、男のベッドの上へと近づいた。
ダ「…」
男の頭に手をかざし、ゆっくりと何かを書くような動きをしている。
そのときのダークライの目は、赤く、怪しく光っていた。

カチリ、何かがはまるような音がすると、
ダークライはその場を離れ、ミュウツーの元へと向かった。

リザ「おい、今の見たか?」
ブイ「みちゃったのですよぉ〜犯人はダークライだったのですぅ」
リザ「信じたくはねぇが…そうみたいだな。あいつ、主に何してたんだ?」
ブイ「僕が直接問い詰めてやるのですぅ〜」
リザ「あ!おい!」

リザ「…行っちまったよ」
リザードンは男の様子を確認した。どうやら男は寝ているようだ。
ゆっくりと寝息を立てている。
リザ「まさか、主まで起きなくなるんじゃないだろうな…」


ブイ「あれれ〜こんなところで何してるですかぁ?」
ダークライの後ろに、追いついたイーブイが立っていた。
なぜか伊達メガネと蝶ネクタイをしている。

ダ「・・・」
ダークライはゆっくりと振り向いた。
ブイ「犯人はいつもひとつ!犯人!ミュウツーと主を起こすのです!」
ダ「ふるふる」
ブイ「僕を怒らせると色々と怖いのです!ちょわ〜」
ブン!ダークライがダークホールを発動させると
あっという間にイーブイは眠ってしまった。

ダ「・・・・・・」
ダークライは男にしたように、頭に手をかざし、ゆっくりと何かを書くような動きをした。
カチリ、また、何かがはまるような音がした。