脱皮に関して

ヤドカリの成長にとって脱皮は不可欠なもの。
しかし脱皮中はとてもデリケートなのでお星様になってしまうことが多々あるようです。
そこで出来るだけ脱皮失敗させない環境つくりについてまとめてみます。

  • 砂の深い場所を作る
必ず必要です。
人間が静かに見守っていても他のヤドカリくんに干渉されてしまってもお星様になってしまいます。
体が完全に埋まるくらい砂を入れてあげましょう。
サンゴ砂

  • 定期的に海水浴をさせる。
海水については海水に関してに書いてあります。
野生のヤドカリも海水浴をするようです。海水浴をすることによって脱皮が成功しやすくなると聞きました。
海水浴をするとヤドカリくんも元気になります。
人口海水ソルトバス

  • 脱皮かな?と思った時の対処方法
脱皮をするとき、何度か潜って脱皮場所を探すことがあるようです。
潜ってしばらく固体が出てこなかったり、陸上で脱皮してしまった場合は脱皮していない固体を別な水槽に移し、脱皮ヤドがいる水槽を静かで暗い場所(タオルなどをかけて暗くしても可)におきましょう。
他の固体からの干渉もしくは人間からの干渉でも死んでしまう場合があります。
絶対に掘り返さないように!
一度潜ると2週間~長くて2ヶ月潜ったままの固体もいるようです。
どうしてももう1つ水槽が用意できない場合は仕切りなどを作って対処してみてください。
水槽

  • 陸上で脱皮してしまった場合
砂に十分な深さがなかった場合、オカヤドカリは陸上で脱皮してしまうことがあります。
上でも離していますが、陸上で脱皮した場合はすぐさま脱皮していないヤドカリをべつな水槽に移しましょう。
もしくは完全な仕切りを作って周りからの干渉を受けにくくしてください。
もちろん、見えるからといって触ったり水をかけてはダメです。

  • 温度管理の徹底
暑さには強いけど寒さにはカナリ弱いです。
涼しくなり始める9月、10月にはパネルヒーターを設置してあげましょう。
全体を暖めなくてもヤドカリ君たちが自分の好きな場所を決めますのであっちこっちを無理に暖める必要はありません。
あまりの暑さに蒸焼きになってしまうこともあるので気をつけてください。
パネルヒーター
水槽カバー

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最終更新:2007年11月12日 16:23