ポケアオ


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「待て!そっちか!」
僕はいつものようにポケモンを追いかけていた。ポケトレと呼ばれる機械で見つけた色違いのポケモンを。
「そらっ!・・・・よし、捕獲完了っ」
今回捕まえたのは色違いのムックル。予想以上にすばしっこくなかなか手こずらせてくれた。
そんな事に夢中になっているうちに僕は白い大きな建物の敷地内に迷い込んでいた。
「ここは・・・病院?」
清潔そうな白い建物を見て僕は病院としか考えることが出来なかった。
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「あら・・・君は?こんなところで何してるの?」
いつの間にか僕の隣に白い服を来た女の子が立っていた。見たところここに入院している患者さんだと僕は思った。
「えっと・・・僕はポケモンを追いかけてたらいつの間にかここに来ちゃって・・・
あ、僕の名前はポケお。君は・・・この病院に入院しているの?」
僕は軽く状況を説明した。急に話しかけられたので慌てて名前まで名乗ってしまった。
「ふふふ。私アオイだよ。確かに入院してるけどね、ここは病院じゃなくてホスピスっていうところなの。
 知ってるかな?ホスピスって」
ホスピス・・・それがどういうものなのかだいたいは知っていたけどここがそれだとは思いもしなかった。
それにここにいるこのコは・・・
ポケお「あぁ・・・知ってるけど・・・じゃあここにいる君は・・・」
アオイ「ね、ね、その捕まえたポケモン見せてくれる?」

僕の言葉を遮って彼女がお願いしてきた。あまり聞かないほうが良かったのかな・・・。
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ポケお「うん、いいよ。それっ」

 ぴちゅぴー

ボールから通常より少し赤みを帯びた体色のムックルが飛び出してきた。羽毛は美しい光沢をたたえている。

アオイ「うわっすごーい!色が違うのなんてはじめて見たよ!どうやって捕まえたの?」
ポケお「このポケトレを使ってね。君は持ってないの?」
アオイ「うん・・・持ってても私は野生のポケモン捕まえに行けないから・・・」

最初は興奮していた彼女が少し沈んでしまった。しまった・・・。

ポケお「あ・・・ごめん・・・」
アオイ「いいの。気にしないで!それよりさ、私とバトルしてくれる?」

意外な申し出に少し戸惑った。僕はバトルが苦手なのに・・・
ポケお「え・・・いいけど、君ポケモン持ってるの?」
アオイ「うん!ここに来る前に捕まえたコたちがいるの。
  あ、あと・・・その・・・私のことはアオイって呼んでくれるかな・・・ポケお君・・・」

アオイは少し恥ずかしそうにそう言った。
嬉しいけど僕はクラスの女子でさえ下の名前で呼んだ事すらないのな・・・

ポケお「うんっわかった!じゃあ始めよっか・・・ア、ア、アオイ・・・。
    よ、よし!、行け!カモネギ!」
アオイ「それっ頑張ってヤミラミ!」

各々のボールかポケモンが飛び出した。

カモネギ「行くカモネ!」
ヤミラミ「ケケケ、久しぶりのバトルだな。相手はてめぇか」

ヤミラミか・・・相性は五分五分?正直よく分からない。
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ポケお「うーん・・・とりあえずカモネギ!つばめがえし!」
アオイ「ヤミラミっ鬼火だよ!」

ヤミラミ「ふん!」
カモネギ「くわっ?ネギィ!」

カモネギが攻撃を繰り出そうとした瞬間、ヤミラミが放った鬼火がカモネギの武器であるネギを一瞬で炭にしてしまった。
まずい・・・これではまともな攻撃は出来ない。

アオイ「ヤミラミ!あくのはどう!」

ヤミラミ「ケヒヒ!そらよ!」
カモネギ「カモーー!」

ヤミラミから放たれた波動を至近距離で受けたカモネギは大きく吹っ飛ばされた。

カモネギ「くわわ・・・もうだめ・・・ネギ・・・」

なんと僕のカモネギはその一撃でダウンしてしまった・・・

ヤミラミ「ケケッ、所詮この程度のレベルかよ。だらしねぇ!それよりおいオマエ!」
ポケお「え?僕?」

突然ヤミラミが僕に話しかけてきた。

ヤミラミ「そうだよオマエだよトレーナー。なんだ?あの指示は。全っ然ダメじゃねぇか!
     そんなんだったらオレが命令したほうが」
アオイヤ「ヤミラミっ!だめだよそんなこと言っちゃ・・・」
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僕にボロクソ言っていたヤミラミをアオイが止めてくれた。

アオイ「ごめんねポケお君。このコ、口が悪くて・・・」
ポケお「いや、いいんだよ。ヤミラミの言うとおり僕はバトルが下手だから・・・」
ヤミラミ「ケケケ、ほーらそうだろ?分かってんじゃねぇか」
アオイ「はいはいもどってヤミラミ」

飽きれたようにアオイはヤミラミをボールに戻した。

アオイ「ホントにごめんね。」
ポケお「いいっていいって。それより楽しかったよ!アオイとのバトル!」

と言いつつも僕とカモネギは殆ど何も出来なかったな・・・

アオイ「私も楽しかったよ!久しぶりだったなぁポケモンバトル。ここに来る前は毎日やってたのに・・・。私生きてるうちにあと何回出来るのかな・・・」

そう言ったアオイの目は涙を浮かべていた。

ポケお「ねぇ!僕が毎日来るからさ!バトルしようよ!」

とっさにそんなことを僕は言った。何故かこのコの泣き顔は見たくないと思ったから

アオイ「毎日?毎日・・・来てくれるの・・・?」

アオイが顔を上げて僕を見る。

ポケお「うんっ毎日。だからえーっと・・・あんまり泣かないでほしいかな・・・」
アオイ「えへへ。わかった!もう泣かない!」

毎日会いに来る。僕はそんな約束をした。
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ピピピピッピピピピッ
軽快なケータイのアラームが鳴り、僕はそれで目を覚ました。
昨日は床についてからあの少女、アオイのことばかり考えていたせいで満足に眠れなかった。

ポケお「(昨日はとっさにあんな約束しちゃったけどなぁ・・・。どうしよ・・・)」
    「ん、あぁもうこんな時間か」

いつもの様に軽い支度だけして家を出る。登校中も頭の中は彼女の事でいっぱいだった。

ポケお「(結構アオイって可愛かったよね。いやいやそれより問題なのは彼女が入院してるのが病院じゃなくてホスピスってことだ)」

ユウ「あ、おはようございま~す。せーんぱい!」

ポケお「(あそこに入院するのはお年寄りだけだと思ってたのになぁ。う~ん・・・)」

僕は考え事に夢中で誰かが挨拶をしてくれたのが耳に入っていなかった。

ユウ「先輩?せ・ん・ぱ・い!」

ポケお「あ、おはよ」

ユウ「どうしたんですか~?元気ないですよ。あっもしかしてまた兄さんが夜中に変なことしたんじゃ・・・」

ポケお「いや昨日はなにも・・・」

確かに昨日は何も無かったけどユウの兄であるせいやにはいつも・・・
せいや「ポケおくぅーーん!おはよー!あ~おはようのちゅっちゅしたいよ~!」

噂をすればなんとやらと言うべきか・・・。
後ろのほうから不気味な男が奇妙奇天烈なこと言いながら僕の方に向かってくる。

ポケお「ひいっ!?助けてっ!」

僕はとっさにユウの後ろに隠れる。年下の女の子に頼るなんて我ながらなんと情けないことか。

ユウ「ふふっ、お任せを。その代わりに後でお願い聞いてくださいね?」

そう言って何かを企んでいるようにユウは微笑む。どんな事をお願いされるか分からなかったがこの状況から助かりたいが為に僕は必死にうなずいた。
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ユウ「兄さん、ちょっとストップ!」

せいや「ん?なんだユウか。俺はポケおに」
ユウ「先輩なら私と愛を誓ったのよ。ねぇ先輩♪」
せいや「何!?」

ポケお「へ!?あ、ああうんそのとーり。そういう訳だよせいや」

ユウ「ほーらね。私達はラブラブなの」
ポケお「あ、あ、ちょっと!」

ユウの僕の首に手を回して頬ずりまでしてきた。これはやりすぎだと思うんだけど。

せいや「そんな・・・嘘だ!あああああああ・・・」

崩れ落ちた彼をユウは笑いながら見ている。

ユウ「さてと、もう大丈夫ですよ。」
ポケお「あ、ああ、ありがと」
ユウ「あれぇ?もしかして先輩ってば興奮しちゃいました?」

ニヤニヤした顔でユウが僕を見る。

ポケお「え!?ないない!してないよ!」

結構図星だった。女の子にあんなことされて僕が耐えられるはずがない。

ユウ「あはっ冗談ですって♪先輩は可愛いですね~。兄さんが先輩を狙う理由が少し分かったかも」
ポケ「いや、そんなこと言われても・・・」
ユウ「大丈夫ですよ。いつでも私が守ってあげますから。さ、行きましょ先輩♪」

とりあえず危機は回避して学校に向かった。せいやはこのまま遅刻だろうな。いいザマだ。
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キーンコーンカーンカーン
チャイムの音が一日が折り返し地点、昼休みが来たことを告げる。

教師「では今日の授業はここまでだ。各自復習なり予習なりしておくようにな」

ポケお「ん~やっぱりカゲ先生の生物はわかりづらいなぁ。独り言ばっかりで何言ってるか分からないよ。
    今日からポケモン分野で楽しいと思ったんだけどなぁ・・・」

カゲ先生はポケモン学者達の間では若き天才と呼ばれているらしい。彼がこの学校に赴任してくることが決まったときは教師達も騒然としたそうだ。
でも僕にはカゲ先生の言ってることが全然分からなかった。どうやら僕は天才の授業にはついていけないみたいだ・・・。

ポケお「あ~今日は弁当ないんだっけ。学食にでも行こうかな」
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学食にて

ポケお「うーん、久々に来たから何食べようかな・・・」
サン「ポケおくーん」
ポケお「あ、サン先輩。こんにちは」

あ、この場ではあまり会わないほうがいい人に会ってしまった・・・。

サン「ねぇねぇ。私ポケお君と一緒にお昼食べたいなぁ」

あぁやっぱり・・・

ポケお「あ、あの、それは僕がおごるって事ですか?」
サン「ダメ?」
ポケお「じゃ、じゃあ今日はおごりますよ・・・」

う、そんな上目遣いでおねだりされたら断れないよぉ。

サン「ホント!?ありがと~」

はぁ僕って貢がされる男なのかなぁ・・・。
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サン「ごちそうさま。いつもごめんね~ポケお君。お礼にまた勉強教えてあげるからね。あ、それとも・・・」

先輩が笑みを浮かべながら座っている僕に近づいてくる。

サン「こーゆーのがいいっ!?」

突然頭を両手で掴まれて彼女の胸にグリグリと押し付けられた。

ポケお「ふぁ? んー!んー!」

二つの膨らみが顔を挟み柔らかい感触が頬を撫でる。

サン「ん、えへへ、気持ちいい?」
ポケお「んー!ぷはっ!止めてくださいよぉ!」

サン先輩の抱擁から解放されたとたん、興奮していた僕は反射的に彼女を押し退けてしまった。
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サン「あ・・・ごめんね、無理やり変なことして。そもそも私がこんなことしたってこの胸の大きさじゃつまらないよね・・・」

さっきまでの元気は何処へ行ったのか、急に悲しそうな顔をしてうつむいてしまった。

ポケお「いえ!そんなことないです!サン先輩はスレンダーでスタイルもかなりいいしとても魅力的ですし!えっと・・・その・・・」

彼女を傷つけてしまったと思いとっさにそんな言葉を並べた。でもそれはお世辞なんかじゃなくて全て本心からでた言葉だった。

サン「ホントに・・・?」

ポケお「は、はい!だからそんな悲しい顔しないで欲しいかなーなんて・・・」

サン「えへへ、ありがとっ。それっ!」

ポケお「!?」

一瞬視界を奪われ何が起きたか分からなかった。目の前には暖かいものがある。
それがサン先輩のお腹だと分かったとき何をされているのかやっと分かった。
先輩は制服を捲り上げて僕の頭にすっぽりと被せていた。

ポケお「ちょっと!何してるんですか先輩!」
サン「ポケお君が褒めてくれた私のカラダを間近で見せてあげる。ほら、上を向いてみて」
ポケお「上? うわぁ!?」

目前の先輩の胸とブラを下から見上げるカタチになっている、そしてその上から先輩が微笑みかけてくる。なんといい眺めだろうか。やばい・・・これは・・・

サン「もっと見せてあげよっか・・・。ほら・・・」

少しずつ、ブラが上に持ち上げられ露出する胸の面積が増えてくる。

ポケお「ダ、ダメですって!それ以上は・・・あ・・・」
サン「ポケお君?あれ?ちょっと大丈夫!?」

僕はあまりの衝撃的な光景に気絶・・・までとはいかなかったが放心状態になってしまった。
気がついた時には先輩に介抱されていた。

ポケお「あ、先輩・・・」
サン「は~よかったぁ。びっくりしたよも~」
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キーンコーンカーンコーン

サン「あ、授業始まっちゃう!今日はごちそうさま。ごめんね、いつも食事をおねだりしちゃって。でもまた一緒にお昼食べたいなぁ」
ポケお「別に構いませんけど、こういうお礼は刺激の強いお礼はちょっと・・・」
サン「これくらいのことは慣れてなきゃダメだよ? あ、それといつもごちそうになるたびに思うんだけどね・・・もし私がペットだったら・・・
   ポケお君みたいな人に飼われたいなぁ・・・なんてねっ。あぁもう何言ってるのかな私/// それじゃ!」
ポケお「先輩・・・」

キーンコーンカーンコーン

ポケお「ふぅ、今日も終わったぁー」

放課後のこの開放感はやっぱりいいものだ。

ポケお「さて、早くアオイのところに行かなくちゃ」

誰かと話すこともなく足早に玄関へと向かった。そこには一人の少女が僕の下駄箱の前で待ってるようだった。

ユウ「せんぱーい!待ってましたよ♪」

僕が来たことに気づいたユウが嬉しそうに手を振っている。

ポケお「あれ、ユウちゃん。どうしたの?」
ユウ「今朝約束しましたよね?お願い聞いてくるって」

あ、そうだ・・・そんなことがあったような・・・
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ポケお「う、うん。まぁ」
ユウ「それじゃ私とお買い物に行きましょ先輩♪」
ポケお「え・・・っと。ごめん!今日はすごく大事な用事があって・・・その・・・」
ユウ「大事な用事?何があるんです?」

どうしよう。ホスピスにお見舞いに行くなんて言い辛いな・・・。まして昨日会ったばかりの女の子のためだなんて・・・。う~

ポケお「う・・・なんと言うか・・・」
僕が返事に困っていたその時、後ろから今朝と同じ災いがやってきた。

せいや「ポケおー!お前がユウと愛を誓ったんだったらお前は俺の弟だよ~。だから俺のことはお・に・い・ちゃん♪って呼んでくれい!
    そう、禁断の兄弟愛・・・ウホッ!」

ポケお「せ、せいや・・・」
ユウ「先輩、ここは私に任せて行って下さい」
ポケお「え、いいの?」
ユウ「大事な用事なんですよね?私は先輩を信じてますから♪そのかわり今度埋め合わせをお願いしますね」
ポケお「うん!ありがと!じゃあね!」

ユウ「(いいんですよ・・・先輩。兄さんがこんなになっちゃったのは私のせいだもん・・・)」

急いで靴を履き全てをユウに任せて駆け出した。これはせいやのおかげで助かった・・・のか?
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ポケお「ここって結構近かったんだ」

徒歩15分。人によっては遠いと思うかも知れない。

ポケお「やぁ、アオイ」
アオイ「あ、ポケお君!来てくれたんだ!」

軽く挨拶をするとベッドの上で本を読んでいたアオイは満面の笑顔で振り返ってくれた。

アオイ「少しお散歩に付き合ってくれるかな?」
ポケお「うん、行こっか」

施設の敷地内にある綺麗に整えられた庭園。僕たちはその中を歩き始めた。

アオイ「私ね、ポケお君がお友達になってくれてとっても嬉しかったの。ここに入院してから誰もお見舞いに来てくれなかったから・・・
    でもこのコたちがいてくれるけどね」

そう言ってアオイはモンスターボールを優しくなでた。

ポケお「誰も・・・?お父さんやお母さんは?」
アオイ「2人とも病気で死んじゃった・・・。不治の病って言われるほどの難病だったんだって。
    私も同じ病気でね、だからここに入院したの」

不治の病・・・か。それでホスピスに入院してるってことはやっぱりアオイはもう・・・。

ポケお「ごめん、変なこと聞いちゃって」
アオイ「いいの!聞きたいことがあったらなんでも聞いて欲しいの。
    あのね・・・私・・・もっとポケお君と仲良くなりたいから・・・」
ポケお「うん!」

そうして僕達は庭園を一回りしながら色々なことを話した。アオイといると癒される・・・そんな気がした。

アオイ「あ、そろそろお部屋に戻らなくちゃ。は~今日は楽しかったよ」
ポケお「僕も・・・アオイといると落ち着くっていうか・・・うん!楽しかった!」
アオイ「ポケお君・・・。また、来てくれるの・・・?」
ポケお「もちろん。約束したでしょ?毎日会いに来るって」
アオイ「・・・ありがとう。うん、じゃあまたね!」
ポケお「ばいばい!」

僕は考えたくなかった。アオイを、アオイの笑顔が近いうちに見られなくなることを・・・。
それは嫌だったけど僕にはどうすることも出来ないことは分かっていた・・・。

その頃学校では・・・
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せいや「あ、ポケお! くそっ、ユウ何でまた邪魔を」
ユウ「カイリュー、兄さんを黙らせて」

カイリュー「はいはい~」

バゴンッ!
せいや「がぅ!」

ユウに呼び出されたカイリューは巨大な尻尾でせいやを薙ぎ払い気絶させた。

カイリュー「ふぅ。よろしかったのですか?主」
ユウ「ありがとね、カイリュー。 帰ろう・・・兄さん」

ユウを乗せ、せいやを鷲掴みにしてカイリューは飛び去って行く。

薄暗い部屋。その部屋のベッドの上でせいやは目を覚ました。

せいや「うっ、ここは・・・ユウの部屋か。でも確か俺は学校で・・・
    っておい!何で俺裸なんだ!」
ユウ「目が覚めた?兄さん」
せいや「ユウ!お前か!ん、何でお前も服着てないんだ!?」

ユウは一糸まとわぬ姿でベッドに腰掛けていた。
妹のその姿を見たせいやは慌てて目を逸らした。

ユウ「そんな反応するって事は兄さんもまだ女の子に興味があるんでしょ?」
せいや「なっ、ねぇよ!そんなもの。だいたい誰のせいでこんな性癖になったと」
ユウ「知ってるよ、兄さん。いや、覚えてる」
せいや「なんだと?」
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十数年前

パチッ!パチッ!
せいや「いたっやめてよ!いたいっ!」

逃げる一人の男の子を数人の女の子が追いかける。女の子達は輪ゴムを持ち、逃げる男の子に向けて飛ばしていた。

ユウ「あっそっちににげたよ!」
女の子「おっけー。えいっ」

パチッ!
せいや「ひいっ!」

女の子「まてぇ!ユウちゃんそっち!」
ユウ「せいやちゃーん!くらえー!」

二重に引き絞ったゴムを二連射する。

バチッバチッ!
せいや「あぐぅ!いた・・・うわーん!」

せいやが泣いてもしばらくゴムの雨が止むことは無かった。

ドンドンドン!
せいや「だしてー!こわいよぉ!」
庭に置かれた小さな物置を叩く音と共に中から子供の叫び声が聞こえる。

ユウ「そっちしっかりおさえてて!」
女の子「ユウちゃん・・・いいの?せいやちゃんすごくないてるけど・・・」
ユウ「いーのいーの!せいやちゃーん?こわいー?」
せいや「・・・」
ユウ「せいやちゃん?」

ガラガラ
せいや「ひっく うっ うっ・・・」
ユウ「あー!せいやちゃんおもらししてるー。おとこのこなのにー」

せいや「・・・!」
女の子「あ!せいやちゃん!」

せいやはそのままどこかへ駆け出していった。
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ユウ「昔私が虐めてたのがトラウマになったんだよね・・・」
せいや「・・・」
ユウ「出来ることなら元に戻って欲しい」

ユウはせいやのモノを握ってさすり始めた。

せいや「おい・・・!やめろユウ!」
ユウ「カラダのほうはまだ女の子を拒絶してないみたいだよ?」

せいやの言葉とは裏腹に逸物は大きく硬くなっていく。
ユウはそれをしっかり握りさらに速くしごいた。

せいやの言葉とは裏腹に逸物は大きく硬くなっていく。
ユウはそれをしっかり握りさらに速くしごいた。

ユウ「兄さん、気持ちいいんでしょ? 分かるよ・・・こんなに震えてる」
せいや「ユウっ、やめろ! やめ・・・うっ!?」

起き上がろうとした体に鈍い痛みが走った。

ユウ「ごめんね、兄さん。カイリューの尻尾に打たれて痛かったでしょ?
   でもこれで動けないみたいだね。今度は気持ちよくしてあげるから」

せいや「本当にやめろ・・・。そろそろ・・・」

幼い妹が与える確かな快感にせいやの我慢は限界に近づいていた。

ユウ「ほら、我慢しないの・・・」

せき止められたものを破ろうとするようにせいやの尿道の先に舌を滑り込ませチロチロと舐める。

せいや「くっ!あっ、ああ」
芯まで潜り込んでくる快感に耐えられずついに精を吐き出した。が、せいやはそれがユウにかかる事の無いようしていた。

ユウ「やっぱり兄さんは優しいんだね。ふふっ、もっと気持ちよくしてあげる」
せいや「・・・」
ユウ「過去の償いとして私のバージンをあげる。こんな事で赦されると思ってないけどね・・・」
せいや「ダメだっ!それはポケおのために・・・」

動けないせいやに跨り指で自らの割れ目を広げて腰を落とし始めた。

ユウ「ん、くっ、んんっ、あぐぅ!」
せいや「ユウ・・・」

ユウの陰部からは鮮血が滴ったている。
殆ど濡れていなかったユウは処女の血を潤滑油の代わりにして腰を激しく動かし始めた。

ユウ「ぐぅ!が、はっ、ぎぃ!」

顔は苦痛に歪み大粒の涙を流していた。しかしそれでもユウはせいやの上で動き続けている。

ユウ「はぐっ!あ、ぐっ!」
せいや「ユウ・・・もう出るっ 早く離れろ!」
ユウ「兄さんっ私を・・・私を犯してっ!穢してっ!」
せいや「うぅ、あああぁ・・・」

ついにせいやはユウの中で果てた。妹の中に出す事は大きな抵抗があったが
ユウが痛みと引き換えに与えてくれた快楽に抗うことは出来なかった。

ユウ「ごめんなさい、兄さんごめんなさい・・・」

そう何度も呟きながらユウはいつの間にか眠っていた。

せいや「ユウ・・・」

傍らに眠る妹の頭をなで、一つのモンスターボールを投げた。

ハッサム「何でしょうかご主人さ・・・ま!?どどどうしてそんな格好を・・・
     ひゃあ!?ユ、ユウさんまで・・・!」

ハッサムがもとより赤い顔をさらに赤らめて手で覆い隠した。

せいや「ハッサム」
ハッサム「は、はい!」
せいや「今まで冷たくしてすまなかった・・・」
ハッサム「ご主人様・・・」

せいやは幼少の頃女性が嫌いになってから雌のポケモンも避けるようになり
それまでパートナーだったハッサムもろくにボールから出さなくなってしまった。

せいや「俺のことが憎いだろ?」
ハッサム「い、いえ僕は・・・」

せいやはハッサムの前に手を差し出した。

せいや「この指を落としていいぞ。好きなだけな」
ハッサム「ご、ご主人様!何を言ってるんですか!」
せいや「ユウがここまでしてくれたのに俺がお前に対して何もしないわけにはな。
    さぁ、早く」

ハッサム「いいんですよ・・・。あの時僕はご主人様を助けてあげられなかったのですから」
せいや「ハッサム・・・」
サッハム「その代わり」

ハッサムは差し出された手を優しく下げさせ、せいやを抱きしめた。

ハッサム「前よりもう少し一緒にいてくれませんか?」
せいや「あぁ、約束する。必ずお前をたいせ・・・つ・・・に・・・」
ハッサム「ご主人様!?」
せいや「くー」

行為の疲れとパートナーとの仲を取り戻した安堵からせいやはハッサムの腕の中で眠りについた。

ハッサム「お休みなさい、ご主人様。それにしてもお二人のこの状況は・・・」

裸で寝ているせいやと同じく裸で股間を血と白いもので染めているユウ。
これが示すことは一つだった。

ハッサム「はぅぅ・・・」

バタンッ

久しぶりに見た二人一緒の姿がこんなだったことにショックを受けたようでベッドに倒れこんでしまうハッサム。
しかしせいやを抱きしめたまま眠るその表情は数十年ぶりに見せた幸せそうなものだった。
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ユウ「せんぱーい!おはようございます♪」
ポケお「あ、ユウちゃんおはよー」

せいや「おい」
ポケお「げっ、せい・・・や?」

あれ?いつもと何か違うような・・・

せいや「・・・俺とお前はまだ友達か?」

そう言ったせいやは何故だかとても懐かしい感じのするせいやだった。

ポケお「うん・・・友達だよ!」
せいや「今までは・・・その、アレだ・・・迷惑かけた・・・けど、これからもよろしく・・・頼む」
ポケお「せいや・・・」
せいや「いくぞ、ユウ」
ユウ「はーい。さ、行きましょ先輩♪」
ポケお「あ、うん」

     ねぇせいや、えっと・・・何か変わった・・・よね?

     べ、別に変わってねぇよ///

     兄さん♪昨日のこと・・・

     お、おいユウ!

     昨日のこと?

     何でもない!///

                     END