本多技術研究所

 

-概要
魔導科学省の提携研究機関のひとつ。機械工学、情報工学系。
研究所責任者のホンダ博士の名前、および本が散らばる有様から、俗に「本多技研」と呼称される。
 
-基本情報
1.[規模]
ラボラトリー(研究室)とファクトリー(製作所)および格納庫を備えた複合研究施設。
ささやかながら仮眠室や給湯室もあるが、談話室は無く、来訪者は乱雑に散らかった研究室でくつろぐはめになる。
 
2.[具体的な活動]
後述するASIMO-VのAI調整や各種整備、魔導科学省に提出する技術レポートの作成など。
また、通常業務というわけではないが、帝国軍の新兵器開発に関するアドバイスやテストも行っている。
 
3.[研究対象]
・蒸気魔導機関
蒸気機関と魔導力を複合した新型の動力システム。
最高出力では純粋な魔導力に劣るものの、安定した出力を発揮できるという特徴がある。
・ASIMO-V
上述の蒸気魔導機関を主動力とする軍用ゴーレムの先行量産機。
搭載するAIによって様々な機能を駆使することができる。ちなみにAI調整はコールが担当している。
外部デザインにはミズハが一枚噛んでいるとの噂も。
・転送システム
ASIMO-Vを格納庫から戦場に直接投入するための装置。
量子力学的な不確定性を魔導力によって都合よく操作する、というのがその原理。何のことやら。
ちなみにASIMO-V以外の存在も転送することができ、これを利用した妖精ジルによる援軍が、対セフィド中盤戦における敵本陣陥落の決定打となった。
・ライダープロジェクト
第三、第四機械化魔導騎士(ブラックライダー、ペイルライダー)を生み出した計画の前身に当たるもの。
魔導力を使わず、純粋な機械化によって兵士の肉体を強化しようという計画。
その際の試作機であるホワイト、レッド両ライダーが(魔導科学省からの払い下げという形で)格納・整備されている。
 
4.[働いている人の気質など]
・コール
ASIMO-VのAI調整、転送システムの整備、およびそれらの実用テスト担当。寛容なツッコミ気質。
基本的にこの研究所においてはフィールドワーク=窓際業務であり、給料も安い。
・ホンダ博士
本研究所における総責任者。クラニオと同門で学んだ仲とのことだが、真相は不明。
かつては帝都大学で教鞭をとっていたこともある。専門は機械工学と軍事学(戦略)で、どちらも博士号を取得している。
穏やかな口調で眠くなるような話をする。チャームポイントは老眼鏡とヒゲ。
・ホワイトライダー、レッドライダー
格納庫で待機している機械兵士。もはや人格と呼べるものはほとんど残されていない。
・アルテ
コールが秘書として(個人的に)雇っている。詳細は本人の項を参照。
 
5.[運営者、運営方針]
研究所の運営責任者はホンダ博士、実験部隊=フィールドワーク部門はコールが取り仕切る。
魔導科学省の関係組織であり、同省長官であるクラニオの指示次第では人倫にもとる行為さえも行うことがある。
ただし喜んで、あるいは無批判にというわけではなく、再考を求めて上申することもある。
また、機械工学系の研究者らしく、安全性・安定性を確保できない実験(暴走の危険を伴う魔導器の使用など)は許容しない。

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最終更新:2012年07月17日 13:32
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