20の扉 過去問集 107スレ目
いやいや人じゃない
藍「やっぱりコレをする時には、Aが必要だな」
と、藍が言った言葉を橙が聞き、
橙「へ~、アレするときってあの人が必要なんだ~」
と、何かしらの勘違いを起こし、
橙「藍様!!連れて来たよ!!これでアレができるね!!」
藍「は?」
藍の元へある人妖を連れて来ました。
結果的に連れて来た人妖はこの後得をする事になるのですが、
果たしてその人妖とは誰?また、橙が連れて来た理由とは?
ルールは20の扉、制限時間は1時間。ただし以下の特別ルールあり。
特別ルール:箱符「パンドラボックス」
橙が連れて来た人妖に関して、登場作品などの特定に関する質問は3回しか出来ない。
それ以上は質問するたびに、残質問数の半分がスキマ送りにされる。
紫「人妖特定なんてさせないわ。フフフ」
橙「藍様~!!レティさん連れてきたよ!!これで料理ができるね!!」
藍「は?」
レティ「あの、状況を説明してほしいんだけど・・・」
藍「私だって何が何だかさっぱり・・・橙、状況を説明してくれないか?」
橙「え~、だってさっき藍様・・・」
「やっぱり料理をする時には、換気が必要だな。煙が充満してしまっては橙の健康に関わる」
橙「って言ってたじゃないですか~」
藍「・・・ああ、なるほど。要するにそれを「寒気」と間違えて・・・」
レティ「「寒気を操る程度の能力」を持っている私を連れて来たってわけね」
橙「ふぇ?違うんですか?」
藍「・・・まあいい。この事は後でちょっと注意してやるとして・・・レティ殿、せっかくだ、一緒に晩ご飯を食べていくといい」
レティ「え、いいのかしら?」
藍「構わないさ。食事は大勢で食べた方が美味しく感じるからな。橙、紫様を起こしてきてくれ」
橙「はーい」
レティ「・・・いい式ね。まるで親子みたい」
藍「まあ、そうとも言えるだろうな。橙も紫様も、私の大事な人だ」
レティ「・・・あなたが羨ましいわ」
藍「どうしてだ?」
レティ「・・・別に」
藍「・・・・・」
その夜、マヨヒガでは紫、藍、橙にレティを加えた4人が晩ご飯を共にとった。
いつものようにスキマを使って自分から遠いところのおかずを取ろうとする紫。
それは行儀が悪いからやめてくださいよと毎回毎回注意する藍。
そんな2人の様子を見ながら楽しげに食事を楽しむ橙とレティ。
今宵のマヨヒガは、いつもより少しだけにぎやかであった。
さて、食事も終わり・・・
レティ「ご馳走様。とてもおいしかったわ」
藍「そう言ってもらえると光栄だよ」
レティ「さて、夜分遅いから私は失礼s」
紫「待ちなさい」
レティ「何よ」
紫「せっかくだし、今日はうちに泊まっていきなさい」
藍「ゆ、紫様!?」
紫「いいじゃない別に。あ、それと藍、私は今日橙と寝るから。レティとでも一緒に寝てやんなさいな」
藍「ええ!?」
レティ「別にいいわよそんなの。一家団欒を邪魔したくないし」
紫「帰ってもいいけど、その時は冬と春の境界をいじって冬が来ないようにするわよ」
レティ「何なのよその半ば脅迫じみた説得は」
紫「脅迫よ♪」
レティ「・・・・・はぁ」
真夜中。
家事やら何やらで忙しい藍は、いつもこの時間の就寝になる。
この日も例外ではなく、寝室に入ったときにはレティは既に夢の中だった。
藍「全く・・・紫様は何を考えているのやら・・・」
レティ「・・・(スースー)・・・」
藍「しかし穏やかな寝顔だ・・・うちの橙も寝顔はかわいいが、こう言うのも・・・
って、何を考えてるんだ私は。さあ、落ち着かせて寝るとすr」
レティ「・・・・・・・・・」
藍「(・・・そう言えば夕食前、何か思いつめた表情をしていたな・・・
- そうか、レティ殿は冬の妖怪・・・冬以外の季節には誰とも会えなくなるから、きっと孤独だったのだろう)」
レティ「・・・・・・・・・」
藍「・・・ふう、仕方ない。たまにはこう言うのも・・・いいだろう
おやすみ、レティ・・・」
マヨヒガの夜は深けていく・・・
お疲れ様でした~。
何だこの後半部分の駄文は!!と、只今自己突っ込みを入れております。
(;・_・)季語の人は調子に乗るとついつい駄文を書いちゃうのです。
アレやらコレやらは「料理」、Aはご指摘どおり「換気」を示していたわけで。
まあ許してくださいな。と言うわけでノシ
( ・_・)ところで・・・俺の名前って季語の人なの?それともレティの人なの?
#レティ
×藍