ウミガメのスープ 過去問集 70スレ目
あの作家への追悼
「なんてこと。”あの言葉”は本当だったのね」
「ああ。外の世界の科学は、既にここまで来ているというわけか」
幻想郷の知識人二人は、目の前の物体に驚愕し、戦慄した。
さて、物体とは何でしょう。ついでに”あの言葉”とは何かも当ててくれると嬉しい。
名称、マジック。用途、あらゆる所に字や記号を書き込む。
「”魔法”とはね。名は体を表すというわけかしら。おそらく中の液体が魔力のエッセンスで、
呪文や魔方陣を書き込むのに使うのね……それも、場所を選ばず」
「ああ。『高度に発達した科学は魔法と区別が付かない』
偉大な科学者にして作家、アーサー・C・クラークの言葉らしい。
彼は予言者でもあったと聞くが、おそらくはこれの出現を予言していたのだろうな」
「外の世界の人間たちが科学だけでなく魔法まで自在に操るとしたら、月との戦争という噂もうなずける。
幻想郷とて安穏としてはいられないかもしれないわ……幻想郷は滅亡する!」
「ΩΩΩ<な、なんだってー」
「えーと……」
香霖堂の内部から発信される強力な電磁波に、たまたま買いものに来た東風谷早苗は立ち尽くすしかないのだった。
正解はマジック、正しくはマジックインキ。”あの言葉”とは「#クラークの法則」でした。
しょっぱなから直撃ピチューンでしたが……
偉大なるSF作家サー・アーサー・C・クラークに哀悼の意を表して。
あと、マジックインキ®は株式会社内田洋行の登録商標です。
感動の一品
「こ、これは・・・・・・」
私は感動の余り、涙が溢れるのを止めることができなかった。
値段は張ったが、それに見合う価値はある
これからも継続して買うことを進言しよう。
さて、彼女を感動させたものとは?
○月×日 八雲藍
先日、紫様が懇意にしている半妖の店へ出向いたとき、とても興味深いものを見つけた。
店主によれば「人体に無害で、布地の消臭殺菌が出来るふぁぶりーず」というものらしい。
とりあえず、数回分を分けてもらい(それでもかなりの値が張った)
紫様の脱いだ衣服にかけてみると、なるほど、臭いが薄くわからなくなっている。
冬眠の時期には紫様は布団に入りっぱなしで、雑菌も繁殖してしまう。
大量購入しておけば、快眠が得られるだろうと進言すれば、購入の許しも得られるだろう。
けっして、靴下ではない、靴下ではない。
○月×日 八雲紫
藍が失礼なことを日記に書いていたのでしばいた。
○月×日 橙
藍様が帰ってこない
というわけで#ファブリーズでした。
乙女の化粧はどこまでなら許される?
A「○○の××って昔から?」
B「ええ。昔からだったわ」
A「そうなの?それじゃ△△と合わなくなりそうだけど」
B「あーーっ!」
さて、Aが何を指摘したことによってBは何に気づいたのでしょう
霊夢「輝夜の外見って昔から?」
妹紅「ええ。昔からだったわ」
霊夢「そうなの?それじゃ平安美人の条件と合わなくなりそうだけど」
妹紅「あーーっ!」
―――竹林にて―――
妹紅「おい似非美人!」
輝夜「いきなり失礼ね。何事なの?」
妹紅「お前の顔、思い出してみれば平安時代から全然変わってるじゃないか!整形してまで美人と呼ばれたかったのか!?」
輝夜「何を今更になって言ってるの…それにあれは整形じゃなくて月人流の特殊メイクよ。今の顔はれっきとした素顔」
妹紅「それにしては顔が変わりすぎてるぞ…やっぱり整形じゃないのか」
輝夜「うるさいわね、むしろ当時の地球人のぶっ飛んだセンスに合わせてあげたんだから感謝してほしいわ!」
この後二人は体力が切れるまで「乙女の化粧はどこまでなら許されるか」について拳で語ったそうな
輝夜の顔は平安の美的感覚的にどうなんだ?と言うネタをどこかで読んだ事を思い出して作った問題でした
トリップは#整形疑惑。大チョンボしてもーたーorz
小悪魔の大失敗
小悪魔
「先日、慣れない事をして大失敗してしまいまして、パチュリー様をひどく怒らせてしまったのです
でも、魔理沙さんに何か良い知恵はないか聞いたところ、意外とあっさり解決してしまいました!
今ではちゃんと仲直りしています!
その日の出来事を説明して下さい
小悪魔
「今日は徹夜の研究ですか?精が出ますねー
パチュリー
「そうね、どうしても試してみたい事があるのよ
だから、紅茶を一杯…
小悪魔
「はいはい、お任せくださーい
パチュリー
「待って。やっぱりコレにしてちょうだい
小悪魔
「何ですか、ソレ
パチュリー
「コーヒーよ。眠気覚ましにはこっちのほうが効果があるとかないとか…とにかく少しだけ買っておいたのよ
淹れ方はこの紙に書いておいたわ。あそこの薬研を使って構わないから…
小悪魔
「はあ、そうですか…慣れませんが、やってみますね…
…
…
…
ふう、出来ましたよ!パチュリー様~♪
「あっ!
パチュリー
「…な、ななに…何してくれてるのよー!
小悪魔
「あわわ…す、すみません…つい、手が滑りまして…
パチュリー
「手が滑ったじゃないわ!
これは…これは貴重な本だったのに、二度とは手に入らない貴重な文献だったのに…
小悪魔
「すぐ、すぐに拭き取りましょう
パチュリー
「もう遅いわ!
古い紙だから、中まで色が染みちゃってるわよ!それどころか濡れた先から紙が崩れていくし!
いったい、どうしてくれるつもりよっ!
小悪魔
「ごめんなさい…でも、どうしていいか…
パチュリー
「うるさい!もうっ、出て行け!
二度と帰ってくるなっ!!
小悪魔
「こういう事があったんです…
貴女の力を借りるのは甚だ不本意なのですが、どうか何とかして下さい~
魔理沙
「びーびー泣いてるくせに不本意とか言うな。
だが話を聞いた以上、放っとくのも可哀想だな…
うーん、そうだ
小悪魔
「な、何かいい知恵でもあるんですか?
魔理沙
「人里に行って、慧音って奴に頼みな
無かったことにしてもらうんだ
小悪魔
「こういうわけです。どうか、無かったことにして下さい。お願いします
慧音
「事情は分かった。普通こんな事で能力を使いたくはないのだが…
そのためにわざわざここまで来たのだ、無下に断るわけにもいくまい
小悪魔
「そ、それでは!
慧音
「ああ、本を駄目にした過去を無かったことにしてやろう
だが対価としてお前の体を使わせてもらうぞ
小悪魔
「えっ!!それは…
…仕方ありません。具体的に何をするんでしょう…
慧音
「数日間、寺子屋と家の仕事の手伝いをしてもらう。嫌だとは言わせんぞ?
まあ、見たところお前もそういうのは得意そうだから、それでいいと思うが
ああそれから、帰るときに魔理沙に言づてを頼もうか
今後私の能力を便利本位で使うような真似は許さんとな!
こうして小悪魔はパチュリーに許してもらえました
というお話だったのサ(AAry
正解は
『コーヒーをこぼしてパチュリーの本を解読不能・復元不能にして』
『それが古く貴重な本だった』
『魔理沙に教えてもらって慧音に無かったことにしてもらった』
でした
騙された永琳
【状況】
小悪魔「で、つまりどういうことなんですか?」
パチェ「貴女にも分かるように言うと、八意永琳は騙されていたってワケね」
【問題】
状況を説明せよ
フランドールのスペルでおなじみの、アガサ・クリスティの代表作でもある「そして誰もいなくなった(Ten Little Niggers)」ですね
この小説、彼女の26作目の長編小説です。日本語訳版も六作品あるとか
映画やテレビにもなってるんですよねコレ、興味がある方は是非見てください
彼女の作品と言えばコレですよね、あとABC殺人事件とか
配役は裁判長と医師しか思いつかなかった。未読者のためにこれ以上のネタばらしはしませんが
トリップは #オーエン夫妻 でした
新たな異変?
新たに起こった異変は、幻想郷の様式を大きく変えるものであった。
これはどう考えても私が疑われる。
状況を知った私は、異変を起こした犯人を自らの力で打ち破るべく飛び立った。
起こった異変とは何か。状況を説明せよ。
小町「四季様~!大変です!」
映姫「どうしたのですか小町?」
小町「郷中に白と黒の毛玉が大量発生しているんです!そいつら自分の色と同じ色の弾幕を大量に放出しています。
しかも回避できないような弾幕でして、外に出れないような状況なんです」
映姫「…なんですって?」
小町「悪いことに、弾幕が弾幕だけに一部の人妖は四季様に疑いの目を向けています」
映姫「でしょうね。まぁこんなことをしそうなのは、そしてできるのは八雲紫以外にはいませんが」
~数刻前~
藍「紫様、またその式を動かしているのですか?」
紫「ええ。これが面白くて。自機の色を変えて敵の攻撃をかいくぐり、緻密なパターンを構築するのが楽しいのよ」
藍「はた目には弾幕ごっこと良く似ているんですがねぇ。そんなに面白いのですか?」
紫「!藍いまいい事言ったわ。それよ!」
藍「?」
紫「毛玉を白黒にして同じ色の弾をばらまくようにすればリアルで楽しめるわ!」
藍「はぁ!?」
紫「そうときまったら早速弄るわよ~」
小町「…でどうします?四季様」
映姫「説教しに行きます。私の能力を応用すればなんとかなるでしょう。他の人妖の誤解を解く必要もありますから」
こうして八雲紫の元へと向かった四季映姫は、自らに白黒はっきりつけることで白黒弾幕をかいくぐっていった。
ついには八雲紫を退治して説教を加え、弄った境界を元に戻させることに成功し、異変は解決した。
一つの変化を除いて。
小町「四季様、またその式を動かしているのですか?」
映姫「ええ。これが面白くて。あの八雲紫が熱中したのも分かる気がします」
小町「(没収した式に見事にはまっちゃってるよ…)」
映姫「うーん、なかなか八雲紫の記録を超えられないですねぇ…」
というわけで、異変の正体は八雲紫が境界をいじくって白黒毛玉を大量に発生させたことでした。
元ネタはいうまでもなく #斑鳩 です。
ttp://www.treasure-inc.co.jp/products/lp/ika360/ikaruga360.html
配信日確定記念問題でした。
新参者の宿命
「うー、なんで私がこんなことに・・・・・・・」
私はある宴席での発言がもとで
1週間博麗神社の掃除を命じられていた。
これも、新参者の宿命なのかなぁ・・・・・・
※何故このような自体に早苗は陥ったのでしょうか。
失言内容に関しては答える必要はありません。
早苗「はぁ・・・・・・軽率だった」
霊夢「愚痴愚痴いってないでとっとと働きなさい」
4月1日、白玉楼という、冥界(幻想郷では生きていても冥界にいけるんですね)でのお花見会に誘われました。
4月1日ということで、もしかしてドッキリじゃないかと警戒して行ったのですが
全然そんなことはなく、普通にお花見をしていました。
そのときに気づいていれば、悲劇は起こらなかったんです・・・・・・。
#エイプリルフールは
、幻想郷では一般的ではないということに。
普段なら、そう、普段なら絶対そんなことは言わないんです!
あの時はたまたまお酒が入ってたから・・・・・・。
「霊夢さん、腋腋! 処理し忘れがありますよ!」
ええ、言った瞬間空気が凍りましたよ!! 新参者なので知りませんでした。
幻想郷にはエイプリルフールの習慣がないってことを!!
霊夢さんはそれを聞いた瞬間真っ青になり、腋を確認した次の瞬間には赤鬼と化していました。
しかも集まっていた人(妖怪?)たちには白い目で見られるし。
神奈子さまたちは、私が霊夢さんに粛清されたあとになってようやく、事情を説明していました。
お仕置きされる前にフォローしてください。
しかも、後から聞くところによると、他にも知っている方が数人いたそうですが
面白そうなのでスルーしていたそうです。ひどいです。
しかしこれもまた、新参者への洗礼なのでしょう・・・・・・。
ちなみに幻想郷では、四月一日は「不義理を詫びる日」なんだそうです、とほほ・・・・・・。
霊夢「サボってないでちゃんとやってよねー。終わったらお茶入れてあげるから」
早苗「あ、はい、わかりました」
霊夢さんの言葉で現実に戻った私は、境内の掃除に意識を集中させました。
終
まずは形から?
魔理沙「それじゃ意味ないだろ」
魔理沙は何に対して「意味がない」と言っているか。
魔理沙「よう、香霖。遊びに来たぜ」
霖之助「また君か。……ん? 今日はまたボロボロだな」
魔理沙「ああ、ちょっと霊夢と弾幕ごっこでな。……負けたけど」
霖之助「懲りないな君も。そんなに霊夢に勝ちたいなら、彼女の真似でもしてみちゃどうだい」
魔理沙「嫌だぜ。だいたいそんなんじゃ意味ないだろ」
というわけで、正解は「#霊夢の真似をする」でした。ネタ元は某同人誌だったり。
来客のために回答送れて申し訳ないorz
蓬莱人形の家出
アリス邸にて
魔理沙「おいアリス、上海が動かなくなってるぞ」
アリス「あら、ホントだわ」
その夜、蓬莱人形は家出しました。
なぜでしょう?
魔理沙「おいアリス、上海が動かなくなってるぞ」
アリス「あら、ホントだわ」
魔理沙に言われて、アリスは物言わぬ上海を抱き上げる。
何も反応しない自分の相方を、蓬莱は心配そうに棚の中から覗き込んだ。
アリス「可愛そうに。動力が切れちゃったのね」
言いながら、アリスは上海の頭、というかリボンに手をかける。?と魔理沙(と蓬莱)が首をかしげたのも束の間、
ぐいっ! とリボンを引っ張った。リボンにはタコ糸のようなものが結び付けられており、弓引かれたようなその姿はなんとも異様だ。
魔理沙「……なんだそれ? 面妖な仕掛けだな」
アリス「ああ、これ? #セルモーターよ。けっこう便利なの」
やがて、上海の頭の中から、ドルン! ドッドッドッドッド…と奇怪な音が漏れ始め、そして、
「シャンハーーーーイ!!」
復活。
そんな様を見ながら、蓬莱は自分の身体を見下ろした。最初に目に入ったのは、自分の首にかかったロープ。
(……ひょっとして、私が動かなくなったら……)
コレを引っ張られる?
(………)
顔面蒼白になった蓬莱は、いそいそと荷物をまとめ始めた。
というわけで、正解は「アリスが上海のリボンをセルモーター状に引っ張り」「それを見た蓬莱が自分の首のロープを引っ張られると思ったから」でした。
お疲れ様でした~
二人が賭けているもの
夕闇迫る霧雨亭。
今、二人の魔法使いが、己を存在を賭けて対峙していた。
「アリス……お前がそんな事をする奴だったなんて」
「魔理沙、何故分かってくれないの? これは貴女のためでもあるのよ」
「ダメだ、ダメなんだよアリス。お前は、私がここで止める!」
さて……二人は、何を賭けて対立しているのか?
「止めろアリス! 何故酢豚にパイナップルなんて入れるんだ!」
「美味しいからよ! この甘味と酸味の調和が何故分からないの!」
「そんなものは南国に対する侮辱だッ! 何故そのままで食べようとしない!!」
「フルーツはそのまま食べなければならない、そんな固定観念に囚われていては未来は開けないのよ、魔理沙!」
「アリスーーーーッ!!」
「魔理沙ーーーーッ!」
「うわーん霊夢ー。アリスに無理矢理入れられたー!」
「ブーッ!(お茶を吹き出す)」
正解は「"#酢豚"にパイナップルを入れるか入れないか」でした。出題者の今日の晩飯が知れますね。
ちなみに私は断固魔理沙派です。母とは酢豚の度にガチンコです。
91秒で終了
こーりんどーにて
こーりん「魔理沙、ちょっとこれ握ってみて」
魔理沙「ん、これをか?」
ギュッ
どろっ
魔理沙「うひゃぁ、なんか出たぞ!
・・・何か・・・白いな
あと・・・うえ、変な味だ」
さて、これとは何でしょう?
ルールは、ウミガメのスープです。
ちなみに、先に言っておきますがパチュリーさん関係ないです。w
※1レスで正解が出ています (編集者注)
魔理沙「んで、いったいこれは何だ」
こーりん「これは、『#歯磨き粉』といって、外の人間が歯を磨くのに使うらしい。」
魔理沙「?それにしては変な味だな。外の人間はこんなものを使うのか?」
こーりん「いや、これは人間がわざわざ味をつけているらしい。」
魔理沙「へぇ・・・外の人間の考えることはわからないな」