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*【伊吹萃香の百万鬼の扉】特設 5連続出題・5時間超の長丁場を成し遂げた、「伊吹萃香の百万鬼の扉」特設ページです。 かつてスレ住人たちが翻弄され、恐れおののいた難問の数々に敬意を表し、ここにこれを保存します。 【基本ルール】 (1)出題者がある物(人物、曲、スペカ等)を頭に思い浮かべる。 (2)解答者は出題者に「Yes/No」で答えられる質問をする。(例:人物ですか?) (例:永夜抄以降の作品に初出ですか?) (3)解答者は、質問への回答をヒントに答えを考え、答えがわかった時点で解答を言う。 (例:それは○○ですか?) 解答も質問一つ分として数える。間違っていた場合、出題者は「No」と答える。 (4)20回の質問や解答で答えが出なかった場合、出題者は答えとトリップキーを発表。 (5)一問につき1.5時間以内に正解出来なければ、タイムアップ(延長なし) 【萃香ルール】 (6)問題数は5問だよ!! (7)今回は中ボスは出てこないよ!! (8)20回の未満の回答で正解に至った場合、残りの回答数をストックできるよ!! (9)20回の質問で解答できなかったとき、回答のストックがあれば1ストック消費で1回回答できるよ!! (10)5問中4問以上正解できたら、次の宴会(私主催とは限らないけど)も企画してあげるよ!! (11)全問正解できたら、その後の夢で1回だけ、幻想郷へ行けるよ!! ***第一問【MORE THEN】 [[14スレ目688~808>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame14.html#R688]] 【問題】 #asciiart(){{{                       ,.へ  _,.-                       i __,.>'"/--、                   ,.へ、__く___/ヘ7-  〈 、..,,__     rへ、__     /  _  7/ /ヽ____,ゝ  ヽ、 \   ',   `ゝ-─'─-ィ'、_,.イ  /    ',/ ゝ、_ i ,.ゝ'"        ゝ、,.イ、         ヽ、/  フ'     ハ   i  ヽ, ヽ、ヽ,\、      `γ´  / i i  ',  i∠_、!',  ',  ', `7        ./,'  ,'/ ゝ、!、i   レ,イフ`Y、 i   |ゝ .i、__」       イ i  .!'ヽ! r!テ、!    l、__,ノノYヽ_」イ |          Lハ i.  ハ' ト_,}     /// | l | .| |    私の嫌いな物ってなーんだ?      ,. -'─-!、! |〃  ´_,.--、   ,' / i | |      |____    |. ヘ、   ヽ   ノ  / ,' ハi. |    i´_____)~~|ヽ、.|>.、._   _,.イ/ /i,.ァ__!.  |    r{ _____.)  () |ヽ、', r' i/ ̄7 レ´,.'7  `ヽ、|   /){ ____)  o | YVく⌒ヽnイ'⌒L/」 _    \   '、_ゝ__ノ....,,,__,.|イ><{ノ__,.イ^ゝ、___ノY ィ'iヽ、.  _  ヽ,        /7,'" ヽ7Y / i、 i ヽ、 ゝ、イ .| >'´   /       //   / / へi  レ^ヽ `Y /    /|     ,へi/   / イ 、       /' 7ヽ、ヽ、/|  |    r─rヽ、_//「`'ー'─-...,,__/_  i ./ / .)'Y() .|  | }}} #openclose(show=解答を表示) { 八雲藍いるよね? ほら、あの紫の式。 あいつ、何を思ったか、文花帖で『#八千万枚護摩』ってスペルを出したんだよね。 あれさえなければ、スペルカードの中の最多数は、私の百万だったのに…… 畜生、神主、私再登場させてくれないかなぁ……そんでもって、一億万鬼夜行みたいなスペル作ってくれないかなぁ…… } ***第二問【FAKE】 [[14スレ目816~977>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame14.html#R816]] 【問題】 ある日、私は主から呼び出された。 何でも、私の行っていた行為によって、主の下に苦情が殺到したらしい。 しかし……私には、苦情がでるようなことをした覚えはとんとなかった。 訝しむ私に対して、私の主は険しい顔で、その「行為」について、語ったのだった。 #openclose(show=解答を表示) { 「貴方のスペルカードの、『#二重の苦輪』って…………… 名前に「二重」ってついているけど ハード以下では 名前どおり 妖夢が二人に増えるんだけど ルナティックでは何故か三人に増えるんだよォ~~~ 本体が倒れてる間に「弦月斬」とか「折伏無間」とかよォーー なんで「三重の苦輪」ってスペルじゃあねえーんだよォオオォオオオーーッ それって納得いくかァ~~~~ おい? オレはぜーんぜん納得いかねえ……  なめてんのかァーーーーーッ このオレをッ! 三重の苦輪にしろ! 三重の苦輪に! チクショオーーー ムカつくんだよ! コケにしやがって! ボケがッ! ――っていう意見が沢山来てねぇ……看板に偽りあり、なんて、白玉楼の庭番にはふさわしくないわ。まったく……」 「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」 そんな感じで、私、魂魄妖夢へのお説教は、丸二時間も続いたのだった。 } ***第三問【外の世界の……】 [[15スレ目5~190>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame15.html#R5]] 【問題】 ある日、私、霧雨魔理沙はおなじみ香霖堂へ遊びに来ていた。 しかし……私のような美女が着ていると言うのに、店主の奴は未知のアイテムに夢中だってのは、どうなのさ? まあ、それは私が持ってきたものなのだが…… しばらくして、ふむ、と香霖の奴はアゴを指で摘んだ。考え事をするときの奴の癖だ。 きっと、鑑定が終わって、思索の海に入りこもうとしているのだろう。そうはいかない。 「それで、どうなんだ?」 「ん? ああ、だいたい、分かったんだが……ちょっと興味深いことがあってね」 「ほう?」 このアイテムは、最近になって幻想郷に大量にやってきたものだ。 それを、奴は興味深い、と言う。魔法使いである私が興味をそそられないわけがない。 「実は、このアイテム……名前と見た目が、まったく一致しないんだよ」 そう言って、香霖はそのアイテムの名前を、口にしたのだった。 #openclose(show=解答を表示) { 「このアイテムは『#オレンジカード』と言って、金券の一種らしい」 「金券……つまりは、お札みたいなものか」 「まあ、そう考えておかしくはない。が、しかし、このカードはどう見ても橙色ではない。一体、何故これはオレンジなどという名前がつけられているんだろうね?」 そう言って、香霖は頭を傾げるが、私には既に答えは出ていた。 「なんだ……売りに来たんじゃないのかい」 それがまがりにも金券だったせいか、香霖は露骨に嫌そうな顔をする。 「だって、オレンジ、って名前がついてるからには、橙色に変わるんだろ? そうでないとおかしい。となれば、ここからは魔法使いとしての私の領域だ。じっくりしっかり、研究するぜ」 「知ってるぜ。じゃあな!! ちなみに、それは無縁塚で沢山落ちてるぜ!!」 そう言って、私は香霖堂を飛び出したのだった。 } ***第四問【彼女の起源】 [[15スレ目209~381>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame15.html#R209]] 【問題】 とても、懐かしいものを見つけた。 ここから、私は始まった。 ここから、私が始まった。 不恰好なそれが、とても愛しく思えて。 私は、それを懐にしまいこんだ。 『それ』は何でしょう? #openclose(show=解答を表示) { 魔符「#スターダスト」 私が、オーレリーズ・サンよりも、さらに前。最初に作った弾幕だ。これが派生して、スターダスト・レヴァリエになる。 これはあまりにも稚拙すぎて、最初に霊夢と戦ったときにも、殆ど役に立たなかった。 それでも……斜めからの攻撃、というオーレリーズ・サンの基本は、ここから発展したものだ。 つまり、このスペルこそが、私の弾幕少女としての起源にあたる。 「まあ……いいよな」 魔法の森の外は、狂ったように咲く花の海。 使用魔力の少ないこれは、当てのない外出にはぴったりかもしれない。 そう思って、私はそれを懐に入れ、花の異変の解決に乗り出したのだった } ***第五問【補強】 [[15スレ目406~532>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame15.html#R406]] 【問題】 「これよ!!」 その文献を見て、思わず私は叫んでいた。 これの力を使えば、きっと私の弱点を補えるに違いない。 そう思った私は、早速実験の準備を始めたのだった。 #openclose(show=解答を表示) { 月&木符「サテライトヒマワリ」 それは、外の世界の衛星の名前を関した魔法である。 先日友人に指摘されたことだが、私の魔法には星の力を借りているものがない。 太陽、月、星。 天の三柱のうち、一本が欠けているために、私は体調が不安定なのだ、と。 そんなわけで、私は適当な天体によさそうなものが無いかどうか調べ、そして見つけたのだ。 『#ひまわり』、という名前の、衛星を。 「あー、あいつ、完成させたんだな……その割には、あんまり調子が良さそうじゃないが」 天狗相手にスペカを振るっているパチュリー・ノーレッジを横目に、私、霧雨魔理沙は嘆息していた。 「たしかに、星が足らない、とは言ったが……」 私は、そういう意味で、言ったわけではない。 想い人が鈍感なのも困りもだが……はっきりと想いを伝えられない私が一番困る。 そう思い、私は嘆息したのだった。 } ----
&aname(T2,option=nolink){アンケート番号}[[T2>良問アンケート/大作1~10問目#2]] *【伊吹萃香の百万鬼の扉】特設 5連続出題・5時間超の長丁場を成し遂げた、「伊吹萃香の百万鬼の扉」特設ページです。 かつてスレ住人たちが翻弄され、恐れおののいた難問の数々に敬意を表し、ここにこれを保存します。 【基本ルール】 (1)出題者がある物(人物、曲、スペカ等)を頭に思い浮かべる。 (2)解答者は出題者に「Yes/No」で答えられる質問をする。(例:人物ですか?) (例:永夜抄以降の作品に初出ですか?) (3)解答者は、質問への回答をヒントに答えを考え、答えがわかった時点で解答を言う。 (例:それは○○ですか?) 解答も質問一つ分として数える。間違っていた場合、出題者は「No」と答える。 (4)20回の質問や解答で答えが出なかった場合、出題者は答えとトリップキーを発表。 (5)一問につき1.5時間以内に正解出来なければ、タイムアップ(延長なし) 【萃香ルール】 (6)問題数は5問だよ!! (7)今回は中ボスは出てこないよ!! (8)20回の未満の回答で正解に至った場合、残りの回答数をストックできるよ!! (9)20回の質問で解答できなかったとき、回答のストックがあれば1ストック消費で1回回答できるよ!! (10)5問中4問以上正解できたら、次の宴会(私主催とは限らないけど)も企画してあげるよ!! (11)全問正解できたら、その後の夢で1回だけ、幻想郷へ行けるよ!! &aname(T2-1,option=nolink){アンケート番号}[[T2-1>良問アンケート/大作1~10問目#2]] ***第一問【MORE THEN】 [[14スレ目688~808>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame14.html#R688]] 【問題】 #asciiart(){{{                       ,.へ  _,.-                       i __,.>'"/--、                   ,.へ、__く___/ヘ7-  〈 、..,,__     rへ、__     /  _  7/ /ヽ____,ゝ  ヽ、 \   ',   `ゝ-─'─-ィ'、_,.イ  /    ',/ ゝ、_ i ,.ゝ'"        ゝ、,.イ、         ヽ、/  フ'     ハ   i  ヽ, ヽ、ヽ,\、      `γ´  / i i  ',  i∠_、!',  ',  ', `7        ./,'  ,'/ ゝ、!、i   レ,イフ`Y、 i   |ゝ .i、__」       イ i  .!'ヽ! r!テ、!    l、__,ノノYヽ_」イ |          Lハ i.  ハ' ト_,}     /// | l | .| |    私の嫌いな物ってなーんだ?      ,. -'─-!、! |〃  ´_,.--、   ,' / i | |      |____    |. ヘ、   ヽ   ノ  / ,' ハi. |    i´_____)~~|ヽ、.|>.、._   _,.イ/ /i,.ァ__!.  |    r{ _____.)  () |ヽ、', r' i/ ̄7 レ´,.'7  `ヽ、|   /){ ____)  o | YVく⌒ヽnイ'⌒L/」 _    \   '、_ゝ__ノ....,,,__,.|イ><{ノ__,.イ^ゝ、___ノY ィ'iヽ、.  _  ヽ,        /7,'" ヽ7Y / i、 i ヽ、 ゝ、イ .| >'´   /       //   / / へi  レ^ヽ `Y /    /|     ,へi/   / イ 、       /' 7ヽ、ヽ、/|  |    r─rヽ、_//「`'ー'─-...,,__/_  i ./ / .)'Y() .|  | }}} #openclose(show=解答を表示) { 八雲藍いるよね? ほら、あの紫の式。 あいつ、何を思ったか、文花帖で『#八千万枚護摩』ってスペルを出したんだよね。 あれさえなければ、スペルカードの中の最多数は、私の百万だったのに…… 畜生、神主、私再登場させてくれないかなぁ……そんでもって、一億万鬼夜行みたいなスペル作ってくれないかなぁ…… } &aname(T2-2,option=nolink){アンケート番号}[[T2-2>良問アンケート/大作1~10問目#2]] ***第二問【FAKE】 [[14スレ目816~977>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame14.html#R816]] 【問題】 ある日、私は主から呼び出された。 何でも、私の行っていた行為によって、主の下に苦情が殺到したらしい。 しかし……私には、苦情がでるようなことをした覚えはとんとなかった。 訝しむ私に対して、私の主は険しい顔で、その「行為」について、語ったのだった。 #openclose(show=解答を表示) { 「貴方のスペルカードの、『#二重の苦輪』って…………… 名前に「二重」ってついているけど ハード以下では 名前どおり 妖夢が二人に増えるんだけど ルナティックでは何故か三人に増えるんだよォ~~~ 本体が倒れてる間に「弦月斬」とか「折伏無間」とかよォーー なんで「三重の苦輪」ってスペルじゃあねえーんだよォオオォオオオーーッ それって納得いくかァ~~~~ おい? オレはぜーんぜん納得いかねえ……  なめてんのかァーーーーーッ このオレをッ! 三重の苦輪にしろ! 三重の苦輪に! チクショオーーー ムカつくんだよ! コケにしやがって! ボケがッ! ――っていう意見が沢山来てねぇ……看板に偽りあり、なんて、白玉楼の庭番にはふさわしくないわ。まったく……」 「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい……」 そんな感じで、私、魂魄妖夢へのお説教は、丸二時間も続いたのだった。 } &aname(T2-3,option=nolink){アンケート番号}[[T2-3>良問アンケート/大作1~10問目#2]] ***第三問【外の世界の……】 [[15スレ目5~190>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame15.html#R5]] 【問題】 ある日、私、霧雨魔理沙はおなじみ香霖堂へ遊びに来ていた。 しかし……私のような美女が着ていると言うのに、店主の奴は未知のアイテムに夢中だってのは、どうなのさ? まあ、それは私が持ってきたものなのだが…… しばらくして、ふむ、と香霖の奴はアゴを指で摘んだ。考え事をするときの奴の癖だ。 きっと、鑑定が終わって、思索の海に入りこもうとしているのだろう。そうはいかない。 「それで、どうなんだ?」 「ん? ああ、だいたい、分かったんだが……ちょっと興味深いことがあってね」 「ほう?」 このアイテムは、最近になって幻想郷に大量にやってきたものだ。 それを、奴は興味深い、と言う。魔法使いである私が興味をそそられないわけがない。 「実は、このアイテム……名前と見た目が、まったく一致しないんだよ」 そう言って、香霖はそのアイテムの名前を、口にしたのだった。 #openclose(show=解答を表示) { 「このアイテムは『#オレンジカード』と言って、金券の一種らしい」 「金券……つまりは、お札みたいなものか」 「まあ、そう考えておかしくはない。が、しかし、このカードはどう見ても橙色ではない。一体、何故これはオレンジなどという名前がつけられているんだろうね?」 そう言って、香霖は頭を傾げるが、私には既に答えは出ていた。 「なんだ……売りに来たんじゃないのかい」 それがまがりにも金券だったせいか、香霖は露骨に嫌そうな顔をする。 「だって、オレンジ、って名前がついてるからには、橙色に変わるんだろ? そうでないとおかしい。となれば、ここからは魔法使いとしての私の領域だ。じっくりしっかり、研究するぜ」 「知ってるぜ。じゃあな!! ちなみに、それは無縁塚で沢山落ちてるぜ!!」 そう言って、私は香霖堂を飛び出したのだった。 } &aname(T2-4,option=nolink){アンケート番号}[[T2-4>良問アンケート/大作1~10問目#2]] ***第四問【彼女の起源】 [[15スレ目209~381>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame15.html#R209]] 【問題】 とても、懐かしいものを見つけた。 ここから、私は始まった。 ここから、私が始まった。 不恰好なそれが、とても愛しく思えて。 私は、それを懐にしまいこんだ。 『それ』は何でしょう? #openclose(show=解答を表示) { 魔符「#スターダスト」 私が、オーレリーズ・サンよりも、さらに前。最初に作った弾幕だ。これが派生して、スターダスト・レヴァリエになる。 これはあまりにも稚拙すぎて、最初に霊夢と戦ったときにも、殆ど役に立たなかった。 それでも……斜めからの攻撃、というオーレリーズ・サンの基本は、ここから発展したものだ。 つまり、このスペルこそが、私の弾幕少女としての起源にあたる。 「まあ……いいよな」 魔法の森の外は、狂ったように咲く花の海。 使用魔力の少ないこれは、当てのない外出にはぴったりかもしれない。 そう思って、私はそれを懐に入れ、花の異変の解決に乗り出したのだった } &aname(T2-5,option=nolink){アンケート番号}[[T2-5>良問アンケート/大作1~10問目#2]] ***第五問【補強】 [[15スレ目406~532>http://gensokyotekiumigame.web.fc2.com/thread/umigame15.html#R406]] 【問題】 「これよ!!」 その文献を見て、思わず私は叫んでいた。 これの力を使えば、きっと私の弱点を補えるに違いない。 そう思った私は、早速実験の準備を始めたのだった。 #openclose(show=解答を表示) { 月&木符「サテライトヒマワリ」 それは、外の世界の衛星の名前を関した魔法である。 先日友人に指摘されたことだが、私の魔法には星の力を借りているものがない。 太陽、月、星。 天の三柱のうち、一本が欠けているために、私は体調が不安定なのだ、と。 そんなわけで、私は適当な天体によさそうなものが無いかどうか調べ、そして見つけたのだ。 『#ひまわり』、という名前の、衛星を。 「あー、あいつ、完成させたんだな……その割には、あんまり調子が良さそうじゃないが」 天狗相手にスペカを振るっているパチュリー・ノーレッジを横目に、私、霧雨魔理沙は嘆息していた。 「たしかに、星が足らない、とは言ったが……」 私は、そういう意味で、言ったわけではない。 想い人が鈍感なのも困りもだが……はっきりと想いを伝えられない私が一番困る。 そう思い、私は嘆息したのだった。 } ----

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