《大輪「ハロウフォゴットンワールド」》
No.523 Spell <
第七弾>
NODE(1)/COST(1) 術者:多々良 小傘
効果範囲:その他
発動期間:世界呪符
【世界呪符】
(自動α):
〔全てのプレイヤー〕はスペルカードのプレイと、キャラクターに攻撃を行わせる事が出来ない。
(自動γ):
このカードをプレイした次の相手ターンから数えて4ターン後のターン終了時に〔このカード〕を破棄する。
捨てられた物達による忘却の世界。
コメント
4ターンという制限があるとは言え、非常に低ノード・コストかつ
維持コストが存在しない為序盤でも手軽に出す事が出来、キャラクターの攻撃はもちろん比較的序盤に
スペルカードを多く使用する
ワンショットや
速攻デッキにとっては天敵となりうる。
また4ターンは普通に運用出来るので場を整えたい時の時間稼ぎにも十分使える。
ただしこちらもその影響を受ける上、
維持コストが存在しない事からこちらも好きなタイミングで場から破棄しづらい為、過度は期待は出来ないと考えて良いだろう。
なお、
破棄されるタイミングは基本的に
プレイしたターンから数えて2回目の自分のターン終了時となるので、先に制限が切れるのは相手側になってしまう。
解呪、
八坂 神奈子/5弾などで強引にタイミングをズラす戦法も無くは無いが、やはり過信は禁物という所か。
ただし、
封獣 ぬえ/7弾とのコンボが可能になると話はガラッと変わってくる。
封獣 ぬえ/7弾の効果を自分のターンのみ起動すれば、相手プレイヤーだけ攻撃・
スペルの
プレイ不可というとんでもない状況を作ることができる。ぬえ自身もこのカードの恩恵により除去されづらくなり、
八坂 神奈子/5弾や
解呪、コマンドカードによる除去といった各種対策カードが無ければかなり破り辛い強力なロックギミックが完成する事になる。
また、以前は一度でもぬえの
起動効果を使用すると以降
(自動γ)によるカウントが行われなくなり、永久に場に残す事が可能であった。
世界呪符メタカードは
上白沢 慧音/1弾で封じる事も出来る為、相手のデッキ次第ではほぼ詰み状態になる事もあった。
- Q&Aにあるようにルール変更の為、封獣 ぬえ/7弾の効果を使ってもターン経過によって破棄されるようになったので以前ほど猛威は振るっていない。緑眼のジェラシーや破壊工作のようなカードの登場も大きい。それでも強力なコンボなのは変わり無いだろう。
公式Q&Aより
- Q208.「No.523 ハロウフォゴットンワールド」の(自動γ)効果が一時的にでも無効になった場合、破棄される効果は解決されますか?
- A208. はい、解決されます。カードが何時プレイされたかという情報はカード自身が保持します。
- コメント
- この裁定により、このカードとぬえによるロック(通称「ぬえゴットン」)はお手軽には成立しなくなった。
- Q215.「No.523 ハロウフォゴットンワールド」がプレイ以外の方法で場に出た場合、4ターン後に(自動γ)によって破棄されますか?
- A215.いいえ、破棄されません。
- コメント
- プレイ以外の方法で場に出た場合、「プレイ」していないため「このカードをプレイした次の相手ターンから数えて4ターン後のターン終了時」というタイミングを定義できない。このため(自動γ)によって破棄されることはない。
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最終更新:2011年08月15日 18:28