《横溢》
No.470 Command <
第六弾>
NODE(6)/COST(1)
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間
【自分ターン制限】
目標の〔プレイヤー1人〕は自分の手札1枚をアクティブ状態でノードに加え、〔あなた〕はライフポイントを5得る。その後、あなたの場に「風見 幽香」がいる場合、〔相手プレイヤーの手札1枚〕を無作為に選び、そのプレイヤーのノードにアクティブ状態で加え、〔あなた〕はライフポイントを5得る。
「この世の全てに花を咲かせましょう」
コメント
普通に使った場合はハンドアドバンテージを失わずライフを得るコマンドとなるが、ノードに埋めるカードを相手が選べるため効果としては少々心許ない。
やはり「風見幽香」が
場にいることで真価を発揮する。
スペルカードの少ない幽香への救済処置といえるだろう。
相手のノードを増やしてしまうものの、ハンドアドバンテージとライフアドバンテージを同時に得ることが出来る上、彼女自身の効果とも非常に相性が良い。
風見 幽香/1弾はノードが2枚増えることで修正を得、
ライフが10増えることで
風見 幽香/5弾の
起動効果がより強くなる。
相手のライフ次第では
風見 幽香/14弾の効果で2ドローもできる。
一応最初のプレイヤー指定で自分を選ぶこともできる。
どうしてもノードが必要な時などに使えるが、そういう状況のみにとどめておいたほうが良いだろう。
なお、このカードは一つ目の効果が
目標を指定し、条件付きで処理を行う「その後~」の効果が
対象を指定するという、やや複雑なテキストであるため、扱いには注意が必要。
一つ目の効果は〔プレイヤー1人〕を目標にとる。
- プレイ時に、いずれかの「プレイヤー」に「対象にならない」効果か「目標にならない」効果が適用されている場合、そのプレイヤーを目標にプレイすることは出来ない。いずれのプレイヤーも目標に出来ないのであれば、プレイできない。
- 解決時に、「目標にしたプレイヤー」に「対象にならない」効果か「目標にならない」効果が適用されていた場合、効果の解決に失敗する。
「その後~」の効果は〔相手プレイヤーの手札1枚〕を
対象にしている。そして、この効果はこれをプレイしたプレイヤーの場に風見幽香がいる場合のみ解決される。
このため「風見幽香」がいる、いないで扱いが大きく変る。
- 「風見幽香」がいない場合
- このとき、「その後」の効果は解決や対象の確認を行わないため、こちらの効果の対象が適切であるか否かを考える必要はない。
- プレイ時でも解決時でも、「対象にならない」効果が適用されていたり、相手プレイヤーの手札が0枚でも、プレイは可能だし、「その後」以前に部分は通常通り解決される。もちろん、「その後」以前の部分が適切に解決出来る状況である必要があるが。
- 「風見幽香」がいる場合
- このとき、「その後」以前の部分の「目標」と、こちらの効果の対象の両方が適切であるか否かを考える必要がある。
- プレイ時に〔相手プレイヤーの手札1枚〕を適切に対象として指定出来ない場合、たとえ「その後」以前の部分で適切な目標を指定できてもプレイできない。
- 解決時に、〔相手プレイヤーの手札1枚〕を適切に対象として指定出来ない場合、「その後」以前の部分も含めて解決に失敗する。
つまり、これをプレイされたとき、風見幽香がおり「その後」以降を解決する場合のみ、
閉ざされた瞳で解決に失敗させることが出来る。
逆に、風見幽香がいなければ、
閉ざされた瞳をプレイしてもなんの意味もない。
禁弾『カタディオプトリック』ならば、どちらの場合でも対応することが出来る。
- ちなみに、読み方は「おういつ」。「おうえき」ではないのでお間違えなきよう。
- 2009/09/01のエラッタより、自分ターン制限が付加された
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最終更新:2010年03月13日 11:57