《死符「ギャストリドリーム」》

No.070 Spell <第一弾
NODE(5)/COST(3) 術者:西行寺 幽々子
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:瞬間

 目標の〔キャラクター1枚〕を決死状態にする。

薄気味悪い夢を見ながら死んでいく。
(PR.002:あやかし蝶が冥界へと誘う。)

Illustration:ニュー速回線冬月(PR.002:猫の手

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西行寺 幽々子のスペルカード
あらゆるキャラクターを決死状態にする除去カードの基本形。

ノードとコストは高いが、キャラクターを持ち主や種族、耐久力に関わらず仕留められるのは便利である。ただ、当然ながらこのカードのコストに見合った大きさを持たないようなキャラにこれを使っても損するばかりなので、相手の切り札とも言うべきキャラを見極めて撃つ必要がある。

安易にこのカードを採用すると、その重さに足を引っ張られやすい。是非曲直庁の威令夢符『二重結界』で無効化でき、符ノ壱“伊吹 萃香”古明地 こいし/5弾のようなキャラクターはこのカードでは対処できない。
小型キャラクター対策には人界剣『悟入幻想』、カード効果の目標に出来ないキャラクター対策には熱符『ブレイクプロミネンス』、手札コストが重い代わりにコマンドカードで汎用性が高い緑眼のジェラシーなど、他の除去カードとの使い分けが大事である。
本当に必要かどうか、デッキと相談した上で採用するのが賢明というものだろう。

ただし術者である「西行寺 幽々子」をメインから採用するならば話は別。術者を据える事で安価であらゆるキャラを除去出来る強力なカードに化けるので、その価値はグッと上がる。同じく幽々子を術者に持つ幽雅『死出の誘蛾灯』とのコンボも強烈である。
術者として最も優秀なのは西行寺 幽々子/5弾だろう。西行寺 幽々子/5弾自動効果で邪魔な小型キャラクターを除去し、このカードで本命の大型キャラクターを除去してやれる。

コストに見合わないが一応自分の場のキャラクターも決死状態に出来る。西行寺 幽々子/1弾西行妖、開花…のコンボを狙う場合や、人魂灯神符『杉で結ぶ古き縁』で押し付けられた場合などには活用する機会もあるだろう。

しかし、環境が進むにつれてこのカード以上に優秀な除去カードが増えていき、このカード単体でデッキに投入される事はまず無くなった。
しかし、このカード最大の利点は同じく除去効果を備えてかつ術者でもある西行寺 幽々子/5弾とのコンボにある。手札コストも無くノーコストでキャラクターを決死状態に出来るのは緑眼のジェラシーなどには無い利点だろう。

  • どんなデッキにも採用できるわけではないが、大型キャラクターを使用するデッキであれば常に警戒しなくてはならないカードである。スペルカードなので、コマンドカード離反工作と違いカウンターの数が少ないのも注意。
  • 昨今のキャラクター除去カードを見ると分かるが、決死状態による1:1交換でN5C3はかなりの高コストである。その意味では第一弾らしさが出ているカードといえる。
  • 優秀なカードのためか再録回数が多い。しかし、そのほとんどが猫の手氏が手掛けたプロモーションカード版であり、通常のイラストは第一弾にしか収録されていない。第一弾は現在絶版となっているので、現在ではPRカードでは無い方が入手困難という珍しいカード。


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最終更新:2012年06月14日 00:11