《冥界》/用語・ルール用語

定義

破棄されたり使用済みとなったカードが置かれる場所のこと。

3.3冥界
3.3.1冥界とは、破棄されたカードを置く領域である。
3.3.2冥界に置かれるカードは後から置かれるカードを表向きで重ね、1束にして置く。
3.3.3冥界は公開の領域である。
3.3.4冥界のカードの順番を入れ替えることは出来ない。
3.3.5複数のカードが同時に冥界に置かれる場合、順番は存在しないが、冥界に置かれた順序を問われる場合は便宜的に同時に冥界に置かれた中で、下から上へ数えるものとして扱う。
3.3.6カードの効果により、冥界が地獄に変更される場合がある。冥界が地獄に変更された場合、冥界のカードはそのままの状態で地獄のカードとなり、この効果が適用されている間、以下のルールに従う。
3.3.6.a本項を除くルール上で「冥界」と記述されている箇所は「地獄」と読み替える。このルールはカードの効果に優先する。
3.3.6.b冥界は存在しない物として扱い、カードの効果で冥界のカードを指定、あるいは参照する場合、その効果は解決または適用に失敗する。
3.3.6.cこの効果の適用が終了した時点で、地獄のカードはそのままの状態で冥界のカードとなる。

コメント

原作東方Projectでは場所の名前を指すが、
VISIONでは他のTCGにおける「捨て札置き場」「トラッシュ」「墓地」などに相当する、
破棄されたり使用済みとなったカードなどが置かれる場所のことを指す。


冥界の内容は<公開情報>であり、互いにどのタイミングでも見ることが出来る。
ただしルール上冥界のカードの順番を変える事は出来ない。
(カード効果などで「冥界で上から○枚目の~」というテキストが頻出するため)


ノードなど、裏向きだったカードを置く場合は表向きにして置く。
ただし複数の裏向きカードを同時に置く場合、
必ず『破棄する順番を決定してから表向きにする』点に注意。
「ノードの中身を見てから任意のカードを一番上に~」というような事は出来ない。
(公式ルールリファレンス「●破棄の順番」より)


こことデッキ、ノード、手札は「」ではないので注意。


基本的には使用済みのカードが置かれる場所だが、
冥界のカードを利用して効果を発揮するカードも多い。
冥符『紅色の冥界』など、リアニメイト系カードなどはその代表格である。


また、カードの効果(ex.地獄(カード名称))によって領域の名称が地獄に変更されることがある。
地獄になっている間は、冥界を参照する効果は一部を除いて全て適用されず、地獄を参照する効果が有効になる。







完全に余談だが、冥界とは本来、
「死者が成仏の順番待ちをする間、幽霊として住む世界」のことを言う。
東方Project的にも大体同じだが、幽々子や妖夢の住む白玉楼があったり、
死者しか入ることが出来なかったはずが「東方妖々夢」以降は出入り自由になってたりする。

……という背景を考えると、冥界を活用するカードが多いのも納得か。


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最終更新:2014年04月03日 22:00