《水符「テイルフィンスラップ」》
No.1408 Spell <
第十五弾>
NODE(4)/COST(2) 術者:わかさぎ姫
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間
〔あなたのデッキの上のカード3枚〕を公開する。公開したカードにコマンドカードが含まれていなかった場合、公開したカードを全て手札に加える。含まれていた場合、公開したカードをあなたの任意の順番でデッキの上に戻す。
古代、人魚の出現は吉兆とされていた。
コメント
わかさぎ姫のスペルカード。
条件次第で手札を差し引き2枚増やせる、強力な手札補充になりうるカードである。
公開する必要こそあるものの、
新史『新幻想史 -ネクストヒストリー-』と同じ枚数を何の追加コストも無しに手札に加えることが可能。
しかし公開した3枚の中にコマンドカードが入っているだけでただのデッキトップ操作になってしまうという大きなデメリットがある。
3枚分もトップ操作するのは困難であるので、普通に使っていては信頼度はかなり低い。ただ手札を減らしてのトップ操作では、たとえ術者を据えたとしても行いたくはない行動である。
故に、このカードを活用するためにはデッキ構築段階からの工夫が必要であろう。要はデッキからコマンドカードをすべて抜いてしまえば、確定でハンドアドバンテージを2枚確保できるパワーカードに化ける。【ターン1枚制限】のような制限もないので、爆発力はかなりのものである。ただしその場合
マナの生成・
霞網のような必須に近いカードや各種
カウンターも採用できないので、デッキの柔軟性はある程度捨てる必要がある。それを逆手に取って
逆転『リバースヒエラルキー』と組んでみるのも一興だろう。
- ちなみに、コマンドカードを1種類3枚のみデッキに投入し、それを引かずに先攻4ターン目にこのカードをプレイした場合の「成功確率」は37/40*36/39*35/38≒78.64%。2種類6枚であれば34/40*33/39*32/38≒60.57%である。これを高いと思うか低いと思うかは、あなた次第。
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最終更新:2014年03月15日 05:51