Special Collection Vol.6カードリスト・詳細版
キャラクターカード
風神の奇跡チーム
《風神の奇跡チーム》
【連結(「洩矢 諏訪子」+「東風谷 早苗」)】
伝説
(自動γ):
〔このキャラクター〕が攻撃を行う場合、〔相手プレイヤー〕は(4)支払っても良い。支払わない場合、自分の場のキャラクターに防御を行わせる事は出来ない。
(常時)(2):
目標の〔キャラクター1枚〕の攻撃を取り消す。
攻撃力(8)/耐久力(8)
「もう少し、稽古を付けて頂けませんかね」
「良いね。麓の者に畏れられるぐらい強くなるといいわ」
コメント
(自動γ)効果はこのカードの攻撃を防御するには4コストを払わなければならない、というもの。強力な効果ではあるのだが、このカードのグレイズが4のため、グレイズ1回で4コストを調達できるので、このカードで攻撃するのは最後の一撃がベスト。また、
禁弾『カタディオプトリック』には注意。攻撃した瞬間破棄されてしまう。
(常時)効果はノードが続く限り相手の攻撃をキャンセルする、というもの。攻撃を取り消されたキャラクターはスリープ状態のままなので、相手はやすやすと攻撃宣言することができなくなる。・・・のだが、場のカードを目標とする起動効果なので、
暴かれた陰謀1枚で対処されてしまう。
このカードの持つ効果はどちらも強力な効果ではあるのだが、そのメタカードがいずれも汎用性の高いカードのメタカードであり、入っている確率がそれなりに高い点には注意したい。
関連
猛火の侵攻チーム
《猛火の侵攻チーム》
【連結(「八坂 神奈子」+「東風谷 早苗」)】
伝説
(常時)(1):
目標の〔装備カード、呪符カード、「装備/場」を持つカード、「世界呪符」を持つカードのいずれか1枚〕を破棄する。
(常時)(2):
目標の〔キャラクター1枚〕の防御を取り消す。この効果は1ターンに1度しか使用出来ない。
攻撃力(8)/耐久力(8)
「私を信仰しないのなら仕方がありません」
「神に逆らう事の愚かさをその身で知るが良い!」
コメント
(常時)効果が2つあるが、どちらも強力な効果となっている。
第一の効果は1コストで
潜入作戦を使える、というもの。
装備・
呪符・
装備/場・
世界呪符のうち、どれか1枚を破棄できる。どちらの場でも目標にでき、ターン1度の制限もないので、非常に強力。また、
装備/場や
装備を持つカードを除去できる数少ないカードでもある。
第二の効果は2コストで防御を取り消す効果。こちらは1ターンに1度しか使えないのだが、防御を取り消されてしまうとスリープのままで動けないどころか、攻撃がプレイヤーへの直接攻撃になってしまい、これ以上防御するタイミングが存在しないので、ダメージを回避する手段が攻撃を取り消すか、攻撃キャラクターを除去するしかない、という状況を作り出すことができ、
フィニッシャー向けの効果である。
どちらの効果も
暴かれた陰謀には注意。このカードをプレイする際には何らかの対策をしておきたいところ。
関連
信仰の神風チーム
《信仰の神風チーム》
【連結(「洩矢 諏訪子」+「八坂 神奈子」)】
伝説
(自動α):
〔このキャラクター〕は、あなたの場の種族:人間を持つキャラクターの枚数によって以下の効果を得る。
・1枚以上… 「(自分ターン)0:〔あなた〕は1ドローする。この効果は1ターンに1度しか使用
出来ない。」
・2枚以上… 「(自動α):〔このキャラクター〕は他のキャラクター効果の対象にならない。
」
・3枚以上… 「(自動α):〔相手プレイヤー〕は自分の場のキャラクターに〔このキャラクタ
ー〕の攻撃を防御させることは出来ない。」
攻撃力(10)/耐久力(10)
「かなり信仰が戻って来た様ね」
「あはは、早苗のお陰だね」
コメント
【連結】(ユニオン)を持つカードの一枚。
ノード10・コスト5と超重量級だが、逆転まで結びつけられる可能性を秘めている。
種族:人間が2枚以上存在する場合に得る効果は他のキャラクター効果の対象にならない効果を得るというもの。活躍する前に
符ノ壱“八雲 紫”などの効果で除去されたりするのを防ぐことができる。
が、この効果はこのカードにしかかからないので、他のキャラクターはカード耐性を持ってはいない。
神の加護や
洩矢の王国などで守ってあげよう。
種族:妖怪に頼らないなら
逢魔が時の採用もありだろうか。
関連
漆黒の怨霊チーム
《漆黒の怨霊チーム》
【連結(「霧雨 魔理沙」+「魅魔」)】
先制 マナチャージ(1)
(自動γ):
〔このキャラクター〕が戦闘によって決死状態になった場合、目標の〔相手プレイヤー1人〕にXダメージ与える。Xはこのキャラクターの攻撃力に等しい。
(常時)0:
ターン終了時まで、〔このキャラクター〕が持つ「先制」の効果を無効とし、「戦闘修正:+3/-3」と「貫通」を得る。
攻撃力(9)/耐久力(4)
「ほう、えらく挑戦的じゃないか」
「その自信、試させてもらうぜ!」
コメント
【連結】(ユニオン)を持つカードの一枚。
連結元が使いやすいので、割と気軽にデッキに入れられるのだが、どちらも強力なカードゆえに
黄泉の舟などで能動的に冥界に送りにくいところではある。
双方の長所を受け継ぎ、強化能力によって12/1と攻撃力に特化する代わりに決死状態になりやすくなるという矛盾した能力も得た。
魅魔/7弾と同じ(自動γ)を持ち、
戦闘で
決死状態になった場合、その攻撃力だけ相手にダメージ与える効果がある。
禁断の魔法などの強化カードを施してやればワンショットにもなる。
単純にブロックするだけではほぼ確実に12点+
貫通による大ダメージを受けるため、戦闘以外による除去方法やダメージ回避方法を要求されることになる。とはいっても所詮耐久力は1なので
悲しき人形や
不意打ちといったコマンドには弱い。
関連
スペルカード
秘法『九字刺し』
《秘法「九字刺し」》
【連結(秘術「グレイソーマタージ」+「現代神の悟達」)】
【呪符】
(自動α):
〔このキャラクター〕は起動効果を全て失う。
(自動α):
〔このキャラクター〕は攻撃、及び防御を行う事が出来ない。
(自動α):
〔このキャラクター〕はあなたのカードの効果の対象にならない。
(自動γ):
あなたのターン開始時に、〔あなた〕は3ダメージ受ける。
臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前。
コメント
効果そのものは連結素材
秘術『グレイソーマタージ』の発展型。
毎ターンセット先のキャラのプレイヤーに3ダメージを与えるオマケが追加された。
しかも"あなた"のカードの効果の対象にならない効果があるため、自身ではキャラクターを除去することはできない。戦闘ができないため、それにより
決死状態になることもまずないだろう。
ただし、このカード自体は特に耐性を持っていないため簡単に
破棄されてしまう。与えるプレイヤーダメージも微々たる物で、バーン効果目当てなら「キスメ」経由の
釣瓶『ウェルディストラクター』の方が強力である。
相手を止める効果もほとんどは
秘術『グレイソーマタージ』で十分な場合が多く、他の「連結元の強化版カード」と比べると少々物足りない。
- 効率は悪いが相手にこのカードを使われた場合、キャラクターを対象にとらない闇符『ディマーケイション』を自分を目標に撃つことでも除去できる。
- 2010/10/06にテキスト修正が発表された。変更点を下に記す。
- 旧:~あなたのカードの効果を受けない。
- 新:~あなたのカードの効果の対象にならない。
関連
土着神『御射軍神さま』
《土着神「御射軍神さま」》
【連結(崇符「ミシャグジさま」+種族:人間を持つキャラクターを3枚)】
【幻想生物】 伝説 貫通 維持コスト(3)
(自動α):
〔このキャラクター〕は種族:神を持つものとして扱う。
(自動α):
あなたの場に種族:人間を持つキャラクターがいる場合、〔このキャラクター〕は相手プレイヤーのカードの効果の対象にならない。
攻撃力(12)/耐久力(12)
建御名方神は諏訪地方の外から来訪した軍神。藤蔓を用いて洩矢神の鉄輪を打ち破り、祭神になったとされている。
コメント
崇符『ミシャグジさま』と比べると自壊効果が無くなり、戦闘力12/12の巨体に加え
貫通を所持したため、全体的に使いやすくなった。ただ攻撃するだけで十分なプレッシャーとなる。その上
伝説を所持しているので
神器で更に強化出来る。
ただしグレイズが6と大きいので、相手の返しには十分警戒したい。また、このカード最大の弱点はやはり前述の通り連結条件の厳しさ。条件の厳しさの分の活躍は期待出来るカードなので、まさに『切札』といえるカードだろう。
関連
天竜『雨の源泉』
《天竜『雨の源泉』》
【連結(「守矢神社」+「風祝の奇跡」)】
以下の効果から3つを選んで解決する。但し、同じ効果を複数選ぶ事は出来ない。
1.目標の〔あなたの冥界にあるカード1枚〕を手札に加える。
2.目標の〔あなたのノード2枚まで〕を選んで手札に戻す。
3.〔あなた〕はライフポイントを8得る。
4.〔あなた〕は2ドローする。
5.〔ゲームから除外されている「風祝の奇跡」1枚〕を手札に戻す。
諏訪大社の天流水舎はどんな天気でも屋根の穴から雫が3滴は落ち、この水を用いて雨乞いをすると必ず雨が降ると言われている。
コメント
2番はノード回収。
2枚戻せるようになったのでハンドアドバンテージが稼げる。
紅葉狩りなどと同じく、セットした場所を覚えておけば実質好きなカードを回収できる点で優秀。
ただしノードの枚数自体は減ってしまうため、テンポアドバンテージを損なう可能性はある。
3番はライフ回復。
8ライフゲイン。単純に
魔力還元とも取れるか。コマンドタイミングでライフ回復できないため緊急時の使用は出来ないが、わずか1コストで他のことをしつつライフ回復のおまけがある、と考えれば強い。
このカードで得たアドバンテージを活用するための時間稼ぎにもなるので、決して馬鹿にはできない。
4番はドロー。
自分に
強引な取引。これを選ぶだけでとりあえずのアドバンテージを獲得できる。
干渉で
運命のダークサイドをプレイされると危険ではあるが、強力な効果である事に間違いない。基本的にはこれ+他の何か2つの効果を選ぶことになるだろう。
5番は除外されている
風祝の奇跡の回収。
風祝の奇跡自体も汎用性の高いカードであり、また回収することによりハンドアドバンテージを得られる。またこのカードが手札に2枚以上あり、
守矢神社が複数落ちており
風祝の奇跡が1枚しかない場合、この効果を選択することで2連打が可能となる。
連結持ちカードであり、特に連結元である
守矢神社が単体では使いにくいカードであるのだが、それをものともしない爆発的なアドバンテージを獲得できるカードであるため、特にコントロールデッキでの採用率が高いカードである。
複数の効果から複数の効果を選ぶという都合上、プレイ時の状況から最も有効な効果を選択できるため、他のカードとは一線を画すと言えるほどの汎用性とカードパワーを持つカードであることに間違いない。
- 2012/03/09付のエラッタで、コストが(1)→(3)に引き上げられた。主に運命の輪と希望の光によるループを困難にすることが目的と思われるが、八坂 神奈子/11弾という非常に強力なフィニッシャーを術者に据える選択肢もできたため、このカード自体の能力が大幅に落ちたわけではない。
公式Q&Aより
- QA-316.No.657 天竜「雨の源泉」のように複数の効果を選んで解決する場合、選んだ効果のいずれか1つの目標や対象が不適切になる場合、他の効果は解決出来ますか?
- A. 効果を順番に解決して行き、不適切な対象が発生するまでは解決出来ます。但し、目標が1つでも不適切になった場合は、全て解決出来ません。
(参考:IR-7.1.9 IR-7.1.12 IR-8.1.3 IR-8.2.5.a)
- コメント
- 例えば1.4.5番を選択した場合、干渉で無縁塚をプレイされて1番の効果で目標にしたカードを除外された場合、例え手札から素材を除外しても4.5番の効果の解決に失敗する。目標を指定する効果にリスクが存在することは覚えておこう。
関連
魔空『アステロイドベルト』
《魔空「アステロイドベルト」》
【連結(黒魔「イベントホライズン」+「流星祈願会」)】
〔あなた〕は〔任意の枚数のキャラクター〕を選び、15ダメージを振り分けて与える。その後、〔相手プレイヤーの場の、キャラクター以外のカード1枚〕を破棄しても良い。
約6500年前、直径約10kmの隕石が地球に衝突。そのエネルギーはTNT火薬6000万メガトンに相当し、多くの種が絶滅した。
(PR.058:天龍に魅入られたのか、それとも流星祈願会での願いが叶ったのか。魔法の流星は今では魔理沙の一番の得意技だ。)
コメント
【連結】(ユニオン)を持つ
スペルカード。15点ものダメージを自由に振り分けることができる。
相手がよほどの量のキャラクターを展開していなければ、このカード1枚でたちまち全滅させることができるカードである。例えば、
八坂 神奈子/5弾・
古明地 こいし・
霧雨 魔理沙/1弾を1枚で
決死状態にできる。15点のダメージを誰にどう振り分けるかは解決時に選択するので、目標にならない
古明地 こいしも選択でき、プレイを無効にする以外の対処方法が限られるのも利点。
また、自分の場のキャラクターにダメージを振り分けることもできるので、
エニグマティクドールで場に出した神秘の人形にダメージを振り分けることで、その数値分だけ相手に直接ダメージを与えることができる。
忘れがちだが、ダメージを与えた後に相手プレイヤーの
キャラクターカード以外のカード1枚を
破棄することが出来るオマケが付いている。
厄介な
装備/場や
世界呪符、セットされているカードがあるなら忘れずに破棄しておこう。
関連
コマンドカード
祟り神の薫陶
《祟り神の薫陶》
〔あなたの手札にある「連結」を持つカード1枚〕を破棄しても良い。破棄した場合、〔あなた〕は3ドローする。
「魔法が使えた…!」
「もっと修行しなさい、魔理沙」
コメント
普通に考えても1コストで手札が1枚増えるので強力。
実際は大きく手札交換を行うので見た目以上にアドバンテージを稼ぐ事が出来る。
- 2012/03/09にテキスト修正され、手札の破棄が強制ではなくなった。
- 恐ろしい波動もそうだが、修正前は手札に連結カードがない状態でプレイした場合、無いことをジャッジなどに確認して貰う必要があったためである。これにより運命のダークサイドを干渉でプレイされた場合でも破棄しないことを選択すれば致命傷を回避できるため、純粋に強化されたといえる。
- 2013/04/03にエラッタを受け、コストが(0)→(1)に増加した。
関連
乾坤一擲
《乾坤一擲》
〔あなたのデッキ〕をシャッフルする。その後、あなたのデッキの上のカード4枚を公開する。公開したカードの中にスペルカードが含まれていた場合、1枚を選んで抜き出し、そのカードをプレイしたものとして解決する。この効果では「連結」の効果を無視する事が出来る。その後、選ばれなかったカードをあなたの任意の順番でデッキの下に戻す。
「もうこの残された力で賭けるしかないようね…」
「神奈子様…」
コメント
フレーバーテキスト通りの博打カード。解決時に真っ先にシャッフルを行うため、
魔法研究で思いのままの解決は出来なくなっている。
この博打に賭ける利点は二つ。「
連結を無視して解決出来ること」と「コマンドカードと同じタイミングにスペルカードを解決できること」である。特に後者はまさに一発逆転もありえる。
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最終更新:2011年07月07日 12:05