Special Collection Vol.3カードリスト・詳細版
キャラクターカード
夢幻の紅魔チーム
《夢幻の紅魔チーム》
【連結(「レミリア・スカーレット」+「十六夜 咲夜」)】
伝説 先制 速攻
(自動β):
〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、〔「種族:吸血鬼」を持たないキャラクター全て〕をスリープ状態にする。
攻撃力(6)/耐久力(5)
「逃げたわ!そっち」
「私のナイフから逃げれると思って?」
コメント
この
(自動β)は
種族:吸血鬼を持たないキャラクター全てを
スリープ状態にするため、相手の場をがら空きに出来る場面は比較的多い。
速攻持ちであるため、自身もすぐさま6点たたき込める。
吸血鬼でなければ自分の場のキャラクターも
スリープ状態になってしまうが、
神術『吸血鬼幻想』や
後天性変異でのフォローが可能であり、エンドカードとしての性能はかなり高い。
先制もあるため、たとえそこで勝負を決められなくても、戦闘では優位に立てるだろう。
関連
紅月の女王チーム
《紅月の女王チーム》
【連結(「レミリア・スカーレット」+「フランドール・スカーレット」)】
伝説 先制 貫通
(自動β):
〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、〔任意の枚数のキャラクター以外の場のカード〕を選んで破棄する。
(自動γ):
〔このキャラクター〕が相手キャラクターを戦闘で決死状態にした場合、その決死状態を無効にする。その後、〔その相手キャラクター〕をあなたの場にスリープ状態でセットする。
攻撃力(12)/耐久力(8)
「あれが新しい玩具?お姉様」
「今度のは長持ちすると良いわね」
コメント
連結元の凶悪さの相乗作用か、非常に強力な効果と高い戦闘力・
戦術を持つ。
先制と
貫通を併せ持ち、12/8と非常に高い戦闘力を持つため、戦闘ではほとんど負け知らずと言える。
火力についても、耐久力8を焼けるものなど殆どない。
連結元のレミリアもフランも強力で、それらを主軸としたデッキにそのまま投入できるのも魅力である。
それらが
除去されたとしても、連結の材料にしてしまえば無駄にならないからである。
- キャラクター効果の「対象にならない」効果が適用されているキャラクターには、(自動γ)が逆効果になる。
- 「Aする。その後Bする。」における対象のルール上、「Bする」における対象が不適切でも、Aだけは実行するからである。このカードの場合、相手キャラクターの決死状態が無効になってしまい、倒せない。
関連
真紅の魔神チーム
《真紅の魔神チーム》
【連結(「レミリア・スカーレット」+「パチュリー・ノーレッジ」)】
伝説 先制 マナチャージ(2)
(自動α):
〔相手プレイヤー〕が受けるダメージは、常に+2される。
(自分ターン)0:
目標の〔キャラクター1枚、またはプレイヤー1人〕に1ダメージを与える。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
攻撃力(8)/耐久力(4)
「ネズミが…新しい魔法を試させてもらうわ」
「おや、こんな楽しそうな事をパチェだけにやらせないよ」
コメント
なにより目をひくのは、その
(自動α)だろう。
パチュリーの描かれているカードである
マナシールドと真逆のような効果であり、相手プレイヤーの受けるダメージを常に+2する。
このカード自身の(自分ターン)効果でも
(自動α)効果が適用されるため、このカード単体でノーコストでプレイヤーに3点を与えられる。
小型キャラクターを多数展開するタイプのデッキで使えばダメージが激増する。連結元とするであろう
レミリア・スカーレット/1弾や
符ノ弐“レミリア・スカーレット”が
サーヴァントフライヤーを展開できるため、非常に相性が良い。
また、
紅魔館が1コストの3点
火力に化ける。
(自分ターン)効果とあわせれば、攻撃しなくても相手のライフを0にできそうである。
この効果とマナチャージ(2)を持つので、
幻想の四季との相性は抜群。亡霊の戦闘力は1/1のままではあるが、相手には3ダメージが入る。
攻撃力8に対し耐久力4は同ノード帯の中では低めだが、
人界剣『悟入幻想』で焼かれず、
先制持ちであるため
戦闘でもそうそう
決死状態にならないため、あまりデメリットにはなっていない。
関連
浄土の姫君チーム
《浄土の姫君チーム》
【連結(「綿月 豊姫」+「綿月 依姫」)】
伝説
(自動α):
〔相手プレイヤー〕は効果範囲が「プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果(アイコンを参照)」であるカードをプレイ出来ない。
(常時)(1):
目標の〔あなたの冥界にある「種族:神」を持つキャラクターカード1枚〕をゲームから除外する。除外した場合、ターン終了時まで〔このキャラクター〕は「戦闘修正:+3/+3」と以下の効果を得る。
「(自動α):
〔このキャラクター〕は〔相手プレイヤーのカード〕の効果の目標にならない。」
攻撃力(7)/耐久力(7)
「私の力で地上の敵を追い返せるでしょうか?」
「大丈夫。貴方には数多の神様が味方してるのだから」
コメント
【連結】(ユニオン)を持つカードの一枚。
連結元の二人の効果をそれぞれ強化したようなテキストを持つ。
(自動α)は、該当するカードのプレイを禁止することができる。
かなりの種類のカードのプレイを禁止できるため、
これを出すだけで相手は相当身動きが取りづらくなる。
無縁塚を封じられるため、自身の
起動効果をフォローする形となっているのも心強い。
公式Q&Aより
- Q052.冥界のカードを目標にするカードをプレイする場合、コストを支払った事によって冥界に落ちたカードを目標にする事は出来ますか?
- A052.いいえ、出来ません。目標の指定はコストの支払いの前に行います。(カードをプレイする方法を参照ください)
- コメント
- 起動効果についても同様であるため、そのコストとしてノードの神を落として、それを除外して~ということはできない。
関連
スペルカード
魔符『全世界ナイトメア』
《魔符「全世界ナイトメア」》
【連結 (神術「吸血鬼幻想」+「紅い虹と天使の翼」or「八咫烏」)】
【世界呪符】 維持コスト(2)
(自動α):
〔あなたの場のキャラクター全て〕の種族は「種族:吸血鬼」に変更され、「戦闘修正+3/+3」を得る。
(自動γ):
〔あなたのノード〕が7枚以上になった場合、〔場のカード全て〕を破棄する。
世界を悪夢に染める神の炎
コメント
(自動γ)は場のリセット効果。
一見すると強力な
除去として使えそうだが、このカードが展開型デッキでの使用が基本になるので、むしろうかつに「ノードを7枚以上に出来ない」デメリット効果として機能しやすい。それでも一応の緊急回避手段にはなるが。
強制的にノード加速をさせられる
豊符『オヲトシハーベスター』には注意したい。
しかし、このカードを運用する際の一番の問題点は
【連結】(ユニオン)の元になるカードの運用の難しさである。
神術『吸血鬼幻想』は展開型デッキとの相性は良好で何の問題もないのだが、
紅い虹と天使の翼は一切操作の効かないギャンブルカード、「八咫烏」は
霊烏路 空/5弾のプレイもしくは
八咫烏の採用が前提となり、空は所謂大型キャラクター、
八咫烏は大型サポートに分類されるカード。どちらにせよかなり癖がある。ここをどうするかがデッキ構築のセンスが問われるところであろう。
関連
幻術『マイナイフリカージョン』
《幻術「マイナイフリカージョン」》
【連結 (空虚「インフレーションスクウェア」+「銀ナイフ」+「銀ナイフ」)】
〔あなたの冥界にある「銀ナイフ」、及び除外されている「銀ナイフ」〕を全てあなたの手札に戻す。このゲームの間、あなたの「銀ナイフ」のテキストは以下に変更される。
「【装備】
(自動β):
〔このカード〕があなたの手札に戻った場合、〔相手プレイヤー〕に1ダメージを与える。
(自動γ):
〔このキャラクターにセットされている「銀ナイフ」〕が破棄、または除外された場合、
直ちにその「銀ナイフ」を手札に戻す。」
投げたナイフは軌道を変え、敵を再度攻撃しつつ手元に戻る。
コメント
- テキストを変更するため、元々のテキストは失われる。
- 従って、手札やデッキから銀ナイフを冥界に送ったとしても、ターン終了時に手札に戻ることはないので注意。
公式Q&Aより
- Q319.場のキャラクターが手札やデッキに戻る場合、「このキャラクターにセットされている○○が破棄された場合」という効果は解決出来ますか?
- A319.はい、出来ます。
(参考:IR-11.3.3)
関連
※「ナイフ」を参照するカード
秘弾『そして誰もいなくなるか?』
《秘弾「そして誰もいなくなるか?」》
【連結 (QED「495年の波紋」+「恐ろしい波動」)】
〔全てのキャラクターと、全てのプレイヤーの手札全て〕を破棄する。その後、〔全てのプレイヤー〕はXダメージを受ける。Xはそのプレイヤーが破棄した手札のカードのコストの合計に等しい。
一人が弾幕を避けきれず、そして誰もいなくなった。
コメント
全てのプレイヤーのキャラクターと手札全てが0になり、その上で
破棄した手札の『コスト』の合計のダメージを受ける。そのため、カウンターを大量に握って万全の態勢で使用すると、逆にダメージが増えることがある。
問題は自分の場、手札も壊滅するため、解決後は運のいいほうが勝つ引き勝負が始まる。手札破棄のダメージで勝利出来ないと、逆転の可能性を相手にプレゼントするだけとなる。
自分の場がスペルカードの対象にならない状況を作ったり、
世界呪符や
装備/場で武装するような構築を行い、解決後に一方的な状況を作り上げることが必要となるため、非常に運用が難しいカードだろう。
このカードを使うならば
術者であり、
変身する事でこのカードの効果の対象にならなくなる
フランドール・スカーレット/11弾は是非デッキに投入したい。
関連
木&火符『フォレストブレイズ』
《木&火符「フォレストブレイズ」》
【連結 (木符「シルフィホルン」+火符「アグニシャイン」)】
【幻想生物】
(自動γ):
〔このキャラクター〕が攻撃を行う場合、〔あなた〕は(1)支払っても良い。支払った場合、目標の〔スリープ状態のノード3枚〕を破棄する。
攻撃力(3)/耐久力(6)
強風が火災旋風を巻き起こし、焼き尽くされた大地は荒野と成り果てる。
コメント
(自動γ)は攻撃宣言時に発生する。
相手に戦闘ダメージを与えられなくてもよいだけでなく、戦闘前にノードを破棄できるので相手の反撃を抑制できる。スリープノード限定とはいえ一度に三枚破棄は大きい。
目標指定型だが自動効果のため干渉されず、ほぼ確実に破棄できるといってもいいだろう。
連結の割には攻撃力は低いがグレイズが0のため、積極的に攻撃できる。
連結元も使い勝手は悪くないので、パチュリーとその幻想生物を中心とするデッキなら中々いい働きをしてくれるだろう。
- スリープノードが3枚以上なければ、効果の解決に失敗する。一応、自分のノードも目標にとれるので、相手のスリープノード2枚、自分のスリープノード1枚を破棄なんてことも可能ではあるが……。
関連
コマンドカード
暴かれた陰謀
《暴かれた陰謀》
この干渉終了時まで、〔あなたの場のカード〕が相手プレイヤーのキャラクター効果の目標になっている場合、または、目標になった場合、その効果を無効とし、破棄する。その後、あなたの場に「連結」を持つキャラクターがいる場合、〔相手プレイヤー1人〕にXダメージを与える。Xはこの効果で破棄したキャラクターの必要ノードの値に等しい。
(自動β):
プレイされている〔このカード〕が相手プレイヤーのコマンドカードの目標になった場合、〔あなたの手札にある「賢者の封書」1枚〕を公開しても良い。公開した場合、〔このカード〕のプレイは無効に出来無い。
地上の者で何やら良からぬ事を企んでいる輩がいる…。玉兎を利用した事は許して欲しい…
コメント
いわゆる
カウンターに近い挙動のカード。
キャラクター効果を無効にし発生源を破棄するため、ある種の除去として機能する。
他のキャラクターの効果対策としては
CIP効果対策として有用かつキャラクターのプレイごと無効にする
瞋怒と、
コマンドカード対策にもなり目標を変更するので思いがけないアドバンテージを得る事が出来る場合がある
少女密室が存在している。
どちらも優秀なカードであるが、このカードは効果を妨害したキャラクターを
破棄する事が出来るうえ、場に
連結を持つキャラクターが居ると
破棄したキャラクターの必要ノード分のダメージを相手プレイヤーに与える追加効果が発生する。一概にどれが優秀とは言えないので、デッキや環境と相談して投入するカードを考えよう。
また、エラッタにより挙動が大幅に変更されており、現在このカードにより効果を無効に出来るのは次の場合である。
- 「目標になっている場合」
- 相手プレイヤーの「何らかのキャラクター効果」があなたの場のカードを目標に使用されたあと、干渉で暴かれた陰謀をプレイした解決されたとき。あなたの場のカードは相手プレイヤーのキャラクター効果の目標になっている。
- 「目標になった場合」
- 暴かれた陰謀の解決の後、干渉が終了するまでの間に相手プレイヤーのキャラクター効果が使用されたり、相手プレイヤーのキャラクターから自動効果が発生したりして、あなたの場のカードがその目標となった場合。このとき、あなたの場のカードは目標に「{なった」。
ようするに、「目標になった後」または「干渉終了までにこちらの場のカードが目標になることが明らかな場合」にプレイするカードである。
西行寺 幽々子/5弾のように自分のカードも目標に取れる
CIP効果にはあまり通用しないが、
起動効果全般に対する後出しや
チルノ/11弾のようにこちらの場しか目標に取れない
CIP効果には特に効果を発揮する。
- 2010/08/14に施行されたエラッタによりテキストが「キャラクター効果の目標になった場合~」から「キャラクター効果の目標になっている場合、または、目標になった場合~」に変更されている。
- 「プレイを無効」という記述を含まないため八雲 藍/5弾で落とされないが、かといって藍に何か出来るわけでもないためアンチカードとまではいかない。
公式Q&Aより
- Q027.キャラクターカードのプレイに干渉して「No.148 少女密室」をプレイして解決した場合、そのキャラクターの持つ「場に出た時」に適用される自動効果の目標を変更することは出来ますか?
- A027.はい、出来ます。(ルールリファレンス「干渉」を参照ください。)
- コメント
- CIPは「1つの行動が発生し、それにより発生する効果、および、その効果の解決により直ちに適用される効果」であるため、これがて解決されるまでの期間も「この干渉」である。
- Q256.「No.579 暴かれた陰謀」で、この効果の解決以前にキャラクター効果の対象として指定されていた場合、効果の解決時にその効果を無効として破棄できますか?
- A256.はい、出来ます。この効果の解決時に目標に指定されている、または、この効果の解決後に目標に指定された場合に、その効果を無効として破棄できます。
関連
妖魔の眷属
《妖魔の眷属》
目標の〔あなたの場のコストがXのキャラクター1枚〕をスリープ状態にする。その後、あなたのデッキを全て見て、〔目標のキャラクターと同じ種族を持つ、コストがX以下のキャラクターカード1枚〕を抜き出し、あなたの場にアクティブ状態で出しても良い。但し、この効果で目標のキャラクターと同名のキャラクターカードと、コストが「-」であるキャラクターカードを場に出すことは出来無い。その後、デッキをシャッフルする。
私の相手に相応しいか、試してあげる
コメント
ただし、自分は呼び出せないが、
いぬさくやや
ユニオンキャラクターカードを呼び出すことは可能。それらの、「名称「A(、B、及びC)」としても扱う」効果は
(自動α)であり、場に居なければ適用されず、デッキにある間は「いぬさくや」や「○○チーム」という名前でしかないためである。
公式Q&Aより
- Q030.「スリープ状態にする」という効果は、既にスリープ状態のカードを対象にすることは出来ますか?
- A030.「アクティブ状態のカード」等といった条件がついていなければ、出来ます。ただし、このカードの効果によってスリープ状態にしていないため、効果の解決に失敗したと見なします。そのため、「スリープ状態にする。その後~」といった効果の場合は「その後」以下は解決出来ません。
- コメント
- このカードの場合、アクティブ状態である、という指定はないためスリープ状態のキャラクターを目標とすることはできる。しかしその場合サーチは行えない。
- Q283.コストを±Yする効果が適用される場合、「No.580 妖魔の眷属」をコストZのキャラクターを目標にした場合、支払うコストと場に出せるキャラクターのコストXはどうなりますか?
- A283.支払うコストは「Z±Y」、抜き出せるキャラクターカードのコストは「Z以下」となります。目標を指定した時点でXが決まり、XはZとなります。
例えば「No.497 チルノ」(コスト2)を目標としコストが-1される場合、プレイのコストとして1コストを支払い、コスト2以下の「種族:妖精」のキャラクターカードを場に出す事が出来ます。- コメント
- サーチ条件は実際に支払ったコストではなく、あくまで目標に指定したカードのコストで決定する点がミソ。コストZのカードを目標に指定した時点で、カードテキスト中の全てのXに、Zの値が代入される。つまり、プレイするためのコストはZになり、サーチするカードの条件は「コストがZ以下」となる。実際に支払うコストはZではなくZ±Yとなるが、これによりサーチ条件は変化しない。
なおQAでは、言うまでもないため言及されていないがA283の例ではカード名が「チルノ」だったりコストが「-」であるものは当然サーチできない。
関連
最終更新:2011年07月07日 11:41