第七弾カードリスト・詳細版
仏蘭西人形
《仏蘭西人形》
No.471 Character <
第七弾>
GRAZE(0)/NODE(1)/COST(0) 種族:なし
人形
(自動γ):
あなたのキャラクターカードの連結が解決される場合、「連結」の効果で除外するカード1枚の代わりに〔このキャラクター〕を除外しても良い。但し、「仏蘭西人形」のみを除外する事は出来ない。
攻撃力(0)/耐久力(2)
「・・・」
コメント
但し、「仏蘭西人形」のみを除外する事は出来ない。
という制限があるため、少なくとも一枚は通常のカードを除外しなくはならない。
また
(自動γ)であるため、場に出ていないと効果が発揮されない。
N1・C0で
人形ゆえに手札にある場合はプレイしてしまえば良いが、
冥界にあっても意味をなさない点で多少使い難いか。
連結を主軸としたデッキでの運用が中心となるだろうが、中でも
禁呪の詠唱チームが入った
人形デッキとの相性は抜群。
魔理沙
1弾・
5弾を入れることなく、
人形の割合をを濃くすることができるのだ。
関連
倫敦人形
《倫敦人形》
No.472 Character <
第七弾>
GRAZE(0)/NODE(1)/COST(0) 種族:なし
人形
(自動γ):
〔このキャラクター〕がプレイされて場に出たターンの終了時、〔あなたのデッキ〕を全て見て「連結」を持つカード1枚を抜き出し、相手プレイヤーに見せてから手札に加えても良い。その後、デッキをシャッフルする。
攻撃力(1)/耐久力(1)
「・・・」
コメント
連結持ちカードをデッキから
サーチしてくる
人形。
連結カードを主力するデッキと相性がよく、そもそもサーチ手段の少ないこのゲームにおいて
連結を安定性のあるデッキタイプにしたカードである。
同じく
連結を
サーチする
人形潰し占いよりも低ノード低コストでありその後も場に残り、壁などにすることができるため比較的採用しやすい。
だがあちらは
人形さえいればいつでもサーチが行える他、相手の
人形を
破棄することができるので一概に上位互換とは言い難い。
- 倫敦=「ロンドン」。
- 2012/03/09にエラッタが施行され、自動効果がターン終了時に発生する効果になった。先輩である上海人形や蓬莱人形とタイミングを合わせた形である。
- これにより速攻性を大きく失うこととなり、またプレイされたターンのうちに不意打ちなどで除去された場合サーチできないという大きな弱点が追加されてしまった。連結デッキに無批判に採用することは少々難しくなったが、当然サーチ効果そのものは相変わらず非常に強力である。
関連
サラ
《サラ》
No.473 Character <
第七弾>
GRAZE(1)/NODE(1)/COST(0) 種族:魔界人
(自動α):
〔相手プレイヤー〕は必要ノードが4のコマンドカードをプレイ出来ない。
攻撃力(1)/耐久力(1)
「余裕じゃない♪」
コメント
相手プレイヤーのプレイングに大きな制限を課すキャラクター。
耐久力が1しかなく、除去が簡単であるのが救いか。
- 大会等においては、デッキ構築時このカードの存在を念頭においておいたほうが良い。
- ノード4のコマンドカードのプレイに干渉してなんらかの効果を使用してこのカードを場に出しても、そのコマンドカードは解決に失敗しない。あくまでプレイを制限する効果であり、プレイ済み解決待ちのものには影響を及ぼさない。
- この手のカード全般に言えることではあるが、可視化の儀式や太古の時代など、必要ノードの値を増減させる効果には注意。増減後の必要ノードが4になると制限されてしまう。逆に、本来の必要ノードが4でも、必要ノードを増減させることで制限を逃れることができる。
- なお、他のカードの効果で、ノード4のコマンドカードを「プレイしたものとして解決する」ことは可能ではある。
関連
レイセン
《レイセン》
No.474 Character <
第七弾>
GRAZE(1)/NODE(1)/COST(1) 種族:妖怪/獣
(自動β):
〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、〔全てのプレイヤー〕は自分の冥界の上のカード1枚を手札に加える。
攻撃力(1)/耐久力(1)
「豊姫様、今依姫様の元にいる仲間から連絡がありました」
コメント
綿月姉妹の新しいペット。
プレイ時に互いに
冥界からカードを手札に加える能力を持つ。
符ノ壱“十六夜 咲夜”と似た能力を持つが、相手も同じように回収してしまう。
相手プレイヤーの
冥界にカードがない場合を狙って打てば、1コストで
冥界の一番上のカードを回収できるので、序盤で
冥界を肥やすデッキとは相性が良いかもしれない。
また、実は
小さな脱出劇・
本能『イドの解放』と組み合わさる事でループが可能である(レイセンを出す→脱出劇でレイセンを戻す→レイセンを出して脱出劇を回収→回収した脱出劇でレイセンを戻す・・・)。
自分は2枚のカードを使いまわしているだけだが、相手はレイセンが場に出るたびに
冥界からカードを1枚手札に加えることになる。
天呪『アポロ13』を組み合わせると非常にいやらしいコンボになる。
大将棋を出しておけば、相手を敗北させることも不可能ではない。
ただし相手の手札が増えている以上、対処されないということはそうそうないだろう。
関連
大ナマズ
《大ナマズ》
No.475 Character <
第七弾>
GRAZE(1)/NODE(1)/COST(1) 種族:妖怪
(自動γ):
〔このキャラクター〕が相手プレイヤーに戦闘ダメージを与える場合、そのダメージを無効とし、目標の〔スリープ状態のキャラクター1枚〕に3ダメージを与える。
攻撃力(1)/耐久力(2)
「わしこそは伝説の大ナマズ様。わしが動けば大地は揺れ、地上は崩壊。
お前如き、触れる事すら侭ならぬ!」
コメント
美鈴の夢に出てきた大敵。
ダメージを通せば、スリープキャラクターのみ3点ダメージを与える
楼観剣が標準装備されているようなキャラクター。
楼観剣で3点ダメージを与えるためには攻撃力6以上のキャラクターが必要であり、スリープのみという制限はあるものの、1ノード1コストで実質同じ効果が得られる。
序盤に登場しただけで
玉兎・
サニーミルクなどの基本スリープ状態になっているノード加速キャラクターにとっては、攻撃を通してしまうと軒並み除去されてしまう。
特に先攻1ターン目に出てきた場合、相手は壁を出すか、除去しない限り
玉兎や
サニーミルクなどをほぼ確実に出せなくなる状況になる。
また原作通り美鈴と渡り合った場合、どちらも倒せなかったりする。
関連
ナズーリン
《ナズーリン》
No.476 Character <
第七弾>
GRAZE(1)/NODE(1)/COST(1) 種族:妖怪/獣
(自動γ):
あなたのターン開始時に、あなたの冥界の上のカード3枚の中に装備カードがある場合、〔その中の装備カード1枚〕を手札に加える。
攻撃力(2)/耐久力(2)
「この辺に宝の反応が…」
コメント
自分のターン開始時に
冥界の上から3枚の中に【
装備】カードがあれば、そのうち1枚を回収することができる。
しかし、便利な能力ではあるが、4枚目以降に埋まっている
装備は回収出来ないし、場に出て即座に回収できるわけでもない。相手に
装備を
破棄されてから出した場合回収するまでに他のカードが
冥界に置かれ
装備が埋まってしまう可能性がある。
低ノード・低コストであるため、早い段階で置いておきたいところであるが、場持ちしづらいためタイミングはしっかり見極めよう。
関連
マエリベリー・ハーン
《マエリベリー・ハーン》
No.477 Character <
第七弾>
GRAZE(0)/NODE(2)/COST(0) 種族:人間
(自動β):
あなたのターン開始時、〔ゲームから除外されているこのキャラクターカード〕を、あなたの場にアクティブ状態で出す。
攻撃力(0)/耐久力(3)
「これが、紅いお屋敷で頂いたクッキーと、竹林で拾って来た天然の筍よ」
コメント
帰ってきた境界を探し出す秘封倶楽部の片割れ。
境界の外に追いやられても帰ってこれるようになった。
このカードの弱点は「冥界に落ちると何かしらの手段を利用しなければ再利用出来ない」「攻撃力が0なので所謂コンボギミックでしかない」という点であった。
しかし、
上白沢 慧音/9弾の登場でこの問題をまとめて解決出来るようになったので使いやすくなった。
上白沢 慧音/9弾は相方の
宇佐見 蓮子/7弾との相性も抜群なので、
宇佐見 蓮子/7弾とセットで採用する場合は是非投入したい。
関連
宇佐見 蓮子
《宇佐見 蓮子》
No.478 Character <
第七弾>
GRAZE(0)/NODE(2)/COST(0) 種族:人間
(自分ターン)(S):
目標の〔あなたの場のキャラクター1枚〕をゲームから除外する。その後、〔ゲームから除外されているあなたのコマンドカード1枚〕を手札に戻す。
攻撃力(0)/耐久力(3)
「うん?夢の話じゃなかったの?メリー」
コメント
帰ってきた星と月から時刻と位置を知る秘封倶楽部の片割れ。
除外されているコマンドカードを回収する能力を得た。
基本的にはコマンドカードが除外されている状況というのは稀である。よって、能動的にコマンドカードを除外していく必要がある。
結界『生と死の境界』で使用したカードが除外されるようにしたり、
紅魔館や
無縁塚などの「冥界の1枚を除外することで冥界のもう1枚を回収できる」コマンドを多用したりすると良いだろう。
特に
無縁塚は冥界に落ちたその他の必要なコマンドを除外することもでき一石二鳥。
関連
リグル・ナイトバグ
《リグル・ナイトバグ》
No.479 Character <
第七弾>
GRAZE(1)/NODE(2)/COST(0) 種族:妖怪
(自動γ):
〔このキャラクター〕がスペルカード、またはキャラクター効果の目標になった場合、〔このキャラクターにセットされている「ガーディアンインセクト」1枚〕を破棄する。その後、そのカードの効果を無効とし、破棄する。
(自分ターン)(1):
目標の〔あなたの場のキャラクター1枚〕を裏向きにし、〔このキャラクター〕にセットする。そのカードは以後、以下の効果を持つ呪符カード「ガーディアンインセクト」として扱う。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
「戦闘修正:+2/+2」
攻撃力(1)/耐久力(1)
「そのお嬢様を渡して貰おうかしら!」
コメント
リグル・ナイトバグ/1弾のリメイクカード。
味方キャラクターを「ガーディアンインセクト」として自分にセットする能力を持つ。
公式Q&Aより
- Q123.「効果を無効とし、破棄する」という効果で、場のキャラクターから発生した効果を無効とした場合、そのキャラクターは破棄されますか?
- A123.はい、破棄されます。キャラクターや世界呪符等であっても、その効果によって無効にされた場合は破棄されます。
関連
ルーミア
《ルーミア》
No.480 Character <
第七弾>
GRAZE(1)/NODE(2)/COST(1) 種族:妖怪
(自動γ):
〔このキャラクター〕が戦闘によって決死状態になった場合、〔あなたのデッキ〕を全て見て、攻撃力が3以下の種族:妖怪を持つキャラクターカード1枚を抜き出し、あなたの場にアクティブ状態で出しても良い。その後、デッキをシャッフルする。
攻撃力(3)/耐久力(2)
「目の前が取って食べれる人類?」
コメント
- 転生術をセットしてやると、あわせて2体をデッキからサーチしてこられる。
関連
- 攻撃力(3)
- 攻撃力(2)
- 攻撃力(1)
- 攻撃力(0)
- 攻撃力(X)
レティ・ホワイトロック
《レティ・ホワイトロック》
No.481 Character <
第七弾>
GRAZE(1)/NODE(2)/COST(1) 種族:妖怪
(自動α):
〔「マナチャージ」を持つキャラクター全て〕は「維持コスト(2)」を得る。この効果は重複しない。
攻撃力(2)/耐久力(3)
「私が眠らせてあげるわ。安らかな春眠」
コメント
関連
多々良 小傘
《多々良 小傘》
No.482 Character <
第七弾>
GRAZE(1)/NODE(2)/COST(2) 種族:妖怪
奇襲 速攻
(自動γ):
〔このキャラクターから戦闘ダメージを受けた相手キャラクター〕は、戦闘終了時に本来のプレイヤーの手札に戻る。
攻撃力(1)/耐久力(5)
「今は少し痛い目に遭わせないと驚いてくれないのよねぇ!」
コメント
驚かれない事で有名な唐傘少女。
だがこのカードの能力は驚愕の一言。
奇襲+
速攻持ちなので手札から直接防御に出られる上、耐久力が5と高く同じノード帯のキャラクターには滅多にやられない。
(自動γ)で
戦闘ダメージを与えたキャラクターを手札に戻すことができるが、再度プレイするのが簡単な軽量キャラクターに対しては効果が薄い。とはいえキャラクターカードは1ターンに1度しかプレイできないため相手の展開を遅らせることができるだろう。
- この(自動γ)は特定のタイミングで解決される効果のため、戦闘終了時にこのカードが場にない場合は解決できない。つまり戦闘でこのカードが決死状態になる場合は機能しない。
- 大型キャラを相手にする場合は死守などでサポートすることを推奨する。
関連
ルイズ
《ルイズ》
No.483 Character <
第七弾>
GRAZE(1)/NODE(3)/COST(1) 種族:魔界人
(自動α):
〔相手プレイヤー〕の手札の上限枚数は-2される。
攻撃力(3)/耐久力(4)
「あら、何者かしら?」
コメント
魔界に住む住民の一人。
相手の手札の上限枚数を減らす効果を持つ。
(自動α)により場にいるだけで相手の手札にロックを掛ける。また記述が無い為この効果は重複が可能。
基本的に手札消耗が激しいこのゲームで1枚ではそれほどでも無いが、2枚(手札上限3枚)、3枚(手札上限1枚)と場に揃うと洒落にならない影響力を与える。
またこのカード自体もノード3のキャラクターにしてはそこそこの戦闘力でグレイズも低いバランスの取れたスペックを持つ。耐久力が4あり
人界剣『悟入幻想』や
春乞いの儀式といった小型用の除去で処理されにくいのは上記の効果を発揮する上でも役に立つ。
特に他の小型アタッカーが
ユキ/7弾や
マイ/7弾といったグレイズが高く序盤に使い辛いキャラクターしかいない
魔界絡みの
種族:魔界人統一デッキでは、序盤を繋ぐ優秀なアタッカー兼上記の効果によって相手の動きを縛るソフトロック要員として地味ながらも重宝するだろう。
他にも、
河城 にとり関連のカードのドローによるデッキアウトを狙う場合などで、このカードを組み合わせる事で相手にカードを引かせるリスクを抑えるといった使い方も出来なくは無い。
特に
友邦の科学チームと一緒に場にいると、上限以上の手札を直ちに無作為に捨てさせる為、運次第では相手の手札を壊滅状態に出来る可能性もあり強力である。
関連
ユキ
《ユキ》
No.484 Character <
第七弾>
GRAZE(2)/NODE(3)/COST(1) 種族:魔界人
(自動α):
〔このキャラクター〕は、あなたの冥界にある名称が「マイ」であるキャラクターカード1枚につき、「戦闘修正:+2/±0」を得る。
(常時)0:
〔あなたの冥界にある名称が「マイ」であるキャラクターカード1枚〕をゲームから除外する。その後、ターン終了時まで〔このキャラクター〕は「先制」と「貫通」を得る。
攻撃力(4)/耐久力(3)
「わたしたち二人を倒せると思ってるの?」
コメント
旧作「東方怪綺談」の4面ボス。
冥界にある相方の「マイ」の分だけパワーアップする効果を持つ。
素の状態では割高な
グレイズなどそのスペックは心許ないが、「マイ」一枚に付き攻撃力が2点強化され、さらに「マイ」を一枚除外することで
先制と
貫通という戦闘向けの
戦術を獲得する事が出来る非常に攻撃的なキャラクター。
デッキから直接「マイ」を
冥界へ送れる
黄泉の舟とは特に相性が良い。攻撃力強化は自動効果なので
干渉で使用しても効果がある為、警戒していない相手なら思わぬ大ダメージを与える事も可能となる。
- 余談ではあるがユキの二つ名は「魔法使い」である。しかし、種族:魔法使いは所持せずに種族:魔界人のみとなっている。
- 2013/04/03にテキスト修正を受け、参照するカードが「マイ」であるキャラクターカードに限定されてしまった。
- 以前は幻術『マイナイフリカージョン』、波符『赤眼催眠(マインドシェイカー)』、マインドアミュレットにも対応しており、爆発的な攻撃力を得ていたのだが、大幅な弱体化を受けてしまったといえる。
- このカードだけでなくこれらの「マイ」たちの大きな採用理由の1つでもあったのではあるが、フレーバー的にはあるべき姿に戻ったと言える。
- 余談ではあるが、このカードのファンたちは、このカードの話題になったり新セットの頒布前になったりすると「次は符の弐「マイハートブレイク」の収録を」「いや、「凍符「マイナスK」だ」などといって笑い話の種にしていた。
- その後、第十五弾で凍符『マイナスK』は収録されている。
関連
※名称が「マイ」であるキャラクターカード
マイ
《マイ》
No.485 Character <
第七弾>
GRAZE(2)/NODE(3)/COST(1) 種族:魔界人
(自動α):
〔このキャラクター〕は、あなたの冥界にある名称が「ユキ」であるキャラクターカード1枚につき、「戦闘修正:+1/+1」を得る。
(常時)0:
〔あなたの冥界にある名称が「ユキ」であるキャラクターカード1枚〕をゲームから除外する。その後、目標の〔キャラクター1枚〕に2ダメージを与える。
攻撃力(4)/耐久力(3)
「…」
コメント
旧作「東方怪綺談」の4面ボス。
冥界にある相方の「ユキ」の分だけパワーアップする効果を持つ。
ユキ/7弾の同効果と比べると、耐久力が上がるのでやや除去され辛くなる事や、場から離れそうになった時でも一枚までなら
干渉で「ユキ」を除外して2点火力に変えられるなど、安定感を重視した効果と言える。
反面、攻撃補正は最大3点、3枚全て火力に変えたとしても6ダメージまでと、
ユキ/7弾と比べると押しの弱さが目立つ。
やはりこちらも
冥界に直接送れる
黄泉の舟とは相性が良い。
2枚揃えばノード3コスト1(
魔界の恩恵下ならさらに下がる)で7/6という大型サイズ並のキャラクターが場に出る事になる上、後続の
マイ/7弾も同様のスペックになるので、完全に展開し切った状態での爆発力は決して低くは無い。
さらに回数限定とはいえタイミング不問、手札消費0、ノーコストと三拍子揃った便利な除去能力を持っている。スリープも不要なため、小型ブロッカーが邪魔をしても排除可能な他、
魔界や
香霖堂、
黄泉の舟を積極的に使っていきたい
魔界人デッキが苦手とする
レイセン/10弾を手軽に除去できる火力である点を見逃してはならない。
どちらかと言えば
神綺/7弾を中心に据えたコントロール系の魔界人デッキでの活躍が見込まれるため、使い分けが重要であるといえるだろう。
- 余談ではあるがマイの二つ名は「魔法使い」である。しかし、種族:魔法使いは所持せずに種族:魔界人のみとなっている。
- 2013/04/03にテキスト修正を受け、参照するカードが「マイ」であるキャラクターカードに限定された。
- とはいえこの変更、ユキ/7弾に合わせただけでこのカードの挙動に実質的な変化はない。むしろあちらが大きな弱体化を受けたので、影が薄かったこちら側としてはチャンスかもしれない。
関連
※名称が「ユキ」であるキャラクターカード
鍵山 雛
《鍵山 雛》
No.486 Character <
第七弾>
GRAZE(0)/NODE(3)/COST(1) 種族:神
人形 マナチャージ(1)
(自動α):
〔あなたの場の「種族:人間」を持つキャラクター全て〕はキャラクター効果の対象にならない。
(自動γ):
〔このキャラクター〕が「マナチャージ」を行った場合、〔あなた〕は1ダメージを受ける。
攻撃力(2)/耐久力(3)
「私は人間の味方。人間の厄を受けて、神々に渡しているの」
コメント
終始において無駄になりづらく邪魔にもなりにくい、非常に使い勝手の良い
マナチャージキャラであるが、その分
(自動γ)によりマナチャージを行う度にライフコストを必要とするというデメリットを持つ。
それによって得られるアドバンテージを考えれば瑣末な問題とは言え、継続的に行っていくとそれも馬鹿にならない。少なくともこのキャラだけに
マナチャージを任せっきり、というのは避けた方が無難だろう。
除去に対する耐性効果も持たない為他のキャラの例に違わず
人界剣『悟入幻想』に弱く、また
人形を持つ事からここぞと言う局面でアタッカーとして使えないという点もネックとなる。
- 以前のテキストでは無限ループなど様々な弊害が存在したため、2010/01/04にテキスト修正が発表された。
- 2010/08/14付で、このエラッタは解除され、印刷時のテキストに戻った。ルールリファレンスの改訂により無限ループが起こらなくなったためである。
関連
雲山
《雲山》
No.487 Character <
第七弾>
GRAZE(1)/NODE(3)/COST(1) 種族:妖怪
奇襲
(自動α):
〔このキャラクター〕はスペルカードの効果の対象にならない。
(相手ターン)(1):
〔このキャラクター〕を目標の〔キャラクター1枚〕にセットする。以後、このカードは以下の効果を持つ装備カードとして扱う。
「戦闘修正:+1/+1
(自動γ):
〔このキャラクターにセットされている「雲山」1枚〕が破棄された場合、〔あなたの手札2枚〕を破棄する。」
攻撃力(1)/耐久力(1)
「…!?」
コメント
雲居 一輪が操る頑固親父の雲入道。
見た目のインパクトに反してスペックは貧弱だが、
装備として目標のキャラクターに
セットする事が出来る。
単体でも他の除去カードのリターンの底上げ、相手の
装備の
セットを
干渉で妨害などに使えなくも無く、地味に
奇襲を持つのである程度は相手ターン中でも対応が出来る(ただし
装備の
プレイに
干渉して
プレイでは間に合わないので過信はしない)。
しかし、その存在そのものが
雲居 一輪とのシナジーを形成しており、さらにどちらも同時に手札に引っ張ってくる都合の良い専用のサーチカード
孤高の監視者が存在する為、やはり使うのならば一輪とのセットでの運用がメインとなるだろう。
スペルカードに対する耐性効果を持つ為除去にはある程度強いが、その耐久力の低さゆえに
狙撃や
秋の女神、
悲しき人形などで容易に掃除されてしまう為、特に
雲居 一輪に
マナチャージを持たせる為に場に維持する際などはある程度覚悟しておく必要がある。
関連
雲居 一輪
《雲居 一輪》
No.488 Character <
第七弾>
GRAZE(1)/NODE(3)/COST(1) 種族:妖怪
(自動α):
あなたの場に「雲山」がいる場合、〔このキャラクター〕は「マナチャージ(1)」を得る。
(常時)(1)(S):
目標の〔装備カード1枚〕を破棄する。その後、〔その装備カードがセットされていたキャラクター1枚〕に3ダメージを与える。
攻撃力(3)/耐久力(4)
「雲山が、貴方が飛宝の破片を集めていると言っているわ。本当?」
コメント
雲入道
雲山を操る頭巾を被った少女。
特定条件で
マナチャージを得る能力と、
装備カードを破棄する能力を持つ。
単体での能力はそれなりに高めで、
人界剣『悟入幻想』に耐えられる耐久力と攻撃3グレイズ1というスペックを持つ。
また
(常時)の効果により、
装備カードに対するアンチカードとしても運用が可能で、
八坂 神奈子/5弾のようにメタカードとして単体での採用も出来なくは無い。
しかし、やはりその真価は
雲山とセットでの使用によって発揮されると言える。
まずこのカードと
雲山には
孤高の監視者という専用のサーチカードが存在し、これにより条件こそあるもののセットで運用する事がそれなりに容易となっている。
単純に同じ場に
雲山がいる場合、
マナチャージキャラクターとしての運用が可能になる。
マナチャージ持ちキャラとしては耐久力4を持ちノードも実質3~4と優秀なスペックを持ち、
雲山の方が除去されると能力を失ってしまうが、そちらにはスペル耐性がある為結果的に被除去率がそれほど上がる事無く運用が出来る。
また前述の
装備破棄効果も同様に使用が可能であり、上手く使えば平時は
マナチャージでノードを増やし必要になれば相手の
装備に対するメタカードとしての顔を見せる汎用性の効くキャラクターとなる。
さらにこの効果は
雲山そのものの持つ効果ともシナジーを形成する。
相手の場のキャラクターに
雲山をセットしこのカードの効果で破棄すれば、手札2枚に加えて耐久3以下ならセットしたキャラクターも
決死状態にさせられ、コスト2点で1:3交換となる。
雲山が場からいなくなってしまう為、使用は一度限りでその後は
マナチャージを失ってしまうものの、他の
マナチャージキャラを手札に引いて交代させられる時、相手の
マナチャージキャラなどを除去したい時などタイミングを見極めて使えば大きなアドバンテージを生み出す事が可能である。
このカードは、これら「マナチャージ」「装備メタ」「雲山投げ」の3つの役割を状況に応じて適宜使い分ける事で真価を発揮するカードであり、それだけトリッキーで運用の難しいカードであるが、前述のように専用のサポートカードの存在もある為ギミックとして一連のカードを積んでみても面白いだろう。
- 一応、雲山以外では渾天儀によってでも能動的に相手に装備をセットする事が可能。またナズーリンの冥界からの回収効果とも組み合わせられるので、場が揃えば毎ターン3点ダメージを発生させ続ける事も可能ではある。
関連
ミスティア・ローレライ
《ミスティア・ローレライ》
No.489 Character <
第七弾>
GRAZE(1)/NODE(4)/COST(1) 種族:妖怪
奇襲 先制
(自動γ):
〔このキャラクター〕が攻撃を行う場合、〔相手プレイヤー〕は可能な限り自分の場の
キャラクターに防御を行わせなければならない。
攻撃力(3)/耐久力(3)
「私が本当の闇夜の恐怖を教えてあげる」
コメント
必要ノード4と速攻性は薄いものの、
奇襲を持つため他のキャラクターのプレイの邪魔にならない。
更に攻撃力3の
先制持ちなので戦闘ではかなり優位に立てる。
(自動γ)により相手は防御を強制されるため、耐久力の低いキャラクターをアクティブ状態にさせづらくなるだろう。
白楼剣や
ミニ八卦炉あたりと組み合わせてやるとなかなか強力になる。
- 自身のスペルカードとのシナジーはイマイチ。単純に優秀なアタッカーとして運用するべきか。
- 鷹符『イルスタードダイブ』との相性は少しいいかもしれない。相手の場に妖怪がいない場合、相手のブロッカー1枚に防御を強制させたうえに直接攻撃ができるからだ
関連
河城 にとり
《河城 にとり》
No.490 Character <
第七弾>
GRAZE(1)/NODE(4)/COST(1) 種族:河童
(自動α):
〔このキャラクター〕の攻撃力は相手プレイヤーの手札の枚数に等しい。
(自分ターン)(1):
〔このキャラクター〕はターン終了時まで「隠密」を得る。
攻撃力(X)/耐久力(4)
「仕方がない、これ以上山に入るというのならその本気、確かめさせてもらうよ!」
コメント
河城 にとり/3弾のリメイクカード。
前回のゲーム加速能力に代わって、より戦闘向きな能力になった。
(1)払うことによって自前で
隠密を取得できる。
種族:河童は「にとり」くらいしかいないので、大体の場合において攻撃が通るようになる。
だがその攻撃力が相手の手札枚数依存と、多少不安定ではある。
基本的に手札消費の激しいゲームであるため、大した攻撃力は望めないだろう。
彼女の
スペルである
河童『お化けキューカンバー』や
河童『のびーるアーム』によって相手手札を肥やしてやると長所が伸びる。
とくに後者とは
起動効果を使用することでにとりの攻撃力を増やし、さらに威力を上げることができる
シナジーがある。
相手の手札を増やしてしまうことは危険であるため、
ルイズ/7弾などによって予防線を張ってやると後に響きにくい。
大将棋と組み合わせてやるとデッキアウト戦術も可能になる。
いずれにしろ単体では使いにくいカードである。
- 自分のデッキが手札消費の激しいデッキであるならば水符『河童のポロロッカ』によって相手に多少のドローを許すものの手札を大量に補充することも十分に視野に入る。
関連
因幡 てゐ
《因幡 てゐ》
No.491 Character <
第七弾>
GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2) 種族:妖怪/獣
(自動γ):
〔このキャラクター〕が戦闘を行う場合、戦闘開始時に〔あなたのデッキの上のカード1枚〕を破棄する。破棄したカードの必要ノードが〔戦闘を行う相手キャラクター〕の必要ノード以上だった場合、そのキャラクターをあなたの場に移す。
攻撃力(4)/耐久力(4)
「私にいいアイデアがあるわ!」
コメント
因幡 てゐ/1弾のリメイクカード。
前回の擬似離反工作と違い、今回はキャラクターを奪うために戦闘が必要になり、博打性も組み込まれている。
(自動γ)は戦闘を行う場合に戦闘開始時に自分のデッキの上1枚を
破棄し、それの必要ノード次第で相手キャラクターを奪えるかが決まるもの。
必要ノードが「破棄したカード≧戦闘を行う相手キャラクター」であればそのまま相手キャラクターをこちらの場に移すことができる。逆に「破棄したカード<相手キャラクター」である場合は何も起きない。
こちらから攻撃を仕掛けても、「戦闘を行う相手キャラクター」=「防御キャラクター」は対戦相手が指定できる上、奪えるかどうかはわからない。攻撃力は4だがGRAZEが2もあるため、
アタッカーとしてよりは壁として置いておく使い方のほうが安定する。
しかし、条件の都合上高ノードの大型キャラクターはそうそう奪えず、かといってデッキを1枚
破棄してまで小型キャラクターを奪ってもアドバンテージには繋がりづらい。
役立てるためには、構築の段階から工夫が必要である。
- 戦闘を行う場合(自動γ)によるカードの破棄は強制であるため、アドバンテージを失いやすい。
公式Q&Aより
- Q198.「戦闘を行う場合」が条件の効果は、相手キャラクターが防御しなかった場合でも発生しますか?
- A198.はい、発生します。この時、特に適用タイミングが明示されていない場合は戦闘開始時から戦闘終了時まで適用されます。
- コメント
- 戦闘を行う相手キャラクターがいない場合、(自動γ)はカードをただ破棄するだけの効果となる。
- Q199.「No.491 因幡 てゐ」の自動効果で戦闘開始時に防御キャラクターをこちらの場に移した場合、この攻撃は相手プレイヤーへ与えられますか?
- A199.はい、戦闘開始時の効果により防御キャラクターが居なくなるため、相手プレイヤーへ与えられます。
- コメント
- 10/6/23のルールリファレンス改定に伴い、コントロールを奪っても攻撃が通るようになったため若干強化されたと言える。
関連
秋 穣子
《秋 穣子》
No.492 Character <
第七弾>
GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2) 種族:神
(自動α):
〔あなた〕は手札から直接ノードをセットする事が出来ない。
(自動γ):
あなたのメインフェイズ開始時に〔あなたのデッキの上のカード1枚〕をアクティブ状態であなたのノードに加える。この効果は重複しない。
攻撃力(3)/耐久力(4)
「神様たる者、身に纏う香りも気を付けないと」
コメント
効果は重複させられない為、このカードによって1枚以上増やす事は出来ず、1ターンにセット出来るノード総量が増える事は無い。
すなわちこのカードは本来手札からセットするべきノードをデッキから加える事でハンド・アドバンテージを確保するカードであり、直接ノード・アドバンテージとなる
マナチャージなどの各種ノード加速とは別に考えるべきカードである。
またノードも4とそれなりにある為、主な活躍の場は中盤以降となる。
すなわち中盤以降に必要ノードではなくコストを頻繁に必要とし、なおかつ手札の質もある程度確保したいデッキにおいて
マナチャージキャラの代わりに採用する事で、一般的
マナチャージキャラより耐久力が高く焼かれにくい事から安定したノード供給が可能になる。
逆に言えば、このカード自体は普通に使う分にはどこまで行っても
マナチャージキャラの「代わり」でしかない。言うなれば
マナチャージの利便性を差し出して焼かれにくいというメリットを得たカードであり、その有利・不利をしっかり把握した上でデッキに必要かどうか検討したい。
関連
秋 静葉
《秋 静葉》
No.493 Character <
第七弾>
GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2) 種族:神
(自動β):
〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、次のあなたのターンのドローフェイズをスキップする。
(自動β):
〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、〔あなた〕は2ドローする。
このターン、〔あなた〕はあなたの場のキャラクターに攻撃を行わせることが出来ない。
攻撃力(3)/耐久力(4)
「死の冬が訪れる前に、終わらせてあげる・・・」
コメント
プレイされて場に出た場合に2ドローするが、代わりにこのターンの攻撃と次のターンのドローができなくなる。
トータルで考えると2コストで1ドローなので微妙なため、
秋符『フォーリンブラスト』とセットで使用したほうがいいだろう。
また、出したターンは攻撃ができないが、可能な限りの攻撃を終えた後にプレイすればカバーでき、耐久力4は壁として十分なので出した後も役に立ってくれるだろう。
- 12/03/09のエラッタにより、ドローフェイズスキップ効果がなくなり、相手に押し付けてのドローロックができなくなった。
- 逆に言えば、自分で使いやすくなったということである。実際、エラッタを受けたにもかかわらずむしろ採用するデッキタイプは増えたのであった。やはり秋符『フォーリンブラスト』の術者としての需要は大きかったということか。なお、秋符『フォーリンブラスト』のエラッタ後はあまり見かけなくなったのであった。
関連
犬走 椛
《犬走 椛》
No.494 Character <
第七弾>
GRAZE(2)/NODE(4)/COST(2) 種族:天狗
速攻 先制
(自動γ):
〔このキャラクター〕が相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、〔相手プレイヤー1人の手札1枚〕を無作為に選んで破棄する。
攻撃力(3)/耐久力(1)
「この陰謀を早く大天狗様に報告しなければ」
コメント
ただし
先制持ちとは言え戦闘力は3/1で、しかも
GRAZEは2。
耐久力4以上であるキャラクターは多く、また
不意打ちのような
火力カードも充実している現在、簡単に焼かれたり防御されたりする。
天魔や
要石といったなんらかの回避手段を用意してやりたいところである。
- 火力不足を補う手段としてはミニ八卦炉や、ナズーリン/7弾と散弾アンブレラのコンボがいい。前者はわかりやすい形で打点を強化でき、更に貫通によって相手に防御されてもハンデスを行える。後者はで恒久的に散弾アンブレラをセットしてやれるため、必要なカード枚数は一枚多いものの、先制を持たない耐久力8以下、先制持ちでも耐久力5以下のキャラクターなら一方的に倒せ、打たれ弱さをカバーできる。
関連
稗田 阿求
《稗田 阿求》
No.495 Character <
第七弾>
GRAZE(0)/NODE(5)/COST(1) 種族:人間
(自動α):
〔このキャラクターにセットされているキャラクターカードと同名の相手キャラクター全て〕は「戦闘修正:-5/±0」を得る。
(相手ターン)0:
目標の〔相手プレイヤーの冥界にあるキャラクターカード1枚〕を〔このキャラクター〕にセットする。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
攻撃力(0)/耐久力(5)
「能力が分かっていれば、恐れる事はありません!」
コメント
稗田 阿求/1弾のリメイクカード。
相手のキャラクターを弱体化する能力を持っている。
(自動α)により、相手のキャラクターの攻撃力を大幅に低下させることができるが、
〔このキャラクターにセットされているキャラクターカードと同名の相手キャラクター全て〕
という条件が厳しい。
基本的には
起動効果で相手プレイヤーの
冥界からキャラクターカードを釣ってくることになるが、これにセットしたいようなカードが都合良く相手の
冥界にあるかどうかは、相手のプレイングやデッキ構築に大きく依存し安定性に欠ける。
相手の場に大型キャラクターがいても、それと同名のキャラクターカードが相手の
冥界にいなければ対処出来ないなど、弱体化目的での運用は厳しいかもしれない。
とはいえ、
起動効果は
冥界にあるキャラクターカードを利用する多くのカードに対して高い効果を発揮する。
相手のターンごとに1回ではあるがノーコストで
冥界から移動してやれるため、
呪精の数を減らしたり、
秘密結社のプレイに
干渉で目標を消失させたり、
冥符『紅色の冥界』を無力化したりと汎用性は高い。
もっとも、
無縁塚で十分な場面も多いのだが。
表向きでセットする関係上、、
『全人類の緋想天』との相性は抜群である。相手の冥界から持ってこれるため同名カード揃えやすく、一撃で場を壊滅させることも夢ではない。
- 起動効果以外でも、表向きでキャラクターカードをセットできれば(自動α)の影響下に置くことができる。結束辺りがやりやすい・・・が、ネタの粋を出ないか。
関連
夢子
《夢子》
No.496 Character <
第七弾>
GRAZE(2)/NODE(5)/COST(1) 種族:魔界人
(常時)(1):
ターン終了時まで〔このキャラクター〕は「戦闘修正:+3/+3」、「貫通」、及び以下の効果を得る。この効果は1ターンに1度しか使用できない。
「【(自動γ):
〔このキャラクター〕はディスカードフェイズの終了時に決死状態になる。】」
攻撃力(4)/耐久力(4)
「我々を侮辱した罪は死をもってしか償えない!」
コメント
「神綺」の自信作でもある魔界メイド。
素の状態ではN5C1で(4)/(4)、戦術なしと多少心許ない。
しかし1コスト払うことで
貫通と+3/+3の戦闘修正を得ることが可能になる。
同じような修正を得られる
鬼符『ミッシングパワー』と違い、干渉で使えることも魅力。
相手の防御に干渉し起動することで貫通ダメージを与える、相手の攻撃を夢子で防御し大型キャラクターと相打ちを取る、と使い道は様々。
ただし効果の代償として
ディスカードフェイズ終了時に決死状態となってしまうため、使いどころはよく考えたい。
運命のダークサイドや
逆さ虹などにも警戒は必要だろう。
関連
チルノ
《チルノ》
No.497 Character <
第七弾>
GRAZE(2)/NODE(5)/COST(2) 種族:妖精
(自動α):
〔このキャラクター〕は相手プレイヤーのスリープ状態のノード3枚につき、「戦闘修正:+1/+1」を得る。
(自動α):
〔あなたの場の「種族:妖精」を持つキャラクター全て〕は必要ノードがX枚以下の相手プレイヤーのスペルカード、コマンドカードの目標にならない。Xはあなたの場の「種族:妖精」を持つキャラクターの枚数に等しい。
攻撃力(4)/耐久力(4)
「人間が幾ら背伸びしても妖精の能力も持てないくせに!」
コメント
チルノ/1弾のリメイクカード。
相手ノード依存のパンプアップと妖精専用アンタッチャブルを得てパワーアップした。
一つ目の能力は相手のスリープノード3枚につき+1/+1修正というもの。
中盤以降、展開にもよるがアクティブ状態のノードの方が珍しいので、かなりの強化が見込める。
さらに
マナの蕩尽とのシナジーが存在する。
ただしコマンドの使用などによってある程度相手に操作されてしまうため、安定はしない。
二つ目は、自身の場の
種族:妖精の枚数以下の必要ノードのスペル・コマンドなどから
種族:妖精を守る能力。
妖精デッキなどで使用する場合は妖精の高い展開力により、高い効果が望める。
このように妖精としては破格の能力を有しているが、最大のネックはそのコストである。
速攻を主とする妖精デッキに組み込む場合、コスト5/2は若干重い。
一応、
産霊『ファーストピラミッド』で加速出来るとは言え、パワーアップした代償は高くついたと言える。
とはいえ、妖精を守り、うまく噛み合えばフィニッシャーとして申し分ない戦闘力に化ける爆発力を秘めているキャラクターである。
関連
メディスン・メランコリー
《メディスン・メランコリー》
No.498 Character <
第七弾>
GRAZE(0)/NODE(5)/COST(2) 種族:妖怪
人形
(自動β):
〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、〔あなたの場の「人形」を持たないキャラクター全て〕を破棄する。
(常時)(1)(S):
ターン終了時まで〔あなたの場のキャラクター〕が破棄されるたび、〔相手プレイヤー〕は2ダメージを受ける。
攻撃力(4)/耐久力(5)
「毒の躰を持っていない人形に毒は効かないのさ!」
コメント
プレイされて場に出た場合の
(自動β)のデメリットが厳しく、
人形以外の味方キャラクターをことごとく
破棄してしまう。
人形デッキなどでも、素出した場合は主軸だが
人形ではないアリスなどが
破棄されてしまうため致命的である。
相手に押し付けられたデメリット効果を持つようなキャラも
破棄できるとはいえ、代償が大きすぎてあまり意味がない。
(常時)効果は、使用し解決したターン中にこちらの場のキャラクターが
破棄されるたびに、相手プレイヤーに2ダメージを与えるもの。
待機中の効果であるため、実はメディスン自体が
破棄された場合にも2ダメージ与えることが出来る。
「重複しない」と書かれていないため、メディスン3体が同時に効果を使用すればキャラクター1枚が
破棄されるだけで6点ダメージとなり、あなどれない。2点ダメージを3回行うことになるため、
森羅結界などに強い。
人形解放戦線とあわせてやれば打点をかなり追加出来、強力である。
一方で、複数枚が同時に
破棄される場合ダメージは1回しか発生しない(QA190)ため、どうあがいても一度のダメージは2であり
マナシールドで完全に無力化されてしまう欠点がある。
(S)が必要であったり、〔あなたの場のキャラクター〕を対象としてしまっているため
キャラクター効果の対象にならない自分のキャラクターが
破棄されてもダメージを出せないなど、マイナス点も少なからずあるため、運用には工夫が必要である。
公式Q&Aより
- Q190.「No.498 メディスン・メランコリー」の常時効果が解決された後、複数のキャラクターが同時に破棄された場合、その枚数分だけダメージが発生しますか?
- A190.いいえ、複数のカードが同時に破棄される場合、その破棄は同時に発生するため、同時に何枚破棄されても2ダメージのみが発生します。
関連
村紗 水蜜
《村紗 水蜜》
No.499 Character <
第七弾>
GRAZE(2)/NODE(5)/COST(2) 種族:幽霊
(自分ターン)(3)(S):
〔全てのキャラクター〕に3ダメージを与える。
(常時)(1)(S):
このキャラクターを決死状態にする。その後、〔必要ノードが2以下のキャラクター全て〕をゲームから除外する。
攻撃力(5)/耐久力(4)
「恐れをなしましたか?」
コメント
実は仕事の少ない幽霊船長。
自分ターン効果は全てのキャラクターに3ダメージを与える
火力。小型キャラクターに対して非常に有効だが、(3)コストかかるためご利用は計画的に。
(常時)効果は自身を
決死状態にする必要があるものの、必要ノード2以下のキャラクター全てを除外できる強力なもの。
(自分ターン)効果では対応出来ない耐久力の高いキャラクターでも、必要ノードが2以下であれば対処できるため、隙を減らしている。くわえて「除外」は「
決死状態にする」効果よりも防ぎづらく、小型軽量のキャラクターだけでなく
裏向きのキャラクターを多数展開するタイプのデッキにも非常に効果的である。
公式Q&Aより
- Q109.特別に指定されていない場合、効果によって「-」を参照する場合はどう扱いますか?
- A109.その場合、便宜的に0として扱います。
- コメント
- このカードの場合、(常時)効果において必要ノードが「-」であるものについては「0」として扱う。強力な弐符キャラクターを(1)コストとカード1枚で除外できるのは心強い。
関連
森近 霖之助
《森近 霖之助》
No.500 Character <
第七弾>
GRAZE(2)/NODE(5)/COST(3) 種族:人間/妖怪
(自動α):
〔あなたがプレイするコマンドカード〕のコストは-1される。
(自動α):
〔装備カードがセットされているあなたの場のキャラクター全て〕は「戦闘修正:+1/+1」を得る。
攻撃力(5)/耐久力(3)
「使えるかどうか、じゃない。肝心なのは使うかどうかだ」
コメント
能力は自身のコマンドのコストを-1するものと、
装備された味方を
パンプアップするもの。
一つ目は普通に嬉しく、重複もするため、複数そろえることで
離反工作などの高コストコマンドをうち易くなる。
ただし彼自身は
人界剣『悟入幻想』で焼かれてしまうなど耐久力に問題があるため、
装備などで補完してやりたいところ。
関連
寅丸 星
《寅丸 星》
No.501 Character <
第七弾>
GRAZE(2)/NODE(6)/COST(1) 種族:妖怪
(自動α):
〔このキャラクター〕は効果ダメージを受けない。
(自動α):
〔このキャラクター〕は装備カードがセットされている場合、スペルカード、コマンドカードの効果によって決死状態にならない。
攻撃力(5)/耐久力(4)
「さあ、私と一緒に封印を解きましょう」
(PR.067:「良いでしょう、私と戦うというのなら、相手になります」)
(SP-17:「貴方がここに導かれてきたのも、聖が残した飛宝の力かも知れない」)
コメント
ドジっ娘と噂の毘沙門天代理妖怪。
効果ダメージに耐性を持つ分、ノードに対して戦闘力は低め。
ただし
装備をつけることによってスペル・コマンドによる
決死状態に対する耐性効果を得ることが出来る。
これによって一切焼かれず、キャラクター効果や戦闘以外では
決死状態にされない頑丈さを得る。
ただし
破棄や
スリープにする効果、
バウンスや除外には弱いと、意外に穴も多い。
装備としては原作通り
宝塔と相性が良く、効果起動で5点のダメージが叩き出せる。
- 1種類のカードで3つの異なるフレーバーテキストを持つ珍しいカードの1枚。
- 毘沙門天とは武神と言われる仏様の事だが、あくまでも寅丸は「毘沙門天の弟子および代理」なので種族:神は持っていない。
- 「ダブルスポイラー」における二つ名は「妖獣の成り上がり」なので、種族:獣くらい持っていてもいいとは思うのだが。
関連
綿月 豊姫
《綿月 豊姫》
No.502 Character <
第七弾>
GRAZE(2)/NODE(6)/COST(2) 種族:人間
伝説
(自動β):
〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、〔ゲームから除外されているキャラクターカード全て〕を本来のプレイヤーのデッキに戻し、シャッフルする。
(相手ターン)(2):
目標の〔プレイされた、効果範囲が「プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果(アイコンを参照)」であるスペルカード、コマンドカード1枚〕のプレイを無効とし、破棄する。
攻撃力(5)/耐久力(6)
「浅はかなものよ、私と一戦交えるかね」
コメント
綿月姉妹の姉。
プレイ時に除外されたキャラクターカードをデッキに戻す効果と、対象が限定されたカウンター効果を内蔵する。
一つ目の効果は全てのプレイヤーに適用される。
無縁塚などで除外されたキャラクターを戻せるのだが、戻るのはデッキである為、再び使うにはまた引き直したりサーチする必要があるので除外対策としてはあまり有効とは言い難い。
逆に言えば相手の除外利用の対策カードとして使えるという事でもあるが、現在そのようなカードは
符ノ弐“八雲 紫”ぐらいと種類が少なく、またこのカードのプレイ時に解決される為タイミング的にも微妙な所。
基本的には二つ目の効果をアテにしつつ何かあればこちらの効果を用いる、という扱い方になるだろう。
二つ目の効果は相手ターン限定とアイコン限定のカウンター。
対象となるカードはそこそこ多いが、その性質上効果に一貫性が無いせいでパッと見ただけではどのようなカードに対して使えるのかが分かり辛い。
一応傾向としては、
強引な取引のようなドローカード、
魔法研究のようなサーチカード、
要石『天地開闢プレス』のような火力カード、
本能『イドの解放』のようなプレイヤーを対象にしたサポートカードなどの強力なカード群が対象となるので汎用性自体は高い。逆にキャラクターを対象とする除去等は基本的に無効に出来ない。
手札を消費せず何度でも使えるが、相手ターンしか起動出来ずまたその度にコストが掛かるので乱用は禁物。
とはいえ、
スリープさせずに使えるのでこのカード自体の攻撃・防御の邪魔になる事が無く、場に維持さえ出来れば使える事からふとした瞬間に役に立つ事も多い。
戦闘力もコストを考えれば及第点で
伝説も持つ為、上手く運用すれば相手の行動を縛りつつ戦闘もこなせる嫌らしい存在となり得るキャラクターである。
- 八雲 藍/5弾で手札から破棄されてしまうので注意。
- イラストの右側の炎のような物体は依姫の右手である(このカードに限らず、複数のキャラクターカードで一つの絵になっているイラストがVISIONには多い)。依姫側は一枚でも完結し得るイラストなのに対し、こちらは妹のカードのイラストありきな上にスペースの約半分を占有されているので少々可哀想な感じがする。
関連
綿月 依姫
《綿月 依姫》
No.503 Character <
第七弾>
GRAZE(3)/NODE(6)/COST(3) 種族:人間
伝説
(常時)(1):
〔あなたの手札にある「種族:神」を持つキャラクターカード1枚〕を破棄しても良い。破棄した場合、ターン終了時まで〔このキャラクター〕は「戦闘修正:+3/+3」と、破棄したキャラクターカードが持つ全てのテキストを得る。
攻撃力(6)/耐久力(5)
「私は神々をその身に降ろして力を借りる事が出来る」
コメント
東方儚月抄の登場人物。
伝説と、「神霊の依代となる程度の能力」を再現した
常時効果を持つ。
なおこの効果の使用回数には制限が無いため、コストと
破棄する
神がある限りいくらでもパンプアップできる。
- 常時効果を使用してもテキストを得るだけで種族:神は得ない。種族:神の強力なサポートの恩恵を受ける事が出来ないのでデッキ構築の際には注意したい。
公式Q&Aより
- Q288.No.503 綿月 依姫の常時効果で、破棄したカードの持つ戦術や特殊効果を得る事は出来ますか?
- A288.はい、得ます。
関連
魅魔
《魅魔》
No.504 Character <
第七弾>
GRAZE(3)/NODE(6)/COST(3) 種族:神/幽霊
(自動β):
あなたの場に「魅魔」が1枚もおらず、あなたが1ターンの間に合計で8以上の戦闘ダメージを受けた場合、その干渉終了時に〔手札にあるこのカード〕をあなたの場にアクティブ状態で出しても良い。但し、この効果で「魅魔」を一度に複数枚場に出すことは出来ない。
(自動γ):
〔このキャラクター〕が戦闘の結果によって決死状態になった場合、目標の〔相手プレイヤー1人〕にXダメージを与える。Xはこのキャラクターの攻撃力に等しい。
攻撃力(7)/耐久力(4)
「ふっ…あなたに私を倒せるのかしら」
コメント
博麗神社と因縁浅からぬ怨霊。
(自動β)は、場に「魅魔」がおらず、かつ同一ターンに受けた
戦闘ダメージの合計が8以上となった戦闘の干渉の終了時に、手札から
アクティブ状態で場に出せる、というもの。
アクティブ状態であるため、次の攻撃に対して
ブロッカーとなれるとはいえ、受けた
戦闘ダメージの合計が8以上という条件が厳しい。魅魔の攻撃力は7であるため、場に出せたとしても単体ではアドバンテージを取り戻せない。
このため、下手に狙うよりは、普通にプレイして場に出す方が良い場合も多いだろう。
- (自動γ)には「本来の」という記述が無いため、Xは装備や効果などで上乗せが可能。逆に呪符などで下方修正がかかる場合もある。
- 弟子の魔理沙にとことん弱い。五弾と知略の幻術チーム以外の5種はどれも「先制持ちで攻撃力4以上」のため一方的に負けてしまう。一応(自動γ)により相手プレイヤーにダメージを与えることはできるのだが……。
- ミニ八卦炉や悲しき人形などを使ってやると質が非常に悪くなる。
- この手の効果持ちの例に漏れず、反転攻勢と相性がいい。攻撃力が4以上のキャラクターの攻撃に対する干渉で反転攻勢をプレイして防御すれば、突然飛んでくる7点火力となりまさかの決定打にもなり得る。
- 旧作キャラクターでありながら、対応するスペルカードが存在する。ただしそれらは、原作上ではスペルカード扱いではない。
公式Q&Aより
- Q240.「No.504 魅魔」の(自動β)の効果は、具体的にどの状況で解決できますか?
- A240.「No.504 魅魔」のプレイヤーがそのターン中に8点以上の戦闘ダメージを受けており、かつ、1点以上の戦闘ダメージを受けた干渉の終了時になります。8点以上の戦闘ダメージを受けていた場合でも、「No.504 魅魔」のプレイヤーが戦闘ダメージを受けていない干渉の終了時には解決出来ません。
- コメント
- 具体例をあげると、
1.プレイヤーAの霧雨 魔理沙/1弾がプレイヤーBに攻撃(4点)
2.プレイヤーAの比那名居 天子がプレイヤーBに攻撃(8点、ターン中の累積12点)
3.プレイヤーAの玉兎がプレイヤーBに攻撃(1点、ターン中の累積13点)
4.プレイヤーAがノードをセット
という状況であれば「2と3の干渉終了時には出せる」が、「4では出せない」ということになる。
その干渉中の戦闘ダメージにより、累計戦闘ダメージが8以上になったのであれば二つの条件を満たしたと見做せるといいうことである。また受けた戦闘ダメージの累積が8以上であっても、戦闘ダメージを受けてなかった干渉では出せない。
関連
フランドール・スカーレット
《フランドール・スカーレット》
No.505 Character <
第七弾>
GRAZE(3)/NODE(6)/COST(3) 種族:吸血鬼
貫通
(自動β):
〔あなた〕は〔このキャラクターカード〕をプレイする場合、〔あなたの場のキャラクター1枚〕を破棄しても良い。破棄した場合、ターン終了時までこのキャラクターカードは「速攻」を得る。
(自分ターン)(1):
目標の〔このキャラクター以外のあなたの場のカード1枚〕を破棄する。その後、ターン終了時まで〔このキャラクター〕は「戦闘修正:+1/+1」を得る。
攻撃力(6)/耐久力(5)
「なんかお呼びかしら?」
(PR.063:「あなたもしかして人間?人間って飲み物の形でしか見たこと無いの」)
コメント
(自動β)により
速攻を得られる。
貫通持ちがアクティブ状態で出てくるのだから相手からすればたまったものではない。破棄コストに不要になった
人形等を用いれば隙も少ない。
この効果で破棄するカードは自分自身以外なら何でも良いので、
玉兎/5弾や
花果子念報にセットされるカードならば手軽に効果を起動する事が出来る。特に、
幻想『第一種永久機関』ならば、破棄したセットカードが再び幻想『第一種永久機関』にセットされるため、
ノードが尽きるまで効果を使用出来る。
関連
藤原 妹紅
《藤原 妹紅》
No.506 Character <
第七弾>
GRAZE(2)/NODE(6)/COST(3) 種族:人間
耐性:幽霊
(自動α):
〔このキャラクター〕に「命の灯」が3枚以上セットされている場合、以下の効果を使用する事は出来ない。
(常時)(1):
この干渉終了時まで、〔このキャラクター〕が決死状態になった場合、直ちにその決死状態を無効にする。その後、〔あなたのデッキの上のカード1枚〕をこのキャラクターにセットする。以後、そのカードは以下の効果を持つ呪符カード「命の灯」として扱う。
「戦闘修正:+1/+1」
攻撃力(5)/耐久力(5)
「甦るたびに強くなる伝説の火の鳥。今宵の弾は、お嬢ちゃんのトラウマになるよ」
(PR.105:「肝試しの肝は富士の煙。月まで届く永遠の火山灰。不尽の火から生まれるは、何度でも甦る不死の鳥」)
コメント
決死状態への
耐性が高いのは
藤原 妹紅/1弾と同様だが、こちらは実質3回までという回数制限が課せられ、その度にコストが必要になっている分強力になっている。
決死状態になった場合、直ちに無効にできるため場を離れない。
呪符や
装備などのセットカードが運用しやすく、
先制を持つキャラクターとの戦闘でも不利にならない上、除去を撃たれてもそのターンの
アタッカーや
ブロッカーとして働けるなどの利点に繋がる。
一方的に相手に
破棄されてしまうということが少ないため、相手キャラクターの戦闘力にもよるがこのカード一枚で安定して相手のカードを1枚以上消耗させる事が出来る。
そして、無効にするたびに「命の灯火」がセットされ戦闘修正が増えて行く。
命の灯火が3枚セットされると
起動効果は使用できなくなるものの、戦闘力が上がれば当然、火力カードや戦闘で
決死状態になりづらくため、すぐ役に立たなくなるわけでは無い。
その高い安定性と単体でアドバンテージを得やすい性質から使い勝手の良いキャラクターとなるだろう。
公式Q&Aより
- Q224.「デッキの上のカードを場にセットする」という効果は、裏向きのまま場にセットするのですか?
- A224.はい、特に指示のない場合は裏向きのままセットします。
- コメント
- このカードには玉兎/5弾のように「裏向きにし」という記述がないが、そもそもデッキのカードは裏向きであるため、特に指定がなくとも裏向きのままセットする。
関連
聖 白蓮
《聖 白蓮》
No.507 Character <
第七弾>
GRAZE(3)/NODE(7)/COST(3) 種族:魔法使い
伝説 マナチャージ(1)
(常時)(2):
ターン終了時まで、目標の〔キャラクター1枚〕は「先制」を得る。
(常時)(2):
ターン終了時まで、目標の〔キャラクター1枚〕は「貫通」を得る。
(常時)(1)(S):
ターン終了時まで、目標の〔キャラクター1枚〕は「戦闘修正:+3/+3」を得る。
攻撃力(5)/耐久力(7)
「ああ、私の巻物に法の力が満ちてくる」
(PR.052:「誠に薄く、軽拳妄動であるッ!いざ、南無三――!」)
コメント
封印されていた魔女聖人。
プレイコストに対して戦闘力は低め。ただし、援護能力は抜群。
常時タイミングで(2)コスト支払えば
貫通、
先制という戦闘に優位な2大
戦術を任意のキャラに付加できる。
このカードと支払えるノードがある限り、対戦相手は常にこの二つの
戦術を警戒しなくてはならないので、かなりやり難くなる。
加えて
スリープ+1コストでのパンプアップも搭載している。
少ないコストで+3/+3という中々の数値の
パンプアップを行えるので戦闘補助には勿論、前述の効果で
貫通を得たアタッカーを更に強化して押し込みをするのも良い。
この効果も同じく
(常時)なので相手ターンにも使用出来る。
グリモワールオブアリス等で
警戒を得る事が出来ればさらに援護能力は高くなるだろう。
地味に
伝説も持っているが、これは基本的におまけと考えて良い。
神器をセットできるため運用次第ではアタッカーになれないこともないが、下手に戦闘すると
パンプアップ効果を使用出来なくなってしまう他、大型キャラクターにしては貧弱な攻撃力なので
フランドール・スカーレット/1弾のように大きなライフアドバンテージを奪う事も出来ない。
このカード最大の弱点として全体的にコストが重い。
プレイに3コスト掛かるはまぁいいとして、能力起動に2コストまたは1コストかかるため、乱用するとすぐにノードを使い切ってしまう。
基本は
パンプアップで支援しつつ、タイミングを見極めてのその他能力起動が望ましい。
マナチャコンに採用してもいいかもしれない。
- ちなみにスペルカードを6種類持つが、そのうち5種類はプレイコストが低く、白蓮自身とのシナジーも全く存在しないため単体運用するほうが効率的。
関連
神綺
《神綺》
No.508 Character <
第七弾>
GRAZE(3)/NODE(7)/COST(4) 種族:神/魔界人
耐性:魔界人
(自動α):
〔「種族:魔界人」を持つあなたの場のキャラクター全て〕は「戦闘修正:+1/+1」を得る。
(自動β):
〔このキャラクター〕がプレイされて場に出た場合、あなたは(1)支払ってもよい。支払った場合、目標の〔あなたの冥界にある「種族:魔界人」を持つ必要ノードが5以下のキャラクターカード1枚〕をあなたの場にアクティブ状態で出してもよい。
攻撃力(6)/耐久力(6)
「私はこの魔界を作った神、私より強いものはいないわ」
コメント
旧作『東方怪綺談』に登場する6面ボス。
第七弾からの新種族、
魔界人を造りだした魔界の神。
(自動α)は
種族:魔界人でさえあれば特に制限は無い。自身も種族:魔界人を持つため、場に出た時点で7/7の戦闘力となる。この効果は重複するため、このカードを3枚並べれば+3/+3の戦闘修正をかけることも可能。
(自動β)は
冥界の
魔界人を
アクティブ状態で場に出すというもの。
このアクティブ状態で場に出すのが非常に強力。これは前述の
(自動α)で強化しつつ、即座に攻撃要員にも防御要員にもなれるキャラクターを場に出せるという事である。アクティブ状態で場に出すので奇襲性も抜群。
関連
封獣 ぬえ
《封獣 ぬえ》
No.509 Character <
第七弾>
GRAZE(4)/NODE(8)/COST(6) 種族:妖怪/獣
伝説 奇襲
(自動β):
あなたの場に「封獣 ぬえ」が1枚もおらず、あなたの場のカードが相手プレイヤーの場のカードより4枚以上少ない場合〔このカード〕の必要ノードとコストを-5してプレイする事ができる。
(常時)0:
ターン終了時まで〔目標のあなたの場の世界呪符、または装備/場を持つカード1枚〕が持つ【】を含む全てのテキストを無効とし、キャラクター「幻夢(GRAZE2、4/4、種族:なし)」として扱う。この効果は1ターンに1回しか使用できない
攻撃力(9)/耐久力(6)
「私が人間の前に姿を現すなんて滅多にない事よ?貴方が余りにも嗅ぎ回るもんだからね」
(PR.051:「私は正体不明の妖怪、鵺。正体不明こそが私の力の源」)
コメント
正体不明の妖怪、鵺。
特定の条件下でプレイノード・コストが激減する
(自動β)と、
世界呪符・
装備/場を一時的にキャラクター「幻夢」に変える能力を持つ。
高い戦闘力と
フランドール・スカーレット/1弾と同じような効果を持ち、使用後のスペックはノード3コスト1と小型キャラクター並の軽さになる。
奇襲を持ち
魔界の幻船という専用サーチカードもある為、条件さえ満たせばほぼタイムラグ無しで場に出す事が可能。
またこちらはライフや手札・場のカードなどのリソースを削る事無くノードコストを軽減して出す事が出来るのもメリット。
その条件が割と厳しく、相手の場より自分の場のカードの枚数が4枚以上少なくなければならない。
相手の序盤の
玉兎/5弾の
プレイや小型の大量展開などを除けば、やはり適当な
呪符、
パペットリッターや
鬼火『超高密度燐禍術』などで相手の場にカードを送り込む事で能動的に条件を満たしてのプレイが主となるだろう。
しかし、いかに早く出せたとしてもこのカード自体は
貫通のような有用な
戦術が無く、また
伝説に対応する専用の
神器も持たない為、高めのグレイズや低めの耐久力も相俟ってただ出しただけでは少々心許ない。
幻想生物の
鵺符『弾幕キメラ』がいるにはいるし、また複数枚手札に揃えられたなら話は変わってくるものの、基本的には
フランドール・スカーレット/1弾のように安易な速攻、ワンショット要員としての運用は難しいのが本音だろう。
そこで鍵となるのが二番目の
起動効果である。
「幻夢」自体もそれほど悪い性能ではないのだが、むしろこの効果の主眼は「
世界呪符・
装備/場の効果を無効にする」方であり、すなわち自分にデメリットのある
世界呪符や
装備/場の効果から自分のターンだけノーコストで逃れる事にある。
さらにこの効果を
アクティブフェイズ中に行えば
維持コストの踏み倒しも可能となる。
ぬえはこう言ったコントロール色の強いカードと組み合わせての運用が基本であり、中速・低速のデッキでの採用こそが真価を発揮すると言えるだろう。
上記のサポートカードによってノード・コストを軽減する事に躍起になるより、むしろ補助は
魔界の幻船程度に抑えて
世界呪符と共に手札に揃え、プレイ自体は普通にノードを溜めて展開するぐらいの気持ちでも十分運用出来るだけの爆発力を持ったカードである。
関連
天魔
《天魔》
No.510 Character <
第七弾>
GRAZE(5)/NODE(8)/COST(8) 種族:天狗
先制 隠密
(自動α):
〔このキャラクター以外の、あなたの場の「種族:天狗」を持つキャラクター全て〕はコマンドカード、キャラクター効果の対象にならない。
(自動α):
〔あなたがプレイする「天魔」以外の「種族:天狗」を持つキャラクターカード全て〕のコストは-5される。
(自動β):
〔冥界にあるこのキャラクターカード〕は場に出す事ができない。
攻撃力(10)/耐久力(7)
「我らの社会を脅かす貴公とは決着を付けねばなるまい!」
コメント
妖怪の山に住む
天狗達の頭領。
自分以外の天狗をサポートする能力の他、強力な戦闘力を持つ。
攻撃力10で
先制・
隠密持ちと強力だが、ノード8コスト8という鈍重なスペックと戦闘力相応の高い
グレイズがネック。
ただし自分自身を守る事は出来ない為、
離反工作や
符ノ壱“八雲 紫”などの目標にはこのカード自身を選ばれてしまうと弱いので注意が必要。
また、天魔以外の
種族:天狗のプレイコストをほぼ無視できるようになる効果も持つ。
あまり早い段階で場に出せるカードでは無いが、このカード自体が先のサポートカードで場に出す事が多い性質上、同じターンに他の天狗キャラクターを展開すること自体はそれほど難しくない。
特に追加コストが必要になる
深山の大天狗/3弾とのシナジーは抜群となる。
- 範囲の広い対象にならない効果という都合上、やたらと無限ループと縁がある
- 初期は、天魔以外の天狗が一体と天魔が出るだけで無限ループが発生していた。さすがにこれではカードとして機能しないとして、2010/01/04から施行扱いとして2010/01/20にエラッタが出された。ルールリファレンス改訂に伴い元のテキストでもこの無限ループは発生しなくなったため、2010/08/14にエラッタが解除された。
- 現在も後天性変異ではループする。初期の「テキストが全く機能しない」という状況とは違い、それぞれのカードを組み合わせた結果として正常であるから、公式側は2011年9月16日の公式ブログでこの無限ループについてエラッタやルール改訂の予定は今のところないと答えていた。
- 2012年7月16日、無限ループが発生した際のゲームの勝敗についてのルールが改訂された。
1.5.3 以下のいずれかの条件を満たしたプレイヤーはその時点で敗北する。
(略)
1.5.3.e プレイヤーの選択により回避することができない無限ループが発生したが、そのループを構成する要素が全てそのプレイヤーのカードであった。
1.5.4 以下のいずれかの条件を満たした場合、引き分けとなる。
1.5.4.a ゲームに残っている全てのプレイヤーが同時にゲームに勝利した、あるいは敗北した。
1.5.4.b プレイヤーの選択により回避することができない無限ループが発生した。但し、1.5.3.eに該当する場合はこの限りではない。
関連
蝶符『バタフライストーム』
《蝶符「バタフライストーム」》
No.511 Spell <
第七弾>
NODE(2)/COST(1) 術者:リグル・ナイトバグ
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間
〔あなたのデッキの上のカード3枚〕をあなたの場にアクティブ状態でセットする。以後、そのカードはキャラクター「夢蝶(GRAZE0、0/1、種族:なし)」として扱う。
無数の蝶が見るものを魅了する。
コメント
出て来る「夢蝶」は戦闘力こそ頼りないものの、ただ使うだけで3枚ものキャラクターを場に
アクティブで展開出来るという高い展開力を持つ。
公式Q&Aより
- Q224.「デッキの上のカードを場にセットする」という効果は、裏向きのまま場にセットするのですか?
- A224.はい、特に指示のない場合は裏向きのままセットします。
- コメント
- このカードには玉兎/5弾のように「裏向きにし」という記述がないが、そもそもデッキのカードは裏向きであるため、特に指定がなくとも裏向きのままセットする。
関連
闇符『ディマーケイション』
《闇符「ディマーケイション」》
No.512 Spell <
第七弾>
NODE(3)/COST(1) 術者:ルーミア
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間
目標の〔プレイヤー1人〕は自分の場のキャラクター1枚を選んで決死状態にする。
暗闇の中で受ける急襲に、また一人倒れていく。
コメント
- 格段に軽い。
- キャラクター自体は目標ではなく、プレイヤーが目標である。
ただ、「軽さ」というアドバンテージは
術者がいればなくなるものだし、「自分で選べない」ことも相手の場にキャラクターが1体しかいなければデメリットにはならないため、上位・下位互換の関係ではない。
使い方が異なるカードであるため、デッキにあわせて運用したい。
- 目標は〔プレイヤー1人〕であるためあなたを目標にすることもできる。
- 自分のキャラを意図的に決死状態にすることで何かしろのコンボを行うことも可能か。
- 選ぶ「自分の場のキャラクター1枚」は〔〕に囲われていないため「対象」ではない。
公式Q&Aより
- QA-229.No.512 闇符「ディマーケイション」の効果で、「スペルカードの効果によって決死状態にならない」効果を得ているキャラクターを決死状態にするキャラクターとして指定する事は出来ますか?
- A.はい、出来ます。
- コメント
- 裁定が訂正されている点に注意。
「決死状態にならない」キャラクターに「決死状態にする」効果を適用しようとすること自体に問題はない。無論、決死状態の解決に移ることはないが。
関連
冬符『ノーザンウイナー』
《冬符「ノーザンウイナー」》
No.513 Spell <
第七弾>
NODE(4)/COST(2) 術者:レティ・ホワイトロック
効果範囲:その他
発動期間:世界呪符
【世界呪符】
(自動γ):
〔全てのプレイヤー〕は自分ターンのドローフェイズをスキップしても良い。スキップした場合、ターン終了時まで以下の効果は無効となる。
(自動α):
〔全てのプレイヤー〕はカードをプレイする場合、〔スリープ状態のノード〕を必要ノードとして数える事が出来ない。
北風は旅人を脱がせる事が出来なかった。
圧力に対し人は反発し、抵抗したり抜け道を探ろうとする。
コメント
(自動α)により、全てのプレイヤーはカードをプレイする場合に
アクティブノードしか必要ノードとして数えられなくなる。
ノードが
アクティブ状態になっていることが少ないVISIONにおいて、この効果は実質カードのプレイをほぼ不可能にするようなものである。
抜け道として
(自動γ)があり、プレイヤーが
ドローフェイズをスキップしたターンは
(自動α)は無効になる。
自分のターンに
(自動α)を無効にするかは自分で決められる一方、相手のターンに無効にするかは相手が決められるため扱いが難しい。
自分が
スリープノードを必要ノードとして数えられるときは常に相手もそうできるため、タイミングは上手く見極めたい。
- (自分・相手問わず)このカードが複数場に出ている場合、このカード自身の効果でその全てを同時に無効化することはできない。同じものが2枚並ぶだけで効果の脆弱性を補えるが、スペルの世界呪符を2枚並べる手間とリスクを考えれば妥当といえるか。
なお、このカードをプレイしたターンは強制的にスリープノードが必要ノードとして数えられないため、
ワンショットなどの援護や
カウンター対策としても使える。
- 必要ノードとして数えられないだけで、スリープノードでコストを支払うことは可能。
- 凍結と組み合わせた場合、カードのプレイ、コストの支払いにかなりの制限を課す。
関連
捜符『レアメタルディテクター』
《捜符「レアメタルディテクター」》
No.514 Spell <
第七弾>
NODE(1)/COST(1) 術者:ナズーリン
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:装備
【装備】
(自動γ):
〔相手プレイヤー〕がドローフェイズの規定の効果と、「レアメタルディテクター」の効果以外でXドローした場合、〔あなた〕はXドローする。
攻撃力(+1)/耐久力(+0)
レアメタルとは地球上に殆ど無い金属や、抽出が難しい金属の事であり、
現在では多くの製造業で必須とされている。
コメント
相手が
ドローすれば、自身も同枚数ドローできるという装備。
いわゆるドローメタの一種である。
強引な取引が優先して採用されている昨今に置いては、一応出しているだけで効果が望める。
しかも攻撃力まで+1されるので掛け捨てじゃない。
ただし基本がメタの一種であるため、どうしても受動的。
能動的に活用するなら、
にとり関連のスペルや
光符『浄化の魔』などの相手の手札が増えるデメリットを逆手に取った使い方がある。
ちなみににとり関連のスペルは場合によって爆発的に手札が増えるため、使いすぎに注意したい。
関連
視符『ナズーリンペンデュラム』
《視符「ナズーリンペンデュラム」》
No.515 Spell <
第七弾>
NODE(2)/COST(1) 術者:ナズーリン
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:装備
【装備】
(自動α):
〔このキャラクター〕は「貫通」を持たないキャラクターから戦闘ダメージを受けない。
攻撃力(+0)/耐久力(+2)
ペンデュラムが潜在意識の力を引き出す。
コメント
ブロッカーを強化する
装備。
これ一枚で
貫通持ち以外からの
戦闘ダメージを受けなくなる。
貫通を自前で持っているキャラは少ないため、必然的に活躍の出番が増える。
しかも耐久力+2も付いているため、焼きカード対策にもなる。
関連
ナマズ『ほらほら世界が震えるぞ?』
《ナマズ「ほらほら世界が震えるぞ?」》
No.516 Spell <
第七弾>
NODE(2)/COST(2) 術者:大ナマズ
効果範囲:目標を取らず、複数のカードに及ぶ効果
発動期間:瞬間
〔GRAZEが1以下のキャラクター全て〕に3ダメージを与える。
鯰しきりに騒ぎ鰻一つも得ず、ただ鯰三匹を得たり。
かく鯰の騒ぐ時は必ず地震ありという。~安政見聞誌
コメント
より軽く、より広範囲に被害をもたらすようになった
疾風『風神少女』。ただし、
敵味方問わずというところは変わっていない。
必要ノードが2と非常に軽くなったため、一見速攻対策によさそうに見えるが、
自分の場の
玉兎/5弾や
サニーミルク/1弾も同時に全滅することとなり、
リカバリーが間に合わなくなるという可能性も十二分に秘めている。
逆に
疾風『風神少女』の場合は自分の受ける被害を多少はコントロールでき、
神術『吸血鬼幻想』や
後天性変異を使用するデッキ相手ならば一方的に除去が
決まることもあるだろう。
どちらも一長一短であり、明らかな強弱というものがない。採用する際には様々な
状況を想定した上でどちらにするか決めていきたいところである。
関連
ナマズ『液状化現象で大地も泥のようじゃ!』
《ナマズ「液状化現象で大地も泥のようじゃ!」》
No.517 Spell <
第七弾>
NODE(4)/COST(2) 術者:大ナマズ
効果範囲:目標を取らず、複数のカードに及ぶ効果
発動期間:持続
ターン終了時まで、〔全ての相手キャラクター〕は「戦闘修正:-2/-2」を得る。
地震によって緩んだ砂の層が、液状のようになってしまう現象。
その後は地盤が収縮して地盤沈下が発生する。
コメント
相手キャラクターのみにマイナスの戦闘修正を与えることができる。
他のマイナスの戦闘修正を与えるカードと違い、特に記述がないためこれ単体で耐久力を0以下にすることが可能であり、
決死状態に持ち込むことができる。
ただ、それでも大抵のキャラクターの耐久力は3以上であるため、-2という修正値は若干心もとない。
攻撃力を減少させる効果についても、
スペルカードであるため自分のターンにしかプレイできず受けるダメージを減らすことはできない点は残念である。
このため、このカードの用途は、戦闘での優位性を確保することにあるといえるだろう。
関連
凍符『パーフェクトフリーズ』
《凍符「パーフェクトフリーズ」》
No.518 Spell <
第七弾>
NODE(2)/COST(1) 術者:チルノ
効果範囲:その他
発動期間:世界呪符
【世界呪符】 維持コスト(1)
(自動α):
〔全ての相手キャラクター〕は耐久力未満のダメージを受けた場合、直ちに
そのダメージを無効にする。その後、〔相手プレイヤーのデッキの上のカードX枚〕を
ダメージを無効にしたキャラクターにセットする。Xは無効にしたダメージの値に等しい。
そのカードは以後、以下の効果を持つ呪符カード「氷」として扱う。
「戦闘修正:±0/-1」
放たれた弾は凍結して留まり、敵を徐々に追い詰める。
コメント
戦闘ダメージは戦闘終了後に、
効果ダメージはターン終了時にそれぞれリセットされてしまうが、このカードの効果でセットされた「氷」はターン終了時に
破棄されるなどといったことはない。
つまり、事実上相手キャラクターだけダメージがリセットされなくなるようなものである。
村紗 水蜜/7弾や
風見 幽香/5弾のようなコンスタントにダメージを与えられるカードと組み合わせてやれば、倒せないキャラクターはほとんどない。
それでいてデッキのカードを減らすおまけつきである。
「耐久力未満のダメージを」という条件があるが、そもそも耐久力以上のダメージを受ければキャラクターは
決死状態になるため欠点にならない。
ただし攻撃力を減らす効果はないため、相手の方がキャラクターの数で上回っていたりするとダメージレースで負ける可能性がある。
ダメージを与える手段が無くなってしまえばどれだけ「氷」がセットされても意味が無いため、息切れには注意したい。
- このカード自体が破棄されてしまっても「氷」は残る。その戦闘修正も失われない。
- セットカードを増やすことで強力になるカードにも注意。
- ダメージを無効にしなければ「氷」をセット出来ないため、複数場に出す意味はほぼない。
- 相手のデッキが0枚だったり「対象にならない」効果が適用されたりする場合、「その後~」の部分のみ解決できなくなる。この場合ダメージだけ無効になってしまう。これは「Aする。その後B」についての対象のルールによる。
公式Q&Aより
- Q224.「デッキの上のカードを場にセットする」という効果は、裏向きのまま場にセットするのですか?
- A224.はい、特に指示のない場合は裏向きのままセットします。
- コメント
- このカードには玉兎/5弾のように「裏向きにし」という記述がないが、そもそもデッキのカードは裏向きであるため、特に指定がなくとも裏向きのままセットする。
関連
声符『梟の夜鳴声』
《声符「梟の夜鳴声」》
No.519 Spell <
第七弾>
NODE(4)/COST(2) 術者:ミスティア・ローレライ
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:呪符
【呪符】
(自動γ):
あなたのメインフェイズ開始時に、あなたの場で最も必要ノードが大きいキャラクターが、相手プレイヤーの場で最も必要ノードが大きいキャラクターの必要ノード未満の場合、〔このキャラクター〕を相手プレイヤーの場に移す。
(自動γ):
〔このキャラクターにセットされている「梟の夜鳴声」〕が破棄された場合、〔このキャラクター〕を破棄する。
どこからともなく聞こえる梟の鳴き声に敵は翻弄される。
最後に待つのは気配無き一撃による安らかな眠りである。
コメント
非常に軽いスペカ版
離反工作だが、コントロールを奪うには条件がある上に、
場合によっては奪い返されるという不確定要素も同時に存在する。
第七弾発売直後の現在、最も多く選択されている大型キャラクターといえば
永江 衣玖であり、大きなエラッタでも出ない限りは選ばれ続けるだろう。
その彼女の指定ノードが8なので、これを超える指定ノードの持ち主を出せれば
自分ターン限定の
離反工作として使うことが出来る。
しかし、この条件を満たすキャラクターはわずか3枚。いずれも癖が強く、
使いやすいバージョンが小型化して存在するため、このカードのためだけに
選択してしまうというのも難しいと思われる。
離反工作と決定的に違うのが、このカードが破棄された場合、セット先の
キャラクターごと破棄してしまう点。決死状態を飛び越えて破棄されるため、
解呪や
八坂 神奈子/5弾と合わせて強引な除去として機能させても面白いかも。
特に前者は、術者であるミスティアを据えれば、4ノード1コストで好きな相手キャラクターを除去できるため、軽量デッキの除去手段としては優秀かもしれない。
公式Q&Aより
- Q239.「No.519 梟の夜鳴声」をセットしているキャラクターが手札に戻るなどの効果で場を離れる場合、「No.519 梟の夜鳴声」が破棄されることによりそのキャラクターは破棄されますか?
- A239. はい、破棄されます。
(参考:IR-11.3.3)
関連
秋符『オータムスカイ』
《秋符「オータムスカイ」》
No.520 Spell <
第七弾>
NODE(2)/COST(2) 術者:秋 穣子
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間
このターンのメインフェイズ終了時、〔あなたのデッキの上のカードX枚〕をスリープ状態でノードに加える。Xはこの効果でノードに加える時点で、相手プレイヤーのノード枚数からあなたのノード枚数を引いた値に等しい。但し、Xは0以下にはならない。
何奴秋に至る。馬肥え弓勁し、即ち塞に入る。~何奴伝
コメント
自分のノードの枚数を相手のノードの枚数と同数にする。よってノード差があればあるほど、一気にノードを溜めることができる。
ただし、新たに追加するノードは全てスリープ状態なのでこのままではあまり長持ちしない。
術者である
秋 穣子/3弾とは特定の条件下ではあるが1ターンに1枚だけアクティブにできたり、術者が同じである
豊作『穀物神の約束』とはライフポイントを5払って全てアクティブにしたり、微妙なシナジーがある。
また、ノード差があればあるほどデッキも消費しやすいので相手の戦い方にも注意したい。
原作の上位版である
秋符『秋の空と乙女の心』同様、戦況によって効果の大きさが激しく変動する。しかし、このゲームにおいて 秋符『秋の空と乙女の心』 とのシナジーはこれといっては見られない。
関連
厄符『厄神様のバイオリズム』
《厄符「厄神様のバイオリズム」》
No.521 Spell <
第七弾>
NODE(2)/COST(1) 術者:鍵山 雛
効果範囲:その他
発動期間:世界呪符
【世界呪符】
(自動α):
〔あなたの場のキャラクター全て〕は「戦闘修正+X+X」を得る。Xはそのキャラクターにセットされている「厄」の枚数に等しい。
(自動γ):
スペルカードがプレイされ、その効果が解決された場合、〔あなたのデッキの上のカード1枚〕を目標の〔あなたの場のキャラクター1枚〕にセットする。以後、そのカードは以下の効果を持つ呪符カード「厄」として扱う。
「(自動α):
「厄」が3枚以上セットされているキャラクターは破棄される。」
微量な厄は精神を高揚させる。
コメント
自分の場の全てのキャラクターが、そのキャラクターにセットされている「厄」の数だけ戦闘修正+1/+1を受ける。
調整が可能であるため、+2/+2もできれば+1/+1にもできる。
決して場にある「厄」の数だけ自分の全てのキャラクターに戦闘修正+X/+Xするわけではないので、注意しよう。
スペルカードの効果が解決された場合、強制的に「厄」をセットしなければならないため、自分の場のキャラクターが少なければ少ないほど扱い難い。自分の場の全てのキャラクターに2枚「厄」がついている状況では、自分が
スペルカードを使わないようにしていても、相手プレイヤーが
スペルカードをプレイし解決すれば1体は
破棄せざるを得なくなる。
公式Q&Aより
- Q224.「デッキの上のカードを場にセットする」という効果は、裏向きのまま場にセットするのですか?
- A224.はい、特に指示のない場合は裏向きのままセットします。
- コメント
- このカードには玉兎/5弾のように「裏向きにし」という記述がないが、そもそもデッキのカードは裏向きであるため、特に指定がなくとも裏向きのままセットする。
関連
兎符『因幡の素兎』
《兎符「因幡の素兎」》
No.522 Spell <
第七弾>
NODE(6)/COST(2) 術者:因幡 てゐ
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間
〔あなたのデッキの上のカード3枚〕をあなたの場にスリープ状態でセットする。
以後、そのカードは以下の効果を持つキャラクター〔鰐(GRAZE2、4/1、種族:なし)〕
として扱う。
「(自動β):
〔このキャラクター〕が破棄された場合、このカードの表側の本来の種類によって
以下の効果を解決する。
・キャラクターカード…〔あなた〕は1ドローする。
・スペルカード…〔あなた〕は5ダメージを受ける。
・コマンドカード…〔あなたの手札2枚〕を破棄する。」
和邇は因幡の国まであと一歩というところで兎を捕まえ、
着物を剥いでしまった。~古事記
(テキスト修正@2011/03/13)
コメント
ノードが6と高く
スリープで場に出る為使うのは中盤以降になるが、攻撃力4のキャラクターを3体、計12点分ものダメージ源をコスト2点で展開が出来る。
耐久力が低い為
疾風『風神少女』などの全体除去で対策されやすく場持ちはあまり期待出来ないものの、
神鬼『レミリアストーカー』などと違いこのカード単体でも役に立つ為、終盤での場の制圧や制圧した後のフィニッシャーなどに使える。
破棄された時のペナルティはそのカードの表面によって異なり、3つの効果の内2つはいずれもデメリットである。
ただし、上記のようにある程度遅めに
プレイする事も考えると実質的に最も痛いデメリットは3枚とも
スペルカードであった場合ぐらいなので、デッキからある程度スペルを少なめにする事で気休め程度の対策にはなる。
一応、
宏観前兆などでデッキを操作して狙った効果を発揮させたり、
要石を予め張っておいて除去そのものを予防する事も可能である。
しかし上記にあるように、このカードの要は「単体での爆発力」に尽きる為
破棄される事を前提にサポートカードと組み合わせるよりは、なるべく
破棄されないように運用出来ればそれが一番であるのは間違いない。
全体的にリスクが目立つカードであり、強力ではあるが使いこなすのは少々難しいカードであると言えるだろう。
- キャラクターカードであった場合はドロー出来る為、もし3枚ともキャラクターカードだった場合村紗 水蜜/7弾などで除去に巻き込めばアドバンテージを稼げなくも無いが、上記の宏観前兆を使っても3枚とも確定させるのは難しい為まず現実的ではないだろう。確かにキャラにするにはアリス・マーガトロイド/1弾を使用してデッキトップに使用済みの人形を送りつけたり、宏観前兆などを使ってデッキトップをキャラカードにした後に上白沢 慧音(白沢)/9弾でさらにデッキトップにキャラを置く、などの方法はあるがどれにしても手間にあわない報酬になる場合が多いだろう。後者の場合はアドがとりやすそうではあるが。
- (自動β)の解決時、コマンドカードだった場合、自分の手札が2枚未満であれば効果の解決に失敗し、手札を破棄しなくて良い。
- 2012/03/09のエラッタにより、戦闘力が5/2→4/1と弱体化した。
公式Q&Aより
- Q224.「デッキの上のカードを場にセットする」という効果は、裏向きのまま場にセットするのですか?
- A224.はい、特に指示のない場合は裏向きのままセットします。
- コメント
- このカードには玉兎/5弾のように「裏向きにし」という記述がないが、そもそもデッキのカードは裏向きであるため、特に指定がなくとも裏向きのままセットする。
関連
大輪『ハロウフォゴットンワールド』
《大輪「ハロウフォゴットンワールド」》
No.523 Spell <
第七弾>
NODE(1)/COST(1) 術者:多々良 小傘
効果範囲:その他
発動期間:世界呪符
【世界呪符】
(自動α):
〔全てのプレイヤー〕はスペルカードのプレイと、キャラクターに攻撃を行わせる事が出来ない。
(自動γ):
このカードをプレイした次の相手ターンから数えて4ターン後のターン終了時に〔このカード〕を破棄する。
捨てられた物達による忘却の世界。
コメント
4ターンという制限があるとは言え、非常に低ノード・コストかつ
維持コストが存在しない為序盤でも手軽に出す事が出来、キャラクターの攻撃はもちろん比較的序盤に
スペルカードを多く使用する
ワンショットや
速攻デッキにとっては天敵となりうる。
また4ターンは普通に運用出来るので場を整えたい時の時間稼ぎにも十分使える。
ただしこちらもその影響を受ける上、
維持コストが存在しない事からこちらも好きなタイミングで場から破棄しづらい為、過度は期待は出来ないと考えて良いだろう。
なお、
破棄されるタイミングは基本的に
プレイしたターンから数えて2回目の自分のターン終了時となるので、先に制限が切れるのは相手側になってしまう。
解呪、
八坂 神奈子/5弾などで強引にタイミングをズラす戦法も無くは無いが、やはり過信は禁物という所か。
ただし、
封獣 ぬえ/7弾とのコンボが可能になると話はガラッと変わってくる。
封獣 ぬえ/7弾の効果を自分のターンのみ起動すれば、相手プレイヤーだけ攻撃・
スペルの
プレイ不可というとんでもない状況を作ることができる。ぬえ自身もこのカードの恩恵により除去されづらくなり、
八坂 神奈子/5弾や
解呪、コマンドカードによる除去といった各種対策カードが無ければかなり破り辛い強力なロックギミックが完成する事になる。
また、以前は一度でもぬえの
起動効果を使用すると以降
(自動γ)によるカウントが行われなくなり、永久に場に残す事が可能であった。
世界呪符メタカードは
上白沢 慧音/1弾で封じる事も出来る為、相手のデッキ次第ではほぼ詰み状態になる事もあった。
- Q&Aにあるようにルール変更の為、封獣 ぬえ/7弾の効果を使ってもターン経過によって破棄されるようになったので以前ほど猛威は振るっていない。緑眼のジェラシーや破壊工作のようなカードの登場も大きい。それでも強力なコンボなのは変わり無いだろう。
公式Q&Aより
- Q208.「No.523 ハロウフォゴットンワールド」の(自動γ)効果が一時的にでも無効になった場合、破棄される効果は解決されますか?
- A208. はい、解決されます。カードが何時プレイされたかという情報はカード自身が保持します。
- コメント
- この裁定により、このカードとぬえによるロック(通称「ぬえゴットン」)はお手軽には成立しなくなった。
- Q215.「No.523 ハロウフォゴットンワールド」がプレイ以外の方法で場に出た場合、4ターン後に(自動γ)によって破棄されますか?
- A215.いいえ、破棄されません。
- コメント
- プレイ以外の方法で場に出た場合、「プレイ」していないため「このカードをプレイした次の相手ターンから数えて4ターン後のターン終了時」というタイミングを定義できない。このため(自動γ)によって破棄されることはない。
関連
後光『からかさ驚きフラッシュ』
《後光「からかさ驚きフラッシュ」》
No.524 Spell <
第七弾>
NODE(3)/COST(1) 術者:多々良 小傘
効果範囲:目標を取らず、複数のカードに及ぶ効果
発動期間:瞬間
〔あなたのデッキの上のカード1枚〕を公開する。その後、〔公開したカードと同じ必要ノードを持つキャラクターすべて〕を決死状態にする。
突如として予測困難な回転レーザーが襲いかかる。
コメント
デッキの一番上のカードと同じ
ノードのキャラクターを全て決死状態にする。
その後の効果で、特に指定はされていないため、公開したカードは自分のデッキの一番上に戻す。
意図的に特定のノードのキャラクターだけ破棄したい場合、
宏観前兆などで公開するカードを調整してからプレイすると良いだろう。
関連
鉄拳『問答無用の妖怪拳』
《鉄拳「問答無用の妖怪拳」》
No.525 Spell <
第七弾>
NODE(4)/COST(1) 術者:雲居 一輪
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:瞬間
目標の〔キャラクター1枚〕に3ダメージを与え、この干渉終了時までそのキャラクターが得ている+の戦闘修正を無効にする。
堂々たる鉄拳が小細工を打ち砕く
コメント
雲居 一輪のスペルカード。
目標のキャラクターに3ダメージを与えた上、戦闘修正を無効にする。
目標の指定に戦闘修正のあるなしは関係ない。
〔〕内はキャラクター1枚という表記であり、戦闘修正については言及していないからである。
ノードが1重くなった代わりにおまけがついた
人界剣『悟入幻想』であると言える。ただ、
術者の違いもあるので一概に上位・下位互換とは言えない。構築に合わせて検討するといいだろう。
また、
雲山との組み合わせも便利である。
雲山を相手のキャラクターにセットすると、+の戦闘修正がついてしまい除去しづらくなる。
だが、このカードならば戦闘修正を無視できるため、目標を除去しやすく、
雲山の効果でアドバンテージに変換できるというわけだ。
関連
大喝『時代親父大目玉』
《大喝「時代親父大目玉」》
No.526 Spell <
第七弾>
NODE(5)/COST(2) 術者:雲居 一輪
効果範囲:目標を取らず、複数のカードに及ぶ効果
発動期間:瞬間
〔あなた〕は(X)支払う。その後、〔全てのキャラクター〕にXダメージを与える。
その怒りは全てを焼き尽くす。
コメント
場全体にXダメージを与える全体除去カード。
爆符『メガフレア』と同じコストでも、残りの
ノードを考慮せずに耐久力5以下のキャラクターを一掃可能、といえば聞こえはいいが、こちらの場のキャラクターも一掃されてしまう危険性も孕んでいる。
永江 衣玖を用いれば自分のキャラクターは無事だが、その場合
恋符『マスタースパーク』の方がより負担が少なくより多くのキャラクターを除去できる場合もある。
自分のデッキタイプやプレイング、環境に合わせて使い分けるのが良いだろう。
関連
毒符『憂鬱の毒』
《毒符「憂鬱の毒」》
No.527 Spell <
第七弾>
NODE(4)/COST(1) 術者:メディスン・メランコリー
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:呪符
【呪符】
(自動γ):
あなたのターン開始時に〔あなた〕はXダメージを受ける。Xはこのキャラクターの攻撃力の半分(端数切り下げ)に等しい。
4体液説で人間は血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁から出来ており、黒胆汁が多い人は憂鬱の気質を持つとされている
コメント
もちろんのことながら、自分のキャラクターよりも相手のキャラクターに付けることで相手プレイヤーへコンスタントにダメージを与えて使うことが多い。
しかし、思った以上にこのカードは長くは居残ってくれない。
その安いコストから軽量級のキャラにつければ防御力も低いことが多いので、すぐ壁役として回され、付けたキャラクター共々破棄される。
だからといって重量級のキャラに付ける頃にもなれば、相手も
ディゾルブスペルや
解呪などのアンチカードを手札に備えているだろう。
ちなみに端数切り下げとあるので、攻撃力1のキャラクターに付けても何の意味もない。
関連
光学『オプティカルカモフラージュ』
《光学「オプティカルカモフラージュ」》
No.528 Spell <
第七弾>
NODE(4)/COST(2) 術者:河城 にとり
効果範囲:目標を取らず、複数のカードに及ぶ効果
発動期間:持続
ターン終了時まで〔全てのキャラクター〕は「隠密」と「戦闘修正:-2/±0」を得る。
環境に合わせた色に変化する事で敵に見つかりにくくなる。
コメント
にとりには珍しくドロー効果のないカード。その代わり、7弾のにとりの特徴とも言える「
隠密」を得る効果がある。
ただし、特定のキャラクターではなく全てのキャラクターであることに注意。
隠密を得なくてもいいキャラクターにまで付加させてしまう。これをプレイした後に
幻魔の百雷を撃たれると、自分のキャラクターだけが全滅してしまう。
さらに、攻撃力-2が自分のキャラクター全員に及んでしまう。このことにより相打ち覚悟でも突っ込めたキャラクターが、自分だけやられ損という状況にもなり得る。
攻撃力を犠牲にして全体に恩恵を与えるこちらを入れるか、手札1枚を犠牲にして単体にほぼ永続的に隠密を与える
光学迷彩スーツを入れるかは好みで。
どちらも入れて戦況に応じて使い分けてみるのもいい。
関連
湊符『幽霊船の港』
《湊符「幽霊船の港」》
No.529 Spell <
第七弾>
GRAZE(0)/NODE(1)/COST(1) 術者:村紗 水蜜
【幻想生物】 維持コスト(1)
(自動γ):
相手キャラクターが攻撃を行った場合、直ちに〔このキャラクター〕をアクティブ状態にする。
攻撃力(0)/耐久力(7)
神の警告を無視したフライング・ダッチマンは幽霊船となり、最後の審判の日まで七つの海を彷徨う運命となった。
コメント
耐久力が非常に高く、さらに攻撃される度に直ちに
アクティブになるので何体連続で攻撃されようとも
決死状態にならない限り全て防御が可能。
また破格のノード・コストの低さを持つ
幻想生物なので、
魔法研究や
召喚魔術などの豊富なサポートカードにより文字通りどこからでも場に出て攻撃を阻む事が出来る。
攻撃力が0という点がネックであるものの、特に能動的なデッキの相手にとっては非常に厄介なブロッカーとなるだろう。
凶兆のオーラを用いればもはや攻撃するのも馬鹿らしくなる。
ただしその防御的な性質から、そのまま使ったのでは
維持コストに追われて対速攻デッキぐらいでしか役に立たない。
また例によって
死符『ギャストリドリーム』のような除去カードには弱く、隠密も防げない。
村紗 水蜜を
術者に据えて場に維持させるにしても、ただの時間稼ぎ以上の理由が欲しい所だろう。
ちなみに
禁断の魔法+
お月見でダメージを受けずに14/14でグレイズ0という強力なアタッカーを1ターンだけ得られるようになる。
関連
幽霊『シンカーゴースト』
《幽霊「シンカーゴースト」》
No.530 Spell <
第七弾>
Graze(1)/NODE(3)/COST(1) 術者:村紗 水蜜
【幻想生物】 維持コスト(1)
(自動α):
〔このキャラクター〕がアクティブ状態になった場合、〔全ての相手キャラクター〕に2ダメージを与える。
攻撃力(2)/耐久力(5)
船幽霊は柄杓で舟に海水を汲みいれて沈没させて、乗員を亡者たちの仲間にしようとする。
(PR.060:船幽霊は岩礁が多い危険な海面を何もない大海原に見せかけ、舟を事故に遭わせようとする。)
コメント
自分のアクティブフェイズ前にスリープ状態であれば、相手キャラクター全てに2点与える
幻想生物。
幻想生物はスリープ状態で場に出るため、次の自分ターンのアクティブフェイズ開始時のタイミングでダメージを与えることができる。
あくまでも「アクティブ状態になった時」にダメージを与えるため、アクティブ状態のまま自分のアクティブフェイズが来ても、自動効果は発生しない点に注意。
効果ダメージは発生ターン中は累積し続けるので、耐久力が4までの相手キャラクターであれば、例え能力で倒せずとも、攻撃することで一方的に倒すことが出来る上に、スルーされても次のアクティブフェイズで再度2点飛び、状況はループし続ける。
また耐久力5までのキャラクターであれば、自身の自動効果2点に加え、術者である
村紗 水蜜の自分ターン効果3点で破棄することは可能。
征服の果てにや
魔導書などと組み合わせれば、ダメージアップや相手キャラクターのみ全て破壊することも可能。
ちなみに耐久力が高い相手キャラクターが複数いる場合、
凍符『パーフェクトフリーズ』と組み合わせることで、面白いほどカードが相手キャラクターに引っ付く。
関連
『反幽幻弾』
《「反幽幻弾」》
No.531 Spell <
第七弾>
NODE(5)/COST(2) 術者:魅魔
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間
目標の〔相手プレイヤー1人〕にXダメージを与える。Xはこの効果でダメージを与える時点での相手プレイヤーの手札の枚数に等しい。
(自動β):
〔このカード〕が相手プレイヤーのカードの効果によってデッキ、または手札から公開された場合、このカードを破棄しても良い。破棄した場合、目標の〔相手プレイヤー1人〕にXダメージを与える。Xはこの効果でダメージを与える時点での、相手プレイヤーの手札の枚数に等しい。
天より降り注ぐ玄妙な光が波動を跳ね返す。
(PR.042:憎悪の心を打ち砕く、神秘の光。)
コメント
基本的に手札の消費が激しいこのゲームにおいてそのまま使っても大したダメージにならない事が多い。
同ノード・同コストの
要石『天地開闢プレス』が5ダメージである事も考えると、ただ使っただけでは安定性に大きく難がある感は否めない。
「河城 にとり」関連のカードと違い
術者によるコスト無視がしづらいのがネックだが、その分火力ゆえの安定性の高さがウリである。
また
(自動β)により
ピーピングに対しても多少の耐性を持つ。
ただし「公開する」効果にのみ起動する為、
情報戦のようなただ見るだけの効果では効果を発揮しない。
第十三弾現在、この効果の対象となるのは以下のカード。
特にコンボデッキの天敵
禁忌『フォービドゥンフルーツ』に対してデッキにある内から効果を発揮するのは強力。
ただし、ダメージはその時点での相手の手札を参照する為、上記のようなコンボによる大ダメージは狙い辛く(そのようなカードが使われるタイミングなら手札の処理もされやすい)、あくまで「使う機会も無く消されるぐらいなら」という保険の意味合いが強い(それでも
禁忌『フォービドゥンフルーツ』なら一度に三枚分のダメージが発生するので馬鹿には出来ないが)。
- (自動β)の発生は、公開させたカードの解決を一時中断し直ちに解決される。その為、例えば禁忌『フォービドゥンフルーツ』によって宣言されても、宣言したカードを除外する前に「まずは公開する」為、効果の解決途中でも即座に適用される(自動β)により破棄することが可能である(詳細は以下のQ&Aより)。
公式Q&Aより
- Q201.「No.531 反幽幻弾」の自動効果の解決は、手札を公開する効果を解決の後に行いますか?
- 201.いいえ、(自動β)のため、手札が公開された時点でその効果の解決を一時中断し、直ちに解決します。(自動β)の解決後に中断していた効果の解決を再開します。
関連
『幽幻乱舞』
《「幽幻乱舞」》
No.532 Spell <
第七弾>
NODE(6)/COST(1) 術者:魅魔
効果範囲:複数の効果を持つカード
発動期間:瞬間
以下の効果から1つを選んで解決する。
1.目標の〔キャラクター、呪符カード、「装備/場」を持つカード、それぞれ1枚ずつ〕を破棄する。
2.目標の〔キャラクター、装備カード、「世界呪符」を持つカード、それぞれ1枚ずつ〕を破棄する。
優雅な舞から放たれる、破壊の光。
コメント
広範囲を1枚ずつ破棄することが出来る強力なカード。
…に見えて、実は非常に扱いが難しい。
効果解決には、それぞれの条件のカードが場に1枚以上ずつ存在していなければ効果解決できず、また干渉の途中で目標が1枚でも破棄された場合、対象不適切により解決が失敗してしまう。
過ぎたるはなお及ばざるが如し。欲張らずに一つ一つ対策する謙虚さも大切である。
関連
滅罪『正直者の死』
《滅罪「正直者の死」》
No.533 Spell <
第七弾>
NODE(4)/COST(2) 術者:藤原 妹紅
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:瞬間
目標の〔カードがセットされていないキャラクター1枚〕を決死状態にする。
中納言石上麻呂足は大炊寮の屋根に登り、自ら燕の子安貝
を取り出そうとして転落し、息絶えた。~竹取物語
コメント
関連
宝塔『レイディアントトレジャー』
《宝塔「レイディアントトレジャー」》
No.534 Spell <
第七弾>
NODE(4)/COST(0) 術者:寅丸 星
効果範囲:複数の効果を持つカード
発動期間:瞬間
以下の効果から1つを選んで解決する。
1.〔あなた〕は(2)支払う。その後、〔あなたのデッキ〕を全て見て、「宝塔」を1枚抜き出し、目標の〔あなたの場のキャラクター1枚〕にセットする。
2.〔あなたの場の「宝塔」1枚〕を破棄する。その後、〔相手プレイヤー1人と、相手キャラクター全て〕にXダメージを与える。Xは「宝塔」をセットされていたキャラクターの必要ノードからコストを引いた数に等しい。
毘沙門天の威光を体現した輝く宝塔。
コメント
「宝塔」をサーチ&セットするか、破棄してダメージをばら撒くか。
どちらも「宝塔」がカギとなり、積んでいる限りは無駄になり辛いだろう。
また、コスト0ということで
術者である寅丸 星を積む必要がなく、デッキを縛らないのも大きい。しかし、サーチ&セットに関しては
魔界の幻船によっても可能であり、セットで組んでみるのもいいだろう。
ちなみに1の効果で
装備カードである
宝塔ではなく、このカード自体をサーチしてキャラクターにセットすることが可能である。このカードにも「宝塔」と言う文字が含まれているため。この状態で2の効果も解決する事も可能ではある。
関連
※名称に「宝塔」を含むカード
光符『浄化の魔』
《光符「浄化の魔」》
No.535 Spell <
第七弾>
NODE(6)/COST(1) 術者:寅丸 星
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間
目標の〔相手プレイヤー1人〕の手札を全て見て、その中に含まれる〔コストが3以上のカード全て〕を破壊する。この効果で手札を3枚以上破棄した場合、〔そのプレイヤー〕は3ドローする。
闇に潜む修羅を暴き、浄化する。
コメント
相手の手札にあるコスト3以上のカード全てを破壊するという、単純に考えれば強力なカード。
中型以上ののキャラクターに始まり、凶悪なスペルカードやコマンドカードに至るまで破棄してくれる。
ただし相手が
冥界を利用するようなデッキを組んでいる場合、相手の手助けをしていることにもなるので、全て破棄というのも一長一短。
特に
冥符『紅色の冥界』を使った吸血鬼デッキに対して使うのは非常に大きな賭け。
このカードで 冥符『紅色の冥界』を落とせるが、相手の方が先に紅色の冥界を場に出していたり、まだ手札に持っていなかったりするとおおよそ死が見える。
関連
QED『495年の波紋』
《QED「495年の波紋」》
No.536 Spell <
第七弾>
NODE(5)/COST(1) 術者:フランドール・スカーレット
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:呪符
【呪符】
(自動γ):
あなたのターン開始時に〔あなたのデッキの上のカード1枚〕を裏向きにして〔このキャラクターにセットされている「495年の波紋」1枚〕にセットする。
(自動γ):
あなたのメンテナンスフェイズ開始時に、〔全てのプレイヤーと、このキャラクター〕にXダメージを与える。Xはこのキャラクターにセットされている「495年の波紋」にセットされている裏向きのカードの枚数の2倍に等しい。
死、破滅、崩壊、終焉。
コメント
フランドール・スカーレットの
スペルカード。
ターンが経過する毎に火力が増す直接ダメージ系カード。
セットするキャラクターの耐久力によって与えるダメージが左右される。
全てのプレイヤーにダメージを与えるため、自分のライフ管理に注意しよう。
アクティブフェイズ中に、
森羅結界をプレイしておけば、メンテナンスフェイズ開始時までにダメージを受けない限り、このカードのダメージ分は回復できる。
ダメージの加速を狙うのならば
月からの逃亡と組み合わせてみると面白いかもしれない。
キャラ除去として使う事も可能だが、大型キャラの場合ある程度のターン数を要するため主目的として使う事は難しい。
オレンジ/9弾で自分へのダメージを無効にすることで、相手のみにダメージを与えることもできたりする。キャラクターへのダメージを無効にする方法と合わせて採用すれば、継続的にライフダメージを狙える可能性が出てくる。
関連
光魔『スターメイルシュトロム』
《光魔「スターメイルシュトロム」》
No.537 Spell <
第七弾>
NODE(2)/COST(1) 術者:聖 白蓮
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:瞬間
目標の〔裏向きでセットされているキャラクター1枚〕を表向きにする。
宇宙の光が影に生きる物の真の姿を照らし出す。
コメント
書かれている事はシンプルながらも、その使い方は結構難しいトリッキーなカード。
ただ表向きにするのみであるため、表面の種類によって処理が異なる。
表面が
キャラクターカードや
幻想生物、
世界呪符、
装備/場などの単体で場に存在出来るカードであった場合は、そのまま場に出た物として扱う。それ以外の
スペルカードや
コマンドカードであった場合そのまま場に残り続けるが、一切の効果を持たず、何の影響も及ぼさない。
よって、
小さな脱出劇などで可能であった使用済みの
スペル・
コマンドを
冥界から回収という使い方は出来ない。
具体的な活用法は、やはり大型キャラクターなどのノード・コストの踏み倒しだろう。何らかのカードによって
裏向きで場に出し、このカードで表向きにすることで、ノード・コストを無視して場に展開できる。
この場合、当然ながらその裏向きのカードの中身が確定していなければ使えないので「
冥界の一番上のカード」を
裏向きのキャラクターとして場に出すカードと組み合わせることになる。
怪奇『釣瓶落としの怪』ならば早ければ1~2ターン目でどれほどノードが大きいキャラクターでも場に出せる為、揃えば強力なコンボにはなり得る。しかし
天魔は効果の都合上不可能なのが惜しい点。
臨時雇用の登場により、手札にあるキャラクターを活用できるようになったのはこのカードにとっての追い風である。こちらならば
天魔も狙って場に出せるだろう。
- 一応相手の裏向きのキャラクターを表向きにしての除去手段として使えなくも無い。だが、表面のカードの種類次第では場に残られてしまう事と、そもそも裏向きのキャラクターが全般的に戦闘力が低く他のカードで普通に除去しやすい事から実用性は薄い。
公式Q&Aより
- Q189.カードの効果で本来場に表向きで存在する事が不適切なカードが場に出た場合や、場のカードに表向きでセットされることが不適切なカードがセットされた場合、それらのカードはどのように扱いますか?
- A189.キャラクターカードと幻想生物の場合はキャラクターとなります。装備/場、世界呪符の場合は効果が有効になります。その他のカードの場合、そのまま場に残り続けますが、一切の効果を持たず、何の影響も及ぼしません。
(参考:IR-5.4 IR-5.5 IR-5.6 IR-6.1.8)- コメント
- 裏向きのキャラクターを表向きにした際、そのオモテ面がどのような種類であったかによって処理は異なる。
関連
大魔法『魔神復誦』
《大魔法「魔神復誦」》
No.538 Spell <
第七弾>
NODE(3)/COST(2) 術者:聖 白蓮
効果範囲:目標のカードに及ぶ効果
発動期間:装備
【装備】
(自動α):
〔このキャラクター〕の戦闘力は「6/6」に変更される。
(自動α):
〔このキャラクター〕の種族は「種族:神」と「種族:魔界人」に変更される。
強大な魔界神の力をその身に宿す。
コメント
スペルカードの
装備であり咄嗟には使えないものの、低ノードで6/6というそこそこな戦闘力に変えられる。
また現段階ではデメリットの少なくメリットの多い
神・
魔界人に変更されるのも地味に有用。
コスト・ノードの低さから
術者無しでの運用も十分可能であり、
サニーミルク/1弾や
キスメ/5弾等の低コストキャラがこれ1枚でアタッカーに変わる事もある。特にグレイズ0の
裏向きキャラクターなどがこれを持つとかなり嫌らしい存在感を放つ事になるだろう。
耐久力も底上げされる点に目を付け、
くるみ/9弾のように優秀なアタッカーだが耐久力に難があるキャラクターに装備してやっても良い。
逆に、中堅以上のキャラクターを強化するにはコストパフォーマンスがそれほど優れているとは言えず、大型キャラクターに対しては言わずもがな、
神器とは比べてはいけない性能である。
デッキに採用されたキャラクターの性質によっては、普通に
ミニ八卦炉や各種
神器を積み込んだ方が汎用性や爆発力などの点で有用な場合もあるだろう。
種族が変更される点を生かして
開宴『二拝二拍一拝』や
神の加護といった強力なサポートカードと組み合わせたり、
神綺/7弾と組み合わせて戦闘力をさらに上昇させる事も可能。
これらのカードを使うデッキであれば、先の効果優先の小型キャラクターが変わった戦力になり得るので投入の価値は十分あるか。
- 「変更」である為、戦闘修正の中では一番先に解決される。ルールリファレンス「戦闘力への修正の優先順位」参照。
関連
妖雲『平安のダーククラウド』
《妖雲「平安のダーククラウド」》
No.539 Spell <
第七弾>
NODE(4)/COST(2) 術者:封獣 ぬえ
効果範囲:その他
発動期間:世界呪符
【世界呪符】 維持コスト(1)
(自動β):
〔このカード〕が場に出た場合、〔あなたの冥界の上のカード1枚〕を裏向きにして、〔このカード〕にセットする。
(自動γ):
〔あなたの場のカード〕が相手プレイヤーのカードの効果の目標になった場合、〔このカードと、このカードにセットされているカード〕を公開し、〔相手プレイヤー〕は無作為に1枚選ぶ。その後、選んだカードが「平安のダーククラウド」以外のカードだった場合、〔あなた〕は〔あなたの場のカードを目標にしているカードの効果1つ〕の目標を、任意で変更できる。但し、この効果では不適正な目標に変更することは出来ない。
源頼政が御所に向かうと、東三条の森の方から黒雲が沸き
立ち月夜を覆い、奇妙な鳴き声が響き渡った。~平家物語
エラッタ@2011/04/16
コメント
ぬえの
スペルカード。
ランダム要素を含む目標変更効果持ち世界呪符。
(自動γ)により、目標を変更する。
こちらの場のカードが相手プレイヤーのカードの効果の目標になったときに発生する。
目標変更ができる/できないは、セットカードを利用してランダムに決まる。
ダーククラウドとセットカード全てを公開状態にし、相手プレイヤーがその中から1枚を無作為に選択。選択したカードがダーククラウド以外であれば、あなたは目標を変更することができる。なお、不適正な目標には変更できないため、状況によっては意味が無いこともある。
カード単体では(自動β)で1枚がセットされるだけなので、通常、変更できる確率は二分の一。
鬼火『超高密度燐禍術』などでセットカードを増やせば変更可能な確率は上がる。
- テキスト修正により、セットカードが何枚だろうがダイスなどを用意しなくても無作為選択し、元の状況に戻すことがが可能になった。手順は以下のとおり。
- 全てのカードを公開→裏向きにしてシャッフル→1枚選択→その1枚を表向きにし確認→全てを表向きにし、元の順番通りに並べる→ダーククラウドのみ表のままにし、他のカードは元の裏向き状態に戻す
関連
鵺符『弾幕キメラ』
《鵺符「弾幕キメラ」》
No.540 Spell <
第七弾>
GRAZE(2)/NODE(6)/COST(2) 術者:封獣 ぬえ
【幻想生物】 維持コスト(1) 速攻 先制
(自動γ):
〔このキャラクター〕が戦闘を行う場合、通常のタイミングでも〔相手キャラクター〕に戦闘ダメージを与える。
攻撃力(5)/耐久力(4)
キメラは獅子の頭、山羊の胴体、蛇の尻尾を持ち、口から炎を吐く怪物。
ペガサスを駆る英雄ペレロフォンに殺された。
コメント
速攻と
先制という非常に攻撃的な
戦術を持つ
幻想生物。
出したターンから攻撃が可能な上、実質、
先制を持っていないキャラクター相手なら耐久力10までを戦闘で
決死状態にできる。
幻想生物の中ではトップクラスの性能を持ち、同じ幻想生物の中でも大型の
崇符『ミシャグジさま』ですら相打ちに出来てしまう。
スペックの割に
維持コストは1と低めだが、代わりにノードとコストが重め。術者なしでも維持だけならば難しくはないが、本格的に使うのならばノードとコストの軽い
封獣 ぬえ/PRとのセット運用となるだろう。
基本的に強さが先制から来ているので、先制を持つキャラクターはやや苦手。採用率の高い
霧雨 魔理沙/1弾とは相打ちになってしまうので注意が必要。
- (自動γ)で与えるのは効果ダメージではなく戦闘ダメージ。
- (自動γ)は〔相手キャラクター〕を対象としている。防御されなかった場合に相手プレイヤーに二回戦闘ダメージを与えたり、、先制のタイミングで相手キャラクターを決死状態にした場合相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えたりは出来ない。
関連
鵺の鳴く夜
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中有の道
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内偵
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青天の霹靂
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疑惑の五芒星
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マナシールド
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悲しき人形
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魔界の門番
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呪海に眠る記憶
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虚勢
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賢者の封書
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二つの世界
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春乞いの儀式
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禁断の魔法
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魔界
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散弾アンブレラ
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法界の火
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宝塔
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孤高の監視者
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天魔降臨
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仕込み芸
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太歳星君の影
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憂いの雨
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大将棋
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群青の祟り神
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悪魔の蟲
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ヒロシゲ36号
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帰らぬ森
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運命操作
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魔界の幻船
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アリオーシュ
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最終更新:2011年09月14日 22:57