《兎符「因幡の素兎」》

No.522 Spell <第七弾
NODE(6)/COST(2) 術者:因幡 てゐ
効果範囲:プレイヤー、手札、デッキ、冥界に及ぶ効果
発動期間:瞬間

〔あなたのデッキの上のカード3枚〕をあなたの場にスリープ状態でセットする。
以後、そのカードは以下の効果を持つキャラクター〔鰐(GRAZE2、4/1、種族:なし)〕
として扱う。
「(自動β):
 〔このキャラクター〕が破棄された場合、このカードの表側の本来の種類によって
 以下の効果を解決する。
 ・キャラクターカード…〔あなた〕は1ドローする。
 ・スペルカード…〔あなた〕は5ダメージを受ける。
 ・コマンドカード…〔あなたの手札2枚〕を破棄する。」

和邇は因幡の国まであと一歩というところで兎を捕まえ、
着物を剥いでしまった。~古事記

Illustration:しろがね
(テキスト修正@2011/03/13)

コメント

因幡 てゐのスペルカード
破棄された時にそのカードの本来の種類によってペナルティが変わる特殊な裏向きキャラクター」を3体スリープ状態で場に出す。

ノードが6と高くスリープで場に出る為使うのは中盤以降になるが、攻撃力4のキャラクターを3体、計12点分ものダメージ源をコスト2点で展開が出来る。
耐久力が低い為疾風『風神少女』などの全体除去で対策されやすく場持ちはあまり期待出来ないものの、神鬼『レミリアストーカー』などと違いこのカード単体でも役に立つ為、終盤での場の制圧や制圧した後のフィニッシャーなどに使える。

破棄された時のペナルティはそのカードの表面によって異なり、3つの効果の内2つはいずれもデメリットである。
ただし、上記のようにある程度遅めにプレイする事も考えると実質的に最も痛いデメリットは3枚ともスペルカードであった場合ぐらいなので、デッキからある程度スペルを少なめにする事で気休め程度の対策にはなる。

一応、宏観前兆などでデッキを操作して狙った効果を発揮させたり、要石を予め張っておいて除去そのものを予防する事も可能である。
しかし上記にあるように、このカードの要は「単体での爆発力」に尽きる為破棄される事を前提にサポートカードと組み合わせるよりは、なるべく破棄されないように運用出来ればそれが一番であるのは間違いない。

全体的にリスクが目立つカードであり、強力ではあるが使いこなすのは少々難しいカードであると言えるだろう。

  • キャラクターカードであった場合はドロー出来る為、もし3枚ともキャラクターカードだった場合村紗 水蜜/7弾などで除去に巻き込めばアドバンテージを稼げなくも無いが、上記の宏観前兆を使っても3枚とも確定させるのは難しい為まず現実的ではないだろう。確かにキャラにするにはアリス・マーガトロイド/1弾を使用してデッキトップに使用済みの人形を送りつけたり、宏観前兆などを使ってデッキトップをキャラカードにした後に上白沢 慧音(白沢)/9弾でさらにデッキトップにキャラを置く、などの方法はあるがどれにしても手間にあわない報酬になる場合が多いだろう。後者の場合はアドがとりやすそうではあるが。
  • (自動β)の解決時、コマンドカードだった場合、自分の手札が2枚未満であれば効果の解決に失敗し、手札を破棄しなくて良い。
  • 2012/03/09のエラッタにより、戦闘力が5/2→4/1と弱体化した。


公式Q&Aより

  • Q224.「デッキの上のカードを場にセットする」という効果は、裏向きのまま場にセットするのですか?
  • A224.はい、特に指示のない場合は裏向きのままセットします。
    • コメント
      • このカードには玉兎/5弾のように「裏向きにし」という記述がないが、そもそもデッキのカードは裏向きであるため、特に指定がなくとも裏向きのままセットする。


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最終更新:2014年03月11日 17:35