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**《「対象(目標)にならない」効果/ルールリファレンス》
>1.
>「対象にならない」効果が適用されている場合、その効果の対象は、別の効果の対象として指定することは出来ない。また、「全て」が対象の効果に対しては存在していないかのように扱い、「対象にならない」効果の対象以外に適切な対象が存在する場合、その対象にのみ効果を解決する。
>
>2.
>「目標にならない」効果が適用されている場合、その効果の対象は、別の効果の目標として指定することは出来ない。また、「全て」が目標の効果に対しては存在していないかのように扱い、「目標にならない」効果の対象以外に適切な目標が存在する場合、その目標にのみ効果を解決する。但し、目標ではなく対象を指定する効果の場合、その対象として指定する事が出来る。
>
>3.
>対象の指定後に、その対象が「対象にならない」効果を受けた場合、対象が喪失し、その効果の解決に失敗する。
>
>4.
>「対象にならない」効果が適用される前に特定のテキストを与える形の効果を受けている場合、そのテキストを与える効果は「対象にならない」効果の影響を受けず、対象不適切にはならない。
>
>5.
>特に指示が無い限り、「対象にならない」効果の対象自身が持つ効果およびセットされているカードによって得ている効果、他のカードからテキストとして与えられている効果は、「対象にならない」効果の影響を受けず、対象不適切にはならない。
(2010/04/19現在。ルールリファレンスより引用)
**コメント
特定のカードが持つ記述。
基本的にはどちらも「狙われない効果」と解釈してよいが、「対象にならない」と「目標にならない」では扱いが多少異なる。
噛み砕いて言えば、
-対象にならない:ありとあらゆるものに対して影響を受けない
-目標にならない:「目標の~」「目標とし~」など、「目標」という記述を含む効果に対して、影響を受けない
といったところか。
公式Q&A054にて「目標」は「対象」の一部である、と回答されていることから、ようは、「目標にならない」の方がより限定的な能力(「対象にならない」=「目標にならない」+α)であると解釈しておけばよい。
(状況によってどちらが有利であるかは変わることがあるため、一概に上位下位と表現することは適切ではない。)
例えば[[恋符『マスタースパーク』]]がプレイされた場合
-「対象にならない」という効果が適用されているキャラクターは[[決死状態]]に''ならない''
-「目標にならない」という効果が適用されているキャラクターは[[決死状態]]に''なる''
という違いが生じる。
[[恋符『マスタースパーク』]]のテキスト中の〔全てのキャラクター〕は''目標をとっていない''ため目標ではなく対象だからである。
(有名な、[[永江 衣玖]]が場に出ていれば[[決死状態]]を免れられる、というのは、彼女のテキストが「対象にならない」だからである)
また[[破滅の呼び声]]や[[天符『天仙鳴動』]]、[[恐ろしい波動]]のような〔○○○〕を「~選び」「~選ぶ」という記述の場合、
-「対象にならない」という効果が適用されているカードは''選べない''
-「目標にならない」という効果が適用されているカードは''選べる''
という差異がある。
これもやはり〔○○○〕が目標ではなく対象だからである。[[天符『天仙鳴動』]]で相手の[[古明地 こいし]]をデッキの上に戻させるプレイングは適正だ。
忘れがちであるが、3番目のルールも重要である。例えば、
・[[死符「ギャストリドリーム」]]を、相手のキャラクターAを目標にしてプレイ
↓
・干渉で[[覚醒]]が使用され、Aが「対象にならない」効果を取得
という場合を考えてみよう。
このルールがなければ、「対象にならないのだから、あらためて別の目標を選びなおすのでは?」という解釈が(多少強引ではあるが)ありうるのだ。
こうした混乱を避けるためにこのルールが用意されており、実際には、ギャストリドリームの解決が失敗する、という唯一の解釈のみが採用されることになるのである。
なお、[[闇符『ディマーケイション』]]の「自分の場のキャラクター1枚」のような、「テキスト中の何かを参照していても〔〕で囲われていない部分」は目標でも対象でもないため、「対象(目標)にならない」効果を持っていようと通常通り適用される。
また、これらの効果は、[[戦術]]や[[特殊な効果]]について指定していない場合、それに対しては機能しない。
>10.その他の事項に関する補足
>●戦術と特殊効果
>戦術と特殊効果は自動効果及び起動効果に準ずる書式で表されるが、それらとは別の分類として区別される。
>「装備」と「呪符」以外の、戦術および特殊効果は
>「戦術」あるいは「特殊効果」およびそれに属する特定の項目を指定しない効果によって影響を受けない。
>そのため、「効果の対象にならない」効果や「効果を無効にする」効果の影響を受けない。
例えば、[[頓悟]]がセットされている[[符ノ壱“魂魄 妖夢”]]は[[符ノ弐“魂魄 妖夢”]]の【[[弐符]]】や[[幽冥の住人チーム]]の【[[連結>【連結】(ユニオン)]]】で除外する対象として適切である。
なぜならば、[[(自動α)>(自動)]]は[[戦術]]および[[特殊な効果]]について指定していないため、[[特殊な効果]]である【[[弐符]]】、【[[連結>【連結】(ユニオン)]]】が「対象にならない」効果の影響を受けないからである。
同様の理由で、防御キャラクターに[[頓悟]]がセットされていたとしても、[[隠密]]や[[貫通]]は正常に機能する。
ただし、[[装備]]と[[呪符]]については別である。
これらは、「対象にならない」効果を無視することは出来ず、「目標にならない」効果あるいは「対象にならない」効果が適用されているキャラクターを目標にすることは出来ない。
なお、[[第七弾]]現在、「[[戦術]]や[[特殊な効果]]に言及している、対象にならない効果」は存在しない。
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***関連
-[[用語集(五十音順)]]
-[[用語集(分類別)]]
-[[干渉]]
「対象にならない」という記述を持つ/与えるカード
-[[対抗魔術]]
-[[洩矢の王国]]
-[[覚醒]]
-[[倭符『邪馬台の国』]]
-[[永江 衣玖]]
-[[閉ざされた瞳]]
-[[緋想の剣]]
-[[外力『無限の超高速飛行体』]]
-「魑魅魍魎」([[舌切雀『大きな葛籠と小さな葛籠』]])
-[[障壁]]
-[[鍵山 雛/7弾]]
-[[雲山]]
-[[天魔]]
-[[騒霊三姉妹チーム]]
-[[魔眼『ラプラスの魔』]]
-[[頓悟]]
「目標にならない」という記述を持つ/与えるカード
-[[八雲 藍/1弾]]
-[[夢符『二重結界』]]
-[[博麗神社]]
-[[創符『流刑人形』]]
-[[幻想郷の門]]
-[[古明地 こいし]]
-[[符ノ壱“伊吹 萃香”]]
-[[チルノ/7弾]]
-[[浄土の姫君チーム]]
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**《「対象(目標)にならない」効果》
>|8.1.4|対象にならない、という効果が適用されている場合、その効果の対象は&br()別の効果の対象として指定することは出来ない。|
>|8.1.4.a|「全て」を対象とする効果に対しては存在しないかのように扱う。|
>|8.1.4.b|対象にならない、という効果はその効果自身には適用されない。|
>|8.1.4.c|対象にならない、という効果を受けている対象が持つ、あるいは、&br()セットカードや他のカードからテキストとして得ている効果には適用されない。|
>
>|8.2.7|目標にならない、という効果が適用されている場合、その効果の対象は&br()別の効果の目標として指定することは出来ない。|
>|8.2.7.a|「全て」を目標とする効果に対しては存在しないかのように扱う。|
>|8.2.7.b|目標として指定した後、効果の適用前に目標として不適切になる場合がある。&br()この場合、効果の解決に失敗する。|
>|8.2.7.c|目標にならない、という効果はその効果自身には適用されない。|
>|8.2.7.d|目標にならない、という効果を受けている対象が持つ、あるいは、&br()セットカードや他のカードからテキストとして得ている効果には適用されない。|
>総合ルール Version 1.75より
**コメント
特定のカードが持つ記述。
基本的にはどちらも「狙われない効果」と解釈してよいが、「対象にならない」と「目標にならない」では扱いが多少異なる。
噛み砕いて言えば、
-対象にならない:ありとあらゆるものに対して影響を受けない
-目標にならない:「目標の~」「目標とし~」など、「目標」という記述を含む効果に対して、影響を受けない
といったところか。
公式Q&A054にて「目標」は「対象」の一部である、と回答されていることから、ようは、「目標にならない」の方がより限定的な能力(「対象にならない」=「目標にならない」+α)であると解釈しておけばよい。
(状況によってどちらが有利であるかは変わることがあるため、一概に上位下位と表現することは適切ではない。)
例えば[[恋符『マスタースパーク』]]がプレイされた場合
-「対象にならない」という効果が適用されているキャラクターは[[決死状態]]に''ならない''
-「目標にならない」という効果が適用されているキャラクターは[[決死状態]]に''なる''
という違いが生じる。
[[恋符『マスタースパーク』]]のテキスト中の〔全てのキャラクター〕は''目標をとっていない''ため目標ではなく対象だからである。
(有名な、[[永江 衣玖]]が場に出ていれば[[決死状態]]を免れられる、というのは、彼女のテキストが「対象にならない」だからである)
また[[破滅の呼び声]]や[[天符『天仙鳴動』]]、[[恐ろしい波動]]のような〔○○○〕を「~選び」「~選ぶ」という記述の場合、
-「対象にならない」という効果が適用されているカードは''選べない''
-「目標にならない」という効果が適用されているカードは''選べる''
という差異がある。
これもやはり〔○○○〕が目標ではなく対象だからである。[[天符『天仙鳴動』]]で相手の[[古明地 こいし]]をデッキの上に戻させるプレイングは適正だ。
忘れがちであるが、3番目のルールも重要である。例えば、
・[[死符「ギャストリドリーム」]]を、相手のキャラクターAを目標にしてプレイ
↓
・干渉で[[覚醒]]が使用され、Aが「対象にならない」効果を取得
という場合を考えてみよう。
このルールがなければ、「対象にならないのだから、あらためて別の目標を選びなおすのでは?」という解釈が(多少強引ではあるが)ありうるのだ。
こうした混乱を避けるためにこのルールが用意されており、実際には、ギャストリドリームの解決が失敗する、という唯一の解釈のみが採用されることになるのである。
なお、[[闇符『ディマーケイション』]]の「自分の場のキャラクター1枚」のような、「テキスト中の何かを参照していても〔〕で囲われていない部分」は目標でも対象でもないため、「対象(目標)にならない」効果を持っていようと通常通り適用される。
//>10.その他の事項に関する補足
//>●戦術と特殊効果
//>戦術と特殊効果は自動効果及び起動効果に準ずる書式で表されるが、それらとは別の分類として区別される。
//>「装備」と「呪符」以外の、戦術および特殊効果は
//>「戦術」あるいは「特殊効果」およびそれに属する特定の項目を指定しない効果によって影響を受けない。
//>そのため、「効果の対象にならない」効果や「効果を無効にする」効果の影響を受けない。
//
// 例えば、[[頓悟]]がセットされている[[符ノ壱“魂魄 妖夢”]]は[[符ノ弐“魂魄 妖夢”]]の【[[弐符]]】や[[幽冥の住人チーム]]の【[[連結>【連結】(ユニオン)]]】で除外する対象として適切である。
//なぜならば、[[(自動α)>(自動)]]は[[戦術]]および[[特殊な効果]]について指定していないため、[[特殊な効果]]である【[[弐符]]】、【[[連結>【連結】(ユニオン)]]】が「対象にならない」効果の影響を受けないからである。
//同様の理由で、防御キャラクターに[[頓悟]]がセットされていたとしても、[[隠密]]や[[貫通]]は正常に機能する。
//
// ただし、[[装備]]と[[呪符]]については別である。
// これらは、「対象にならない」効果を無視することは出来ず、「目標にならない」効果あるいは「対象にならない」効果が適用されているキャラクターを目標にすることは出来ない。
//
// なお、[[第七弾]]現在、「[[戦術]]や[[特殊な効果]]に言及している、対象にならない効果」は存在しない。
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***関連
-[[用語集(五十音順)]]
-[[用語集(分類別)]]
-[[干渉]]
「対象にならない」という記述を持つ/与えるカード
-[[対抗魔術]]
-[[洩矢の王国]]
-[[覚醒]]
-[[倭符『邪馬台の国』]]
-[[永江 衣玖]]
-[[閉ざされた瞳]]
-[[緋想の剣]]
-[[外力『無限の超高速飛行体』]]
-「魑魅魍魎」([[舌切雀『大きな葛籠と小さな葛籠』]])
-[[障壁]]
-[[鍵山 雛/7弾]]
-[[雲山]]
-[[天魔]]
-[[騒霊三姉妹チーム]]
-[[魔眼『ラプラスの魔』]]
-[[頓悟]]
「目標にならない」という記述を持つ/与えるカード
-[[八雲 藍/1弾]]
-[[夢符『二重結界』]]
-[[博麗神社]]
-[[創符『流刑人形』]]
-[[幻想郷の門]]
-[[古明地 こいし]]
-[[符ノ壱“伊吹 萃香”]]
-[[チルノ/7弾]]
-[[浄土の姫君チーム]]
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