考え中

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2007-8-12 長女がYMCAのキャンプより帰宅。機嫌が悪い。八つ当たり気味。去年もこうだったという(記憶がない)。 さて、これをどう考えよう。 1. 心理学的解釈:楽しいキャンプが終わってしまったため、「もっと遊んでいたい」という気持ちが解消すべき心理状態として残り、キャンプ=外、の対称である家族=家、を攻撃することで心理的満足を得る。 2. 社会学的解釈:価値観の異なる提示(YMCAのキャンプ)を受けて、それを理解しつつあった者が、再びもとの価値体系(家族)の中に戻ったとき、旧来の価値体系を否定しようとする行動に出る。 どちらが正しい、というよりどちらも正しくないかもしれないが、以下検討を試みる。 1. について、これが正しいとすると、キャンプ以外の行動であっても、家族を交えない楽しい行動はすべてこういう機序を起こす可能性がある。でも、学校の行事ではどうだろう?泊りがけの行事がないので比較できないが、遠足や運動会ではこういったことは起こらない。また、心理的満足の方法は他にもあると思う(わがままをいう、泣き出すなど)が、攻撃パターンだけというのも解せない。 2. についても、「学校の行事だって、価値観の異なる提示があるじゃないか」という反論はあると思う。ただ、思うに、学校の行事は「家庭」構造をベースにしており、それを否定するような価値観の提示は行われていない(家族を大切にしましょう、というメッセージは絶えず伝えられる)。これに対して、キャンプではより実際の「家族」構造と切り離された擬似家族的な価値観(私生活領域への関与、リーダーのいうことを聞いてチームのみんなと仲良く)の提示と強化がなされているのではないかと思う。また、YMCA主催であることが、家族とは異なる価値観(宗教)と結びついていることも挙げられると思う。(ことの是非は、父母の叱責ではなく、宗教的メッセージによって判断される)  もしかしたら異なる「価値体系」というより異なる「社会体系」と言った方が適切かもしれない。  しかし、この点を検証するにはもう少し事例が必要。他の子でも起こる、とか。子供だけで里帰りをさせた場合、戻ってきてどういう反応をするのだろうか?攻撃的にはならないように思うのだが。

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