お軽い神話論

さて、皆さん。

このサイトの記述は適当なものばかりだ。

メガテンなどゲームでしかないような設定や、管理者である私の妄想、想像も―――多少は自重するが―――普通に書く。

しかし神話……もとい神や悪魔など、伝承で語られる、存在の不確かな存在など、そういうものだ。



悪魔ベリアルの天から堕ちた天使のうち、彼ほど淫らで、また悪徳のために悪徳を愛する不埒な者という説明もそもそもは17世紀に出された失楽園という作品での一節だ。

蠅の王ベルゼブブの名もバアル神の尊称バアル・ゼブルが変化したものである。

メガテン独自の設定である、スラヴ神話の黒い神チェルノボグはチェルノブイリの事件と関連性があるというものも、百年すればチェルノボグの説明として使われているかもしれない。

最近ではクトゥルフ神話が最たるものだ。この神話が生まれてから百年も経っておらず、そもそもは小説作品だという事も分かっている。

しかし、神話や神々を纏める書籍ではクトゥルフ神話の邪神たちが載っているものも少なくない。

クトゥルフ神話はその呼び名の通り、神話となったのだ。


別に批判する気は欠片もない。素晴らしい。

つまり何が言いたいかというと、神話や伝承は時代とともに尾ひれがついて進化していくものだ。 そして尾ひれを付けるのは(多分)人間だけだ。


このサイトに多少の虚偽があっても問題ない! それが一蹴されるか、尾ひれになるか、それだけだ。

私の場合そのことをこうやって宣言しているし、そうそう問題はない!多分!
最終更新:2012年05月11日 20:13
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