動詞文の基本

  • 動詞文は、「動詞+主語(必要に応じて)+目的語など」という形になる。
  • 動詞の人称変化によって主語が推測できるため、主語は省く場合が多い。

  • Gesa.
 私は行く。
 gesa;動詞ge(行く)の一人称単数A形
 <解説>
  一人称単数というのは「私」という意味なので、主語は私しかありえない。
  また、A形(=女性形)なので、私というのは女性であることが分かる。

  • Aswesa wuos.
 私はあなたに会う。
 aswesa;動詞aswe(会う)の一人称単数A形
 wuos;名詞wu(あなた)の対格単数B形

  • Domeso fobis jersas.
 私は彼女に花をあげる。
 domeso;動詞dome(与える)の一人称単数B形
 jersas;名詞jers(あれ)の与格単数A形
 <解説>
  直接目的語(~を)は対格で、間接目的語(~に)は与格で示す。
  また、彼・彼女は、「あれ」という意味の"jers"をA形とB形にして表す。
  尚、英語の"I give the flower to her"のような書き換えは不可能。

  • Kesa ni lessas.
 私は学生になる。
 kesa;動詞ke(なる)の一人称単数A形
 ni;前置詞ni 主語と補語が同一である文において、補語の前に置かれる前置詞
 <解説>
  この文章には、主語と補語が存在します。つまり、私=学生なのです。
  これは、補語が主語を修飾する場合(たとえば、主語=花、補語=赤い)でも成り立ちます。
  この場合は、補語を前置格して、前に"ni"を置いて表現します。

  • Gesa wes sheliis.
 私は学校に行く。
 gesa;動詞ge(行く)の一人称単数A形
 wes;前置詞wes 方向性を表す前置詞
 sheliis;名詞sheliis(学校)の前置格単数C形

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最終更新:2012年05月31日 21:38