精霊の悪戯~恋の徒~
「おはよう」
「うん」
「じゃあ今日こそ水の精霊の元へ行くか」
「そうね、場所はもう分かったし」
「行きましょうか」
そうして2人は水の精霊の住む水の神殿へと歩き始めた。
「いままでの精霊探しは長かったなぁ」
「えぇそれもあとは水の精霊で終わりね」
「あぁ、水の精霊と契約した後魔王を封印して本当に終わりだ」
こうしている間にテンとアイリは水の精霊が住む場所へと到着した。
「ついたわよ・・・水の宮殿」
「よしっ行こう!」
・・・・・・・・・・
「やっぱりここも仕掛けが多いわね」
「まぁ予想はしてたけどな」
「そうね今までもやってきたんだし」
「っと扉だ」
「うん」
その扉はやはり自然に開いた。
「水の精霊よあなたの試練はなんだ」
「わたくしの試練・・それはあなた方が互いの愛をわたくしに示すことです」
・・・目が覚めた・・・
「あぁ夢だったのか・・」
「あなた~ご飯ですよ」
テンは軽く返事をした。
「あぁ、今行く」