壱章~序章~


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                                      人形師

 

*壱章~序章~

 なんだって!本当か?親父

「カイン、お前はもう15歳になったんだ自分で作ってみろ」

「やった初めて人形を作れるぞ」

  この世界では10歳を超えると人形を作れる。

 それを考えるとカインは作り始めるのが遅いわけだが、

初の人形作りはどの年齢でもワクワクするらしい。

「だが・・・材料は自分で取って来い」

「えぇ~家にあるヤツでいいよ~」

「あらあらあらそれが無いのよね~」

  と、なにやら女性の声がする。

「本当に何も無いの、母さん」

「あったら苦労はしないのよ」

「そうだぞカイル最近は強い魔人形がうろうろしているからな」

 人形とはただの動かないものではなく、この世界では、動き・話し・戦うのが人形なのだ。

 そして人々は自らの人形を作り出し、お互いの強さを競い合っている。

 魔人形とは謎の軍団が作った、まるで意思の持たない人形なのだが詳細はまだ誰も分かっていない・・・

チャリンチャリーン

「じゃあ行ってきます」

「5時までには帰ってくるのよ」

「それはちょっと無理かな」

「材料はリメイト・微鉱石・タイトぐらいがあればいいだろう、核は家にあるから大丈夫だ」

人形を作るに際して、基本的には材料は何でもいいのだが核という特殊な玉が必要不可欠なのだ

「分かった、行ってきます」

「あっちょっと待て、外に出るのだから短剣ぐらいは持って行け・・・」

「アリガト、じゃあ今度こそ行って来る」

「行ってらっしゃい」

・・・・・・・・・

「あの子大丈夫かしら」

「さぁな、でも大丈夫だろうわたしの子なのだから」