精霊の悪戯~恋の徒~ 第三章

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<p>                               <em><font size="4">精霊の悪戯~恋の徒~</font></em></p> <p> </p> <p> 「あっ、土の精霊の時は・どうだったけ」</p> <p>やはりテンに気づかれないように強引に話しかける</p> <p>「あ、あれは大変だった」</p> <p>「あれは一番地獄だったかも・・なんせ恐ろしく深い地下まで落とされて・・」</p> <p>「そこから魔法もナシで登れて言うん」</p> <p>「<strong>テ、テン危ない!</strong>」</p> <p>テンの後ろにモンスターがいたのだ。そしてアイリの後ろにも・・・</p> <p>「うっうわー」</p> <p>テンとアイリは崖から落とされてしまった。</p> <p>「風よ我が名の下にわれらを助けたまえ」</p> <p>アイリがそう紡ぐと2人の落下速度が落ちた。</p> <p>「ふぅ、助かった」</p> <p>「もう私のおかげなんだからね」</p> <p>「わかってるよ」</p> <p>「・・・・・これ登るの?」</p> <p>「まぁそうなるかな土の精霊の時より簡単そうだし」</p> <p>「そうね、わたしもまだ休息してないから高度な魔法は無理だし」</p> <p>「よし登るか」</p> <p>「はぁ、しょうがないなぁ夜までには登りきるよ」</p> <p>「おう」</p> <p>・・・・・・・・・・・・</p> <p>「はぁやっと着いた」</p> <p>「はぁはぁ モンスターたちはいないようね」</p> <p>「そうだな、早速だけど飯にしないか」</p> <p>「確かにお腹もすいたしね」</p> <p>という事で2人は食事をしながら話していた。</p> <p>「あと水の精霊だけなんだなぁ」</p> <p>「どうしたのよ急に」</p> <p>「いやあともうちょっとでこの旅も・・・」</p> <p>「そうね・・」</p> <p>そうしてしばらくの時が過ぎた。</p> <p>「じゃあこんばんはもう寝るか」</p> <p>「えぇそうしましょう」</p> <p>「じゃあおやすみ」</p> <p>「うん」</p>

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