高齢者のためのからだづくり


高齢者の健康づくりはどの年齢層よりも真剣によいレッスン内容が求めらます。加齢による体力低下ばかりではなく、健康づくりのために必要と考える運動が、関節痛により思うようにできないことが多くなるからです。


しかも傷みの部位数が多くなることで、からだ全体のバランスが崩れています。どの年齢層よりも、からだのゆがみや変形による動きの変化を見つけながら、痛みの原点を見つけなければなりません。単純な動きの繰り返しによる有酸素運動や見かけだけのストレッチ体操だけでは、むしろ痛みを増幅することにもつながりかねません。

元気な高齢者への運動奨励から更に一歩進んで、からだのゆがみからくる体調不良や関節痛の解消が超高齢化社会にとって重要な問題となります。


これまで、歩行と日常的な運動を正すことで、膝の手術を免れ、痛みの軽減だけではなく、生活が一変し、出来なかった旅行が海外まで足を伸ばすに至った例を筆頭に、様々な症例があります。

これらの多くは60代がそのほとんどでした。


今回は更に70代に至る年齢層までレッスンを広げ、レッスン内容は高齢者にふさわしい立位が少ない座位の動きを中心に行われている例からその成果をご紹介します。



<レッスン内容>

1 赤ちゃん座り(お相撲さん座り)による、腰の安定を意識したもの。
2 背中を伸ばし、肩、腕、背筋と腹筋を意識。前屈した状態での動き。
3 足の裏もみ。それぞれの指の意識を強める。
4 筋肉の使い方を意識する。
5 下肢との関係及び筋肉の動きとの関係、その使い方を感じる。
6 腹筋、背筋、側筋の連携を意識できるようにする。
7 うつ伏せでのレッスン。
8 背筋と腹筋の使い方を感じる。ゆっくりおへそを覗きながら立ち上がる。
9 リズミカルな全身のからだほぐしから、リズムダンス。
10 全身のほぐしから、呼吸法を組み入れたリラクゼーション運動へ移行。



<結果報告>

全員がこのレッスンを「良い」と認める理由は、人間のからだの動きとして自然であることと無理なく、しかしかなりきつい運動もこなせるからです。いつの間にか色々な痛みが軽減、解消しています。特に外科手術を受けている人は時間がかかりますが、手術部位の癒着が徐々に取れていき、血流がよくなることが実感として分かるようです。

やせていた人が太ることも合わせて、体重の安定が見られ、姿勢がよくなり、歩き方が変化し、肩こり、膝の痛み、各関節の痛みが軽減及び解消するなど、全員によい結果が出ています。



高齢者に対する運動はなかなか成果が出にくいのですがが、ここでは全ての人が何らかの成果を感じ、超高齢化に向かう不安がいくらか軽減されています。10年後を目指した配慮の元に行うレッスンは、低体温者が体温向上することで血流の変化を感じて痛みが消えたり、上がらなかった腕が1回のレッスンで上がる、日々の生活に支障をきたしていた人の腰痛が全くなくなるなどの効果があがっています。


効果を実感し自信を持てる事により、生活にはりが出て、顔つきが変化することをお互いに認めています。


来た時には足を引きずりながら来られた方が、80歳を超えても帰りは左右差のないバランスの良い歩行となりました。


布上恭子/ライフスタイル研究所













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