不可解なMVP選出


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

①独断で最終決定を下した小泉会長

②池田勇太 激励会で悔しさをあらわに




日本ゴルフツアー機構(JGTO)が前代未聞の“勇み足裁定”を下した。
7日に都内のホテルで年間表彰式が行われ、石川遼(18)=パナソニック=が
史上最多の「9冠」に輝いたが、最優秀選手賞の選考に関しては、
事前に決まっていたポイントで池田勇太(23)=フリー=に及ばず2位だったことが判明。
小泉直会長(70)は「海外での活躍を加味して決めた」と苦しい弁明に終始した。

ツアーを盛り上げてくれた石川への愛情が、思わぬ形で“暴走”してしまった。
この日発表された部門別表彰の資料には、最優秀選手賞と最優秀新人賞の2部門で、
受賞選手の獲得ポイントが明記されていなかった。ポイントは優勝回数、
賞金ランキング、平均ストロークの3部門を点数化。
石川は100ポイントで、106ポイントの池田に次ぐ2位だった。
にもかかわらず、石川が最優秀選手賞に選出されたのだ。

このことは、石川にも池田にも知らされていなかった。表彰式後に事実を知った池田は
「先ほど事務局から謝罪があり納得した。海外の実績を考えても遼が上で当然。
僕が了解した話なので、この件は終わり」と大人の対応をみせた。
約2週間前に独断で最終決定を下した小泉会長は「海外での活躍を加味して決めました。
選考ポイントには海外試合が入っていないから、トータル的に見直さないといけません」と釈明した。
確かに石川は、マスターズなどメジャー3試合に出場して全米プロでは予選通過。
地域別対抗戦のザ・ロイヤルトロフィー、プレジデンツカップの代表にも選出された。
全英オープン(予選落ち)のみの池田に比べて実績は上位だが、
開幕前に決められた選考ルールは、あくまでも国内ツアーを中心にしたものだ。

事態が発覚する前の会見では、2人とも晴れやかな表情を見せていた。
池田は「遼も僕も全力を尽くしてやった。遼には『おめでとう』と言ったし、
自分にも『よくやった』と声をかけてやりたい」とニッコリ。石川も「最終戦まで戦えたのは、
池田さんのおかげ。この場を借りて、お礼を申し上げたい」と頭を下げた。
 これまでの最高獲得タイトル数は、02年伊澤利光の「8冠」。石川は史上最多の「9冠」となったが、
事実上は「8冠」でタイにとどまった。昨年は最優秀新人賞、MIP賞、ゴルフ記者賞の3冠。
今年は平均ストローク賞など、厳密に数値化された部門でも多くのタイトルを獲得した
。「賞金王は、もう過去のこと。来年はドライビングディスタンスを伸ばしたいです」と石川。
思わぬ形でケチがついてしまったが、決して今季の活躍が色あせることはない。

◆最優秀選手賞のポイント加算方法 
優勝は1勝につき10ポイント(日本オープン、日本プロ、ツアー選手権は20ポイント、日本シリーズJTカップは15ポイント)。
賞金ランクは1位40ポイント、2位38ポイント…と2ポイントずつ減少。
平均ストロークは1位20ポイント、2位18ポイントと2ポイントずつ減少。
池田と石川はともに4勝ずつだが、日本プロを制している池田が10ポイント上回っていた。
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/golf/article/news/20091208-OHT1T00034.htm