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小説読書会*開催記録


新宿のとあるCAFEにて読書会を開催いたしました。
にぎやかに8名のうち、おふたりの方が読書会初体験でした。

今回の課題本は、ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』
いわずとしれた英国ナンセンス文学の最高峰。
英米では、聖書、シェイクスピアの次に多く読まれているといわれる大大大ベストセラー。
アリスの名を聞いたことのない人はいないはずですね。




ファンタジーの魅力、言葉遊びの面白さ、個性いっぱいの登場人物、アリスのモデル、作品のオリジナル『地下の国のアリス』、
キャロルが少女たちへ送った楽しい手紙、イギリスのお茶の習慣、時代背景、地下世界への憧れ、不思議の国のアリス症候群、
キャロルの人間像、また、少女ファンタジー関連で宮崎アニメにまで話題が及び、大いに盛り上がりました。

アリスが大きくなったり小さくなったりすることが不思議で、その回数を書き留めていらっしゃった方や、
フラミンゴのクローケーをやってみたいという方。
大人になって読み返してみての感じ方の違いや、アリスにとって身近な人たちが登場人物として出てくることの面白さ、
また、ラストの姉が思いを巡らすシーンにこの物語の普遍的なメッセージを感じたとお話になる方もいました。

いつもながら今回も関連本や原書をご用意してくださった方や、アリスに魅せられた沢山の画家がアリスの絵を描いた画集
(重いのにありがとうございました!)を持ってきてくださった方もいて、たいへん参考になりました。




150年近く経った今も、世界中の人を魅了し続けている『不思議の国のアリス』・・・
たくさんの知恵と遊び心、そして愛がつまったこの物語の魅力は、数時間では語り尽くせないほどでした。
これからも、少女を愛する人と、いつまでも少女でいたいと願うたくさんの人たちに、永遠に愛されつづけていくのだろうと思います。


今日のカフェは、アリスの世界をそのまま再現したかのようなファンタジーなお店にしてみました。










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今回、キャロルの人間像についての私の質問に、貴重なお時間をさいて資料をお調べになり丁寧なお返事をくださった
「日本ルイス・キャロル協会」の木下様、たいへんありがとうございました。
ご助力のおかげで、さらに理解を深めることができました。深く深く御礼申し上げます。

 小説読書会・管理人


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今回の参考文献(順不同)

『不思議の国のアリス』河合祥一郎訳(角川文庫)
『不思議の国のアリス』矢川澄子訳(新潮文庫)
『不思議の国のアリス』 脇明子訳(岩波少年少女文庫)
『ふしぎの国のアリス』田中俊夫訳(岩波少年少女文庫特装版)
『ふしぎの国のアリス』北村太郎訳(集英社文庫)
『地下の国のアリス』安井泉(新書館)
『鏡の国のアリス』矢川澄子訳(新潮文庫)
『謎解き「アリス物語」』稲本昭子・沖田知子(PHP新書)
『図説 不思議の国のアリス』 (ふくろうの本) 桑原 茂夫 (河出書房新社)
『「不思議の国のアリス」の誕生』笠井勝子(創元社)
『ヴィクトリア朝のアリスたち-ルイス・キャロル写真集』高橋康也(新書館)
『少女への手紙』高橋康也(新書館)

参考サイト