職員室;


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・1回目

今日も一日学校が終わった。
毎週水曜は授業が5時間目までになっていて、いつもより早く終わるようになっている。
早く帰るもよし、学校に残って何かするもよし、帰り際に寄り道してどこかで遊ぶもよし。
さて、どうしようかな…。

あ…そう言えばこの前先生からわたされた書類の中に記入して提出しなきゃいけないものがあったよな。
持ってきてはいたんだけど、鞄の中にしまったままで先生に渡すのをすっかり忘れていた。
ちょうど時間もあるし、職員室まで持っていくか。

(職員室へ)

―ガラッ

主「失礼します。」

扉を開けて中に入る。

職員室の中を見渡して先生の姿を探してみる…あ、いた。
…と、どうやら先に先生に用事のある生徒が来ていたようで先生と話しこんでいる。
あれは…灰塚さん?

どうやら話を終えたようで、灰塚さんはこちらに歩いてきた。

リ「あ…」
主「やあ、灰塚さん、どうも。」

灰塚さんは俺の姿に気づくと足を止めた。

リ「もう職員室の場所は把握されたようですね。」
主「え…ああ、うん、おかげさまで。」

そう言えば一番最初に職員室まで案内してくれたのは灰塚さんだったよな…。

リ「……………」
主「灰塚さん、どうかした?」
リ「あの…」
主「ん?」
リ「すみません、そこ、避けていただけますか?」
主「え?」
リ「入り口のところで立っていられると邪魔になります。」
主「え、ああ!ごめん!」

そう言えば俺、入り口のところに立ちっぱなしだった…!
慌ててよける。

リ「では、失礼します。」
主「あ…」

俺に言ったのか、職員室にいる先生方に向けていったのかは分からないが、灰塚さんはお辞儀をすると職員室を去っていった。
…俺もさっさと書類を出して帰ろう。



・2回目

職員室の前を通りかかると、ちょうどドアが開いた。

リ「失礼しました。」

聞き覚えのある声がしたかと思えば、一人の生徒が出てきた。
リヨさんだ。

主「リヨさん!」

俺の声にリヨさんがこちらに振り向く。

リ「あ、どうも…」
主「リヨさん、何か先生に用事でもあったの?」
リ「日誌を届けに…」
主「あ、そうだったのか。」

そう言えば今日リヨさんが日直だったもんな。

主「日直かー…めんどくさい仕事だよなあ…」
リ「あ、いえ…その、順番にとは言え、みなさんもやっている仕事ですし…」
主「でも疲れるだろ?」
リ「そんな…別に私は…」
主「そうなの?リヨさんは偉いなあ…まあ、とりあえずお疲れ様!」
リ「あ、その…有難うございます…それでは。」

一言お礼を言うとリヨさんは去っていった。
さて、俺もさっさと帰るか。