屋上'


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・1回目

―ガチャッ

ドアを開き、屋上に出る。
爽やかな風が吹き、息抜きには最適の場所だ。

日「あれ、●●くん?」
主「あ、日向くん!」

どうやら日向くんも屋上に来ていたようだ。

日「どうしたの、こんなところで?」
主「息抜きー…かな。」
日「じゃあ僕と一緒だ。」
主「あ、日向くんも?」
日「うん、ちょっと委員の仕事の合間にね。」
主「あー…副委員長の仕事も大変そうだもんなー…」
日「ふふ、慣れれば結構平気だよ?まあずっと机に向かってるとたまにこうやって外の空気が吸いたくなるんだよね。」
主「それ分かる分かる!」
日「あ、それじゃ僕はそろそろ仕事に戻らなきゃ。●●くん、またね!」
主「ああ、また明日。」

俺は日向くんの後姿を見送った。



・2回目

―ガチャッ

いきなり暗いところから明るいところに出たため、眩しさに思わず目を細める。
屋上は太陽の光を反射し、特にこの季節は眩しく思える。

ようやく目が慣れてきた頃に、校庭を眺める見知った顔を発見した。
日向くんだ。

近づいて声をかけてみる。

主「や、日向くん。」
日「●●くん!」
主「何してんの?」
日「ちょっとみんなが部活してる姿を眺めてたんだ。」

そう言ってまた校庭の方を見る。
校庭ではいろんな部が賑やかに活動していた。

主「みんな元気だなー…」
日「ふふ、そうだね。」
主「日向くんは何か部活してないの?」
日「うん、僕はしてないけど…ほら、姉さんはラクロスやってるんだ。」

日向くんが指差す先にはちょうどラクロス部があった。

主「へぇー、ラクロスか。あー…でもここからじゃ暁子ちゃんがどれか分かんないなー…」
日「ふふ、あれだよ、あのゴール付近にいる…」
主「あー…確かに言われてみれば…」
日「ね?」

さすが双子…恐るべし…!

日「それじゃ、僕はもう行くね。」
主「あ、うん、それじゃまた。」

そう言って日向くんは屋上を出て行った。