校庭*


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・1回目


さて、早く帰ったからといって特にやることもないしな…
…あ、そうだ、今日はちょっと部活動の見学でもしてみるかな。

(校庭へ)

放課後の運動場は部活動に励む生徒達で賑わっていた。
ぐるりと見渡せば、広い校庭をいくつかに仕切っていろんな部が同時に活動している。
特に見たい部を決めて無かった俺は、とりあえず一通り見て回ろうと適当にぶらついてみることにした。

うーん…野球部は監督がちょっと怖そうだな…
あ、でもマネージャーの子は結構可愛いぞ…
やっぱりサッカー部は爽やかだなあ…

礼「おや、○○くん!」
主「はい?」

いろいろと見て回ってみると誰かに呼び止められた。

主「あ、先生…」

その声の主は担任の青木先生だった。
…あれ…ジャージ着てる…?

礼「こんなところでどうしたんですか?」
主「ちょっと部活動でも見学してみようかと思って…」
礼「そうですか、それは良い事ですね。で、何部に入るんです?」
主「あ、い、いえ、そのー…まだどれに入るって決めたわけじゃなく、暇つぶしって言うか…何か面白そうな部ないかなーとか…」
礼「身体を動かすのは良い事ですよ?」
主「はあ…。あ、ところで先生は何でジャージを…」
礼「似合いませんか?」
主「い、いや、そういう意味じゃなく…」
礼「おっと、そろそろ行かなくては。それでは私はこの辺で。」
主「え、あ、はい…さようなら…」
礼「はい、さようなら。気をつけて帰るんですよ。」

そう言うと先生は行ってしまった。
それにしても何でジャージ着てたんだろう…何か運動部の顧問でもしてるんだろうか…?
うーん、けっこうインドアなイメージだったから以外と言うか何と言うか…



・2回目


いつもながら校庭は部活動に励む生徒で賑わっている。
そんな生徒達をボーっと見ながら、俺は帰宅しようと校庭を歩く。

礼「○○くん!」

ふと声をかけられ振り向くと、青木先生がいた。

主「あ、先生さようなら。」
礼「と、言うことはやはり部活には入らなかったんですね?」
主「え、あ、はい、まあ…」
礼「そうですか、残念ですねぇ…」
主「はあ…」

何となく気まずい雰囲気が流れる。
うう…何か入った方が良かったんだろうか…
でもまだ完全にこの学校に慣れたわけでもないし、めんどくさいような気もするしなあ…

礼「まあ、もし何か入りたくなったら言ってくださいね、面倒見ますよ。」
主「あ、有難うございます…」
礼「では気をつけて帰るんですよ?」
主「は、はい!」

うーん、やっぱり先生と喋るのは苦手と言うか緊張すると言うか…
…まあ、とりあえずさっさと帰ろう。