「校門.」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「校門.」(2007/11/28 (水) 07:07:23) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
**・1回目
さて・・・学校も早い時間に終わったことだし、ぶらぶら寄り道でもしながら帰るかな・・・。
ちょっと本屋にでも寄ってみるかなー・・・
ち「よっ!
バシッ!!!
主「いてっ!・・・って垂髪!?」
いきなり背中を叩かれ振り向くと垂髪が笑顔で立っていた。
主「ちょ、お前・・・いきなり叩くって・・・」
ち「●●今帰りー?」
主「人の話聞けって・・・」
ち「あはは、気にしない気にしない!」
主「はあ・・・。そ、今帰るとこ。垂髪も?」
ち「垂髪さんはそんなに暇人じゃありませんー!ちょっと通りがかっただけ!」
主「あ、そうなんだ。」
ち「そうそう、そゆこと。それじゃーねー!」
主「うん、またな。」
------------------------------
**・2回目
さ、無事に学校も終わったことだし帰るとするか。
校門は俺と同じように帰っていく生徒たちで賑わっていた。
タッタッタッタッタッ・・・
ふと背後にこちらに走ってくる足音が聞こえた。
これは・・・
①振り向く
②無視する
①a
何やら殺気を感じてとっさに振り向いてみた。
ち「ありゃ・・・」
主「やっぱり・・・」
振り向くとそこには片手を振り上げた垂髪がいた。
主「その手は何だ、その手は。」
ち「あー、えーっと・・・これは・・・えっへへー」
主「笑って誤魔化すな!」
ち「いやいや、叩いて驚かそうとか全然思ってないってー!もうっ、●●ってば心配性さんっ!」
主「・・・・・・・・」
いや、こいつ・・・絶対叩こうとしてただろ・・・
ち「ん?何何?どしたのー?」
主「・・・いや、なんでもない。」
ち「ま、いいや。今帰りなんでしょー?ちょうどあたしもなんだー!」
主「へー」
ち「もう、冷たいなー!一緒に帰ろうくらい言えないー?」
主「・・・しゃーないな、そこまで言うなら一緒に帰ってやるか!」
ち「もう、照れなくっても良いじゃない!」
主「誰が照れるか!」
ち「あはは!まあまあ。、帰ろ帰ろー!」
主「はいはい。」
そのあとも楽しく話しながら俺たちは帰った。
①b
何やら殺気を感じてとっさに振り向いてみた。
バチッ!!!!!!!
ち「あ・・・」
主「っ~~~~~・・・!!!!!!」
その瞬間、鈍い音と共に顔面に衝撃が走った。
主「ったー・・・お、お前~・・・!!」
ち「え、ちょ、な、何でいきなり振り向くのよー!」
主「そっちこそいきなり人の顔面を・・・!」
ち「ち、ちが・・・あたしが叩こうと思ったのは顔面じゃなくて後頭部・・・」
主「垂髪~~~~~~・・・!!!!」
ち「ご、ごめんなさああああああい!!!!!」
垂髪は謝りながらすごいスピードで去っていってしまった。
くそ、逃げ足の速い奴め・・・!
②
俺は足音を気にも止めず、そのまま歩く。
ち「●●っ!」
主「あ、なんだ垂髪か。」
ち「なんだとは何よー!」
主「別にー。」
ち「もうっ!前に叩くなって言ってたから今日はやめといてあげたのにい!」
主「それが普通だ!」
ち「えー、普通じゃつまんないじゃん!」
主「まったくこいつは・・・」
ち「でも今日はやめといてあげたんだからね!」
主「はいはい、えらいえらい。」
ち「えっへへー、もっと褒めて良いよ!」
主「・・・さ、帰るか。」
ち「え、ちょ、ちょっとぉー!」
俺はそのまま垂髪を置いて学校を後にした。