0004_第三話

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第三話 鍬もって畑の手伝いする三歳児、ほほえましすぎるとは思いませんか? でもなんか周りの目が「ほほえましい」って感じじゃないのが気になるよね。 ……なんでだろ? 俺、超がんばってるのに。  新しい畑開拓しちゃいけないってのか! ぷんぷん! ……あれかな? こないだこっそり食い物パクッたのがばれたのか? それとも勝手に作ってる木工細工がいかんのかな?  さすがに村のマスコット作って売るのはやりすぎたかもしれない。 かわいいのにせん○くん。 みんな俺の器用さに嫉妬しているんだね、わかります。 というかそういうことにしておかないと、へこみそうな今日この頃です。 ともあれ、俺の村での評判は置いておくとして、前世じゃ全然運動とはかけ離れた生活をしていたせいか、毎日がとても新鮮であるのは間違いない。 多少無茶な事したって子供だからですんじゃうし、乳児の時からの筋トレのおかげか色々とハイスペックなのは特典といえば特典なんだろうから、しっかり利用させてもらわないともったいない気もするしね。 ああ、そうそう。 木工細工で思い出したけど、とりあえず紙を一から作るのはやめたよ。 森を切り開いているから、木材が割りとあるので、とりあえず木簡みたいなのからはじめてみた。 木の巻物みたいな奴ね。 墨もがんばったけどこれでいいのか?  いいか書けるから。 「もういいかげんにしときなさい」 心配そうな呆れたような母ちゃんから窘められたけど、仕方ないんですよママン。 こればっかりはゆずれんのです。 だって大豆育てなきゃならないし? 米食わなきゃならんし? 一人じゃいくら時間があっても足りません。 やっぱり健全な魂は健全な肉体に宿るんですよ?  ジャパニーズフードの底力みせてやるぜ! 貴族?  大丈夫だって! あいつらどんぶり勘定だから、畑が少し増えたって気がつきゃしないよ。 ああ、でもさすがに地下でカビ育ててたら、怒られちゃったけどね。 意地でも取り返させてもらいましたが。 だってそうだろう? 麹の栽培は、異世界に召喚された日本人の義務じゃね? ……違いますかそうですか。 でも心配すんなよ父ちゃん母ちゃん、悪いことじゃないんだってば。 え? 無理? そうかなぁ?

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