第0話

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big(){第0話} なんだこりゃ!? 俺が思ったのはそんなことだった。 だってそうじゃねえか!? なくしたと思ってた左足がくっついてて、見覚えのないところにいて、 おまけに目の前で機械仕掛けの蛇が青い鎧の女の子を攻撃してんだぞ!? つか、大丈夫なのかあの子!? とかやってる間に、あの子が疲れたのか動きを止める。 肩で息をしていてはためから見ても相当やばそうだ。 そして次の瞬間蛇の尾があの子に迫る! 俺はできないと知りつつも両の手のひらをあわせた。 祈りではない。つい昔の癖で何かをしようとするとき手を合わせてしまう。 「やらせるかアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!」 思い切り声を張り上げながら地面に手を押しつける。 と、地面が手の当たっているところだけへこみ、へこみの広がりにあわせて地面から手が出てきて蛇に殴りかかり、粉砕した。 「あ…錬成…できた…のか…?」 思わずつい数年前に取り戻した生身の右手に目をおとす。 「…何が起こったのかよく分からないんだけど…」 横合いから聞こえた声に反応してそっちに目をやると彼女がこっちをのぞき込んでいる。 「あ?」 一応返事をしてみると 「一応助けてもらったのよね。ありがとう。」 と、弱々しい笑みで感謝してくる。 「いいっていいって。俺が勝手にやったことだ。気にするなよ。」 と、フォローを入れておくと 「そうだ、あたしはエール。貴方の名前は?」 と訊いてきた。 そう聞かれちゃあ俺の答えは一つしかない。 「俺は『鋼の錬金術師』、エドワード・エルリックだ。」
なんだこりゃ!? 俺が思ったのはそんなことだった。 だってそうじゃねえか!? なくしたと思ってた左足がくっついてて、見覚えのないところにいて、 おまけに目の前で機械仕掛けの蛇が青い鎧の女の子を攻撃してんだぞ!? つか、大丈夫なのかあの子!? とかやってる間に、あの子が疲れたのか動きを止める。 肩で息をしていてはためから見ても相当やばそうだ。 そして次の瞬間蛇の尾があの子に迫る! 俺はできないと知りつつも両の手のひらをあわせた。 祈りではない。つい昔の癖で何かをしようとするとき手を合わせてしまう。 「やらせるかアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!」 思い切り声を張り上げながら地面に手を押しつける。 と、地面が手の当たっているところだけへこみ、へこみの広がりにあわせて地面から手が出てきて蛇に殴りかかり、粉砕した。 「あ…錬成…できた…のか…?」 思わずつい数年前に取り戻した生身の右手に目をおとす。 「…何が起こったのかよく分からないんだけど…」 横合いから聞こえた声に反応してそっちに目をやると彼女がこっちをのぞき込んでいる。 「あ?」 一応返事をしてみると 「一応助けてもらったのよね。ありがとう。」 と、弱々しい笑みで感謝してくる。 「いいっていいって。俺が勝手にやったことだ。気にするなよ。」 と、フォローを入れておくと 「そうだ、あたしはエール。貴方の名前は?」 と訊いてきた。 そう聞かれちゃあ俺の答えは一つしかない。 「俺は『鋼の錬金術師』、エドワード・エルリックだ。」

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