Quo Vadis

七つの黒い夢 著者:多数

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裏表紙より
天使のように美しい顔をした私の息子。幼稚園児の彼が無邪気に描く絵には、想像を絶するパワーがあった。そしてある日―。乙一の傑作「この子の絵は未完成」をはじめ、恩田陸、北村薫、岩井志麻子ら、新感覚小説の旗手七人によるアンソロジー。ささやかな違和感と奇妙な感触が積み重なり、遂に現実が崩壊する瞬間を描いたダーク・ファンタジー七篇。静かな恐怖を湛えたオリジナル文庫。

んん、暇つぶしにと思って手に取ったけれど……。
乙一の名前に釣られたかもしれない、微妙かも知れん、うん。

乙一に関しては信者なので、もう言うことはない。
他に名前を知ってるのは恩田陸ぐらい。
恩田陸の本は結構読んだ、けれどどれも微妙だった。
この人は描写力が凄いんだけれど、余りに現実味が無く、読者が脳みそフル回転して映像化するとやばいことになる作家だよね。
でも、それって激しく疲れるよ!

他の作者は全く知らない。説明を読んでもピンと来ない。
でも、一人を選ぶとしたら桜坂洋って人。
これは非常に良い感じだった。
他愛のない話で惹きつけるってのは凄い難しいからねぇ。
で、その他愛のない話の登場人物に坂崎嘉穂という女性が出てくる。
ちょこっと調べてみると、この作家の代表作品のよくわかる現代魔法の登場人物なんだよね。
ただし、本作品では社会人になってるけれど。
よくわかる現代魔法は読んだことはないけど、色々妄想すると結構楽しい。

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