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あらすじ 裏表紙より
ひと夏の狂おしく濃密な恋を描く「鶴」。失恋したばかりの女性が経験する一夜の出来事「七夕」。別れた亭主が転がり込んだことから始まる再生の物語「花伽藍」。別れた余韻が静かに漂う「偽アマント」。未来への祈りにも似た「燦雨」。結婚というルールを越えて結ばれた無垢で生々しい愛の喜びと痛み、そして愛にあぶりだされた孤独を、鮮烈に彩り豊かに描いた珠玉の短編集。

今まででの 中山可穂 の作品で一番良かったかもしれない。
どちらかというと石頭の方な僕は、「レズなんて夢物語だよ」という考えがあった。もちろん、文学作品としては好きなのだけど。
経済的にも社会的にも、そして将来的にもだ。
そんな僕の石頭を柔らかくしてくれたのがこの花伽藍。
今まで読んできた 中山可穂 の作品とは比べ物にならない繊細さと儚さがあり、それが現実味を一掃強めている。
特に最後に載っている「燦雨」の、二人の老婆と介護士の若いオカマ君のやりとりは凄い良い。
この作品中で、こんな暖かい話現実にあるわけないと思わせるものがあるけど(僕には物事をまず斜めに見るくせがある)。
これは性別、性癖問わない良い作品だと思う。
他は……流石にそこまでは言わないけど。

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