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あらすじ 裏表紙より
「そう――ここは黒祠なのですよ」 近代国家が存在を許さなかった"邪教"が伝わる、夜叉島。式部剛は失踪した作家・葛城志保の姿を追い求め、その地に足を踏み入れた。だがよそ者を忌み嫌う住民は口を閉ざし、調査を妨害するのだった。惨事の名残を留める廃屋。神域で磔にされていた女。島は、死の匂いに満ちていた。闇を統べるのは何者なのか? 式部が最後にたどり着いた真実とは。

あの十二国記や屍鬼で有名な小野不由美である。
とは言っても実際に小野不由美の本を手に取ったのはこれが初めてだった。
読んでて思ったことは、なんと言っても"落ち着かない"。
しょっちゅう視点や時間軸が動くので、斜め読みをしていたら、度々符合が合わず壁にぶつかった。
もちろん、そこまでぶっ飛んで難しい文章という訳ではない。
ただじっくり咀嚼すると味がどんどん出てくるというタイプの文章だ。
ここが好き嫌いの分かれ目だと思う。嫌いな人も結構いそうだ(苦笑
僕には微妙だったかなぁ、難しくするメリットを感じれない。
もっと整理し尽くされた文章に美しさを見出すタイプだから。
内容と言うと、どこかしら昭和の匂いがして、金田一を彷彿させるものだ。
少し古臭いが、どこまでも暗い閉塞感を上手く描けてると思う。
こういうのは最近中々読めないので中々満足。
ただ色々とブレてるとのは確かである。
ミステリー、宗教、精神学などが軽くシャッフルしてあってそっちが好みの人には堪らないんだろうなぁ。
もうちょっとミステリー面が強い方が僕好みではある。

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