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あらすじ 裏表紙より
将来を嘱望されながら、ある事件をきっかけに落ちぶれてしまったピアニスト響子。酒に溺れながらに孤独に生きる彼女のもとに、かつて恋人だった透子が戻ってきた。ある日突然、赤ん坊を抱いて。しかし、女同士のカップルと赤ん坊の不思議な関係は、突然の透子の市によって壊されてしまう。希望を失いかけた響子の前に一人の青年が現れた――。切ない愛のと新しい家族の形を描く、恋愛小説の傑作。

作者名でピンと来た方、こんにちは。
あらすじ読んでちょっと驚いた方いらっしゃいませ。
そう、中山可穂はガチレズ小説家である。
人を選ぶと思うけど、この脊髄反射で書かれたかのようにストレートな文体はハマる人にはハマる。
毎回、なにか大事なものが欠けてるような印象を受ける中山可穂の小説ではあるが、今回もそうだった。
個人的にはもうちょっと長い目で主人公を見たいのだけど、峠を越えたらお終いって感じの残るラストにがっかり。
まぁ作者の雰囲気を考えると分からなくも無いんだけど。
荒れ狂う波を書くのは凄い上手いけど、静謐な湖の平坦さは書けない作者なのだ。
ミーハーなファンの僕はぶっちゃけガチレズものという視線では読んでいない。
デリケートで不安定で破天荒な女性をこれほどリアリティーを含ませて書く小説家を他に知らないからだ。
作者の独特な人生観から生み出される稀有な人生は魅力に溢れてる。
平々凡々な人生が大好きな僕にとって。

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