龍虎乱舞
詞:Dahiz
篝火 狩り火
空は赤く目蓋を染める色で
泣き凍えて震える君に
やがて降る雨 溶けていく
刈り日 狩り日
空は紅く目蓋を焦がす色で
笑い猛って震える君に
やがて降る雨 染め行く
熱を奪われ笑顔を捨てる君が
闇を呑み込もうとして吠えるのを遠くで見ていた
青き虎が舞う
赤き龍を天に見上げて
龍と虎が乱れ舞う
爪と牙で私を満たして
夜に夜に
空は赤く涙を染める色で
泣き震えて凍える君に降り注ぐ雨
解けていく
「然らば」「然らば」
君の喉
焼けて燃えている君の心は
「然らば」「然らば」
君の喉
その刃
心満たしてよ
「地を這うの?
這うの?
這うの?
舞うの?
虫けらの様に
私は地を蹴って獣に成る」
赤を洩らす声
耳を焦がす刃
私は空へ
君を濡らす雨に成る
刈り日 狩り日
空は紅く目蓋を焦がす色で
笑い猛って震える君に
やがて降る雨 溶けていくわ
「然らば」「然らば」
君の目は
焼けて燃えている君の目蓋は
「然らば」「然らば」
君の喉
その刃
目蓋開いてよ
「宙を舞うの?
舞うの?
舞うの?
舞うの?
虫けらの様に
私は空を切って魔物に成る」
赤を洩らす声
胸を焦がす刃
私を空へ埋めて
刈り日 狩り日
空は紅く目蓋を焦がす色で
笑い猛って震える君に
やがて降る雨 溶けてく
熱を奪われ笑顔を捨てる君が
青を呑み込もうとして吠えるのを遠くで見ていた
青を呑み込もうとして吠えるのを遠くで見ていた
最終更新:2012年10月27日 22:00