DMS-102B

『無月の雷雲』

詞:Dahiz


狂っていた過去
繋がっていたいと
願えば許されて
全て全て無に帰える?

飛んで行った鳥は僕らと同じ苦しみを?
許される術を
全て試したの?

幻想、鏡
狂いそうなほど
泉の中、声を出して泣いた

幽かな黒に赤を移す、斜陽の雷さ
確かに天は僕らのことを
呑み込もうとしているかの様で
裂いて取り出した蕾は、無月の雷雲さ
移ろいだ色を無にする影を夢から追えば

揺らいでみた

丘の端と地の際の色と形
溶けた場所で
透ける海が山映し碧青に見せた

空の果て
血と同じ色が、匂いが、溶けたみたいで
透ける海が山映し
あの日に捨て切れなかった影を思い出す

戦争、鏡
狂いそうだった
震えて見た光景を
抱いて泣いた

僅かな赤に青を引く、斜陽の雷さ
あの日も天は僕らのことを
呑み込もうとしているかの様で
残す事なんか無い夢は、無月の雷雲さ
呑み込んだ色を無にする影をその背に負えば

全部、君がくれた物全部
置き去りにして

狂っていた過去
繋がっていたいと
願えば許されて
全て全て無に帰る?

幻想、戦争、狂いそうだった
震えてこの手握って泣いた
弦と線とあの色の糸
声を出して泣いていた

遥かな黒に赤を残す、斜陽の雷さ
いつの日も天は僕らのことを
呑み込もうとしているかの様で
裂いて取り出した蕾は、無月の雷雲さ
失くした色を無にする君をこの手で逐えば

全部、君がくれた物全部
捨てたつもりで
最終更新:2012年05月30日 00:19
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