DMS-119

『咽ぶ大地』

詞:Dahiz


絶え間なく砂に抱かれ、見つめていた影を振り払う仕草
夜に星を観ては、見つめていた過去に振り回され

こんな世界の色じゃ一人きりで埋もれて逝くね

"恋する"を特別にして、一滴に溺れた———

買ってくれた あの銀の鎖時計は
あの日止まった あの音が哀し過ぎて
いつまでもあの夢に逃げ込んで涙する

呼んでくれた響きをなぞり
独りで口ずさんだあの歌の行方を
いつまでも永遠永久に求め
大地に咽ぶ

僕らは皆 君に恋をして 泣いていた
僕らはずっと 君を愛して 泣いていた

知っていたよ、僕の全てなどは
それでも関係ないんだと

"恋する"を犠牲にして、"鏡"に溺れた———

買ってくれた古い銀の鎖時計は
あの日の欠片が抜けないでいて
いつからかあの夢に逃げ込んでは絶叫する

泣いてくれた"嘘"の数かぞえて
幽かに溢れていた"本当"の行方を
いつまでも永遠永久に
咽ぶ大地の果てに

絶え間なく星を抱いて笑っていた君を振り解けなくて
夜を恋で満たして
噛んでくれた痕に振り回され

軋んだ僕はその重みを受け切れずに
全てをキレイに零して
迷った僕はこの想いを捨て切れずに
キレイなモノだと言って吐いた

欲しいものなんてない
もう全てなくなって失われた?

こんな砂ばかりじゃ太陽もきっと埋もれていくね

"恋する"に"恋する"をして、涙海に溺れた———

買ってくれた あの銀の鎖時計は
あの日止まった あの音が哀し過ぎて
いつまでもあの夢に逃げ込んで涙する

見つめてくれたあの瞳の色を
描いて添えたあの歌の行方を
いつまでも永遠永久に求め
大地に咽ぶ

いつまでも永遠永久に求めて
大地に咽ぶ
最終更新:2012年04月24日 07:07
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