概要

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&link_wikipedia(PlayStation)の&link_wikipedia(エミュレータ)は&link_wikipedia(プラグイン)方式と非プラグイン方式が存在する。 1998年に[[PSEmuPro]]が提唱したプラグイン方式によって多くのプログラマが開発に参加することができ、2000年代までに登場したエミュレータのほとんどがPSEmuProのプラグインを導入している。 一方で非プラグイン方式は商用版として1999年に[[bleem!]]、[[CVGS]]が登場し、フリーウェアとしては2003年に[[XEBRA]]が登場する。上述した通り2000年代までは非プラグイン方式はマイナーであったが、[[PCSX]]など&link_wikipedia(オープンソース)の充実やXEBRA、[[no$psx]]のホームページ上でのハードウェア解析情報の公開などによって、個人が非プラグイン方式を開発するのが容易になってきたのか、2010年代以降に登場したエミュレータは非プラグイン方式が主流となる。 *Windowsの場合 **プラグイン方式 PlayStationのプラグイン方式エミュレータの場合、映像出力部、音声出力部、CDROMドライブ部、コントローラーがモジュール化されている。 実用性のあるエミュレータは[[ePSXe]]、[[PCSX-Reloaded]](オリジナル、派生版も含む)、[[PSXeven]]、[[SSSPSX]]。 この中で開発終了していないのは、ePSXe(Android版以外は2016年の更新が最新)、PCSX-Reloaded(2019年の更新が最新)であり、動作率・再現性の点でどちらもおすすめできるが、ePSXeの方が着実なバージョンアップにて他のプラグイン式エミュレータより頭一つ抜きん出ている。 SSSPSXは開発停止(終了)しているが、動作率・再現性は高く、ePSXe、PCSX-Reloadedで動作しないゲームがあれば試す価値あり。 PSXevenは上記のエミュレータに比べて目立った点はないが、ダービースタリオン(99含む)をプレイするには、これか後述するXEBRAの2択となる。 また、&link_wikipedia(ツールアシステッドスピードラン)(TAS)を実装したエミュレータとしてPCSXから派生した[[PCSX Rerecording]]、[[PSXjin]]がある。 これらエミュレータが使用するプラグインのメリットは、各自の環境やプレイする際に重視することに応じて、入れ替えることが可能なことである。(グラフィックであれば、高画質を重視するか実機レベルを重視するかなど)また不具合があってもプラグインの入れ替えで解消される可能性があることである。 一方デメリットは不具合があった場合に原因の切り分けがしづらいこと(プラグインの入れ替えが手間)、開発が盛んだった2000年代前半と比べてプラグインの更新がほぼ停止しているため、不具合があっても改善が見込めないこと(オープンソースであれば自分で修正することはできるが)である。 導入できるプラグインは[[こちら>Plugin]]を参照。 **非プラグイン方式 非プラグイン方式エミュレータは映像出力部、音声出力部、CDROMドライブ部、コントローラー部も一体化されている。 メリットはプラグイン方式と比べて設定項目が一般的に少なく使用しやすいこと、本体の更新=映像出力部、音声出力部、CDROMドライブ部、コントローラー部も更新されること。 実用性のあるエミュレータは、[[DuckStation]]、[[Mednafen]](マルチエミュレータ)、[[MESS]](マルチエミュレータ)、[[pSX emulator]]、[[XEBRA]]。 この中で2020年現在更新されているのは、Mednafen、MESS、XEBRA。 動作率・再現性の点でおすすめできるのはXEBRAであり、ほぼ全てのゲームが動作し、他のエミュレータで不具合が出る部分も正常に動作することが多い。 ただ一部&link_wikipedia(シミュレーション)で対応している点があり、設定項目が他のエミュレータにはない独特な面がある。また、プレイの快適性よりも「自身のレベル上げを通じて、若いエミュレータ開発者に情報提供することを目的とした実験的PlayStationエミュレータ」であるためか、他のエミュレータよりもユーザーフレンドリーではない部分がある。そのため全エミュレータを通して使用方法が分かりづらい(慣れが必要)。 それでも2017年には多言語化に正式に対応および外部GPUプラグインへ対応し、2018年に自身のホームページに使いかたを記載するなど、開発初期と比較したら使い勝手や分かりやすさは向上している。 Mednafenは&link_wikipedia(Android)以外のOSを対象としたエミュレータの中では2020年現在もっとも更新頻度が高い。 pSX emulatorは開発停止(終了)しており、動作率は上記で述べたものよりも低めだが、設定項目は最小限であり、全エミュレータを通して使用しやすい。 また、2010年代に登場したエミュレータとして、[[Avocado]]、[[DuckStation]]、[[psxact]]がある。2020年現在いずれも正式版はリリースされていないが、ソースコードの更新頻度は高く、開発版としてAppveyorやemucr.comにビルド済みのアプリがアップロードされている。 *その他OSの場合 Linux/Macintoshの場合は選択肢はあまりなく、ePSXe、Mednafen、PCSX-Reloaded、pSX emulator程度しかエミュレータがない。自力でビルドできるのであればAvocado、DuckStationを試すこともできる。 Androidの場合は、ePSXe、XEBRA、[[FPse for Android]]で、どれもおススメ。 *BIOSについて XEBRAを除くプラグイン式、非プラグイン式に共通する点として、&link_wikipedia(BIOS)が必要なことが挙げられる(ePSXe、PCSXは独自BIOSを導入しているが再現性は落ちる)。BIOSはPlayStation実機から抽出する必要がある。抽出方法は[[BIOS吸出し]]を参照。 &link(PSone&液晶モニター COMBO【メーカー生産終了】){https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005U215/psemu-22/ref=nosim} #amazon(B00005OUQM,text,image) #amazon(B0001PWAUM,text,image) #amazon(B0001PWAQG,text=プレイステーションSCPH-7500本体) #amazon(B0001PWAMA,text,image) #amazon(B0001PWAH0,text,image) &link(プレイステーションSCPH5000本体 PS){https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001PWACA/psemu-22/ref=nosim} &link(プレイステーション本体SCPH-3000 PS){https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004MPAADG/psemu-22/ref=nosim} &link(プレイステーションPLAYER本体 PS){https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001PWA3E/psemu-22/ref=nosim}
&link_wikipedia(PlayStation)の&link_wikipedia(エミュレータ)は&link_wikipedia(プラグイン)方式と非プラグイン方式が存在する。 1998年に[[PSEmuPro]]が提唱したプラグイン方式によって多くのプログラマが開発に参加することができ、2000年代までに登場したエミュレータのほとんどがPSEmuProのプラグインを導入している。 一方で非プラグイン方式は商用版として1999年に[[bleem!]]、[[CVGS]]が登場し、フリーウェアとしては2003年に[[XEBRA]]が登場する。上述した通り2000年代までは非プラグイン方式はマイナーであったが、[[PCSX]]など&link_wikipedia(オープンソース)の充実やXEBRA、[[no$psx]]のホームページ上でのハードウェア解析情報の公開などによって、個人が非プラグイン方式を開発するのが容易になってきたのか、2010年代以降に登場したエミュレータは非プラグイン方式が主流となる。 *Windowsの場合 **プラグイン方式 PlayStationのプラグイン方式エミュレータの場合、映像出力部、音声出力部、CDROMドライブ部、コントローラーがモジュール化されている。 実用性のあるエミュレータは[[ePSXe]]、[[PCSX-Reloaded]](オリジナル、派生版も含む)、[[PSXeven]]、[[SSSPSX]]。 この中で開発終了していないのは、ePSXe(Android版以外は2016年の更新が最新)、PCSX-Reloaded(2019年の更新が最新)であり、動作率・再現性の点でどちらもおすすめできるが、ePSXeの方が着実なバージョンアップにて他のプラグイン式エミュレータより頭一つ抜きん出ている。 SSSPSXは開発停止(終了)しているが、動作率・再現性は高く、ePSXe、PCSX-Reloadedで動作しないゲームがあれば試す価値あり。 PSXevenは上記のエミュレータに比べて目立った点はないが、ダービースタリオン(99含む)をプレイするには、これか後述するXEBRAの2択となる。 また、&link_wikipedia(ツールアシステッドスピードラン)(TAS)を実装したエミュレータとしてPCSXから派生した[[PCSX Rerecording]]、[[PSXjin]]がある。 これらエミュレータが使用するプラグインのメリットは、各自の環境やプレイする際に重視することに応じて、入れ替えることが可能なことである。(グラフィックであれば、高画質を重視するか実機レベルを重視するかなど)また不具合があってもプラグインの入れ替えで解消される可能性があることである。 一方デメリットは不具合があった場合に原因の切り分けがしづらいこと(プラグインの入れ替えが手間)、開発が盛んだった2000年代前半と比べてプラグインの更新がほぼ停止しているため、不具合があっても改善が見込めないこと(オープンソースであれば自分で修正することはできるが)である。 導入できるプラグインは[[こちら>Plugin]]を参照。 **非プラグイン方式 非プラグイン方式エミュレータは映像出力部、音声出力部、CDROMドライブ部、コントローラー部も一体化されている。 メリットはプラグイン方式と比べて設定項目が一般的に少なく使用しやすいこと、本体の更新=映像出力部、音声出力部、CDROMドライブ部、コントローラー部も更新されること。 実用性のあるエミュレータは、[[DuckStation]]、[[Mednafen]](マルチエミュレータ)、[[MESS]](マルチエミュレータ)、[[pSX emulator]]、[[XEBRA]]。 この中で2020年現在更新されているのは、DuckStation、Mednafen、MESS、XEBRA。 動作率・再現性の点でおすすめできるのはXEBRAであり、ほぼ全てのゲームが動作し、他のエミュレータで不具合が出る部分も正常に動作することが多い。 ただ一部&link_wikipedia(シミュレーション)で対応している点があり、設定項目が他のエミュレータにはない独特な面がある。また、プレイの快適性よりも「自身のレベル上げを通じて、若いエミュレータ開発者に情報提供することを目的とした実験的PlayStationエミュレータ」であるためか、他のエミュレータよりもユーザーフレンドリーではない部分がある。そのため全エミュレータを通して使用方法が分かりづらい(慣れが必要)。 それでも2017年には多言語化に正式に対応および外部GPUプラグインへ対応し、2018年に自身のホームページに使いかたを記載するなど、開発初期と比較したら使い勝手や分かりやすさは向上している。 Mednafenは&link_wikipedia(Android)以外のOSを対象としたエミュレータの中では2020年現在もっとも更新頻度が高い。 pSX emulatorは開発停止(終了)しており、動作率は上記で述べたものよりも低めだが、設定項目は最小限であり、全エミュレータを通して使用しやすい。 また、2010年代に登場したエミュレータとして、[[Avocado]]、[[DuckStation]]、[[psxact]]がある。2020年現在いずれも正式版はリリースされていないが、ソースコードの更新頻度は高く、開発版としてAppveyorやemucr.comにビルド済みのアプリがアップロードされている。 *その他OSの場合 Linux/Macintoshの場合は選択肢はあまりなく、ePSXe、Mednafen、PCSX-Reloaded、pSX emulator程度しかエミュレータがない。自力でビルドできるのであればAvocado、DuckStationを試すこともできる。 Androidの場合は、ePSXe、XEBRA、[[FPse for Android]]で、どれもおススメ。 *BIOSについて XEBRAを除くプラグイン式、非プラグイン式に共通する点として、&link_wikipedia(BIOS)が必要なことが挙げられる(ePSXe、PCSXは独自BIOSを導入しているが再現性は落ちる)。BIOSはPlayStation実機から抽出する必要がある。抽出方法は[[BIOS吸出し]]を参照。 &link(PSone&液晶モニター COMBO【メーカー生産終了】){https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005U215/psemu-22/ref=nosim} #amazon(B00005OUQM,text,image) #amazon(B0001PWAUM,text,image) #amazon(B0001PWAQG,text=プレイステーションSCPH-7500本体) #amazon(B0001PWAMA,text,image) #amazon(B0001PWAH0,text,image) &link(プレイステーションSCPH5000本体 PS){https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001PWACA/psemu-22/ref=nosim} &link(プレイステーション本体SCPH-3000 PS){https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004MPAADG/psemu-22/ref=nosim} &link(プレイステーションPLAYER本体 PS){https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001PWA3E/psemu-22/ref=nosim}

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