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世界情勢が緊迫している現在、様々な神話に預言されている大破壊(カタストロフィー)が起こらないとは限らない。
むしろ各神族は、自らの預言を成就させるため進んで大破壊を起こそうとしている。

大破壊のきっかけは数ヶ月前より中東で開始された戦争であると言われているが定かではない。
そのとき突如として無数のミサイルが日本列島に降ってきた。いやミサイルが降ったのは日本だけではない。全世界にミサイルの雨が降ったのだ。これを契機に世界中の紛争という紛争が一気に激化を始める。最終的には全世界を巻き込み、第3次世界大戦に発展する。
だがそれはまだ序曲に過ぎなかった。
未曾有の天変地異が発生するのだ。
そして生き残る人類の総数は、多くても現在の1/3にも満たないであろう。
いずれにせよ世界には多くの死が充たされ、その血と悲痛な叫び、救いを求める願いといった想念が、一気に溢れ、超常体を呼び寄せることとなる。いや、現実界そのものが異界と化してしまうのだ。




7-1.第3次世界大戦

戦争前夜、多くの地で不可思議な現象が見られたという。
曰く血のように赤い月を見た。曰く悪魔を見た。曰く天使をみた。曰くUFOを見た。
それらが本当のことか否かは別として、戦争の前夜は全世界に緊張が走っていた。

そしてその日、中東で1発の核ミサイルが炸裂した。

そのミサイルは余所から飛んできた物なのか、それとも事故による誤爆なのか一切不明である。
同時刻、日本に向けられた数百発ともいわれるミサイルの発射ボタンも押されていた。
だが何故かミサイルは日本の遙か上空で次々と謎の爆発を起こした。
それでも数十発のミサイルが首都東京を襲った。
幸いなことに着弾したミサイルには、核兵器は搭載されていなかったが、首都東京の機能は完全に麻痺した。

ミサイルの雨は日本だけではなく、ワシントンDC、北京、ロンドン、パリ、ロシアといった国連常任理事国の首都。
ソウル(韓国)、デリー(インド)、イスラマバード(パキスタン)などの各地域にも及んだ。
もちろん、ニューヨークにも降り注いだという。

もっともすべての都市も日本と同様に、上空での謎の誘爆が起こり、通常ミサイルが数発降り注ぐことだけで済んだという。

これにより危ういバランスの上に成り立っていた、国政情勢は一気に悪化し、各地で戦争が勃発した。

北朝鮮が中国の支援を受け、日本と韓国に攻撃を開始した。
日本と韓国はしぶしぶながら同盟を結び、北朝鮮およびそれを支援した中国と戦争状態に陥る。

インドとパキスタンは全面戦争に突入し、中東では第5次中東戦争が始まった。

イギリスはロシアとフランスに敵を見いだし、ロシアとフランスはそれに答えた。

アメリカは本当の敵の存在を知っていたため、しばらくは中立を保ち兵力を温存した。
だが、同盟国のイギリスからの要請により遅ればせながら参戦を果たす。
同時に、日本&韓国、インド、イスラエルを支援した。
その頃には主要な戦争国は既に疲弊していた。
アメリカはそれを望んでおり、他国に恩を売るつもりであったのだ。
アメリカの参戦は世界を2分した戦争の始まりであった。
つまり第3次世界大戦の始まりである。
最初の爆撃から数ヶ月後のことである。




7-2.新たな神族

大戦争の最中、北と南より新たな神族が、自らの民を引き連れ突如として現れる。
双方ともヘブライ系の神派より発生したものと思われるが、その様相はあまりに違いすぎた。

北より現れたものたちは、自らを北の異界「アザゼル」よりやってきた「イスラエルの民」と呼び、「ロスト・イスラエル神族」を名乗る。
その姿はモンゴロイドであり、日本人や中国人に酷似している。
そう、イスラエル失われた十氏族の帰還である。
一部の「ヘブライ神族」と「大和神族」は進んで「イスラエル神族」に帰依する。
特に日本では天皇自らが「彼らの帰還を心待ちにしていた」と発言し、彼らの民を日本に招き入れた。

一方南より現れたものたちは、金髪碧眼のコーカソイドであり、自らを「真アーリア人種」と呼び、「ラスト・バタリオン神族」を名乗った。
南極を本拠地とし「真アーリア帝国」を建国した彼らは、「クトゥルー神族」を一気に吸収し、「北欧神族」の一部を取り込むと、全世界/全神族に対し宣戦を布告した。
そう、最初のミサイルは彼らが発射したのだ。
2つの新たな神族の出現により、母体となった「ヘブライ神族」は混乱の極地陥った。




7-3.ポールシフト

2つの新たなる神族が現れたことが景気となったのか、それとも、戦争による影響か不明であるが、突如として地球の地軸に異変が生じる。
いや正確には自転軸はそのままに、地殻だけがずるずると滑り出し、結果的に極地が移動してしまう。そう、ポールシフト(極地移動)が発生したのだ。

極地はふらふらと移動をし、時には東京が、時にはニューヨークが極地になる。
その背後では様々な神族の暗躍があることは想像に難くない。

地球が安定するには数ヶ月~数年の月日が必要となったが、やがて地球は新しい極地を定め、安定した自転を開始する。
新しい北極は北太平洋上、ハワイ諸島よりやや北東に位置する。
新しい南極はアフリカ大陸南部、現在のジンバブエあたりに位置することとなる。




7-3. 超常体の出現

戦争とポールシフトによる破壊は、地球上に徹底的な破壊と死をもたらした。
コレにより地上には死が満ちた。そして多くの絶望と希望にすがる思いが、一気に吹き出した。
その想念の量はすさまじく、現実界そのものの構造に影響を与えてしまった。

エーテル界を作ることで解消しきれる量ではない想念は、現実界そのものを異界化させてしまう。
もはや現実界とエーテル界の境界は消え失せ、超常体は苦もなく現実界に出現できるようになったのだ。

はじめ彼らは、戦争地域やポールシフトにより壊滅的な被害にあった被災地に出現し、そこに生き残った人々を食い物とした。
だがやがては、多くの人が集まる、より被害の少なかった地域や、都市部に進出していく。
もちろんそれに立ち向かう人々も居れば、敵対する神族に助力を求める人々もでてきた。




7-3.大破壊後

日本は「イスラエルの民」を迎え入れたため、彼らが持つオーバーテクノロジーにより、比較的早い段階で戦争も終結させ、国内復興に手がけた。
もちろん韓国もその恩恵を受けたが、日本および「イスラエルの民」と同化することは拒否した。
だが一方で同盟関係は求め続けた。
日本はそれに応じた。

中国は日本優勢を見るや、北朝鮮への支援を打ち切り、日本に和平を申し入れた。
むろん日本はこれ以上の戦争を望んでいなかったため、それを受け入れた。

北朝鮮は遠く「真アーリア帝国」に援助を求めたが、逆に彼らの反感を買ってしまった。
そして内部より崩壊が起こった。

極東は平和を得たようであったが、超常体の出現により、それは一気に崩れ去った。
ポールシフトの影響が少なかった極東地域ではあるが、そのために様々な神族が目を付けたのだ。
特に日本は、その特殊な魔術的地形ゆえ、古くから多くの超常体を引きつけていたが、ここに来て一気に加速した。
首都を京都に戻した日本政府は超常体の排除を試みているが、なかなか身を結ばないでいる。

アメリカはポールシフトをも予見していたが、まさか自国が極地付近に移動するとは予想していなかった。
極地となってしまった西海岸を捨て、東海岸に機能を集中させた。
だがそれだけの土地では、少なくなったとはいえ、生き残った国民を養うことは不可能であった。

また自国の復興のため、他地域に派兵していた軍隊を引き上げ、国内の超常体掃討と、新たなる肥沃な大地―カナダとグリーンランド-に目を付けた。
だが、建国以来彼らを支配していたのが、ヘブライ神族ルシファー神派であることを知った国民は、各地で内乱を起こしていた。

インドとパキスタン間の戦争は、ヒンドゥー神族の出現により、その性質を大きく変えていた。
ディーヴァ神派とアスラ神派の戦争に様変わりしていたのだ。

赤道直下に移動した、ヨーロッパは混乱を極めていた。
長年支配を続けていたヘブライ神族の支配が、戦争と新たなる2つの神族の出現により弱まったことが原因であった。
元々多くの神族を抱えるこの地では、復権を試みるべく、各神族が立ち上がったのだ。
また時同じくして、エジプト神族も復活したため、北アフリカ~ロシアにかけての地域は、大紛争地帯と変わっていった。