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Prototype2にて登場する用語などを解説する。順不同。誤訳や誤りがある可能性があります。





Prototype”プロトタイプ”

 日本語では祖形と訳されることもある。何かの完成を目指す時、まず最初に作られた雛型を指す概念。
 このゲームではBlackLightウイルスに適応し、超人的な進化を遂げた第一の存在であるアレックス・マーサーと、数ある感染者の中でも唯一アレックスと同程度、もしくはそれ以上の進化を遂げることができたジェームズ・ヘラーを指す。ウイルスに適応し、進化した先の「究極形」、その「祖」といった意味合いで用いられている。


Blacklight"ブラックライト"

 BlackwatchとGentekが共同で開発したウイルス兵器。兵器コードはDX-1118C。名前は「暗い輝き」を意味する。
 RNAとRT(逆転写酵素)を持つレトロウイルスであり、宿主の細胞を利用した自己複製が可能。生物の体内に取り込まれると、DNAの内、休眠状態にあったprotein encoding region(タンパク質コード領域)、すなわちたんぱく質のアミノ酸配列を決定する箇所を利用し、急激な変異を促す。この変化はあまりに急激なため、99.99%の確率で宿主は負担に耐え切れず死亡する。しかし、この変異が完了した場合には、元の生物の限界を超えた能力をもつ生体となることが確認されている。
 …要はDNAレベルで細胞を作り替え、複製を繰り返し、全く別の生物に「造り替える」生物兵器なのである。しかし、開発したGentekもBlackWatchもその特性をまだ完全に把握していないため、いまだ兵器としての有用性はつかめていない。今回はこのウイルスが爆発的に感染拡大し、壊滅的な被害をもたらしている。


Redlight"レッドライト"

 BlackLightの前身。「赤の輝き」といった意味。こちらもやはりウイルス兵器で、エリザベス・グリーンという女性が感染し、彼女の体内で何らかの変質が起きた結果、BlackLightが生まれた。兵器コードはDX-1118A。
 致死率は実に99.999%。ブラックライトの致死率は、あれでも十倍の改善が見られたものなのである。BlackLightが完成し、アレックスが感染したところから前作Prototypeが始まるため、Prototype2には登場しない。


BlackWatch"ブラックウォッチ"

 生物災害に対応する特殊部隊で、軍の中でも最高級のエリート階級に属する。生物災害に関しては軍全体に対し強い権力を持ち、今回の感染拡大についても全面的指揮権を有している。
 しかし、そもそもの元凶となったブラックライト、およびその原型となったレッドライトを開発するよう命じた張本人であり、ウイルス流出を防ぐ一方で市民を捕獲し、ブラックライトによって変異した生物に襲わせるなど非道な実験を繰り返している。
 表向き存在しないことにされている非正規部隊であり、隊員たちの会話からすると死刑囚や、その他犯罪者など、非合法な人間から隊員を採用しているようだ。今回の感染拡大ですでに市民には存在が広く知られることとなったが、感染を防ぐための都市統治のやりかたが非常に乱暴であるため、至る所でブラックウォッチ反対を掲げる落書きやデモを行われている。名前は「黒い目」、もしくは「影からの監視」といった意味か。
 以下はブラックウォッチの信条。
"When we hunt, we kill!
No one is safe!
Nothing is sacred!
We are Blackwatch!
We are the last line of defense!
We will burn our own to hold the red line; it is the last line to ever hold!" ―The Blackwatch creed
狩ると決めたら、必ず殺す。
逃れるヤツは誰もいない。
逃れる手段も何もない。
俺達はブラックウォッチ。
最後の砦。
いつだって使命に燃えている。死線は越えさせない。

守っているものが市民でないと考えると、実に皮肉の利いた信条といえる。


Gentek"ジェンテック"

 1976年創設の、生物工学を主要な研究事業とする企業。創設者のレイモンド・マクミューレンが遺伝子工学に非常に優れていたため、ブラックウォッチがウイルス兵器開発の提携を持ちかけた。
 以降、ブラックウォッチと非常に深い関係を持つようになり、後にレッドライト、及びブラックライトを開発することとなる。今回の感染拡大においても感染者のスキャニング、感染した生物の回収及び研究などを担当しており、その任務の中には、故意に市民を感染生物の攻撃にさらす、などの非人道的実験も多々含まれている。今回の感染拡大を指して「巨大なペトリ皿(=格好の実験場所)」と例えたり、ブラックウォッチに負けず劣らず黒い。
 企業名はgene(遺伝子)とtechnology(技術)から。


WhiteLight"ホワイトライト"

 ブラックライトの感染力が兵器として使い物にならないくらいに強力であったため、アーチャー博士によって開発された治療薬(作中でワクチン、もしくは薬など、具体的な形質は言及されていないが、可視のガス状物質であるため、吸入するタイプの薬品であると思われる)。名前は「白い光」を意味する。
 ブラックライトの治療方法として開発されたが、ホワイトライト自体が非常に「変異しやすい」形質をもつため、何らかの要因によって全く別種の形質をもってしまう。本作ではこの特徴をアレックスに利用され、彼の血液培養に汚染され、ブラックライトを抑制するどころか活性化させる物質になってしまった(変質後は赤い霧状になっている)。
 各エリアの軍敷地内において、赤と青のストライプが入った缶や、銀色のコンテナに封入されている。これを攻撃すると中身の変質済みホワイトライトが噴出し、周囲の人間をウイルスで汚染する。


New York Zero"ニューヨーク0"

 略称NYZ。本作の舞台である、ウイルスによって汚染された街。ニューヨークがモデル。ウイルス汚染の度合いによって、グリーンゾーン、イエローゾーン、レッドゾーンに分けられている。


Yellow Zone"イエローゾーン"

 ある程度感染が進行してしまった区域。至る所でウイルスのスキャニングと、感染した市民の隔離が行われている。
 この区域に住む人たちは基本的に生活に余裕が無く、あり合わせと思しき服を重ね着し、感染防止のためかマスクを着用している人が多い。路上で火を焚いて暖をとる、ごみ箱をあさるなどその日暮らしを行っているようだが、一方でブラックウォッチに対する抗議デモを行っていたり、ガッツのあるところを見せることも。煙草を吸っている人もいる。
 大多数の市民が貧民街(スラム)を形成して暮らしている。彼らの生活は良く造りこまれており、絶望した様に打ちひしがれている市民もいれば、それを慰めている市民もいる。また、よく耳をすませると、犬の鳴き声(犬自体はゲームに登場しない)が聞こえてくる。ペットとして飼っているか、もしくは野良犬であろう。


Green Zone"グリーンゾーン"

 感染が拡大していない区域。人々の生活もある程度余裕があるようで、スーツや帽子を着込んだ人もいる。街中を歩いてみると、寿司の店やホテルなどを見かけることもある。
 しかし、実際には完全な封鎖はできていないようで、どこからか感染した生物が街中に流出し、市民を襲っている場面に出くわすことも。


Red Zone"レッドゾーン"

 完全に汚染された区域。野生のBlawlerに遭遇できる唯一の区域である。市民のほとんどは感染し、”Walker”(敵一覧参照)へと変異しているが、ごくわずか、まだ生き延びている市民もいる。建物は基本的にひどく破壊され、既に都市としての機能は失われている。倒壊した高層ビルや橋、瓦礫の山が至る所に見られる。また、最も特徴的なのは、各地で成長している、ウイルス性の赤い巨木のような物体である。良く見ると表面が波打つように動いており、また感染した生物の特徴である発行もみられることから、重度の汚染が続いたことで発生した有機物質であると思われ、Prototypeの世界観を特徴づけている。
 現実世界のクライスラービルと思しき高い建物や、「タイムズスクエア」という地名があることから、ニューヨークの中でもマンハッタンをモデルにしたと考えられる。


Consume"コンシューム"

 直訳すると消費だが、「吸収」という訳がしっくりくるだろう。ヘラーやアレックスの持つ、生体を分解し、吸収することで自分のエネルギーとして利用する能力を指す。コンシュームによって身体の回復を行ったり、対象の外見や、対象の持つ能力、例えば強力な爪や堅固な外殻などを取り込み、自己のものとすることができたりする。更に対象の記憶も引き継ぐことができるため、「銃火器の扱い方」や「セキュリティコード」などの情報も獲得し、即座に使いこなせるようになる。


Stealth Consume"ステルス・コンシューム"

 周囲の注意を惹かない、非常に静かで素早いコンシュームのこと。対象が誰にも見られていない状態でなければ発動できない。


Hunt"ハント"

 ヘラーが使うことのできる、ソナー能力。まず探知パルスが円形に発信される。広がったパルスが目標に到達すると、今度は目標から返信パルスが円形に発信される。そのため、返ってきたパルスの中心に向かっていけば目標となる人物などにたどりつくことができる、という仕組みになっている。また、パルスが当たった目標はしばらく赤く光るので、目視でも目標の位置を確認しやすくなる。
 特定の相手をロックオンした状態でこの能力を用いると、その相手が「誰に見られているか」を確認することができる。パルスが当たって白く光る相手は誰にも見られていないので、ステルスコンシュームができる、ということが分かる。
 ストーリー上でよく活用される能力であり、探知範囲はおそらく島ひとつ分に及ぶほど広いが、ヘラー自身はなぜこのような能力が使えるのかよくわからないようだ。